【企業分析】ゲンダイエージェンシーの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/3/21更新
はじめに
ゲンダイエージェンシー株式会社は東京都新宿区に本社を置くパチンコの広告分野でトップクラスのシェアを持ち、マーケティングに基づいた総合広告戦略を提供する企業です。
全国に12支社があり、indeedやタウンワークなどWeb広告の取り扱っているほか、フィットネス施設検索サイトや育児情報発信メディアの運営などを行っており、幅広い事業を展開しています。
今回はそんなゲンダイエージェンシーの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
この記事ではゲンダイエージェンシー株式会社への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。
- ゲンダイエージェンシーの仕事内容が気になる
- ゲンダイエージェンシーの就職難易度を知りたい
- ゲンダイエージェンシーの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、広告以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、ゲンダイエージェンシーの就職難易度は、高い難易度だと考えています。
採用されている大学や学科は幅広いですが、採用者数が少ないため狭き門になっていると考えられるでしょう。
ただ、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、面接の傾向を分析して、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。
選考対策として、エントリー後に会社説明会を聞いてから選考に進むため、どこまで事業内容や実際に行う業務内容に関して落とし込めるかが重要になります。また、面接が4回あるため、事前に自己アピールを考えたうえで面接練習を行うことで内定獲得に近づきます。
また職種としては、営業となっており、業務内容としては主にクライアントの課題解決や事業発展のための営業活動に従事することになり、クライアントによって提案する内容は異なりますが、デジタルマーケティング活動を支援する点がメインになります。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
ゲンダイエージェンシー株式会社について
会社概要
ゲンダイエージェンシー株式会社は、インターネット広告の提案や、動画やWeb制作、エリアマーケティングなどを主な事業内容としている企業です。
主にパチンコ業界をターゲットとした広告戦略を提供していますが、パチンコ業界の市場規模縮小に伴い、フィットネス施設や住宅関連分野などの幅広いジャンルの広告も手がけています。
全国に12支社を展開しており、地域に合わせた広告のプランをプロデュースすることができ、クライアントにとって質の高い広告を制作することが可能です。Web広告だけではなく、場合によってはアナログな方法でチラシ制作やポスティングを行い、地域密着型のクライアントの問題解決を支援しています。
また、グループ企業が複数あることによって、クライアントへの企画の提案から、Web広告やホームページの制作、動画の撮影や編集までを一貫して行うことができる「All in one」が強みです。さらに、制作して終了ではなく、その後のサポートまで行っているため、長期にわたってクライアントの支援を行うことができます。
また、不動産事業も行っており、パチンコ出店用地を契約し、ホール経営企業に貸し出しを行い、出店に伴う初期費用の軽減を実現しています。現在は1つの物件を保有したり、オフィスの仲介事業も展開しています。
さらに、東南アジアにおける参入機会の調査及び案件開発や交渉を続けており、海外市場での事業拡大を目指しています。
参照ページ
ゲンダイエージェンシーで働いている社員は?
平均勤続年数は?
ゲンダイエージェンシーの平均勤続年数は11.8年です。
広告業界の平均勤続年数は3~5年であることから、業界平均と比較して出入りの少ない職場といえるでしょう。
広告業界は日常に溶け込んでいるWeb広告などを取り扱っているため、スケジュールが過密になってしまったり、予算の額が大きいため責任が大きくなる業界のため、平均勤続年数は短くなってしまう傾向があります。
ゲンダイエージェンシーの平均勤続年数は、11.8年のため、比較的定着率の高い会社ということが分かります。
平均年収は?
2023年のゲンダイエージェンシーの平均年収は、543万円でした。
全国平均の年収が478万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。
広告業界で1番平均年収が高いのは、電通グループの1,520万円です。
平均残業時間は?
ゲンダイエージェンシーの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり62.7時間でした。
広告業界の平均残業時間は78.6時間となっており、広告業界内では平均より少ない残業時間といえます。
また、広告業界は繁忙期と閑散期によって残業時間の幅が変わります。繁忙期といわれる、年度末、新年度、年末年始、クリスマス、ボーナス商戦期などは残業時間が増えると考えられます。
参照ページ
平均ボーナス額は?
ゲンダイエージェンシーではボーナスを支給しておらず、業績によって支給される場合があるようです。また、口コミには「賞与はなく、半期年俸制」という記載があったので、覚えていてください。
どんな文化なの?
