【ヤクルト本社のエントリーシートの対策法を徹底解説】
2024年1月23日更新
はじめに
この記事では、食品メーカーを志望する就活生や、ヤクルト本社を第一志望とする方たちに向けて、ヤクルト本社の会社概要や求める人物像、エントリーシートの質問内容や解答例などを紹介したいと思います。
役に立つ情報をたくさん盛り込んでおりますので、この記事を読むみなさんにとって少しでも就活の手助けになれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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ヤクルト本社の概要
ヤクルト株式会社は、1955年に設立された日本の企業で、本社は東京都千代田区一番町36番地に所在しています。
同社は、主に発酵乳飲料の製造・販売を行っており、その代表的な商品として「ヤクルト」があります。
ヤクルトはシロタ株を含む乳酸菌飲料であり、ヤクルトの代表的商品。
また、健康飲料、食品、サプリメントなども幅広く展開しています。
ヤクルトは国内外で事業を展開しており、世界中でヤクルトブランドの商品が販売されています。
特に、アジア、ヨーロッパ、南米などで多くの消費者に親しまれています。
この国際的な展開は、ヤクルトの製品が健康に良いとされる乳酸菌を含むことから、世界各地で支持を受けている証拠です。
ヤクルトは、吉田茂博士によって創業されました。吉田博士は、乳酸菌が健康に良い影響を与えるという研究から、ヤクルトの製品を開発しました。
長らく、ヤクルトは健康に良いとされる乳酸菌飲料として知られ、その製品は日本国内外で多くの消費者に親しまれています。
ヤクルト株式会社は、その長い歴史と健康に対する取り組みから、信頼性のある企業として評価されています。
参照:ヤクルト本社採用ページ「ヤクルト本社採用情報 (yakult.co.jp)」
ヤクルト本社が求める人物像
ヤクルトは、『生命科学の追求を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します』という企業理念を実現するために、以下のような人物を求めているようです。
- 企業理念に共感できる人
- 道徳、マナー、良識を備え、”社会人”として”人”として成長し続ける人
- 自ら考え、行動し、自由な発想で何かを生み出すことのできる人
- 個性を強みとして発揮をしながら他社と協調できる人
以上の他にも、ヤクルトで働くということはすなわち、”人と地球の健康を願うこと”と採用ホームページにも書かれているため、このマインドも大切にするべきです。
エントリーシートを作成する際には、企業が求める人物像に極力寄せる必要があるので、企業についてしっかりとした調べを行ってからエントリーシートを作成すると良いでしょう。
求める人物像についてより詳しく知りたい場合は、説明会やインターンなどで人事の方に直接質問してみると良いでしょう。
引用:
ヤクルト本社採用ページヤクルト本社採用情報 (yakult.co.jp)
ヤクルト本社の採用難易度
結論から言うと、ヤクルト本社の就職難易度は非常に高いと考えられるでしょう。
採用大学については以下の通りです。
*ヤクルト本社の採用実績校 北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京大学、青山学院大学、東京理科大学、東京電機大学、東京農業大学、東京薬科大学、同志社大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、関西学院大学、関西大学、慶應義塾大学、神戸大学、学習院大学、九州大学、大阪大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立命館大学、立教大学、上智大学、早稲田大学、信州大学、中央大学、広島大学、法政大学、日本大学、明治大学、工学院大学、西南学院大学、國學院大學、獨協大学、東京海洋大学、 |
採用実績校については、公式に公開されている情報ではなくインターネット情の情報ではありますが、東京大学をはじめとする、偏差値が非常に高い上位の大学の採用実績が多いようです。
さらには、ヤクルト本社は理系の学生が選考において有利になると言えるでしょう。
ヤクルト本社、採用ページの募集要項によれば、理系職種は複数募集があるのに対し、文系職は一つしかありません。
