就活で将来の夢を聞かれる際の良い例文とNG例について徹底解説
2024年1月29日更新
はじめに
エントリーシートや面接で「将来の夢」についても聞かれたら、ズバッと目立つ解答をしてライバルと差をつけたいでしょう。
この記事は、以下のような悩みや疑問を解決したい就活生を対象にしています。
・将来の夢について聞かれたときに、どう答えたら良いかわからない
・企業や業界別の「将来の夢」の例文がみたい
・将来の夢が思いつかない
この記事を読めば、将来の夢について聞かれたときに面接官が喜ぶ解答ができるようになります。
最後までお読みください。
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将来の夢の概要
将来の夢とは、未来を楽しくするためのスペシャルな目標であるため、就職活動でとても大事です。
まず自分のことをよく知って、好きなことや得意なこと、大事にしていることを考えてみると、どんな夢があるか分かってきます。
次に、自分が楽しそうに感じる仕事や興味がある職業や業界を探しましょう。
それから、選んだ職業や業界に合った企業を見つけて、その企業が自分の夢にぴったりかも考えてみてください。
夢がくっきりしてくると、目標を設定するのも簡単になります。
将来の夢をかなえるために、どんな目標をたてたいかも考えてみましょう。
選んだ企業には、自分のスキルや魅力を伝えて、アピールポイントにしてください。
新しいことにチャレンジする元気が評価されます。
そのうえで、面接や志望動機で将来の夢を話しましょう。
企業にどう貢献できるか、なんでその企業が夢に合っているかを伝えて、自分の素敵なところをアピールしてください。
企業が将来の夢を質問する意図
面接官は将来の夢を聞くことで、あなたの価値観や意欲、どれくらい成長できそうかが分かります。
将来の夢について話すことは、あなたの仕事への態度やどれだけ企業に貢献できるかを伝える良いチャンスです。
詳細について、詳しく見ていきましょう。
志望動機が嘘でないか確認するため
志望動機の内容に嘘があると、入社してからやる気や熱意が続かなくて、早めに辞めざるを得なくなるかもしれません。
面接官は、就活生の本当の気持ちを知るために「将来の夢」について聞きます。
価値観やスキルを知るため
面接官は新卒採用を行う際に、あなたが会社に求められるスキルやポテンシャルを持っているか見極めなければいけません。
お互いが違う方向でがんばっても、価値観やスキルがしっくり合ってないと、うまくいかないでしょう。
企業と就活生の相性がよくて、お互いが幸せになれるか見極めるために「将来の夢」でその人の本質を確認しようとしています。
育成する価値があるかを判定するため
新入社員は、最初はすぐに仕事に慣れることが難しいです。
新入社員は学校で学ぶことができなかった、新しい知識やスキルも学びながら、仕事を覚えていくからです。
どんな人でも5年や10年かけて会社にとって大きな利益をもたらす社員に成長していきます。
企業は将来の夢から、就活生の人柄や価値観を知り、その人が育成できそうかを判断します。
入社後のキャリアビジョンを知るため
面接官は、あなたが将来どうなりたいかや夢や目標に向かってどれくらい頑張れるかを知りたいです。
長い間一緒に働く価値がありそうな人は、とても評価されます。
一方で、ただ仕事のルールや指示通りにこなすだけで、自分の夢や目標がない人は、短期の仕事や派遣、またはAIに代えられてしまいます。
新卒採用は、正社員として長い期間雇われるため、成長したり将来に向けて大きく飛躍したりする人が求められます。
面接官はあなたの「将来の夢」を聞くことで、長い間一緒に働く正社員に向いているかどうかを見極めています。
また、あなたが将来どんなふうに成長していきたいのか、どれくらい頑張れるのかを知ることでピッタリの配属が見つかるかもしれません。
そのため、単なる志望動機だけでなく、将来の夢や目標を考えておきましょう。
将来の夢を答えるときのポイント
将来の夢を答えるとき、ポイントを知っておくと、面接やエントリーシートでより良い印象を与えることができるはずです。