【すべてはクライアントのために「夢大きく、堅実に歩む」】というコンセプトのもと、安定的な収益を確保するとともに事業拡大を目指し、意欲的に事業開発に取り組んでいます。
グループ会社を含め、クライアントに対して起案から、制作を行い、その後のサポートまで行っているため、他部署の連携が必要になるため、場合によっては多岐にわたるキャリアパスを実現できます。
また、ゲンダイエージェンシーでは1つのクライアント先に対して長期間の付き合いになるため、クライアントのために同じ視点を持って問題解決をできるかという点と新しいことにもチャレンジする姿勢を大切にしています。
そのため、この会社では人に寄り添い、主体的に問題解決するために何が必要か考えられる人には向いています。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しい広告業界の中でのゲンダイエージェンシーの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し他社と比較すると、ゲンダイエージェンシーは平均的な企業だということがわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 広告業界は多数の会社があり、ネームバリューの大きい会社が上位になる傾向があるため、中堅企業になると業績が拮抗するため
- 支社を全国展開しているが、支社数が少なく、規模の大きい競合他社が有利になるため
- 海外市場へ事業拡大を目指しており、発展途上
以上の要素によりゲンダイエージェンシーは広告業界の中でも手堅い売上高を生み出していると考えられます。
上位の企業だからといって必ずしも企業というわけではないので、自分にとってやりたいことができる企業なのかをしっかりと見極めましょう。
参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2023年) | 平均年収 | 就職偏差値 | 社風 |
ゲンダイエージェンシー | 7,545百万円 | 543万円 | 51 | チャレンジ精神のある社風 |
共同ピーアール | 3,753百万円 | 590万円 | 52 | 協調性を重んじる社風 |
プラップジャパン | 6,635百万円 | 534万円 | 52 | 風通しのよい社風 |
中広 | 8,517百万円 | 459万円 | 49 | 自惚れない社風 |
ゲンダイエージェンシーの新卒募集要項について
以下にゲンダイエージェンシーの新卒募集要項についてまとめました。
年間休日数が124日とライフワークバランスが確保されており、福利厚生がかなり整っている点は非常に嬉しい点です。
また賞与に関しては、「業績給・パフォーマンス給」となっており、会社の売り上げに貢献した分が支給されるため、努力した分の評価を受けることができます。自分ができたことを評価してもらえるのは達成感があり、次のクライアントに向けてのモチベーションも上がります。
研修制度に関しては、新卒向けの社会人基礎研修から始まり、デジタルマーケティング研修やインサイドセールス研修、営業活動研修などがあり、本来の業務に沿った研修内容になっています。
また、勤務時間はフレックスタイム制を導入しているため、自身の業務に合わせて出社時間を調整することができます。職場環境もテレワーク体制の整備が行われたことで、出社の必要がなく自宅で業務を行うことができるようになりましたが、入社してすぐにテレワークができる可能性は低いので、気になる方は説明会や面接時に確認しましょう。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | 営業職 業務内容:デジタルマーケティング活動を支援する為の営業活動 |
給与 | 大卒:(月額) 257,000円 基本月額:235,000円 諸手当(一律):22,000円 諸手当:通勤手当(交通費全額支給)、家族手当、超過勤務手当、深夜勤務手当、 休日勤務手当、通信手当 |
賞与 | 業績給・パフォーマンス給 会社の戦略に貢献した社員には、売上実績に応じたパフォーマンス給を支給 |
昇給 | ・年2回 ・給与改定:4、10月 |
研修制度 | 社会人基礎研修、デジタルマーケティング研修、インサイドセールス研修、営業活動研修 |
福利厚生 | 各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、従業員持株会制度、確定拠出年金制度、産休育休制度、従業員支援プログラム、長期障害取得保障保険制度 |
求める人材
ゲンダイエージェンシー株式会社では求める人材として下記のものを公表しています。グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。
- 仲間貢献意識が強く、関わるヒトに感謝できる人物
- 何事も学びの気持で、柔軟に物事を捉える事ができる人物
- 責任感を持って、物事を追求できる人物
- 安心よりもチャレンジ、自らが何かを作り出したい人物
- 広告が好きで、自分を売り込める人物
以上の5つはゲンダイエージェンシーが、起案から制作、制作後のサポートを一貫して携わっていることに繋がります。一貫して業務を担っているということは、多くの人が携わっており、トラブルが起きることもあるため、この内容を踏まえて、エントリーシートの作成や面接に臨むといいでしょう。
新卒採用のフロー
ゲンダイエージェンシーの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
ネット上で面接の内容に関しての明確な記載がないため、不明ですが、一部の口コミでは、志望者自身についての質問が多いようです。
人と関わることが多い仕事になるため、価値観や考え方を確認していることが考えられます。
選考対策として、入社後の目標や目標を達成するためのプロセスが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
