就活で「成功体験」を聞かれたときの例文やポイントを徹底解説
2024年1月29日更新
はじめに
エントリーシートや面接で「成功体験」を聞かれたら、ズバッと目立つ解答をしてライバルと差をつけたいでしょう。
この記事は以下のような悩みや疑問を解決したい就活生を対象にしています。
・成功体験を聞かれたときに、どう答えたら良いかわからない
・面接で勝てるような成功体験エピソードが作れない
・自慢の成功体験を話しても、次の選考に残らない
この記事を読めば、エピソードが思い浮かばない人も、面接官が喜ぶ成功体験のエピソードを作ることができます。
ぜひ最後までお読みください。
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成功体験の概要
成功体験のエピソードを通して、自分がどんな風にがんばるかや得意なことを伝えることがとても大切です。
次の手順やポイントをおさえて、作ってみてください。
具体的なエピソードを選ぶ
成功のお話をするときは、抽象的なことではなく、具体的な出来事やできごとを選びましょう。
些細なことも含めて自分史を書き出してみることをおすすめします。
問題や課題を伝える
がんばった過程には、難しいことや大変だったこともあったはずです。
それを具体的に書き出して、エピソードの序盤に組み込みます。
自分の行動を伝える
どうやって問題に取り組んだか、どんな行動をしたのかを伝えます。
自分の力やリーダーシップがわかるようにしましょう。
結果や成果を数字をつかう
あなたのがんばりで生まれた具体的な結果や成果を、数字やデータで伝えてみてください。
数字を使うと、より具体的で印象的になります。
学びや成長をシェアする
その経験から学んだことや成長したことを書き出します。
これまでの勉強や経験が、どんなふうにあなたを変えたかを伝えましょう。
その他にもPREP法という方法を使うと、整理されて伝えやすくなります。
問題、対処法、結果、学びや成長の順番で話すことを意識してみましょう。
成功体験を話す時は、まずはエピソードを選びましょう。
小さな出来事も含めて自分の経験を書き出すと、話がもっとリアルになります。
次に、困ったことや難しい課題を具体的に伝えて、エピソードの最初に入れると良いです。
その後、どう行動をしたかを話して、自分の強みをアピールしましょう。
最後に、結果や成果を数字やデータでお話すると、みんなに印象に残りやすくなります。
面接官が「成功体験」の答えを通して知りたいこと
面接で話す成功体験で大切なのは、エピソードの具体的な内容よりも、あなたがまっすぐと目標に対して取り組む姿勢です。
この章で面接官が知りたいことをおさえておいて、ただの自慢で終わらないような回答ができるようにしましょう。
就活生の目標設定力
成功するためにどんな目標を設定したかを具体的に伝えることが大切です。
目標によって、入社後の活躍がどうなるかも示せます。
就活生の価値観
成功の価値観は人それぞれです。
どんな成功も大きいか小さいかは重要ではなく、その成功に対するあなたの価値観を伝えましょう。
工夫や努力する能力
成功に至るための具体的な努力や工夫が、あなたの主体性や解決力をアピールする材料となります。
結果だけでなく、そのプロセスも伝えましょう。
問題が起きたときにどのような行動をする人か
問題に対処するためにどのようなアクションを起こしたのかを詳しく説明します。あなたの行動力や解決能力をアピールしましょう。
成功した結果から何を学んだか
成功した経験から学んだことも、忘れずに伝えましょう。
「チームメイトと協力することで、仕事がもっと楽しくなりました。
みんなで力を合わせることで、素晴らしい結果が生まれるんだと学びました」とか、「プロジェクトを通じて、自分のアイディアを伝える力が身につきました。
自分の意見をしっかり伝えることの大切さを実感しました」といった感じです。
以上のポイントをおさえていけば、成功体験を通してあなたの人柄やスキルなどを面接官に効果的にアピールできるでしょう。
参照ページ
成功体験を答えるときのポイント
成功体験を話すときは、次のコツや注意点を押さえると、面接官が知りたい部分を効果的に伝えられます。
