プロはみんなやっている。「リプレイ」して、復習しよう。

「内定力」著者 光城悠人の酔いどれ就活相談所

プロはみんなやっている。「リプレイ」して、復習しよう。

アスリートでも音楽家でも、棋士もお笑い芸人も、プロなら当たり前のようにやっていること。

それでいて、ぼくらも普通にできること。
そして、やったほうが絶対に効果につながること。
なのに、多くの学生たちがやっていないことが、あります。

何かというと、「終わってから、見直す」こと。
アスリートの場合なら、試合のビデオを見返して、試合の局面や自分の体の動かし方などを確認します。音楽家だって演奏内容を聴き直すし、棋士は棋譜を、お笑い芸人は自分の出演内容を見直します。つまり「リプレイ」するわけです。

そして、どこがどうだったのか、どうすれば良かったのか、だから次はこうしよう、と考える。
できたところを再現するために、できなかったところを改善するために、彼らは普通に「終わってから、見直す」という作業をします。
そうすることで彼らは上達するし、その積み重ねが彼らをプロたらしめています。

「楽しかった」、「ダメだった~」では、もったいない。

ビジネスの場でも、「PDCA」とか言ったりもします。つまりはこれも「終わってから、見直す」のって大事だよね、という話です。

簡単に言ってしまえば、「ちゃんと復習しよう」ということです。

 

んで、学生の皆さん。

面接の復習は、してますか~?

 

「なんかうまくいかなかった~!」

「今回は大丈夫な気がする……!」

「楽しく話せて良かった~」

 

で終わっちゃったりしていませんか?

 

面接からの開放感なのか、出来から目を背けたい気持ちからなのか、あんまりしている人は多くないんじゃないか、と思っちゃうのですが、どうでしょう。

プロの選手が、「あのタイミングはうまくいかなかったけど、結果的に試合に勝ったから、まあいいか」とは思いません。「あの局面では、他のやり方はなかったかな……?」と考えるからこそ、次に繋がる。

面接だって、せっかく5分なり10分なり、場合によっては30分や1時間を使って、社会人に対して自分の言葉を投げて、反応を見ることができるのだから、しっかり復習したほうが、次に成功する可能性が高まるはずです。失敗する確率を下げることができるはずなんです。

それを「うまくいった」、「ダメだった」で終わらせちゃうのは、もったいない。

 

だから面接も、復習しましょう。

後から気づけることに、気づく。

やり方は簡単です。

それこそ、スポーツや演奏や対局やお笑いと同じ。

面接をもう一度「リプレイしてみる」んです。

 

何を聞かれて、どう答えたのか。

そのときの相手の反応はどうだったか。

まずは、それを見直してみる。

 

ノートに再現してみてもいいし、なんなら携帯で録音して、それを聞き返してみてもいい。

それだけでも、いろいろなことが見えてきたりします。面接の最中は、それなりに緊張してわからなかったかもしれないけれど、改めて客観的に見てみると、「そういう流れだったのか!」とか「これが気になってたのかも!?」って、気づくこともあります。

 

そしてそこから、「何(の話)が良かったのか」、「なんでそれが良かったのか」を考えてみる。

逆にうまくいかなかった部分や、もっと上手にできそうだと感じた部分について、「なんでうまくいかなかったのか」、「どんな反応・内容にしたほうが良かったのか」も考えてみましょう。

同じ内容を伝えるのでも、話し方や話す順番、言葉の選び方によって、相手の反応はいくらでも変わります。

「正解」よりも、「最適」を目指そう。

もちろん、相手が求める「正解」なんて、わかりません。

とはいえ、自分が伝えたい内容と伝え方については、「最適」に近づくことはできるはず。

んで、現時点で「絶対的にベスト」であるはずもありません。たぶん(というか確実に)、まだまだ改善できる余地はあるはずです。場合によっては、面接相手によってヒットする内容や伝え方までも見つけられる可能性だってあります。

 

全体的な印象だけじゃなく、特定の局面だけでもなく、いろんな角度から見直してみることで、発見できることがたくさんあります。

たとえば自分で考えて復習した内容を書き起こせば、自分のことをよく知ってくれている人や、社会で活躍している人に見せてみて、アドバイスをもらうことだってできます。

自分とは違う視点から見ると、「ここはあの話をしたらいいのに!」とか「ここで聞かれているのって、こういうことかもよ?」なんて、自分では気づかなかった部分が見えてくることもあります。

面接で求められているのは、いつも「自分」の話。

就活の面接って、どこまでいっても、どの会社であっても、結局は「自分のことについて、言葉を使って、社会人に理解・納得させられるように話す」というだけのことです。

やっていること、求められていることは常に同じ。話す内容は、いつも「自分のこと」だけだし、ちょこちょこと対戦相手が変わるだけです。

 

だからこそ、本番を大事にする。

その上で、本番をリプレイして見直して、復習する意味があります。

せっかく本番を経験したのに、その復習をしないなんて、もったいない。

帰りの電車の中でも、次の面接までの時間つぶしのカフェでも、帰ってからの1日の復習としてでも、できればその日のうちに(できるだけ新鮮なうちに)、面接の復習をしてみてください。

復習したほうが確実に上達するのは、プロでも学生でも同じです。

 

そして何より、ちゃんと復習したほうが、変なネガティブになりにくい、とぼくは考えています。

しっかり面接の復習をして、就活を楽しみながら進めていってくださいね~。

ジョーカツスペシャルアドバイザー光城 悠人

光城 悠人

立命館大学卒業後、エン・ジャパン株式会社に新卒入社。企業の採用・教育・評価分野において、営業・ライター・クリエイティブディレクターとして7年間従事する中で、株式上場、新卒向けナビサイト[en]学生のための就職情報の立ち上げなどを経験。同社退職後、学生が新しい価値観に出合えるコミュニティの実現を目指し、2008年に京都で猿基地を開業。年間を通して学生とかかわる中で、新しい就活手法としての「就活ゲーム」を構築し、書籍やブログ、講演等でその普及に努めている。

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