将来の夢を話すときには、自分の考えや気持ちをしっかり伝えましょう。
どれだけ具体的かや、その夢に向かってどんな努力をしているかを伝えると良いです。
この章で詳しく解説していきます。
その企業で実現できる夢を話す
将来の夢を話すときは、夢がかなうための計画や頑張り方も大事です。
たとえば、「金融の仕事をして、たくさんの人たちの笑顔をつくりたい!」という将来の夢をもっているとき、「金融市場について日々勉強したうえで、貴社の商品をお客様に選んで紹介したい」などと言ってみましょう。
そうすると、どんな風に働くのかがわかりやすくて、企業も嬉しいかもしれません。
自分の夢を叶えるための具体的なアイディアや、どうしてその会社がぴったりなのかも伝えましょう。
企業側にとってもメリットがある夢を話す
企業があなたの将来の夢を知りたがるのは、将来一緒に働く仲間として、どれだけ成長し、会社に貢献してくれるかを期待しているからです。
夢を話すことで、どんな仕事を通じてスキルや力をつけ、企業に役立てるかが見えてきます。
だから、企業も「この人と一緒に働きたい」と感じるはずです。
夢を共有することで、お互いにとって素敵な未来のヒントを見つけられるかもしれません。
将来の夢を語る時は、夢を実現するための計画や頑張り方も重要です。
たとえば、「金融の仕事で多くの人たちの笑顔をつくりたい!」という夢をもつなら、「日々金融市場を学び、貴社の商品をお客様に提案したい」と具体的に伝えましょう。
企業は将来一緒に働く仲間として、成長と貢献を期待しています。
将来の夢を答えるときのNG例
将来の夢を答えるとき、気をつけるポイントもあります。
言葉選びや内容に気を付けないと、うまく伝わらないでしょう。
たとえば、あまりにも曖昧すぎたり、失礼な内容だと失格になる可能性が高いです。
将来の夢を話すときはポジティブで具体的に話すことが大切です。
以下のことに注意してくださいね。
むやみにいくつも答える
将来の夢を話すときは、一つに絞りましょう。
面接官はたくさんの話を聞く中で、覚えきれないことがあります。
話すことが多すぎると、中途半端に覚えられたり、結論が忘れられてしまうかもしれません。
また、話しすぎると失言のリスクもあるので、注意が必要です。
「専業主婦」などプライベートなことを答える
ビジネスにおける将来の夢について考えがまだしっかりと固まっていない人もいるはずです。
例えば、「将来は家族を支えたい」とか、「早く仕事を辞めて専業主婦になりたい」といった、プライベートの夢を持つこともあります。
ですが、就職の面接ではそういったプライベートな夢を話すのはあまりおすすめできません。
面接官はその人がどれだけ仕事に向いているかを知りたいため、「何を判断していいのか分からなくなる」って感じるでしょう。
他の学生との比較も難しくなります。
些細なことでも構いませんので、仕事にまつわる具体的でポジティブな話をすると、面接官に自分の真剣な姿勢や魅力が伝わります。
「特にない」と答える
将来の夢を聞かれると、思わず何も考えていなかったり、「特にありません」「御社でお役に立てればよいです」といった意見を述べる人もいます。
でもこれは要注意です。なぜなら、面接官は「うさんくさい」「やる気がない」と思ってしまうからです。
ざっくりでも良いので志望動機とセットで「将来の夢」を考えてみてください。
自分が得意なことや好きなこと、これまでの経験から得た学び、興味を持っている分野などを挙げれば、ビジョンが見えてくるはずです。
将来の夢を答える際のNG例にはいくつか注意すべきポイントがあります。
まず、複数の夢をいってしまうと面接官は覚えにくく、印象が薄れる可能性があります。
また面接官が判断しやすいように、ビジネスにスポットを当て、将来のキャリアビジョンについて具体的でポジティブな話をしてみてください。
将来の夢について話すときの話し方
あなたが将来の夢を話すとき、楽しみながら具体的に話すと、相手に伝わりやすくなります。
将来の夢を話すことはすごく素敵なことだから、ポジティブな気持ちで伝えてください。
