株式会社Shelterのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024年3月28日更新
はじめに
この記事は、株式会社Shelter(以下、Shelter)の選考にエントリーしようと考えているものの、エントリーシートの作成段階で不安を抱えている就活生を対象に、書き方のポイントを徹底的に解説しています。
コールセンター事業というあまり馴染のない業界のエントリーシートを書く際に押さえておくべきポイントや、実際のエントリーシートの例などをわかりやすく紹介するので、これでエントリーシート対策はバッチリでしょう。
- Shelterがどのような企業なのかもっと詳しく知りたい
- コールセンター業界のエントリーシートの頻出質問を知りたい
- Shelterのエントリーシートを書く際に押さえておくべきポイントを知りたい
上記に1つでもあてはまる就活生の悩みを解決します。
Shelterが求める人物像や選考における重要な情報についても詳しくアドバイスしますので、自信をもってShelterの選考対策に臨めるようになるはずです。
ぜひ、本記事を参考にしてください。
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Shelterの概要
出典元:
東京都豊島区南池袋にある株式会社Shelter|会社紹介 (shelter-net.com)
まずはShelterがどのような企業なのかについて簡単に紹介します。
Shelterとは
株式会社Shelterは東京都の池袋に本社を置くコールセンター業界に属する企業で、2016年に設立しました。
人間味あふれるコミュニケーションと最新のIT技術を融合させ、企業とユーザー、商品とユーザーを結びつけるコールセンターの役割を担い、革新的なコールセンター事業を展開しています。
今後成長が期待されるベンチャー企業を選出している「ベストベンチャー100」にも選ばれています。
コールセンター事業以外にも、通信回線事業や営業代行事業、コンサルティング事業、BPO事業など幅広くビジネスを手がけ、法人顧客のニーズに合わせたサポートを行っている点が特徴です。
池袋以外にも、福岡や大阪、ニューヨークに拠点があります。
Shelterの採用難易度
Shelterの採用難易度は標準的です。
幅広いレベルの大学の学生が内定を得ているため、学歴で振るい落とされることはないでしょう。
Shelterへの熱意の高さや能力、人柄などが高く評価されれば、内定を獲得できるチャンスは誰にでもあります。
また、2016年に設立したため歴史が浅いにも関わらず、ベストベンチャー100に選出されるほど成長している企業なので、事業拡大に伴う人員拡大の必要から、新卒の採用枠が増加することも予想できるでしょう。
コールセンター業界というニッチなビジネスで成し遂げたいことが明確になっている学生は、採用される可能性が大いに期待できます。
そのため、選考対策は徹底的にしておくことをおすすめします。
Shelterの採用大学
Shelterの採用大学の実績は以下の通りです。
幅広いレベルの大学の学生が採用されているので、いわゆる学歴フィルターは存在しないと考えられるでしょう。
<大学> 青山学院大学、麻布大学、江戸川大学、松蔭大学、白百合女子大学、実践女子大学、順天堂大学、城西大学、城西国際大学、上智大学、椙山女学園大学、成蹊大学、聖心女子大学、聖徳大学、専修大学、大正大学、拓殖大学、日本体育大学 等 |
採用実績によると、比較的容易な大学から難関大学まで幅広いレベルの大学の採用実績があり、学歴で測っていないと考えられます。
Shelterへの内定獲得の機会は公平に与えられているため、選考プロセスでは自身が他の就活生よりもShelterで活躍できることをアピールすることが必要です。
学歴フィルターについて知りたい方は、以下の記事に学歴フィルターに関する内容が記載されていますので、ぜひ参考にしてください。
Shelterが求める人材とは?
結論から言うと、Shelterの風土やカルチャーに共感し、その価値観に基づいて他のメンバーと同じ方向を向いて行動できる人材を求めています。
Shelterはあらゆる事業領域において顧客のニーズを引き出し、サポートする形態ですので、コミュニケーションをとるのが得意な人が活躍できるでしょう。
急成長しているShelterをさらに発展させるためには、常に新しいことに興味を持って果敢に挑戦していく姿勢も重要です。
Shelterは歴史の浅い企業であるため、今後入社する就活生もShelterをさらに発展させる重要な役割を果たすことが求められます。
そのため、モチベーションが高く、意欲的に取り組む可能性の高い就活生を採用することがShelterの目的と言えるでしょう。
選考では、新しいことにチャレンジしてきた経験や、興味を持っていることに対する熱意を面接官に伝えつつ、その姿勢をどのようにShelterで発揮していきたいかを示すといいでしょう。
Shelterの採用ページに求める人物像が記載されているので、参考にしてください。
Shelterグループ各社の採用方向性の違いは?
