新卒で9月入社?秋採用のメリットや企業を紹介

新卒で9月入社?秋採用のメリットや企業を紹介

2024年1月30日更新

はじめに

新卒の春採用の就職活動は、春から始まって夏頃に終えるイメージを持っている方が多いでしょう。

しかし、中には留学や試験、部活などの事情があり春採用ではなく9月入社の秋採用を目指す方もいる就活生もいます。

9月入社を目指している就活生の中には、

「秋採用を目指している理由はどのように回答すればいいのだろうか」

「秋採用のスケジュールは春採用とどう違うの」

「どんな企業が秋採用を行っているかが知りたい」

などと疑問や不安を感じている方もいるはずです。

秋採用は、春採用に比べて情報が少ないためどう活動をすればいいのか困りますよね。

 

この記事では、新卒で9月入社を目指そうと検討している就活生に向けて秋採用についての情報を解説しています。

企業が秋採用を行う理由や、特徴についても説明していますので、9月入社の就職活動について知りたい方はぜひご覧ください。

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なぜ新卒を9月に採用するのか

新卒 9月 採用

春採用の新入社員がいる中で、なぜ秋採用の9月入社を採用するのでしょうか。

理由を解説いたします。

優秀な人材を採用するため

秋採用に向けて就職活動をする就活生には、以下のタイプがいます。

  • 留学や部活で就職活動の時期が遅れた学生
  • 公務員試験や大学院の試験などを受けていた学生

上記の理由で、春採用にむけて就職活動ができなかった優秀な学生を採用したいと考えてる企業は多いです。

春採用で優秀な人材を確保できなかった企業も、これらの優秀な学生を確保するために秋採用で枠を広げています。

企業は優秀な学生を採用するために、色々な手段を考えています。

 

海外の大学を卒業した人を採用するため

海外留学をしている学生は、秋から就職活動を始めることが多いです。

理由は海外の大学は9月卒業であることと、学業で忙しく春採用のために帰国して就職活動をすることが難しいためです。

また、最近では日本の将来の市場規模を考えて、海外への進出を見据えている企業も多くなっています。

そのような企業は、留学経験があり海外の生活やコミュニケーションに強い留学経験者を採用したいと考えています。

そのため、秋採用でチャンスを得ようとしているのです。

 

4月入社を辞退した分を埋めるため

企業が就活生に4月入社の内定を出したとしても、学生が絶対に入社をしてくれるとは限りません。

学生側も色々な企業に応募しているため、もっと良い企業が見つかったという理由から内定を辞退されることもあります。

特に中小企業の場合は、大手企業よりも辞退率が高い傾向があるようです。

このように内定辞退者が出ることを見越して秋採用を実施している企業は多いです。

新卒の9月入社のスケジュール

新卒の9月入社の一般的なスケジュールについて解説します。

8月から募集が開始され、9月・10月から内定を獲得する就活生が出始めます。

年内には内定が出ていることが理想です。

秋採用の選考は、春採用よりもエントリーから面接して結果が出るまでの過程が速く進む傾向があることが特徴です。

対策の準備をする時間があまりないため、スピーディに流れについていけるように心がけておくことが大切です。

新卒の9月入社の特徴について

多くの仲間が4月入社をしている中、情報が少ない9月入社に向けて活動する場合はアドバイスをもらえる相手も少なく不安が大きいでしょう。

少しでも知識を入れて安心してもらうため、新卒で9月入社の特徴について解説しますね。

 

4月入社の人よりスタートが遅れる

新卒で9月入社する時点で4月に入社した新入社員とは業務の経験や知識に差がついていることは、残念ながら事実です。

4月入社の仲間とは同じスタートには立てませんが、企業や仕事のことを知っている距離の近い先輩として考えると、とても頼もしい存在です。

差を埋めるためには、業務の勉強や資格をとったり社会人としてもマナーを身につけることも良いでしょう。

特にビジネスマナーは、新卒のうちは注意される機会が多いです。

どんな仕事においても社会人として1番大事なものであるため、しっかりと勉強しておきましょう。

 

