「やりたいこと」を曖昧にしないための「TBS」。

「内定力」著者 光城悠人の酔いどれ就活相談所

「やりたいこと」を曖昧にしないための「TBS」。

「社会に貢献する仕事がしたい」
「人の役に立てる人間になりたい」
「成長できる環境で働きたい」
「仕事に見合った収入がほしい」
「地域を活性化するために」
「人から認められる、求められる人になりたい」

就活をしている学生たちから、こんな言葉をよく聞きます。
みんな、自分が社会人になった姿を考えながら、希望をもったり、期待をしたり、理想をもって考えて動こうとしている。それはとっても良いことだし、そういう人が増えることで世の中はどんどん良くなっていくんだろうな、と思います。

ただですね。
そこからもう一歩か二歩、考えてみることで、その想いはより具体的になるし、自分の動き方や目指すものが明確になるし、就活においては企業の人たちの納得度や理解度を上げられる(つまり、就活における成功に近づく)はずなんです。
そこで止まっちゃうのは、もったいない。

「社会貢献や人の役に立つ」のは社会人の大前提

社会貢献や成長や地域活性や収入や人の役に立つって、ほとんどの社会人に当てはまることなんです。

ある程度ちゃんと仕事に向き合って取り組んでいる社会人であれば、程度の差はありつつも、普通に働いているだけで、それは実現している。むしろ社会人なら当たり前の大前提というくらいに、普通に働いていれば、誰でもそういう社会人になれちゃう。

そういう意味で、就活の面接で「私のアピール」とばかりに話したとして、企業の人たちからすれば、「それは社会人なら当たり前だよん」と感じているはずです。

もちろん、社会人の中にも意識せずに、与えられたことを淡々粛々と「こなす」ことで働いている人も、それなりにいるにはいます。そういう働き方をしたいなら、それはそれでいいんですが、たぶんこの記事を読んでくれている人は、違うんじゃないかなと思います。

その場合、あと「一歩か二歩」考えてみるだけで、自分の働き方がもうちょっと明確になります。そして、もちろんそうなったほうが、企業の人たちにとっても理解がしやすいし、信用しやすくなるので、就活もうまくいきやすくなるはずです。

「TBS」を考えよう。

じゃあ、その「一歩か二歩」が何かというと、

「TBS」を考えること、なんです。

 

TBSといってもテレビ局のほうではありません。

どうにも曖昧になってしまっている「こんな働き方をしたいな」を、もうちょっと具体的に考えてみるための方法、自分の頭の中を整理するためのツールとして、このTBSでもうちょっと考えてみてほしいんです。

 

TBSって何かというと、

「T」=対象

「B」=分野

「S」=手法

です。

 

この3つの視点で考えてみると、もうちょっと具体的になると思いませんか?

どんな人たちに(対象)、どういう領域で(分野)、どんな武器・方法論を使って(手法)、実現していきたいんだろう、そのためにはどんな環境、どんな仕事であればいいんだろう?

これがもうちょっと具体的になるだけで、働き方や必要な条件が見えてくる気がしませんか。

 

たとえば、ボスニアの孤児を、ドミニカでDVを受けている女性を、アゼルバイジャンの失業者をどうにかするのは、「社会貢献」だし「人の役に立つ」仕事のはずです。

でも、たぶんそこまで考えているわけじゃないし、そこで生きていきたいわけじゃない人のほうが多いと思います。

具体化すると、成長の方向性が変わる。

それこそたとえば、「人の役に立って、自分の名前で仕事ができて、それなりにお金ももらえて、スキルが身に付いて、人脈もつくれて、新しい世界も知れる」ということを求めている人がいたとします。

それを条件とするなら、男性ならホストとして、女性ならキャバクラで働けば、実現できます。

なのに、そういう話をすると、多くの人が「それはちょっと……」って言います。

 

もちろん個人の価値観や求めているものは人それぞれですが、「それは違う」と思うのであれば、そこには何かしらの「TBS」の条件があるんだと思うんです。

どんな人たちに(対象【T】)、どういう領域で(分野【B】)、どんな武器・方法論で(手法【S】)が一致していれば(自分の中で整理できていれば)、もっと自分の思う方向に成長できる可能性が高まるはずです。

 

そこを曖昧にしたまま、ざっくりと仕事をこなすよりも、TBSをわかった上で、もっと上手にできるように動くことや、そういう環境を求めることができたら、より快適に「成長」できる可能性が高まるんじゃないかな、とぼくは考えています。

それこそ、いわゆる「優良企業」は、自社にとってのTBSをしっかり設定している企業です。ぜひ自分なりの「TBS」を考えてみてはどうでしょうか。そのほうが、より具体的な働き方が見えやすくなるんじゃないかな、と思います。

ジョーカツスペシャルアドバイザー光城 悠人

光城 悠人

立命館大学卒業後、エン・ジャパン株式会社に新卒入社。企業の採用・教育・評価分野において、営業・ライター・クリエイティブディレクターとして7年間従事する中で、株式上場、新卒向けナビサイト[en]学生のための就職情報の立ち上げなどを経験。同社退職後、学生が新しい価値観に出合えるコミュニティの実現を目指し、2008年に京都で猿基地を開業。年間を通して学生とかかわる中で、新しい就活手法としての「就活ゲーム」を構築し、書籍やブログ、講演等でその普及に努めている。

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