ブラックロック・ジャパン株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024年3月25日更新
はじめに
本記事では、ブラックロック・ジャパン株式会社(以下、ブラックロック・ジャパン)の入社を目指している就活生に向けて、ブラックロック・ジャパンのエントリーシートの書き方のポイントについて解説しています。
- ブラックロック・ジャパンがどのような企業なのか概要を知りたい
- ブラックロック・ジャパンのエントリーシートの設問が気になる
- 英語でエントリーシートを書く際のコツがわからず不安
上記に1つでもあてはまる就活生は必見です。
ブラックロック・ジャパンのエントリーシートならではの書き方について、実際に出題された設問や記載例も紹介するので、最後まで読めば悩みが解決するはずです。
また、ブラックロック・ジャパンが求める人物像や採用難易度についても徹底的に解説しますので、選考対策としてやるべきことが明確になるでしょう。
ぜひ本記事を参考にし、ブラックロック・ジャパンの選考に自信を持って臨めるように準備をしてください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
ブラックロック・ジャパンの概要
出典元:
投資信託・ETF・資産運用なら ブラックロック・ジャパン株式会社 (blackrock.com)
まず、ブラックロック・ジャパンがどのような企業なのかについて簡単に紹介します。
ブラックロック・ジャパンとは
ブラックロックは、1988年にニューヨークで資産運用会社としてスタートしました。
現在は約30カ国70都市に展開しており、資産運用とリスクマネジメントを主軸に、世界各地の法人・個人に向けて幅広い金融サービスや商品を提供する企業として地位を確立しています。
ブラックロック・ジャパンは東京都の丸の内に本社を置くブラックロックの日本拠点です。
より多くの人々が長期的に豊かな生活を送れるようにと金融面でのサポート事業を担っており、環境配慮にも力を入れているのが特徴です。
非営利団体や新興企業とも連携し、環境にマイナスの影響を与えずにビジネスを発展させることを目指している点が高く評価されています。
ブラックロック・ジャパンの採用難易度
ブラックロック・ジャパンの採用難易度は、高いとされています。
外資系の金融企業は優秀な学生からの人気が非常に高く、ブラックロック・ジャパンも同様の傾向があると考えられるでしょう。
後ほど紹介しますが、ブラックロック・ジャパンの選考を通過するためには高い英語力が必要です。
就職活動の時期に少し集中しただけでは内定獲得は難しく、周囲の就活生よりも突出した要素が求められます。
外資系企業は給与が高いのも特徴の1つですので、若いうちから高い給与をもらえる企業で働きたいと考える就活生もエントリーしてくるでしょう。
採用難易度の高いブラックロック・ジャパンの内定を獲得するためには、入念な自己分析や企業分析、選考対策を通して自身の熱意をアピールすることが重要です。
ブラックロック・ジャパンの採用大学
ブラックロック・ジャパンの採用大学の実績は以下の通りです。
<大学> 早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、東京工業大学、University of Manchester、University of Melbourne、London School of Economics and Political Science、University california, Berkeley、Royal Holloway, University of London、Columbia University、New York University、University of Wisconsin-Madison、University of Tronto、 Pomona College |
採用実績を見ると海外の大学からの採用が多く、国内の大学では難関大学以上の学生の採用をしていることがわかります。
実績だけを見るといわゆる学歴フィルターが存在すると考えられますが、ブラックロック・ジャパンの採用ページのFAQでは、学歴は問わないと記載されていました。
就活生の優秀さと学歴には強い相関関係があるので、採用大学の実績だけを見て学歴があるとは言えません。
FAQでの回答によると、上記のような大学の学生でなくても内定を獲得するチャンスはあります。
優秀な学生の中で、自分が活躍できることを示すために選考対策を行いましょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、学歴フィルターが気になる方はぜひ参考にしてください。
ブラックロック・ジャパンが求める人材とは?