ゲンダイエージェンシー公式サイトの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。
②会社説明会
ゲンダイエージェンシーが自分にとって合う会社か確認し、業務内容を具体的に理解するための会社説明会です。
Webで行うため、移動の負担がなく、ゲンダイエージェンシーの詳細を知ることができるので、メモなど取りながら参加しましょう。
説明会の内容は下記の通りです。
広告会社として
・会社の概要や事業内容
・特長
広告業界と営業職の仕事
・広告業界とは
・広告営業は何をするのか
仕事体験
・テーマに沿って、どのようなWeb広告施策を提案するか考える
→参加者へのフィードバックを行い、事例を基にした提案方法の解説
質疑応答
→アンケート
上記の内容を2時間で行うようです。
会社説明会は平均で1時間~1時間半ほどなので、ゲンダイエージェンシーの会社説明会は平均より長く、業務内容についてより理解が深まる内容になります。
会社説明会で知ることができた内容や提案方法の解説を受けたことで、自分が入社した後のイメージが沸きやすく、面接の時にアピールできることが増えるので、自分の意見や対策を事前に考えましょう。
③書類選考+個別面談
ゲンダイエージェンシーでは書類選考または録画選考(動画)を通過した後に、一人ひとりを深く知るため、最初の面接から学生と採用担当者の個別面談が実施されます。
面接では自己紹介や志望理由、小売業界を選んだ理由などが聞かれますので自分の答えを見つけておきましょう。
一次面接はオンラインで行われます。
アットホームな雰囲気で面接が行われ、ESに記載した事項と自身が頑張ってきたこと、その他についての回答が求められます。
以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。
- ESに記載した事項の深堀り
- 志望動機
- 学生時代に頑張ったこと
- ゼミの内容
- 自分の性格について(損したこと・損した経験から学んだこと)
- 自己PR
最初の面接では、志望者の人物像を明確にするために、人柄に着目した質問が多いようです。初回の面接だからといって背伸びをし過ぎずに、できるだけいつも通りの自分で誠実に答えましょう。
④複数回面接
ゲンダイエージェンシーでは、人としての価値観や責任感、周囲との協調性を重要視して面接を実施します。
内面を重要視するため、面接する人物を変えて複数回面接を実施します。
2025年度の面接回数と担当者は以下の通りです。
- 一次面接:採用担当者との個別面談
- 二次面接:責任者、人事部長との面接
- 最終面接前面談:採用担当者との個別面談
- 最終面接:代表取締役、人事部長との面談
最終面接は本社で対面の面接になるので、地方に在住の方はスケジュールを確認して余裕を持って面接に臨みましょう。
以下に口コミのあった質問事項を紹介します。
- 志望動機
- 会社のイメージ
- 説明会のアンケートに基づいた質問
- 他社の選考状況
- 入社したらどういうポジションに就きたいか
- 会社でどんなことがしたいか
- どんな人間になりたいか
最終面接になるにつれて質問が深堀されたり、志望者のチャレンジする姿勢を確かめるような質問が多くなされていることが分かります。
会社説明会で行われた仕事体験を参考にして自分が実際に現場で働いている姿を想定したり、どのような対応をするかイメージを付けられるようにしましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑤内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
採用大学
ゲンダイエージェンシーの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えます。
<大学> 青山学院大学、大阪経済大学、大阪市立大学、京都産業大学、慶應義塾大学、東京工科大学、東京造形大学、駿河台大学、大東文化大学、東北学院大学、東洋大学、日本体育大学、広島大学、福岡大学、武蔵野美術大学、目白大学、横浜公立大学、早稲田大学 |
上記には、偏差値の高い大学も採用大学にありますが、ゲンダイエージェンシーは学部なども関係なく、多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、ゲンダイエージェンシーの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は標準的といえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。
・採用フローとして特別なステップがない
・採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりない
・給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない
よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。
また、面接に関しては志望者の今まで経験したことを掘り下げる質問が多いため、具体的なエピソードがあると印象に残りやすいので、事前に経験談の棚卸をしましょう。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
ゲンダイエージェンシーは、パチンコの広告分野でトップクラスのシェアを持ち、マーケティングに基づいた総合広告戦略を提供する企業で、Web広告やメディアの運営を主な事業としています。
クライアントの問題解決に取り組み、企業の発展の支援を行い、独自性の高いWeb広告・メディア運営を目指しています。
ゲンダイエージェンシーは採用人数が少ない狭き門なので、企業研究を行い、自分の考えを伝えることができるか否かで就活での結果は変わってきます。
しかし学歴重視をする企業ではないので、全員に等しくチャンスがあります。対策をしっかり行って選考に望んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。