そのため、文系の学生にとっては非常に難易度の高い企業になると考えられるでしょう。
しかしながら、中堅大学の採用があったり、文系職も求人があることから、大学名や学問継投で合否が分かれるということはないと考えられます。
さらに、高専生専用の選考があるのも特徴と言えるでしょう。
高専に通う人たちは、その知識や技術を生かせる機会になるかもしれないので、ヤクルト本社への就職を視野に入れてみるのも良いかもしれません。
また、ヤクルト本社の業界での立ち位置についてですが、業界トップの競合他社と売り上げを比較すると以下のようになります。
食品メーカー主要5社と比較すると、ヤクルトの売り上げは最下位となっていますが、あくまで業界のトップに位置する主要5社での比較なので油断は禁物です。食品メーカーを志望するのであれば、競合他社との併願を行うことが好ましいと言えるでしょう。
引用:
キャリタス就活株式会社ヤクルト本社の過去の採用情報 | キャリタス就活 (career-tasu.jp)
ワンキャリア【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・明治・日清食品・キッコーマン・ヤクルト)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い|就活サイト【ONE CAREER】
エントリーシートの位置づけ、及び対策方法
ヤクルト本社におけるエントリーシートの立ち位置についてですが、まずはヤクルト本社の選考フローを見てみましょう。
ヤクルト本社の選考フローは、一般的には以下の通りです。
①エントリー ②エントリーシート提出 ③研究レポート提出(理系職) or webテスト(文系職) ④会社説明会 ⑤一次選考 ⑥二次選考 ⑦最終選考 ⑧内定 |
③については理系職と文系職で違いはあるものの、エントリーシートの提出については文理共通です。
エントリーシートを通過しないとそもそも研究レポートやwebテストを見てもらえないので、ぜひしっかりと対策して通過したいものです。
要するに、ヤクルト本社におけるエントリーシートの立ち位置は、「自分を見てもらうために必要な切符」と言えるでしょう。
エントリーシートの選考を確実に突破し、その後のwebテストや研究レポート、さらには面接で、自分の本来の姿をしっかりと見てもらいましょう。
また、インターンシップに参加するためにもエントリーシートが課されるので、ヤクルト本社への就職を志望している人は万全の対策をしておく必要があるでしょう。
※なお、ヤクルト本社の募集している職種は以下の通りです。 研究職、食品開発職、生産技術職(生産設備、品質管理、海外生産)、総合職、一般職 |
エントリーシートにおいて企業がチェックしているポイント
エントリーシートの立ち位置において確認したところで、企業はエントリーシートで一体何をチェックしているのでしょうか。それは以下の通りです。
- 応募者の能力の確認
- 応募者の企業との適正
- なぜその企業を志望したのか
まず①ですが、エントリーシートにおけるガクチカや自己PRなどを見ることで、応募者の能力がその企業で働くために十分にあるのか確認しています。
さらに②に関しては、価値観や能力、モチベーションなどが企業の社風や社員たちの雰囲気とマッチしているかどうかを見極めています。
③については、その企業をどれほど志望しており、そこで働くモチベーションが本当に高いのか否かを判断しています。
以上のことから、企業によってエントリーシートの内容を変えることはもちろん、企業について事前に良く調べ、社風や理念、適性などを可能な限り企業に寄せてエントリーシートを作成する必要が出てきます。
しっかりと企業分析を行い、それに応じてエントリーシートを作成するようにしましょう。
エントリーシートのテンプレ―ト
続いては、エントリーシートを書くときに絶対に抑えたいポイントを紹介していきます。
エントリーシートでは、論理的な構成と説得力の高さ、わかりやすさが求められます。
そのため、例外もありますが、基本的なエントリーシートのテンプレは以下のように固めておくと良いでしょう。
①結論ファースト
②その結論に至った理由、経緯
③それを裏付ける具体的な経験、実績
④最後にもう一度結論
それでは、それぞれ見ていきましょう。
まず①ですが、結論を最初に述べることは、エントリーシートにおいて最も重要だと言えるでしょう。
というのも、結論を一番最初に述べることではるかにわかりやすい文章になるからです。