結論からいうと、ブラックロック・ジャパンのミッションに共感し、ブラックロック・ジャパンの一員として働く熱意のある人物が求められています。
採用ページには、「立場に関係なく、入社時から責任のある業務を担い、ともに現状を打破する力になっていただきたく期待しています」という記載があります。
このことから、強い責任感とチャレンジ精神が重視されていることがわかります。
資産運用をサポートすることは顧客の人生を左右するため、責任感と覚悟が必要な仕事です。
採用ページの文言は社員一人ひとりが意識すべきことだと言えるでしょう。
ブラックロック・ジャパンは、入社後の研修を通して成長し、徐々に仕事の幅を広げていけばいいというスタンスではありません。
若手のうちからプロフェッショナルとして活躍することを求めているため、選考では求める人材と自身の能力や価値観がマッチしているこおを明確に示しましょう。
参照ページ:ブラックロックの採用情報 | 会社情報 | ブラックロック・ジャパン株式会社 (blackrock.com)
ブラックロック各社の採用方向性の違いは?
ブラックロックの日本拠点は1社のみで、その他は海外に拠点があります。
ブラックロックの採用サイトからエントリーする必要があるため、他の拠点での採用もブラックロック・ジャパンと同様で、採用の方向性に違いはないでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートは、選考にエントリーした就活生の人柄や価値観、能力がその企業とどれだけ合っているかを測るための書類選考です。
企業はエントリーシートを通して、就活生がどのような人物であるかを知り、入社後に企業の一員として活躍するイメージが湧くかを見ています。
とはいえ、実際に入社してみないことには、就活生がどのように業務に取り組むのかはわかりません。
それでも、数少ない採用枠の中で、より優秀で活躍する可能性の高い学生を採用し、早いうちから即戦力になる人材を確保したいというのが企業の本音です。
したがって、就活生は企業がエントリーシートから何を知りたいのかその意図を読み取り、アピールしたい要素をわかりやすく伝えることが非常に重要です。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは、まず冒頭の一文で設問で聞かれていることに回答するのが、選考を通過するためのポイントです。
どれだけ良い内容を書いていても、企業が知りたいことに回答していなければ評価は低いでしょう。
何よりもまず、設問に答えることを意識してください。
結論に続けて、以下の順番で書くと論理的な構造になるため、説得力があり読み手にとって分かりやすい文章が完成するでしょう。
- 冒頭で結論を明示する
- 結論に至るまでの背景や理由を記述する
- 実際に行ったことなど具体例を用いる
- 再び結論を示すための結びを記載する
上記の流れで書いたガクチカを紹介するので、参考にしてください。
結論:サークル活動において「後輩と積極的に関わる」ことに取り組みました。 背景・理由:中学から◯◯を続けていますが、今まで多くの後輩と密に関わることはなく、苦手と感じていました。 しかし、大学の◯◯サークルにおいて2年生の時にサブパートリーダーを任され、新入生の定着率向上という課題と向き合う必要がありました。 私の所属しているサークルは経験者が多く、例年の未経験の新入生の定着率が非常に低い状態でした。 具体例:そこで、新入生の継続のモチベーションを保つには2つのことが必要であると考え、実行しました。 1つ目は、相手の立場に立った指導をするということです。 基礎からの丁寧な練習を行い、疑問に思うことや難しいと感じることはないか、丁寧に確認してから次のステップに進むようにしました。 2つ目は、積極的に褒めるということです。 私自身、中学で◯◯を始めたばかりの頃、先輩に褒められたことが継続するモチベーションになったため、できたことに対してはその都度褒めることを心がけました。 結び:その結果、例年の定着率が50%であったのに対して、80%の定着率を保つことができました。 この経験から、人と積極的に関わることの大切さと楽しさを学び、周囲の人に自分から関わっていくようになりました。 |
ブラックロック・ジャパンの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートでは、「なぜ他社ではなく、その企業への入社を志望するのか」を示すことで、通過率がグンと上がります。
ブラックロック・ジャパンも同様で、あらゆる金融業界に属する企業がある中で、なぜブラックロック・ジャパンでなければいけないのかを伝えなければいけません。
そのためには、なぜ金融業界なのか、その中でもなぜ資産運用の業態なのか、そしてなぜブラックロック・ジャパンなのかを、他社のビジネスも考慮した上で明確にする必要があります。
そこまで把握した上で、自分がブラックロック・ジャパンの価値観やカルチャーに共通している点を探しましょう。
ブラックロック・ジャパンは5つの行動原則とパーパスを大切にしているので、あなたが共感する原則と、それを体現した経験を振り返ってみることをおすすめします。
単にパーパスに共感したから入社したいという理由にはしないように注意しましょう。
参照ページを確認してから自己分析に取り組んでみてください。
参照ページ:ブラックロックのパーパスと行動原則
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
選考におけるエントリーシートの位置付けは、相手の意図を読み取る力と、わかりやすく相手に伝える力を見ていると捉えるといいでしょう。
もちろん最終的に評価されるのは内容ですが、どれだけ内容が良くても、文章がわかりにくいとエントリーシートの段階で落とされる可能性があります。
どのような業務でも、顧客や周囲の人とコミュニケーションを取る時は、相手の質問の意図をくみ取り、論理的に伝えることは重要な力となります。
したがって、まずはエントリーシートの設問を読み、企業が就活生のどのような要素を知りたがっていて、何が高く評価されるかを把握しましょう。
設問の意図を理解してから、高く評価されると推測できるポイントと、自身の共通する要素がないかを探しましょう。