他人の役に立ったことをアピールする
面接官に好印象な成功体験を話したい時は、他の人の役に立った経験をテーマにすることをおすすめします。
具体例は以下のとおりです。
困っていた人を助けたエピソードを選ぶ
例えば、「大学の授業で、友達がわからないと言っていた問題を教えてあげたら、みんなが理解できるようになった」とか、「介護ボランティアでリハビリを手伝ったときの、年配の方の笑顔がすごく嬉しかった」など、他人をサポートした経験は評価されます。
みんなが一緒に協力したプロジェクト:
「ゼミで大きなプロジェクトがあって、みんなで力を合わせて素晴らしい結果を出した」とか、「学際で地元のB級グルメの店をだしたら、地域の人たちに楽しんでもらえた」など、仲間と協力して何かを達成した経験がおすすめです。
自分のスキルを使って誰かをサポート:
「絵が得意なため、老人ホームで似顔絵を書くイベントを開いて楽しんでもらった」や「コンピューターの知識を生かして、クラスのプレゼンテーションをサポートした」など、自分の得意なことで他人を助けた経験もおすすめです。
結論から話す
成功体験を話すときに結論から話すと、わかりやすく楽しいものになります。
理由は以下のとおりです。
- 興味を引く: 最初に結論を言うと、相手がすぐに興味をもってくれます。
面接官は「何だろう?」って気になりやすくなるはずです。
- 内容がハッキリする: 結論から話すと、話の中身がハッキリして、何の話かがすぐにわかります。
面接官はどんな方向に話が進んでいくのか、混乱しません。
- 強い印象を残す: 最初に結論を言うと、相手に強い印象を残せます。
話の中で何が一番大切なのか、相手にしっかり伝えましょう。
結論から話すことは、話をより楽しく理解しやすくしてくれます。
どのように工夫したか伝える
成功体験の過程で生じた課題について、どのように向き合ったかをアピールしましょう。
アピールすることが大事な理由は、以下の通りです。
- ピンチを楽しむ: 課題にぶつかった時、どのように工夫したかをアピールできます。
- トラブルを解決する力: 課題にぶつかることは普通だけど、それをどうやって解決したかを話すことで、自分がトラブルを解決する力があるんだってアピールできます。
面接官は「この人なら問題があっても大丈夫そうだな」と感じるはずです。
- 困難を乗り越える姿勢: 課題にぶつかった時、どのようにして困難を乗り越えたかを話すことで、自分の強さや頑張りをアピールできます。
面接官は「この人は逆境でも諦めずに頑張るんだな」と感じてくれるでしょう。
- チームワーク力: 課題に対してどのように工夫したかを話すと、協調性やチームワークが得意であることもアピールできます。
面接官は「この人は協力して仕事ができそうだな」と期待してくれるはずです。
課題にどう向き合って工夫したかを伝えることは、就活で成功するためにとても大切なポイントです。
なるべく数字で伝える
就活で成功体験を話す際に数字を使うことは、いくつかの理由から効果的です。
以下はそのポイントを分かりやすくまとめてみました。
具体性と説得力: 数字を使うことで、あなたの成功や成果が具体的であることが伝わります。
抽象的な表現よりも、具体的な数字を交えることで面接官にイメージしやすく、説得力を持たせることができます。
成果を明示: 数字は成果をわかりやすく表すための手段です。
例えば、プロジェクトで達成した目標や数字を伝えることで、あなたの貢献度や仕事の効果を明確にアピールできます。
比較がしやすい: 数字を使うことで、過去の状況や他の候補者と比較しやすくなります。相手は数字を通して、あなたの成果がどれだけ優れているかを理解しやすくなります。
記憶に残りやすい: 数字は印象に残りやすいです。
単に言葉だけではなく、具体的な数字を伴った情報はより強く印象に残ります。
例えば、「プロジェクトの効率を向上させ、売上を20%増加させました」というように、具体的な数字を交えながら話すことで、相手に成功体験をより鮮明に伝えることができます。
数字は言葉以上に説得力があり、相手に強い印象を与える手段となるはずです。