Shelterのグループ会社には、池袋に本社を置く株式会社SHELTECHがあります。
SHELTECHは、顧客のニーズに合わせた営業代行や訪問販売事業を行っている企業です。
ホームページに採用サイトはありませんが、代表取締役がShelter、SHELTECHともに同じで目指すビジョンも似ているため、採用の方向性に違いはないと考えられます。
参照ページ:会社概要|SHELTECH
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートは、選考にエントリーした就活生の人柄や価値観を知るためのツールとして、多くの企業で選考の第一段階として設けられています。
一般的な質問といえば、志望動機や学生時代に力を入れて取り組んだこと、いわゆるガクチカです。
志望動機からは、就活生の入社への熱意を測ると同時に、企業についての知識も確認できます。
そのため、しっかりと企業研究を行っている学生がより志望度が高いと見られるでしょう。
また、志望動機は入社した企業で何を成し遂げたいかを聞くものでもあるので、企業は就活生の価値観も知ることができます。
ガクチカでは、目標や課題に対して就活生がどのように取り組むのかを知ることで、入社後にその企業の一員としてどう動くのかを予想します。
企業は各設問において知りたい情報があるため、エントリーシートを通じて自身の要素と企業のマッチングを明確に示すことが重要です。
これにより、良い印象を与えることができます。
マッチしている要素が多ければ多いほど、入社後に活躍するポテンシャルを持ち合わせていると考えられるでしょう。
したがって、エントリーシートを作成する際には企業が知りたいポイントを把握する客観的な視点を持つことが重要です。
自分がエントリーシートの読み手だったら、どのような回答が好印象か考えてみましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
選考を通過しやすいエントリーシートの最も重要なポイントは、聞かれていることに回答することです。
当たり前のように感じるでしょうが、指定文字数が多い設問に対する回答を書いているうちに、本来答えるべき内容とは違った回答をしてしまう方が一定数います。
どれほど良い内容を書いていても、設問に対して回答していないと選考通過は難しいので注意しましょう。
設問に正しく回答するためには、冒頭の一文で結論を書くことがポイントです。
その後に結論に至った背景や理由を記述すると、非常に読みやすい文章になります。
エントリーシートはある程度型が決まっているので、以下の順番を意識して書くことをおすすめします。
- 設問に対する結論を簡潔に述べる
- 結論に至った当時の状況や理由を記載する
- 実際に行動したことや具体例などを用いて説得力をつける
- 上記を踏まえて、結論や学び、今後への展望を記載する
この流れで回答を作成することによって、論理的な構造になり、読み手は理解しやすくなるでしょう。
また、エントリーシートに明確な根拠が示されていると、面接でエントリーシートに基づいた質問をする際に、理由などを尋ねる必要がなくなります。
その結果より深い質問が可能になり、自身のアピールできる幅が広がるのです。
選考を通過しやすいエントリーシートは、読み手にとってわかりやすいことが何よりも重要です。
以下のガクチカの例文も参考にして、自身の作成したエントリーシートが理解しやすい文章になっているか確認してみてください。
結論:ゼミでのグループ研究に注力しました。 背景:当初、研究発表会に向けてチームで◯◯を取ることを目標にしていましたが、班員の意欲が低く、作業が進まないという課題がありました。 私は目標を達成したいという強い気持ちがあったので、2点対策を考えました。 具体例:1点目は、目標を意識する予定管理です。 目標への意識の低さが意欲低下に繋がっていると考え、目標から逆算した1か月・1日ごとの計画をラインで共有し、常にゴールを明確にしました。 2点目は、場の雰囲気作りです。研究当初は積極的に発言をする人が少なかったため、研究に取り組む前は必ずアイスブレイクをすることや、討論時間を週3回確保したことで発言しやすい環境を作りました。 結び:この結果、メンバー全員が目標に向かって研究に取り組むようになり、大会ではトップである◯◯を獲得することができました。 この経験から、問題に対して真剣に向き合い、解決のために行動することの大切さを学びました。 |
Shelterの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートは、企業が就活生の志望度を測るためのツールの一つです。
企業は、就活生が入社後に成し遂げたいことだけでなく、エントリーシートを通してどれくらい企業研究をしているかも確認できます。
志望動機などにおいて、企業の価値観やカルチャーと自身の考えに共通する要素を示すことで、企業のビジョンを理解していることを示すと同時に、自身が企業とマッチしていることをアピールできます。
Shelterでは、ビジネスの展開に積極的に取り組んでいくために、「新しい挑戦を求める意欲」や「自己変革を望む志」を持つ人々が重要視されていることが、同社の採用サイトから明確に伝わってきます。
ですから、エントリーシートを書く際にはこのような志に共感し、自身もそのような価値観を持つ理由や、これまでにその志を体現した経験を文章に明記することが重要です。
企業の価値観やカルチャーを理解するためには、徹底的な企業分析が欠かせません。
計画的かつ時間をかけて企業を分析することが、エントリーシートの通過において重要なカギとなるでしょう。
参照ページ:【TOPインタビュー】|株式会社Shelter(シェルター)