そうすれば、選考通過しやすいエントリーシートの土台ができるはずです。
書き終えたら時間をおいて自分で読み直すことをおすすめします。
自分のことを全く知らない人が読んでも分かりやすい文章になっているかを確認し、わかりづらい点は表現を変えたり、補足の文を追加したりしましょう。
また、周囲の人に確認してもらうのもいいでしょう。
エントリーシート通過後でも、面接でエントリーシートの回答を材料として扱う企業も多いので、分かりやすく書きましょう。
分かりやすさはその後の面接の受け答えのしやすさにも直結してきます。
対策をする際に必要な情報が下記の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ブラックロック・ジャパンの選考におけるエントリーシートで、過去に出題された設問と記載例を紹介します。
エントリーシート
・Why are you interested in work at BlackRock?
【記載例】
I apply to this job because this position is providing the best opportunity and environment that I can pursue my dream, and thus, this job is what I’d like to do the most for the rest of my life. Throughout my life up to now, I realized my pleasure is to work for someone to solve their problems by providing my knowledge and experience. Since I’m learning finance and economics, I would like to work in the financial field in the future. And I’m eager to help multinational companies with their finance. My passion is to support corporate finance and to expand their business operations by providing my experience and knowledge of finance. For this reason, I’m considering global investment management corporation as a place to work. Especially, BlackRock is a corporation that focuses vastly on their clients, and I believe I would be a great contributor as I would put my clients first, and offer service that would exceed their expectations. In addition, I’ve heard that BlackRock has a real entrepreneurial spirit although it’s a big firm, people at BlackRock are heavily oriented toward constantly innovating, and people are heavily focused on the firm and not just on their individual accomplishments. I’m convinced that I can make my passion a reality with BlackRock’s collaborative culture. |
ポイント:ブラックロック・ジャパンのエントリーシートは英語で出題されるため、回答も英語で記載する必要があります。
ブラックロック・ジャパンに入社したら高い英語力が求められることからも、一定の英語力のある人材を採用したいという意図が読み取れます。
日本語でも英語の回答でも、冒頭の一文でまずは回答することには変わりありません。
Whyで設問が始まっているので理由を答えることが必須です。
応募した理由を明確に示している点は高く評価されるでしょう。
「 I realized my pleasure is to work for someone to solve their problems by providing my knowledge and experience.(誰かの問題を解決するために、自身の知識や経験を活かすのが喜び)」と、自身の価値観を明確にした上で志望理由を記載しています。
後半では入社後について書いており、流れは日本語で書く場合と全く同じです。
英語でもわかりやすい流れで書くことをおすすめします。
英語でいきなり書くのに自信がなければ、まずは日本語で文章を作成してから英語に翻訳するのも1つの手です。
まとめ
本記事では、ブラックロック・ジャパンの会社概要や採用難易度、ブラックロック・ジャパンのエントリーシートならではの書き方について詳しく解説しました。
世界中に拠点を持つブラックロック・ジャパンは、その強いネットワークを活かして顧客を長期的にサポートしている金融企業です。
多くの優秀な学生がエントリーすることが予想されますので、徹底的な選考対策をしておきましょう。
エントリーシートは英語で記載する必要がありますが、エントリーの位置付けや構成は日本語で書く場合と同様です。
高い英語力が求められることは間違いないため、入社後を見据えて語学力アップのために英語学習に取り組むことをおすすめします。
最初のステップであるエントリーシートで、自身がブラックロック・ジャパンで活躍できる人材であることを示せるように、今回紹介したポイントを押さえて準備を進めてください。
本記事が、ブラックロック・ジャパンの内定を目指す就活生の一助になることを願っております。