株式会社エンパワーのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024年2月20日更新
はじめに
この記事では、株式会社エンパワー（以下エンパワー）への就職に向けて、エントリーシートの記入方法や対策方法について詳しく解説しています。
以下に該当する人にはぜひご参考にしてください。
- エンパワーの内定を獲得したい就活生
- エントリーシートの記入方法で不安をかかえている人
- エンパワー向けのエントリーシートの書き方を知りたい就活生
エンパワーに適したエントリーシートのポイントとして、志望動機や自己PRの書き方など、実際の記入例をもとにわかりやすく解説していきます。
エンパワーが求める人材の特徴や選考における重要ポイントもアドバイスしているので、エンパワーの内定を目指している就活生はぜひご参考にしてください。
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エンパワーの概要
はじめに、エンパワーとはどのような企業なのかを簡単にご紹介します。
エンパワーとは
エンパワーは、貴金属を中心に古物買取をしている企業です。
開業支援サポートやコンサルティングなど、FC事業を行っています。
全国に展開する「買取大吉」は、2023年10月時点で直営店141、FC店632店舗と2024年になった今も尚、店舗数は800店舗以上に拡大されています。
買取市場では業界第2位の企業です。
業界第1位を狙うエンパワーは店舗開発における経験やノウハウを蓄積し、独立を狙う人を支援するシステムを構築しています。
リサイクル業などをおこなうリユース業界は、金などの価格高騰を背景に市場を拡大しています。
現在のリユース市場は約1兆6,000億円となっており、2025年には2兆円以上の大規模な市場へと成長すると言われています。
そのためFC加盟店は増加傾向にあり、エンパワーではFC事業による「スーパーバイザーの常駐」「赤字補填」「年収保障」の初年度3大サポートを掲げ、FC事業者を支えています。
エンパワーの採用難易度
エンパワーは学歴を問わない企業だと言えるため、採用難易度は高くはないと言えます。
営業やオペレーター、コンサルタントなど、実務におけるスキルは必須ではありません。
業務に対する熱意や、コミュニケーション能力の高さを重視している企業です。
エンパワーにおける内定は全国の様々な大学から採用者が出ており、採用難易度は高くありません。
しかし、就活生のライバル数は多い傾向にあると言えるでしょう。
中には偏差値の高い大学からもエントリーしている就活生も多数存在するため、強敵となるライバルがいることを念頭に置いてください。
しっかりエントリーシートの対策をしなければなりません。
エントリーシートでは、自己PRや企業研究をしっかり対策しておくことが大切です。
学歴による足切りは存在しないため、どの大学に属していても内定に大きな影響は出ないでしょう。
学歴フィルターがないことで、多くの就活生にチャンスがあります。
ですが、チャンスを内定に繋げるためには、他の就活生との差をしっかりアピールしているエントリーシートが必要です。
参考資料：募集情報－エンパワー
エンパワーの採用大学
エンパワーにおける採用大学の実績は、以下を参考にしてください。
全国の大学から採用されているため学歴フィルターは存在しません。
エンパワーの募集要項においても学歴不問と明記されているほどです。
| ＜大学＞ 慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、一橋大学、関西大学、名古屋大学、九州大学、上智大学、龍谷大学、中央大学、東北大学、京都大学、筑波大学、早稲田大学、一橋大学、九州工業大学、立教大学、立命館大学、金沢大学、愛知大学、北海道大学、京都産業大学 |
高卒でもエントリー可能なエンパワーは完全な実力主義と言える企業で、人柄や熱意など内定後の意欲を重視して採用しています。
リユース業界の経験がある人や高収入を得たい人、キャリアアップしたい人におすすめです。
自分の実力を試せる業務に従事できるため、仕事をこなしながら成長したいという強い意思がある人なら、マッチするでしょう。
学歴フィルターで自分が活躍できる企業が見つからない場合も、エンパワーなら学歴による足切りがないのでおすすめです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
エンパワーが求める人材とは？
結論から言えば、エンパワーでは人柄と熱意のある人材を求めています。
リユース業界の市場規模は全国で拡大傾向となっており、エンパワーもFC事業を含め店舗数で業界第1位を目指しています。
業界の動きやビジネス目標を背景として採用しようと考えている就活生には、向上心や協調性を持っている人材を重視して採用を判断しています。
参照ページ：ビジョン－エンパワー
参照ページ：リユース市場とは？動向と将来性を専門紙が解説（2024年版）－リサイクル通信
FCサポート事業に携わるということは、起業する人を支え続けるサポートを行わなければなりません。