募集人数は多くはない

新卒の9月採用を実施している企業は、4月入社の企業と比べると多くはありません。

割合としてはベンチャー企業や中小企業が多く、大企業で新卒の9月採用を行っている所は少ない傾向にあります。

大企業は人気があり就活生の応募数も多いため、春採用で必要な人材が集まることが理由でしょう。

そのため、希望する企業の選択肢が少ない可能性があります。

選り好みをせず、視野を広げて就職活動を行うことも検討しましょう。

 

入社が9月とは限らない

秋採用の場合、企業によって入社時期は幅が広く、9月入社ではなく10月や他の月になる企業もあります。

9月入社をしたい場合は、応募する企業の入社時期を事前に確認することが必要です。

就職を希望する企業が9月入社を行っていない可能性もあるので、注意しましょう。

 

難易度は高めになる

以前と比べると新卒の9月入社を行っている企業は増加していますが、募集人数が少ないためどうしても倍率は高くなってしまいます。

その理由は、海外へ留学していたり公務員や大学院の試験の勉強をしている優秀な学生の割合が多いことです。

優秀な就活生が多くを占めている中で就職活動を進めていくことは、4月入社よりも厳しい状況になるかもしれません。

そのような中で内定を獲得するためにも、よりしっかりとした就活対策を行う必要があります。

新卒の9月入社を行う企業の特徴とは

秋採用で新卒の9月入社を行う企業の特徴とはどの様なものでしょうか。

春採用、4月入社を行う企業との違いについても確認してみましょう。

 

ベンチャー企業や中小企業

秋採用を行っている企業の中での割合は、ベンチャー企業や中小企業が高いです。

ベンチャー企業や中小企業の魅力は、企業における自分の存在が大きいことにあります。

仕事への責任や裁量権が大きいため、やりがいや自分の成長を実感しやすいです。

大手企業にはない魅力がありますし、調べると素晴らしい実績がある企業も多いですよ。

耳にしたことがない企業だからと敬遠せず、業界研究や企業研究を行い自分の応募の幅を広げていきましょう。

 

地元に根差した企業

地方の企業の採用活動は、都心部に比べると苦戦する傾向にあります。

場所にもよりますが、都心部への就職を目指す新卒生が多いことも理由のひとつのようです。

都心での就職もよいのですが、地方にも目を向けてみると応募できる企業の範囲も広まりますよ。

地元に根差し、地域に貢献している優良な企業も多いです。

現在ではオンラインでの面接を実施していたり、リモートワークを導入している企業も増えています。

応募する企業が少なく困っている場合は、地方の企業にも目を向けてみることをおすすめします。

 

通年募集を行っている企業

9月入社を予定している就活生は、通年募集を行っている企業も選択肢に入れましょう。

通年募集はUNIQLO、Yahooなどの大手企業に多く、春に就職活動を行えなかった学生の採用を狙っています。

時期に限定をした採用活動よりも、時間をかけて人材を見極めたい企業が通年採用を実施しています。

通年採用の場合は9月入社ではない可能性が大いにあるため、入社時期について企業に打診をしておくことが必要になります。

 

新卒の9月入社の対策方法

新卒 9月入社 対策

新卒の9月入社の現実は、想像以上に厳しい戦いになる可能性があります。

優秀な他の就活生から勝ち抜くために、対策をしっかり行いましょう。

対策方法について解説いたします。

 

様々な方法で就活をする

9月入社は春採用よりも狭き門であるため、就職活動の手段は多めに持ちましょう。

以下の7種類の方法をご紹介します。

 

秋採用向けの求人サイトを利用する

9月入社に向けた就活には秋冬採用ナビが適しています。

春採用向けの就活サイトから秋冬採用の求人を探すことは結構手間がかかりますが、秋冬採用ナビは採用を秋と冬に特化しているため求人を探すことが簡単です。

登録も無料ですので、気軽に活用できます。

ただし、掲載求人数が少ないため、メインではなく手段のひとつとして考え得ておきましょう。

 