結果から学んだことをしっかり伝える
成功体験を共有する際に、「結果から学んだこと」をしっかり伝えることがとても大切です。
理由は以下の通りです。
- 自分の成長を示せるから:
結果から学ぶことを話すと、どれだけ自分が成長したかが相手に伝わります。
自分の前向きな姿勢や向上心をアピールする素晴らしいチャンスです。
- 失敗から学ぶことがあるから:
失敗や難しい経験があったとしても、それを乗り越えて成功に結びついたエピソードを話すと、面接官に自分の強さやポジティブな考え方をアピールできるでしょう。
- 問題を解決できる能力をアピールできるから:
どんな課題があっても、どのようにして解決してきたかを具体的に伝えることで、自分の問題解決能力をアピールできるはずです。
これは将来の仕事で、非常に役立つスキルです。
- 柔軟性と適応力をアピールできるから:
変化や難しい状況にどうやって対応してきたかを話すことで、柔軟性や適応力の高さをアピールできます。
これによって、新しい環境でどれだけ活躍できるかが相手にイメージしやすくなるでしょう。
そのため、成功した経験を話す時は、最後に「結果から学んだこと」を明確にすることが、自分をよく伝えて、素敵な未来への一歩を踏み出す手助けになります。
成功体験を伝える際のポイントは、具体的なエピソードを選び、問題や課題を伝え、自分の行動や取り組みを具体的に伝え、結果や成果を数字で表現し、最後に学びや成長をシェアすることです。
PREP法を使うと、問題、対処法、結果、学びや成長の順番で話すことができ、整理された形で伝えやすくなります。
成功体験を聞かれたときの解答例
それでは、ここまで解説したことをおさえて成功体験の例文を紹介します。
それぞれポイントについても解説していますので、参考にして書き方を参考にしてみてください。
部活やサークルの成功体験
私の「成功体験」は、かつて所属していたラクロス部でレギュラーのポジションを勝ち取ったことです。 当時の部員は約40人で、私は初心者でした。 ただし、部員の半数が初心者だったことから、半年後の大会でスタメンとしてプレーすることを目標に、他の部員よりも一層の練習に励みました。 最初に、毎日の朝練で壁打ちを100回実施しました。 また、自主練習では自身のフォームを動画で撮影し、それをプロのフォームと比較しました。 改善が必要な癖は、繰り返し練習して本来のフォームに近づけるよう努めました。 その結果、ある大会でレギュラーとして起用され、試合で得点を挙げることができました。 この成功体験から得た教訓は、素直に学びつつ地道に努力することで、最終的に結果がついてくるということです。 御社においても、コツコツと努力を積み重ね、成果を上げていきたいと考えています。 |
ポイント
この成功体験からの得た学びがアピールできており、それが会社での活躍にどう繋がるかが丁寧に説明されています。
面接官が、就活生の価値観や仕事への姿勢を理解しやすいでしょう。
資格取得や研究の成功体験
私の成功体験は、朝活で簿記2級と3級を取得したことです。 最初は、就職後に財務会計の仕事で役に立ちそうだと思い、簿記3級の勉強を始めました。 簿記3級の資格を目指して、合格しましたが、それだけでは物足りず、もっと深い知識を手に入れるために、2級も勉強しました。 最初は帰宅後に勉強していましたが、学校やアルバイトで疲れてしまって、なかなか頭がまわらなかったです。 新しい知識をすっきりとした頭で吸収するために、朝早く起きてから1〜1.5時間勉強することにしました。 とても集中できるようになり、効率的に勉強できるようになりました。 この体験から、大変な時期でも、自分に合ったスタイルで勉強すると、成果が出ることを学びました。 |
ポイント
自分のスタイルに合わせた工夫で、成果を上げることができた点が素晴らしいです。
勉強の中で疲れがあったにもかかわらず、それを工夫して乗り越えている点も評価されるでしょう。
参照ページ
以上の例文の枠組みにあてはまると、違う体験談もスラスラ話せるようになります。
ぜひ練習してみてください。
成功体験を語る際のポイント