そのため、相手の立場にたってコミュニケーション能力を発揮し、必要な時に物事を判断する力も必要です。
協調性や謙虚な姿勢で仕事へ取り組むことを求められており、これらはFCオーナーの声を確認することで読み解くことができます。
エンパワーが求めている人物像に近いことをアピールするには、志望動機が重要です。
「なぜリユース業界なのか」「なぜエンパワーを志望しているのか」が問われるでしょう。
エンパワーの内定を獲得したい就活生は、リユース業界における企業研究をしっかり行いましょう。
志望動機とともに自己PRが非常に重要です。
参考ページ：オーナーの声一覧－買取大吉
エンパワー各社の採用方向性の違いは？
エンパワーでは、新卒の就活生に向けた4つの採用部門があり、「求める人材」は人柄と熱意、志望動機を重視する共通点があります。
新入社員の共通点として積極性があることも特徴です。
査定をおこなう買取営業職（完全反響営業）や、FC加盟のオーナーサポートをおこなうスーパーバイザーでは、コミュニケーション能力も重視されます。
常にお客様と接するため、アパレル販売などの経験がある方や、キャリアアップしたい就活生が求められるでしょう。
FC加盟開発のオペレーターでは、向上心を持ち、コミュニケーション能力を備えた人材が求められます。
FCオーナーの店舗継続率99.1％を支え続けるオペレーターシステムでは、電話による会話に苦手意識のない人材が好まれます。
相手の表情が見えない電話だからこそ、丁寧かつ親身な対応が必要となるため、人柄が注視されていることは言うまでもありません。
FC加盟の提案をおこなうコンサルタントでは、提案業務に専念できるシステムを構築していることから、稼ぎたい人やコミュニケーション能力、ポジティブで向上心のある人が求められます。
提案による成績が年収に直結し、業務や成績にこだわった姿勢が企業の業績に繋がるでしょう。
そのため、コンサルタントを目指す就活生は、これまでの経験や自己PRが非常に重視されるでしょう。
どの職種においても、エンパワーにエントリーすることで採用選考のスケジュールを教えてもらえます。
まずはエントリーすることから始めてみてください。
参考資料：社員紹介－エンパワー
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、就活生の性格や熱意、志望動機を重視し、自社の求める人材にマッチしているかが重点的に判断されています。
人物像や仕事に対する適性、モチベーションの高さを確認し、企業に貢献できる人物かどうかを確認したいと考えているからです。
エンパワーも同様に、自社が求める人物像に対して合致する部分がどれくらいあるかをエントリーシートで把握し、面接をするか判断しています。
エンパワーの新入社員には、積極性のある人が多いです。
自分を成長させたいという熱意や自発的な行動についても、エントリーシートでチェックされていると考えましょう。
自己啓発の意識が高い社員は自発的な行動により成長し、より高みを目指す傾向があることから、企業の成長へと繋がる可能性を秘めています。
ですから、エンパワーにエントリーシートを提出する時は自己PRと志望動機を明確にしているかを再確認してください。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートの記入方法は、先に結論を書くことが大切なポイントです。
まず結論を伝えることで、その後に続く文章に説得力を持たせることができます。
エントリーシートを記入する時は、以下の順番を意識しましょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を明確に記載する
- 具体例を用いて理由を強調する
- 再び結論に結びつけて強調する
上記の順番を意識すれば、エントリーシートのテーマに的を絞り、論理的な構成を持った文章になります。
採用担当者に内定獲得への熱意が伝わりやすくなり、内定獲得への第一歩に繋がるでしょう。
エントリーシートの記入で悩んだ時は、ぜひ以下の例文を参考にしてみてください。
| 【結論】お客様からの要望に対して、プラスアルファの提案ができる営業職を希望します。 【理由】私はお客様を第一に考え、目の前にいる人が何を求めているかに対し、プラスアルファの気配りをモットーにしているからです。 【具体例】高校生時代からファーストフード店でアルバイトを続けており、お客様への気配りを意識するようになりました。 頼まれなくても子供用の椅子を準備したり、トイレや設備の清潔を心掛けたり、常にお客様が快適に過ごせる環境作りに工夫を重ねてきました。 現在はバイトリーダーとして勤務し、新人教育や店舗内の清掃における改善点を提案しています。 その成果があり、すべての店舗スタッフが取り組むようになりました。 【結論】気配りや提案力には自信があり、就職後はお客様に寄り添った営業で、誰よりも成長したいと考えています。 |
エンパワーの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで選考を突破する重要なポイントの一つに、「なぜこの企業を選んだのか」があります。
これを明確に記入することで、内定へ一歩近づける可能性が高まるでしょう。
