Webテストで落ちる割合は?落ちる原因と対策方法を徹底解説

Webテストで落ちる割合は?落ちる原因と対策方法を徹底解説

2024年1月26日更新

はじめに

Webテストをなかなか合格できず「落ちる割合を知りたい」と思っている人は多いはずです。

この記事では「Webテストに落ちる原因と対策方法」についてわかりやすく解説しています。

  • Webテストで落ちる割合は?
  • Webテストで落ちやすい原因は?
  • Webテストをどう対策すればいいの?

といった上記のような疑問を抱く就活生を対象に有益な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

また、業界一覧については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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Webテストが実施される意図を理解しよう

Webテスト

そもそも企業がWebを実施するのはなぜか、意図を理解することが大切です。

実施している意図を知ることで、自分がなぜ落ちてしまったのか原因を追究することができます。

Webテストを実施している企業は約5割

株式会社マイナビがマイナビ2024を利用している企業担当者(2,036社)に調査した結果、約5割の企業がWebテストを実施していることがわかりました。

業界別で実施している割合をまとめたので見ていきましょう。

業界適性検査(Web)適性検査(紙)
全体48.5%22.9%
建設40.3%24.1%
製造56.4%22.1%
商社48.1%24.7%
小売 60.0%27.5%
金融63.6%27.3%
マスコミ57.1%16.7%
ソフトウエア・通信69.0%30.6%
サービス・インフラ43.3%19.7%
官公庁・公社・団体53.6%42.9%

Webテストを実施している企業は48.5%、紙での適性検査を実施している企業は22.9%です。

インターネットが普及し始めたことや新型コロナウイルスの影響により、適性検査を紙からWebに変更する企業が増えています。

2016年度の調査結果を見てみると、Webテストを実施している企業は29.1%、紙での適性検査を実施している企業は50.9%です。

現在とは真逆の数値になっており、Webテストが主流になっていることがわかります。

そのため、適性検査を対策する場合はWebベースで考えるといいでしょう。

官公庁・公社・団体業界のみ紙での適性検査が42.9%と高めであるため、意識しておきましょう。

参照ページ

2024年卒企業新卒採用予定調査 | マイナビキャリアリサーチLab (mynavi.jp)

Webテストを実施している企業は48.5%、紙での適性検査を実施している企業は22.9%です。

インターネットが普及し始めたことや新型コロナウイルスの影響により、適性検査を紙からWebに変更する企業が増えています。

 

2016年度の調査結果を見てみると、Webテストを実施している企業は29.1%、紙での適性検査を実施している企業は50.9%です。

現在とは真逆の数値になっており、Webテストが主流になっていることがわかります。

そのため、適性検査を対策する場合はWebベースで考えるといいでしょう。

官公庁・公社・団体業界のみ紙での適性検査が42.9%と高めであるため、意識しておきましょう。

参照ページ

2024年卒企業新卒採用予定調査 | マイナビキャリアリサーチLab (mynavi.jp)

採用業務を効率化するため

応募人数の多い企業でとくに当てはまることですが、エントリーした就活生をすべて面接することはできません。

とくに面接は時間がかかるため、限られた人数のみ実施します。

たとえば面接可能な人数が100人、エントリーした就活生が180人なら、Webテストを実施して80人を不採用とします。

Webテストは企業側に必要な作業がほとんどなく、人数を減らすためには非常に効率がいいため実施している企業が多いです。

規模の小さい企業は応募人数が少ないため、Webテストで人数を減らすことをメインに考えていません。

10人しか応募がない場合、Webテストを行ったとしてもすべて合格し、面接になる可能性が高いです。

 

もちろんWebテストを実施する理由は効率化だけではありません。

次に紹介する「企業との相性を見るため」「就活生の基礎学力を確かめるため」もWebテストを実施する理由の1つです。

応募人数が少ない企業はとくにこの2つを理由に実施していることが多いでしょう。

 

企業との相性を見るため【性格テスト】

Webテストの性格テスト(性格検査)をもとに、相性(求める人物像に近いか)を見るために実施しています。

「性格テストって意味があるの?」と思っている就活生もいるでしょうが、言語・非言語の学力だけでなく、性格も重視している企業は多いでしょう。

言語・非言語がボロボロの結果でも、合格する就活生もいます。

日本の会社は個の力ではなく「協調性」を大切にする企業が多いです。

そのため、企業側も協調性があり自社の方向性を理解してもらえる考え方を持った就活生を探します。

たとえば以下の2パターンの就活生がいたと仮定します。

A:Webテストで満点だけど、企業の考えと一致せず指示通りの行動をしてもらえない新入社員

B:Webテストは60点と平均だが、企業の指示を忠実に守り会社のために貢献してくれる新入社員

あなたが採用担当者目線でこの2名のどちらかを採用するとしたら、どちらを選ぶでしょう。

おそらくほとんどの人が「B」を選ぶでしょう。

Aタイプのように協調性がなく、自分の実力をアピールする人は「和」を乱すため採用されにくいです。

性格テストの結果でも、協調性があるか判断できるため就活生の性格を知るためにもWebテストが実施されます。

基礎学力を確かめるため

Webテストの言語・非言語・英語の結果から、就活生の基礎学力を測定することが可能です。

仕事をする上で基礎学力は大切です。

言葉の意味や主語・述語を理解できていなければ、効率よく作業することができません。

基礎学力が欠けているとこちらが意図している考えや伝えたい内容がうまく伝わらないため、指導の数が増えたり、間違った作業を行ったりするため効率が悪くなってしまいます。