成功体験を語るときにポイントをおさえていかないと、ただの自慢話になってしまうこともあります。
この章で解説するポイントや注意点に気をつけてみてください。
具体的な状況を説明する
成功体験を伝えるときは、どんな状況で成功したのかを具体的に伝えましょう。
例えば、学校のプロジェクトでの成功なら、プロジェクトが始まった背景やどんな課題があったのかを詳しく説明してみてください。
相手にその場にいるようなイメージを伝えることが大切です。
自分の役割と行動を明確にする
自分がどんな役割を果たし、どんな行動をとったのかも大切に伝えましょう。
プロジェクトでの成功例なら、「私はチームのリーダーとしてメンバーをまとめ、アイディアを出し合う場を作りました」、「難しい問題に直面したとき、私は効果的な解決策を提案しました」といった自分の行動が大切です。
結果と学びを話す
最後に、その経験からどんな成果が生まれ、何を学んだのかを伝えてみてください。
例えば、「プロジェクトでは最終的に素晴らしいプレゼンテーションを作り上げ、チーム全体が協力して成功しました。そして、チームワークの大切さやリーダーシップの大切さを学びました」といった形で、結果と学びを明確に伝えましょう。
経験を正直に、そして真摯な態度で伝えることが成功体験を効果的に伝えるポイントです。
以上が、成功体験を話すときの注意点です。
ただ良かった結果だけをアピールするのではなく、その裏側にあった苦労や工夫したことを丁寧に説明できるようにしてみてくださいね。
成功体験が見つからないときの対策
成功体験が思い浮かばないと悩んでいる人も多いはずです。
成功と言えば、部活動の大会優勝など、大きなできごとを思い浮かべるかもしれません。
ですが、成功体験はそんな大きなできごとに限られていないものです。
小さな嬉しかったことや失敗談から、成功体験は語れます。
失敗談からの探索
成功体験が見つからないとき、失敗から学んだことを振り返ってみましょう。
例えば、課題が期日までに満足できるクオリティで完成できなかった経験から「もっと計画的にならなきゃいけない」、「友達との意見の違いから新しいことを学んだ」など、失敗から得られるポイントが隠れていることがあります。
結果より過程を重視
成功体験を見つけるときは、結果だけでなく、その過程にも注目してみましょう。
例えば、プロジェクトで新しいアイディアを出すことができたら、「みんなと協力してアイディアを出し合うことが楽しかった」など、過程で感じたことも成功の一部です。
小さな成功体験を探す
大げさなことを求めなくても、日常の小さな成功体験に気づいてみましょう。
例えば、アルバイト先で新しい仕事ができるようになったら、「自分のスキルが上がった気がする!」とか、日々の小さな成功を大切にしてくださいね。
履歴書を読み返す
履歴書を振り返って、「この時に良いことがあったな」と感じる経験を再確認してみましょう。
例えば、ゼミの発表で自信を持って話せた経験や、困っていた人を助けたときのことなど、思い出すと成功体験が見つかることがあります。
成功体験は誰でも話せるテーマです。
他の就活生と比べずに、自己分析を丁寧にしてみることが成功への近道となるでしょう。
まとめ
この記事では成功体験の例文や、作る際のポイントについてまとめました。
成功体験を通して、頑張りや得意なことを伝えることが重要です。
具体的なエピソードを選び、問題や課題、自分の行動、結果や成果、学びや成長を伝えます。
「成功体験」を通して面接官が知りたいことは、以下の通りです。
- 就活生の目標設定力や価値観
- 工夫や努力する能力
- 問題に対処する姿勢
- 成功した結果からの学びを伝える。
あなたの素直な性格や、真剣に仕事に取り組む姿勢が大切です。
成功体験を伝える際のポイントは、なるべく他人の役に立つテーマを選ぶことです。
また、結論から話し、課題に対して工夫したことを具体的に伝えてください。
数字を使って成果を明示し、結果から学んだことをシェアするのもおすすめです。
成功体験が見つからない場合は、失敗から学び、結果よりも過程に注目してみたり、小さな成功体験から探してみたり、履歴書を振り返ってみてください。