エンパワーには「新たな価値を見出し、次の所有者に『想い』を繋ぐ」という明確なビジョンがあります。
そのため、経営理念につながる志望動機や将来像を伝えるなど、企業を志望した理由を明確にしましょう。
物を大切にすることや、捨てるのではなく違うことに役立てるなど、これまでの経験をもとに想像を膨らませてエントリーシートに落とし込みましょう。
もちろん、経営理念に沿った内容だけでなく、エンパワーに就職して稼ぎたいという熱意も評価されている傾向があります。
就職後、自分がどのように成長したいのか、何を目的としてエンパワーに就職したいのかも文章に盛り込みましょう。
エントリーシートをエンパワーに提出する時に大事なのは、エンパワーを志望した理由とモチベーションの高さを論理的に記入することです。
採用担当者に熱意を伝えてください。
参考資料：企業理念－エンパワー
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エンパワーにおけるエントリーシートの位置づけは、就活生の性格や熱意、志望動機など、求めている人材に合致しているかという点で判断されています。
もちろん、エントリーシートに対する文章力も評価対象です。
しかし、何よりも積極性やモチベーションの高さが重視されるでしょう。
そのため、自己PRと志望動機をどのように採用担当者へ伝えるかを念頭においてエントリーシートを作成してください。
エントリーシートでは、設問に対する回答を、以下のように分析しています。
| 設問 | 選考基準 |
| 志望動機 | 企業研究や熱意、将来像への積極性 |
| 過去の経験 | コミュニケーション能力やお客様への対応 |
| 未来目標 | 向上心や社会貢献性 |
| 価値観 | 個性や協調性 |
| その他 | 長所や論理性、収入へのこだわり |
エントリーシートの対策では、設問に対してどのような回答を求められているのかを理解し、採用担当者へ想いを伝える文章を心掛けてください。
エントリーシートの対策で必要な情報を知りたいなら、「エントリーシート対策記事」にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
参照ページ：ジョーカツ エントリーシート
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
エンパワーの選考において、エントリーシートで問われたことのある設問と記載例を紹介します。
エンパワーエントリーシート
志望動機
・なぜ当社を志望したのか
【記載例】
| プライベートの時間と仕事へのやりがいがあると感じて志望しました。 リユースという業界で、捨てるのではなく新しいユーザーにバトンタッチして繋いでいくというビジネスに感動し、社会貢献度も高い会社だと感じたので応募しました。 今までの接客経験などを活かして会社に貢献できると感じ、会社と一緒に自身も成長していきたいと思い志望しました。 時間・お金・やりがいの全て叶えられると感じて志望しました。 |
エンパワーの勤務制度ならプライベートと仕事の時間をきっちり分けられるという、メリットを強調した志望動機です。
とはいうものの、具体例となる接客経験についてどのような経験をしているのかがなく、将来どのような形で会社に貢献するかが不明瞭です。
エントリーシートで経験について記入するなら、納得性のある文章を目指しましょう。
自己PR
・ 自己PRを記入してください
| 私の強みは、社交性があることです。コミュニケーション能力には自信を持っています。 学生時代は音楽部に所属し、100名を超えるメンバーとコミュニケーションをとって活動していました。 メンバーそれぞれの気持ちを考えながら練習することで、相手の意図を意識して読み取れるようになりました。 学生時代に身についたコミュニケーション能力を活かし、貴社の営業職でお客様のニーズに応えられるよう努力したいと考えています。 |
エンパワーでは、将来どのように働きたいかという点で、熱意があるかどうか見極めています。
そのため、実際の経験をもとにしたコミュニケーション能力の自己PRを評価する傾向にあるのです。
結論、理由、具体例の順で説得力を増した文章にすると効果的でしょう。
具体例として、将来の自己像を伝えるなら企業研究をしっかり行い、具体的な例を用いて記入しましょう。
まとめ
本記事では、エンパワーの会社概要や選考ポイント、エントリーシートの書き方などについて重要なポイントを解説しました。
エンパワーは買取市場で第2位に位置し、直営やFC加盟店を増やして全国展開しています。
業界第1位に迫る勢いがあります。
買取市場は今後ますます発展していくと予測されるでしょう。
事業拡大を狙うエンパワーでは、学歴や経験よりも志望動機と将来を見据えた熱意を持っている人材を求めています。
収入や自分の成長に対して意欲的な人材も、高く評価されるはずです。
求められる人物像を理解し、しっかり自己PRをしつつ、なぜエンパワーを志望したのかもエントリーシートに明確に記入してください。
本記事が、エンパワーの内定を獲得したい就活生にとって参考になることを願っています。