この章で、そのほかの話し方のコツについてみていきましょう。
結論から話す
将来の夢を話すときは、「私の将来の夢は〇〇です」と結論から述べましょう。
結論を最初に言うことで、話を聞く人が理解しやすくなります。
将来の夢を話す際には、「結論」「その夢を持ったきっかけ」「どのように実現させるのか」の順で話すのがおすすめです。
きっかけを伝える
結論の次に、「なぜその夢を持ったのか」というきっかけを説明しましょう。
きっかけとなった経験やエピソードを、具体的に話せると説得力がある文章になります。
その夢を叶えたいと思った背景を伝えると、説得力が増すだけでなく、話を聞く人もイメージしやすくなるからです
具体例を話す
具体的に何をしたいか、企業理念や事業内容に合わせて説明しましょう。
最後に結論を話す
最後に、「どのようにして実現させたいのか」を伝えましょう。
なぜその企業なら実現できるのか説明すると、企業への志望度をアピールできるはずです。
どのようにして実現されるのか説明するためには、しっかりと企業について理解していることが必要です。
企業説明会へ参加したり、OB・OG訪問をしたりして企業研究を十分に行いましょう。
将来の夢を伝える際は、楽しみながら具体的に話すことがポイントです。
前向きな気持ちで伝えることで相手にも好印象を与えます。
結論から話し、夢を持ったきっかけやその背景を説明し、具体例を挙げることで説得力が増すでしょう。
「将来の夢」を面接で聞かれたときの例文
面接で将来の夢を聞かれたら、今までのポイントをおさえながら楽しく素敵な夢を話したいですよね。
今から紹介する例文を参考に、どんな風に話すといいか考えていきましょう。
金融
将来の夢は、生命保険の仕事で、お客様が安心して暮らせるようにお金のサポートをすることです。 そのために、異なる生命保険会社や損害保険会社と協力して、より良いサービスを提供していきます。 それぞれのメリットを引き出すのは難しそうですが、その分成功した時には大きなやりがいを感じられるはずです。 まずは、若手社員の社会の問題を解決するプロジェクトに参加します。 少子高齢化などの課題を解決するアイディアを考えたいです。 毎月会議を開いて一緒に考えたり、成功した例を共有したりして、協力がスムーズに進むように努めます。 また、みんながわかりやすくて正確な情報をもらえるようにして、何か困ったことがあれば、速くてちゃんと対応できるようにします。 |
ポイント
著者は将来の夢を「生命保険の仕事で、お客様が安心して暮らせるようにお金のサポートをすること」と明確にしています。
また、この文章は将来の夢のためにどのようなアクションを取るか、また、どのような困難があっても前向きな態度で挑戦する意向を読者に伝えるように構成されています。
サービス業
将来の夢は、ブライダル事業でおしゃれなドレスや素敵な結婚式を作り出すことです。 はじめは上司や先輩から自らたくさん学び、チームをサポートする存在を目指します。 ゆくゆくは、プロジェクトにメンバーとして参加して、素敵なプロジェクトに挑戦したいです。 お客様が喜んでくれるようなドレスや、お客様の本当の気持ちを取り入れて、新しい衣裳を作り出したいと考えています。 そして結婚や出産をして、母になっても仕事を続けていきたいです。 お客さんがドレスを選ぶ時間を楽しんでもらうことが大切だと考えるため、お客様の表情や質問をしっかり感じ取って、丁寧に案内するように心がけます。 そして、楽しく働くことも大事にしたいです。 私は目標を掲げて一緒に頑張る雰囲気が好きです。 たくさん勉強しながら、何かがうまくいかなくても、すぐに反省して成長していきます。 |
ポイント
著者は将来の夢を「ブライダル事業でおしゃれなドレスや素敵な結婚式を作り出すこと」と述べ、自分の夢や目標をはっきり表しています。
謙虚な態度で成長し、チームワークを重視する姿勢を示しています。
自ら積極的に新しい挑戦に取り組む意志を表していますね。
商社