企業側からすれば、少ない指導で作業をこなしてもらうほうが作業効率や人件費にもメリットがあるので基礎学力の高い就活生を求めています。

とくに数字を扱うことの多い金融業界や応募人数の多い大手企業などは、基礎学力の高い就活生がWebテストに合格しやすいです。

仕事において学力がすべてではありませんが、採用基準の1つとして評価されるので、基礎学力も高めておきましょう。

Webテストで落ちる割合は?

結論から言えば、Webテストで落ちる割合は企業ごとに異なり合格ラインも非公表であるため、不明です。

企業は基礎学力(言語・非言語・英語)、性格(性格テスト)、エントリーシートの内容をもとに合格・不合格を決めるため、一概にこれが原因で落ちた、ということがわかりません。

基礎学力が低く落ちた可能性もあれば、企業の求める性格ではないため落ちた、あるいはWebテストではなくエントリーシートが原因の可能性もあります。

落ちた原因を一人ひとり公表しているわけではないため、正確な理由はわかりません。

基礎学力がボロボロであっても、企業の求める性格とピッタリ一致していれば採用される可能性も十分にあります。

「何割解ければ確実に合格する」といった基準はないため、十分に対策しておくことが大切です。

 

もちろん対策も基礎学力だけではいけません。

性格テストも重視している企業があるので、企業の考え方に背かない解答ができているかも大切です。

Webテストに落ちる割合を気にするのではなく、どう対策すれば受かりやすいかを考えましょう。

Webテストで落ちる6つの原因と対策方法

Webテスト

Webテストに落ちやすい人は、次の6つの原因に当てはまっている可能性があります。

原因と対策方法を記載しているので、自分の当てはまるものがあれば対策しましょう。

 

対策時間が短い

Webテストで落ちやすいのは、単純に対策時間が短すぎることが原因です。

高校や大学のテストも同じで、一夜漬けではいい点数を取ることができません。

時間をかけて対策すればするほど、Webテストで高得点を取ることが可能です。

面接とは違いWebテストはある意味単純なので、対策次第で必ず結果が変わります。

面接のようにイレギュラーな質問が飛んでくることもなく、SPIならSPIで出題される問題しかでてきません。

自分の勉強次第で得点は十分に上げることができるので「難しくて問題が解けない」と思っている人は、とにかく勉強時間を増やしましょう。

 

Webテストの形式を把握できていない

Webテストの形式(種類)ごとに特徴があるので、それを理解することが大切です。

たとえばSPIはまんべんなく出題されますが、玉手箱は1種類の問題形式しか出題されません。

最初の問題が「四則逆算」であればその後の問題もすべて「四則逆算」です。

この情報を知っているか知っていないかでも変わってきます。

SPIだと苦手な分野があったとしてもまんべんなく出題されるので、他でカバーすることが可能です。

しかし、玉手箱は苦手な分野が出題されるとそのあとの問題もすべて苦手な分野になるため、カバーすることができません。

 

そのため、玉手箱は苦手な分野をつくらないように対策する必要があります。

このようにWebテストの形式によって対策方法も異なれば、解き方も変わるので、しっかり熟知しておくことが重要です。

 

Webテスト(適性検査)の種類や対策方法については「適性検査の種類と特徴について解説!対策方法付きで完全攻略 – Google ドキュメント」こちらで詳しく解説していますので、参考にしてください。

 

時間配分ができていない

Webテストは問題数が多く、制限時間が短いテストが多いです。

そのため、時間配分がしっかりできていないと制限時間内にすべての問題を解くことができません。

学生時代のテストとは違い「問1なら5点」「問2なら3点」など、設問ごとに点数が決まっているわけではありません。

何問正解しているかが重要なので、1つの問題に執着するのではなく、最後まで問題を解ききることが重要です。

Webテストがボロボロの人によくあるミスが、難しい問題に時間を取られすぎて最後までたどり着けないことです。

ぱっと見て「時間がかかる」「難しそうな問題」と思ったら後回しにして、次の問題を解いていきましょう。

そして最後まで解いて時間が余っていれば、難しい問題に挑戦すればいいのです。

ただし、Webテストの種類によっては一方通行で、後戻りできないテストもあるので、注意してください。

また、模擬試験などを利用して実戦形式で何度かテストをしてみることも大切です。

どれくらいのペースで解けばいいのか感覚を掴めるのでおすすめです。

 

