
これであなたも夜行バスマスター!快適に過ごす秘訣大公開
こんにちは。大阪在住、神戸大学4回生の菅顕正(すがけんしょう)です!
秋口に就活を始めてからというもの、何度東京にいったことか。。。
しかもインターンとかではなく一次面接だったりすると、
交通費支給の無いところがほとんど。
東京までの移動手段は、
どうしても値段の安い夜行バスになってしまうんですよね。
夜行バス明けすぐに面接が始まってしまったとしたら、心身ともに疲弊した状態で面接に臨むことになり、本来のパフォーマンスが発揮できないことにも繋がってしまいます。
そんなもったいない事態だけは、避けたいですよね。
今回は、「どうすれば夜行バスで快適に過ごせるか?」について、実体験を元に皆さんにご紹介します。
快適に過ごすHow toから、バス会社ごとの特徴・値段ごとの居心地まで書いてあるので、是非バス選びの参考にして選考につなげてください!!
夜行バスのメリット・デメリットについて知りたい方は、
こちらのまとめ動画の中でも紹介されています!
1. 東京に行くならこれ!オススメ夜行バス3選
1-1. WILLER EXPRESS
ピンクが目印!主要都市に専用バスターミナルあり!
ピンクのバスでおなじみ、ウィラーエクスプレス。
写真にもあるように、待合所には自社カフェが併設されているので、待ってる間も快適に過ごせます。
ちなみに大阪ですと、カフェ併設の待合室がスカイビル1階にあります。
待合室は、いつも人が多いイメージですが、ほかのバス会社と比べてもとても綺麗で広い。
近くにはファミリーマートなどのコンビニもあるので、乗車前最後の準備がゆっくり出来ます。
もちろんコンセントもあるので、うっかり充電を忘れた時にもバッチリですね!
1-2. VIPライナー
充実した設備のラウンジ+フルリクライニングがおすすめ!
僕が今までに利用したバス会社の中で、おそらく一番利用させてもらった会社。
“VIP”の名前からイメージするように、利便性重視のラウンジと、フルリクライニングがポイント!
値段が高そうにも見えますが、そんなことは全然ありません。
充実した設備のラウンジが◎
写真上が大阪、下が東京です。
大阪のラウンジ。 充電器はもちろん、シャワーもあって便利
東京のラウンジ。ベッドから漫画の棚、シャワーまでいろんなものが揃っています。
他のバス会社ですと、そもそもラウンジ自体がない会社が多いですし、あったとしても待合室だけ。しかも室内ではなく外、だなんてケースもザラにあります。
そんな中、ラウンジがあるだけでなく、シャワーやメイク室、ベッド、フリードリンク、漫画が揃った本棚(東京のみ)などの素晴らしい設備が備え付けられています。
これはもう、利用するしか他に手はないのではないでしょうか。
乗車前の時間はもちろん、目的地に到着した日の朝11時まで無料で利用することができます(シャワーは有料)。
「選考が始まるまで少し時間に余裕がある」
「朝着いて、シャワーを浴びてさっぱりしたい」
といったシンプルな要望は、このラウンジでほぼ解決してしまいます。
欲を言えば、もう少し清潔だとありがたいのですが、、あまり贅沢は言えませんね。笑
フルリクライニングシート完備!遠慮することなく朝まで快適!
後ろの座席に人がいる場合、
「椅子を倒したくても遠慮してしまい、なかなか倒せない、、」
といった経験をしたことがある方も多いはず。
解決策としては、お金をかけてちょっとお高めの3列シートなどにする、などがありますが、就活中はなんせお金がありません。
そんなときに役立つのが、このバスならでは「フルリクライニングしなければいけない」というのが全席で定められていることです。
乗車したタイミングで既に座席が倒されているときもあれば、
「では就寝のお時間です。みなさん、リクライニングをお倒し下さい」
とのアナウンスで、みんなで一斉に
「よいしょー」
と下げたりすることも。
他人に気遣いをしてしまう人も、これで疲れることなく心ゆくまで倒せそうですね!
1-3. 高速バスネット(西日本JRバス)
絶対の安心感! 乗り場でチケットを買うことも!
安心感の塊。
多くの人が、東京へ行くために利用しているであろう、西日本JRバス。
これを使うメリットは、やはり「安心感」と「場所の利便性」。
トラブルがあった時も、すぐに窓口で対応!
JRというだけあって、チケット売り場には受付の人がいてしっかり案内してくれますし、もし何かトラブルがあり買い直さなければいけなくなったとしても、当日キャンセル分のチケットを購入することができるのです。
僕は結構、時間や場所を間違ってしまうことが多く、、
最後の頼みの綱として、過去に何度もお世話になりました。。。(笑)
バス乗り場の場所が分かりやすい!
また、なにしろバス乗り場が分かりやすい!
他のバス会社さんですと、乗り場が中心地から離れていたり、思っていたよりも遠くて見つからない、なんて焦った自体も往々にしてあります。
そんな中、このJRバスの乗り場は梅田駅のすぐ近く。
わかりやすいし、近い!!