将来の夢は、商社で働いて、フルーツを取り扱うビジネスを大きくすることです。そのためには、すべての仕事に自分から進んで取り組んで、主体的に行動していきたいです。 たとえば、売上や経費についても積極的に分析して、お客様により良いサポートを心がけます。 将来は、他のカンパニーと一緒に新しいビジネスを作ったり、長い期間で売上が出るような方法を考えたりしたいです。 取引先やお客様とコミュニケーションをとるときは、相手の気持ちを大切に考えて、優しく接していきたいです。 |
ポイント
商社での、自分の将来の夢や目標を、はっきりと示している文章です。
新しいビジネスを作ったり、資産性のあるビジネスを考えたりするなど、戦略性のある思考力も伝わります。
この文章は将来の夢や目標をクリアにして、それに向けての自己主張や積極的な行動、ビジネスでのアプローチ、そして人間関係の大切さを伝えています。
以上が、将来の夢の例文です。
将来の夢に向けて毎日新しいことを学び、成長する姿勢をアピールしましょう。
これは、どの業界でも重要なポイントです。
主体性やコミュニケーション能力などをアピールしながら、将来の夢を語るのも効果があります。
これらのポイントを伝えることで、将来の夢に対する真剣な取り組みやポジティブな姿勢がアピールできるはずです。
参照ページ
将来の夢が思いつかないときにやるべきこと
将来の夢は大事だけど、思いつかない時もありますよね。
そんなときは心配しないでどうやって夢を見つけるか、一緒に考えてみましょう。
志望動機を深堀する
将来の夢が思いつかないときは、なんとなく「その会社に応募したい」と感じた理由を深堀りして考えてください。
自分がその会社になぜ魅力を感じるのか、どんなことに興味を持ったのかを考えると、将来の夢や目標が見つかるでしょう。
志望動機は、自分の中に眠っているいろんな想いを引き出すキーポイントです。
企業ホームページの社員インタビューを見る
採用ページには、社員のインタビューや座談会の話が書かれていることがあります。
そこには、社員が今の仕事や学生時代の趣味、プライベートで楽しんでいること、将来やりたいことなんかが書かれているはずです。
もし自分に似ていると思える人がいたら、その人の話を参考にしてみてください。でもそのままコピーしちゃうのはいけません。
似ている人のインタビューから、自分なりの考えにアレンジして、自分の言葉で伝えてみましょう。
求める人材から逆算して考える
将来の夢が見つからないときは、企業のホームページで「求める人材」を確認してみましょう。
そこで気になる部分を見つけ、小さなことでもいいからやりたいことを書き出しましょう。
書き出した中から気に入ったアイデアを見つけて、それを広げていくと、企業との良い「将来の夢」が作れます。
過去のできごとから考える
学生時代に嬉しかったことや幸せな瞬間から将来を考えてみましょう。
まずは、自分の思い出を時系列で書き出す「自分史」を作ってみることをおすすめします。
自分史では、昔のできごとを振り返りながら、その時の気持ちや考え、どんな行動をとったかを思い出してみてください。
そうすると、将来の夢へのヒントが見つかることもあります。
将来の夢が見つからないときは志望動機を深堀ると、自分の中の夢や目標を発見できます。
企業ホームページにのっている企業理念や社員インタビューを参考にするのも良いでしょう。
さらに、過去の経験を振り返り、嬉しかった瞬間や価値観を整理することで、自分の方向性が見え、将来の夢へのヒントが得られるかもしれません。
まとめ
この記事では、就活における「将来の夢」の例文やポイントについて解説しました。
将来の夢をみつけるためには、自己分析と業界研究が大事です。
自分の好きなことや得意なこと、大切にしていることを考えてみましょう。
同時に、 楽しそうに感じる仕事や興味がある職業を見つけて、自分の適性とマッチしているか考えてみてください。
その上で、その夢をかなえるために目標を立ててみましょう。
選んだ企業に、自分のスキルや魅力を伝えてアピールポイントにしてると良いです。
企業が将来の夢を聞く理由は、「本当の気持ちを知りたい」や「長い期間一緒に働く価値がある人」か見極めるためです。
この記事で、紹介した例文やポイントをもとに、実際に作ってみてください。