通年採用向けの求人サイトを利用する

新卒向けの求人サイトだけではなく、通年採用向けの求人サイトも利用しましょう。

例えばリクルートの通年採用向けのサイトなど、通年採用向けのサイトを開設している企業も多くありますので探してみてください。

 

逆求人型のサイトを利用する

企業からのスカウトを狙う逆求人型のサイトもあります。

dodaキャンパスなどのサイトが例で、自分の登録したプロフィールを企業が確認してスカウトをするシステムです。

登録するプロフィールは、見栄を張らずに記載をします。

偽りのプロフィールの場合、実際に企業とやりとりをするうちに相手に悟られてしまい、結局就職には繋がりません。

今の自分の状況を素直にアピールしましょう。

9月入社を希望していることも忘れずに伝えてください。

 

エントリーは多めにする

秋採用を行っている企業は春採用に比べて少ないため、エントリーする企業を選り好みしている場合ではない状況になることが考えられます。

少しでも気になる企業であればとりあえずエントリーをする、という気持ちで多めに行動をとっていきましょう。

 

秋採用向けの合同説明会を利用する

秋採用向けの新卒の合同説明会も行われています。

9月入社を希望するならぜひ参加しましょう。

全く興味のない業界だったけれど、説明会で実際に企業の担当者と話すことで、自分にとって魅力がある場所だったと感じる可能性もあります。

オンラインで情報を眺めているよりも、オフラインへ実際に足を運ぶことで様々な出会いが生まれるでしょう。

 

就職エージェントを利用する

就職エージェントには新卒向けのサービスがあります。

マイナビリクナビなどが行っており、新卒の就活生のために以下のサービスが用意されています。

 

例:

  • キャリアカウンセリング
  • 非公開求人の公開
  • セミナーや研修の受講
  • 採用情報の提供
  • 面接アドバイス、履歴書添削

 

専任のアドバイザーがついてくれるため、とても心強いです。

秋採用は厳しい戦いになることが多いため、不安がある方は利用を検討してください。

就職エージェントは成果報酬制の場合が多く、内定を承諾した後に料金が発生します。

就職に繋がらなかった場合は、料金を支払う必要はありません。

 

企業に直接問い合わせる

企業の採用サイトや採用ページへ直接問い合わせをする方法です。

9月入社を行っているのかどうかの確認もできます。

採用に関する情報を確認できない場合は、お問い合わせのページから直接確認をしましょう。

まずは急に連絡することの無礼について謝ります。

その後に、自分がその企業で働きたいという熱意を伝えましょう。

 

秋入社の理由をきちんと考える

春入社ではなくなぜ秋入社を希望するのかという理由は、ほぼ聞かれると考えておきましょう。

企業が留年の理由を聞く理由は主に以下です。

  • 留年の経験をどう生かしていくと考えているのか
  • 体調に問題があるのか
  • どのような人柄なのか

以下に、どのように回答すべきかについて解説いたします。

 

留年が理由の場合

9月採用を目指して就職活動を行う新卒生に多い理由が「留年」でしょう。

前向きな理由ではないため、話すことに勇気がいる方も多いかもしれません。

企業にはマイナスな印象をどうしても与えてしまいますが、留年という経験から得た反省と、その失敗をどう改善していくかを回答しましょう。

例えば、「アルバイトに打ち込んでいたために留年してしまったがこの失敗を生かし計画をして社会人生活を歩んでいきたい」といった内容で前向きに回答しましょう。

 