特に時間に追われがちな就活中でも、頼もしい味方ですね。
他にも聞いた話だと、東京行きの人を取材するカメラが時々あるとかなんとか、、
もしかしたら、テレビデビュー!なんてこともあるかもしれませんね!!笑
2. 値段が違うと、夜行バスの座席はこうなる!値段別のシート比較
2-1. 低価格帯=4列シート
夜行バスといえば、この4列シートをイメージする方もおそらく多いのではないでしょうか??
値段が安いのが、一番の大きな魅力。
最安値ですと、1,600円ぐらいで大阪→東京に行くことができちゃいます!
気を付けるべき点は、バス会社によってアメニティーに大きな差があることです。
チェックするべきアメニティーとしては
・ブランケット
・コンセント
・足置き場
・トイレ
・カーテン
などがあります。
どれも、あるか無いかでその道中の快適さがまったく変わってきます。
チケットを買うときは、必ずチェックするようにしましょう!
2-2. 中価格帯=3列シート
一番コスパがいいタイプ。
値段は平均で、6,000円から8,000円くらいです。
3列のため、パーソナルスペースがきちんと確保できますし、他人に遠慮することなく座席をリクライニングできるのも嬉しいポイント。
ただし、3列シートだからといって、どれでもいいわけではありません。
3列シートは2タイプあり、2つ目の方が断然オススメです!
内装がほぼ4列シートと変わらないタイプ
4列シートに毛の生えたタイプのもの。
もちろん席数が減った分、一人当たりの場所は多少広くなり、4列シートと比べればそこそこ快適には過ごせますが、、
そこまで個人スペース(コンフォートゾーン)が確保されているとは言い難いです。
座席はは4列シートのものと同じ。仕切りもありません。
シートが完全に独立しているタイプ
もう一つは、少し値段も上がりますが(大体8,000円〜10,000円くらい)、とても快適に過ごせるので断然オススメです!
シートが完全に独立しているので、個人のスペースがしっかりとれます。
リクライニングもフルで倒せるので、とても気持ちがよく非常に満足しました。
交通費を支給してくれる企業の面接に行く際は、ぜひ使ってみることをオススメします!笑
仕切りがあり、しっかりプライベートを保てます◎
2-3. 高価格帯=個別シート
一番高級なこのタイプは、シートが完全に分かれているものが多いです。
残念ながら僕もこのタイプに乗ることはありませんでした。。。
なんと「個室」タイプになっているものも多く、夜行バスのデメリットである ”移動中にパソコンが使えない“問題や、”寝付くまでに時間がかかる” 問題は、全て解消されているように思います。
値段は10,000円〜20,000円と新幹線よりも高い時が多いので、交通費が支給される場合でも気遅れしてしまい、利用できませんでした。。。
いつか乗ってみたいです笑
完全独立型のシート。内装が豪華!
3. 夜行バスにまつわる良くある疑問まとめ
ここからは、夜行バスにまつわる素朴な疑問を集めました。
夜行バスに初めて乗る方は、特に必見です!
Q1. 値段の変動が激しいですよね???
A.これはめっちゃあります。
バスは時期によって大きく値段が変わります。変わるタイミングは春休みと夏休み。。。学生に優しくなーい!
対策としてはインターンの日程が決まり次第すぐに予約することくらいでしょうか。。
Q2. 朝の準備ができないのでは???
A.できないです。(笑)
VIPライナーのようにラウンジがあるところはいいのですが、殆どのところではラウンジなんて設備はありません。そうなると絶対に無理です。ネカフェなどに行くのが良いでしょう。
Q3. よくある失敗はなんですか??
A.僕がした失敗は大きく2つ。「場所の間違い」「時間の間違い」です。
場所というのは、バスの予約画面ですといろいろな乗り場があるので、違う乗り場を予約してしまう、というケースです。
そんなことにならないように、しっかり確認してから、予約しましょう。(笑)
もし間違えてしまった場合も、焦らずバス会社に連絡をしましょう。発車前であれば、返金を受け付けている会社も多いです。
Q4. 寝れないのでは??
A.寝れない原因は「寝る体制」と「寝る環境」がほとんど。
「寝る体制」でいうと、4列シートなんてリクライニングも倒せないし寝返りも打てないので大変です。
解決策としては、枕を2つ持って行き、腰用と頭用にしてました。
「寝る環境」ですと、夏は異常にクーラーがついていたり、冬は暖房で乾燥していたりするのでマスク、ブランケットは必ず持って行きました。
あと目覚めをよくするために、オススメの方法。
バスを降りて「よし今日は頑張るぞ」と意識的に言ってみることです。
臨床心理士の人が不眠症にも聞くと述べている方法でもあるので、騙されたと思って一度やってみましょう!!
4. 本記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
夜行バス乗車のポイントを、まとめてみました。
【夜行バスのオススメ3社】
①WILLER EXPRESS:綺麗な待合室で乗車前から快適に
②VIPライナー:充実した設備のラウンジ+フルリクライニング
③高速バスネット(西日本JRバス):絶対の安心感+チケット当日購入OK
【夜行バスのシート3種類】
①低価格帯=4列シート:一番安いだが、会社によって設備に差がある
②中価格帯=3列シート:コスパ◎ オススメはゆりかごタイプの独立型シート
③高価格帯=個別シート:最も高く、上質な空間。新幹線より高いことも
ポイントをしっかり押さえ、少しでも快適な時間にしましょう!
(じゃあ持ち物はどうすればいいの?という方はこちら!)