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
Shelterのエントリーシートは、他の企業のように選考ステップとして合否をつけるためのものではなく、就活生のことを知るためのツールとして位置付けられています。
したがって、他の就活生と比べて突出するようなことを記載していなくても問題ありません。
とはいえ、合否がつかないからといって手を抜いていいと油断するのは危険です。
今後Shelterがより成長を遂げ、エントリー数が増加したら、エントリーシートの段階で面接に進む就活生の数を絞る可能性が出てくるでしょう。
次の選考ステップである面接では、エントリーシートをもとに質問されることが多いです。
エントリーシートの段階からしっかりと準備をしておくことで、面接への自信をつけられるでしょう。
エントリーはポイントを押さえて記載することが重要です。
以下の記事にエントリーシートの対策についてまとめていますので、ぜひ参考にしてエントリーシート作成に取り組んでください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
Shelterはまだ歴史の浅い企業で、新卒採用を長年行っているわけではないため、選考で過去に出題されたエントリーシートの設問内容は不明です。
ここでは、コールセンター業界で頻出の設問や、就活で基本的な設問の記載例とそのポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
エントリーシート
・志望動機
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、消費者と企業の双方の課題を自身の強みを活かして解決できると考えたためです。 私は、現在まで行っているアルバイトの経験から「不満や不安といった負の要素を取り除いて前向きにすることができる」「自分の強みを活かしたい」という2点を企業選択の軸としています。 貴社では、消費者と企業の双方からのニーズに対して、両者の架け橋として双方のニーズを満たすようなサービスを提案することで、課題を解決できると考えました。 また、顧客に合わせたコンサルティングと解決に向けたマネジメントを行っているため、提案することだけでなく、責任をもって実行することで、私の強みである「課題解決力」や「顧客への献身性」を活かせると思っています。 さらに、様々な顧客に価値も提供できると考えています。 汎用性の高い能力に加え、データ活用力などの専門性の高い能力を身に着けることができ、自分自身の強みに更なる磨きをかけることで、貴社・社会に貢献できると確信しています。これらの企業選択の軸を叶えられる点から、貴社を志望します。 |
ポイント:冒頭で志望動機を端的に記載できている点が高く評価できます。
どのような軸から企業を志望企業として選択し、入社後何をしたいのかが明確になっています。
また、自身の強みをどのように活かすつもりかも明示されているため、企業にとって非常にわかりやすく、活躍してくれそうなイメージが浮かぶでしょう。
・学生時代に力を入れて取り組んだこと
【記載例】
ゼミでのグループ研究に注力しました。 当初、研究発表会に向けてチームで◯◯を取ることを目標にしていましたが、班員の意欲が低く、作業が進まないという課題がありました。 私は目標を達成したいという強い気持ちがあったので、2点対策を考えました。 1点目は、目標を意識する予定管理です。 目標への意識の低さが意欲低下に繋がっていると考え、目標から逆算した1か月・1日ごとの計画をラインで共有し、常にゴールを明確にしました。 2点目は、場の雰囲気作りです。研究当初は積極的に発言をする人が少なかったため、研究に取り組む前は必ずアイスブレイクをすることや、討論時間を週3回確保したことで発言しやすい環境を作りました。 この結果、メンバー全員が目標に向かって研究に取り組むようになり、大会ではトップである◯◯を獲得することができました。 この経験から、問題に対して真剣に向き合い、解決のために行動することの大切さを学びました。 |
ポイント:結論ファーストで始まっている点が良い点です。
具体的に行ったことが何点あるのか記載し、各内容を簡潔に述べてからさらに具体化しているため、とても読みやすくなっています。
・長所と短所
【記載例】
私の長所は、目標に向かって継続的に努力できるところです。 ゼミ活動や勉強などに取り組む際は目標を設定し、その目標に向かって継続的に取り組むことができます。 短所は、物事を慎重に考えすぎてしまい、決断が遅くなるところです。 何かを始めたり、決断したりするのに他人より時間がかかる傾向があります。 そのため、困った際は周りの友人や家族に相談するなど、周りの意見を求めるようにしています。 |
ポイント:長所と短所を述べた後、どのような場面で長所を発揮でき、短所がマイナスに働くのかを明示できているので、とてもわかりやすい文章になっています。
まとめ
この記事では、Shelterの会社概要や求める人物像、エントリーシートの書き方について紹介しました。
Shelterはコールセンタービジネスに革新を起こし、顧客やユーザーをより密に繋ぐことを目指しています。
急速な成長をしている将来性が期待できる企業です。
エントリーシートの段階で落とされることはないものの、その後の選考ステップでも使われるものなので、しっかりと対策を行ってエントリーすることが重要です。
エントリーシートを記載する際は、本記事で紹介したポイントを踏まえて作成してみてください。
本記事が、Shelterへの入社を希望する就活生の一助になったら幸いです。