留学や試験などが理由の場合

留学や公務員試験などが必要な場合の理由は、自分がその経験を通して感じたことを深掘りして答えましょう。

  • 留学をすることにより、留学前よりも視野が知見が広まった
  • 公務員試験には落ちたが、自分のキャリアには民間企業への就職が必須であった

特に公務員試験が理由の場合は、もう一度公務員に挑戦するのかどうかを聞かれることも多いです。

その場合は、もう挑戦はしない旨を伝えましょう。

企業は長期的に活躍してくれる人材を求めているためです。

業界研究・企業研究を4月採用よりも深く行う

新卒の9月入社は、4月入社よりも募集をしている企業の数が少なく狭き門です。

就職活動をしている人もあまりいないことから、周りからも情報を得にくいため自分でしっかりと対策を行う必要があります。

業界研究や企業研究は、4月採用の場合よりも深く行いましょう。

自分の希望する業界や企業はどのような仕事を実際に行っているのか、どのように社会へと貢献しているのかを研究します。

企業は、就活生が自分達の仕事に対して理解度が高い学生を採用したい、と考えています。

研究をあまり行わずその企業や業界への理解をしていない場合は、採用活動を通して相手に悟られてしまいます。

新卒の就活は転職活動と違い、経験よりも熱意や成長度を見られるため、この企業で仕事をしたいという熱意をしっかりアピールしましょう。

 

試験対策を徹底的に行う

9月入社の秋採用には、留学経験者や公務員試験や大学院試験を受けた学生など、優秀な人材が多くいます。

優秀な人材の中で勝ち抜くために、試験対策もしっかりと行いましょう。

時事問題や国語、数学などの筆記試験、SPIや玉手箱などの適性検査の対策も春採用の場合より徹底的に行いましょう。

 

面接でのマナーをきちんとする

秋採用での就職活動は、留年や春採用で決まらなかったなどのマイナスな理由で行っている学生も多いです。

面接で「なぜこの時期に就職活動をしているのか」など、答えにくい質問も多くされる機会も多くあります。

そのような場合でも、礼儀正しく明るい姿勢で回答ができるようにしましょう。

親や先生など第三者にお願いをして練習をしておくことも有用です。

転職エージェントを利用している場合は、面接対策もしっかり行ってもらえます。

身だしなみも清潔感を意識しましょう。

スーツはしわがない状態にする、髪型は整える、靴も綺麗に磨きます。

立ち振る舞いも重要です。

面接は遅くても10分前には着くようにする(早すぎる時間も良くありません)、コートは脱いでおく。

受け答えは明るくはきはきとした表情で、入退室時の挨拶やおじぎもしっかりと行うなど、ちょっとした振る舞いも面接官には見られています。

9月採用を行っている企業

新卒の9月入社を行っている企業の一部をご紹介します。

春採用よりは少ないですが大企業も募集をしています。

通年採用として募集を行っている企業も多いため、採用時期については事前に確認することをおすすめします。

まとめ

新卒の9月入社について解説しました。

企業が9月入社を行う理由のひとつは、留学経験者や公務員試験を受けていた優秀な生徒を採用するためです。

そして秋採用を実施している企業は春採用に比べて少ないこともあり、9月入社の就職活動は厳しい戦いになります。

秋採用を実施している大手企業もありますが、幅を広げて中小企業やベンチャー企業、地方の企業も視野に入れましょう。

 

8月前には対策を終えて、年内には内定をもらいたいはずです。

エントリーから採用までの流れは早いため、スピーディに対応してください。

対策としては、募集の幅が狭いため様々な手段を使って就職活動を行う方法があります。

秋採用の理由を聞かれた場合は前向きな回答をしましょう。

業界研究や企業研究もしっかりと深く行い、企業へ仕事への理解度をアピールすることが大切です。

試験対策も徹底的に行い、少しでも多く点数を多く取れる様に全部回答ができる様にしましょう。

 

面接での振る舞い、話し方や表情も面接官は見ていますよ。

マナーをしっかりと勉強し、礼儀正しく行いましょう。

事前に第三者と練習をしておくと、当日は緊張しすぎずにうまく対応ができます。

春採用よりも厳しいと言われる秋採用ですが、きちんと対策を行うことで9月入社を叶えることが可能です。

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就活ハンドブック編集部

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