最初に結論を述べず、だらだらと文章を続けてしまうと、何を伝えたいのかが分からず、読み手が飽きてしまいます。
最悪の場合、最後まで目を通してくれないという可能性も考えられますので、結論を最初に述べることは徹底するようにしましょう。
なお、これはエントリーシートのみならず、面接においても同様なので、結論ファーストの意識は常に持っておくと良いでしょう。続いて②ですが、ここではシンプルに、①の結論に至った理由を簡潔に述べましょう。
続く③では、②で述べた理由を裏付ける経験や実績を具体的に述べましょう。
ここでは具体性が重要になるので、可能な限り具体的に述べるようにしましょう。
最後の④では、①で述べた結論をもう一度述べ、文章を締めくくりましょう。
以上のような流れでエントリーシートを作成することで、論理的な構成を持つ分かりやすい文章が出来上がります。
①〜④のテンプレートは面接においても活用できるので、常に意識して文章の作成や面接の応答を行うようにしましょう。
エントリーシートを書く時のポイント
上記のパートでエントリーシートのテンプレートを紹介した次は、エントリーシートを書く際に注意したいポイントを述べていきます。
上記のパートで紹介したテンプレートに沿いつつも、以下に挙げるポイントを意識してエントリーシートを作成しましょう。
①論理的な構成・分かりやすさ
②言葉遣い
③深堀されても問題がないか
①については、テンプレートとしてすでに触れたため割愛させていただきます。
②の言葉遣いは、当然のことながら敬語、丁寧語を使いましょう。問題なのは敬語の誤用です。典型的な間違いは以下の通りです。
【二重敬語】 おっしゃられる✕ → おっしゃる〇 ご覧になられる✕ → ご覧になる〇 |
【失礼に当たる言葉】 参考になります✕ → 勉強になります 〇 了解しました ✕ → かしこまりました 〇 おられますか?✕ → いらっしゃいますか?〇 |
以上のように、一見すると正しい敬語に見えても、間違った使い方になっていたり、場合によっては相手の失礼に当たる言葉遣いになってしまうこともあるため、正しい敬語の知識を身に着けて、言葉遣いをマスターしておきましょう。
続いては③についてですが、エントリーシートを通過した後の面接の段階において重要になってきます。
面接においては、エントリーシートにかかれている内容をもとに質問をされることが多いです。
そのため、エントリーシートを書く際には面接の際に深堀をされても問題がないかを常に意識しながら作成をしていくと良いでしょう。
虚偽の情報を書いたり、誇張をしすぎると面接の際に自分が困る羽目になるため注意しましょう。
エントリーシート記載例
ここからは、エントリーシートのうち、企業からの質問と、それに対する返答を提案していきたいと思います。
末尾に作成時のポイントを書いていますので良くご覧になってください。
※ポイント※ どちらの回答も、ヤクルト本社の企業理念に含まれている「世界中の人々の健康」というキーワードを用いています。 |
※ポイント※ 具体的なエピソードを交える。弱みについては、長所ともとれる内容を書くと良い(【例】熱心なあまり時間管理を怠ってしまう。→がむしゃらに頑張ることができる。) |
※ポイント※ 物事を説明する際には数字を使うよう意識してみましょう。 上記の話であれば、見込み来場者数と実際の来場者数を提示することで、相手に規模間を伝えることができます。 仮に2倍に増えたと書くだけだと、10人が2倍になったのか、100人が二倍になったのか分かりません。 このようにしてギャップを書く際は必ず数字を使いましょう。 |
まとめ
さて、本記事ではヤクルト本社の会社概要や求める人物像、エントリーシートの質問内容や解答例について取り上げました。
エントリーシート通過のためには、本記事で取り上げたエントリーシートを書く際のポイントや、企業が求める人物像を参考にしつつ、ヤクルト本社の『生命科学の追求を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します』という企業理念をしっかりと盛り込みましょう。
本記事で取り上げたエントリーシート作成のポイントは、ほかの企業のエントリーシートや面接においても必ず役に立つ内容となっているので、ぜひ今後の就職活動に生かしていただけたら幸いです。
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