性格テストが基準に満たしていない

繰り返しになりますが、企業が重視しているのは基礎学力(言語・非言語・英語)だけでなく性格(性格テスト)も重視しています。

そのため、基礎学力が高かったとしても企業が求める性格と性格テストの結果が一致しなければ落ちてしまいます。

対策としては、企業研究を深めることです。

企業のホームページに「求める人物像」が記載されていることが多いですが、その人物像に近い性格であることをアピールしましょう。

もちろん嘘をついてまで、求める人物像に近づけてもいけません。

性格テストで嘘をついても矛盾が生じるためバレることが多いです。

そのため、基本的には直感(自然体)で解答していき「どちらかといえば」といった判断に迷うところは企業の考え方に合わせてください。

 

Webテストの操作に慣れていない

Webテストはパソコンを使用するので操作に慣れておくことが大切です。

普段パソコンを使用していない人は、解答を入力するスピードが若干遅くなります。

1問につき1秒違うだけでも、差が生じるため素早く操作できるようにしておきましょう。

またテストによっては電卓を使用することもあります。

電卓を普段から使用している人は少ないと思いますので、問題集を解きながら使用してみるなど、操作に慣れておくといいでしょう。

持ち込む場合は、操作がしやすいように大きいサイズを選ぶことをおすすめします。

サイズが小さいと打ちミスなどケアレスミスにつながるので注意です。

 

緊張して実力を発揮できていない

自宅でテストを受ける場合はリラックスしやすいですが、試験場でテストを受ける場合は緊張しやすいです。

緊張していると本来の実力を発揮することが難しくなるため、事前に経験して慣れておくといいでしょう。

慣れるためには練習企業を設けることです。

たとえば、同じ種類のテストを採用している企業や試験場でテストを行っている企業などでテストを受験すると、本番を想定した練習を行うことができます。

ただし、練習企業のエントリーシートを作成するなど作業量が増えてしまうので、時間のゆとりがない人はおすすめできません。

Webテストを対策するときに利用する3つのツール

Webテストを対策するときに利用する3つのツールを紹介します。

 

対策問題集

Webテスト対策としてよく用いられるのが対策問題集です。

たとえばSPIであれば「これが本当のSPI3だ!」、Web-CABやTG-WEBであれば「Webテスト2 【TG-WEB・Web-CAB・WEBテスティングサービス】完全対策」などがおすすめです。

 

対策問題集は出題されやすい問題がまとまっており、解説がしっかりされているため、初めて勉強する人も扱いやすくなっています。

抑えるべきポイントがわかるので、効率よく勉強することができます。

1周だけでは対策不足であるため、2周、3周と解くことが大切です。

たとえば2周目は苦手な分野を重点的に解く、3周目はスピード重視で解いてみるなど工夫を重ねながら解いてみましょう。

 

無料の練習問題サイト

Webテストの練習問題を無料でできるサイトはいくつかあります。

たとえば以下のようなサイトです。

Webテストの問題を解くサイトもあれば、模擬試験ができるサイトもありさまざまです。

模擬試験は自分のレベルが全国で何番目か把握することができるので、実力を知ることができます。

自分ではスラスラ問題集を解けていたつもりでも、全国レベルで見れば低いこともあるので、一度試験を受けてみましょう。

 

対策アプリ

対策アプリはスマホで問題が解けるので、スキマ時間を活用して勉強することができます。

自宅では対策問題集を活用し、外出中は対策アプリを使用するなど使い分けると、さらに効率よく対策することができます。

ただし、種類が豊富にあるわけではないので、主なWebテストしか対策できません。

 

SPIと玉手箱のおすすめ対策アプリは以下の記事を参考にしてください。

SPI「【2023年】SPI おすすめの対策アプリ8選 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)

玉手箱「玉手箱対策アプリ11選!対策アプリで効率的に勉強 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)

Webテストに関するよくある質問

Webテストに関するよくある質問を見ていきましょう。

 

Webテストならカンニングしてもバレない?

Webテストをカンニングするとバレます。

正答率・解答スピード・面接での対応などから、不自然な点や矛盾点が出るためバレることが多いです。

もちろんバレると「内定取り消し」や「ブラックリストに登録」など、処罰を受けることになります。

とくに近年ではAI監視型テストの導入も増えているので、バレる確率が高くなっています。

 

Webテストは何から対策したらいいの?

志望する企業など何も決まっていないけど、Webテストを対策する場合は「SPI」から対策しましょう。

SPIはWebテストの中で導入されている企業が多いため、対策して損はないと思います。

自分の志望する企業が見つかれば、その企業が採用しているテストを対策しましょう。

 

Webテストはどれくらい勉強すればいい?

2~3カ月に集中的に勉強してもいいですし、半年程度コツコツと勉強しても構いません。

大学3年の3月下旬ごろからWebテストがスタートし、5月頃に多くの就活生がテストを受けることになるため、それまでに勉強しておくといいでしょう。

模擬試験などで自分の実力を把握し、必要な勉強量を設定してください。

まとめ

Webテストで落ちる割合は、企業によって異なるため不明です。

そのため、落ちないためにどう対策すればいいかを学び、対策しましょう。

面接と違いWebテストは単純なので対策すればするほど、効果が出ます。

そのため、落ちる頻度が高い人は勉強量を増やすことから始めましょう。

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