東京海上ホールディングスのエントリーシート対策法を徹底解説!

東京海上ホールディングスのエントリーシート対策法を徹底解説!

2024年1月21日更新

はじめに

この記事では、次のような方へ向けて、エントリーシートの書き方を解説します。

  • 東京海上ホールディングスへの就職を目指している方
  • エントリーシートの書き方に自信がなく、困っている方
  • 東京海上ホールディングスに特化したエントリーシートの書き方を知りたい方

エントリーシートの書き方には、どの企業にも当てはまる一定の定石があります。

しかし、各企業に合わせたアピール方法を押さえておかなければ、内定獲得には至らないでしょう。

この記事では、一般的なエントリーシートの書き方だけでなく、東京海上ホールディングスの特色に合わせた書き方をお伝えします。

また、東京海上ホールディングスの採用難易度や、求める人材の特徴についてもご紹介します。

東京海上ホールディングスに就職したいと思っている方や、エントリーシートの書き方に悩んでいる方は、ぜひ最後までご一読ください。

東京海上ホールディングスの概要

東京海上ホールディングス

引用ページ:東京海上ホールディングス公式サイト

まず初めに、東京海上ホールディングスがどのような企業なのかをご紹介します。

エントリーシートを書くためには、企業概要をしっかりと把握しておくことが大切です。

そのため、エントリーシートを書くうえでぜひ参考にしてください。

東京海上ホールディングスとは

東京海上ホールディングスは、東京都千代田区に本社を構える企業です。

株式上場取引所は東京証券取引所で、主な事業内容は、各種保険会社の経営管理です。

経営管理以外にも、保険持株会社として保険に関するさまざまな業務を行っています。

東京海上ホールディングスには多くのグループ企業があります。

就職活動を行う際は、東京海上ホールディングスではなく、各グループ企業への就職活動を行うことになります。

グループ内一括採用は行われていないため、注意しましょう。

(引用ページ:東京海上ホールディングス公式サイト

東京海上ホールディングスの採用難易度

東京海上ホールディングスの採用難易度は、標準~最難関程度です。

採用難易度に幅があるのは、グループ企業の数が多く、それぞれの採用活動方針が大きく異なるからです。

たとえば、グループ企業のうちの1つ「日新火災」は、中堅国公立大学または難関私立大学以上からしか採用していません。

しかし、「イーデザイン損保」は、中堅私立大学からも採用実績があります。

このように、東京海上ホールディングスの採用難易度は各社によってバラつきがあります。

東京海上ホールディングスの採用大学

東京海上ホールディングス 採用大学

結論から述べると、東京海上ホールディングスの採用には、いわゆる学歴フィルターは存在すると言えるでしょう。

グループ企業の採用実績を確認すると、ほとんどが、中堅国公立大学または難関私立大学以上からの採用だからです。

しかし、企業によっては、それ以外の大学からの採用実績も見られます。

そのため、学歴に自信がないものの東京海上ホールディングスに就職したい、という人は、各企業の採用実績を確認し、比較的学歴フィルターがないと言える企業を狙うとよいかもしれません。

以下に、グループ企業の中から「日新火災」「イーデザイン損保」の採用実績を掲載します。ぜひ参考にしてください。

日新火災

日新火災の採用大学は以下のとおりです。

愛知大学、大阪大学、九州大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、東京大学、同志社大学、広島大学、明治大学、早稲田大学など

(参照ページ:マイナビ公式サイト

イーデザイン損保

イーデザイン損保の採用大学は以下のとおりです。

青山学院大学、追手門学院大学、大阪経済大学、大阪市立大学、鎌倉女子大学、関西学院大学、慶應義塾大学、成蹊大学、津田塾大学、東京女子大学など

(参照ページ:マイナビ公式サイト

東京海上ホールディングスが求める人材とは?

東京海上ホールディングスでは、企業ごとにそれぞれの「求める人材」を公表しています。

そのため、就職したい企業の求める人材を熟読することが大切です。

ただし、各企業の記載を概観すると、ある程度の共通点が見えてきます。

それは、「主体性」と「柔軟性」、そしてお客様のことを第一に考えられる「精神性」の3点です。

グループ企業の「求める人材」の項目を見ると、この3点に言及されていることが非常に多いです。

そのため、これらの3点は、グループ全体をとおして重要視されているのではないでしょうか。

東京海上ホールディングスの中から複数の企業へエントリーしたい場合は、この3点をアピールの軸として押さえておくとよいでしょう。

以下に、グループ企業の中から「東京海上日動」「日新火災」「イーデザイン損保」「東京海上日動あんしん生命」「東京海上日動ファシリティーズ」の求める人材を掲載します。ぜひ参考にしてください。

東京海上日動

  • 自ら考え、発信し、行動する、個性豊かな人材

(引用ページ:マイナビ公式サイト

日新火災

  • 人にやさしく向上心のある方

(引用ページ:マイナビ公式サイト

イーデザイン損保

  1. 常にお客さまに寄り添い、柔軟なコミュニケーションを行うことのできる、「素直さ」
  2. 現状に甘えず、そして失敗を恐れずチャレンジできる、「前向きさ」

の2点を持ち、主体性・積極性を持って日々を過ごせる人

(引用ページ:マイナビ公式サイト

東京海上ホールディングス各社の採用方向性の違いは?

東京海上ホールディングスでは、各社の採用方向性がかすかに異なります。

たとえば、「東京海上日動」は求める人材として「自ら考え、発信し、行動する、個性豊かな人材」を掲げています。

そして、求める人材の具体例を読むと、目標達成意欲やバイタリティを求めていることがわかり、力強く生き生きと活躍する人材像が見えてきます。

それに対して、「イーデザイン損保」では、「常にお客さまに寄り添い、柔軟なコミュニケーションを行うことのできる、『素直さ』」を第一に求め、お客様や同僚の気持ちに寄り添う柔軟性や協調性をもった人材が求められているとわかります。

このように、企業によって細かい部分に違いがあります。

そのため、内定獲得を狙う企業の求める人材を熟読し、その企業に合ったエントリーシートを作成することが大切です。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

エントリーシート 企業がチェックしているポイント

一般的に、エントリーシートで企業がチェックしているのは以下の3点です。

  1. 自社にマッチした人材か
  2. 求める能力をもった人材か
  3. 高いモチベーションがあるか

ポイントの概要

各ポイントの概要を説明します。

1.自社にマッチした人材か

企業にとってまずもっとも大切なのは、自社にマッチした人材かどうかということです。

なぜなら、どれほど高い能力をもった人物でも、自社の社風や企業理念にマッチしていなければ、実力を発揮してもらえないからです。

たとえば、学歴や資格、コミュニケーション能力などにおいて、非常に高い能力をもった学生がいるとします。

しかし、その企業では「個性が強くクリエイティビティにあふれた人物」を求めているのに、その学生は「指示を守りルーティンワークをこなすことが得意な人物」だったらどうでしょうか。

その学生が高い能力をもっていることに違いはありませんが、企業の社風とミスマッチが起きています。

これでは、学生の能力を存分に発揮してもらうことができず、双方にとって不利益が生じます。

そのため、企業は採用活動において、自社にマッチした人材かどうかを最重要視します。

2.求める能力をもった人材か

次に企業が重要視するのは、自社が求める能力をもった人材かどうかということです。

どれほど人柄に優れていても、求めている能力をもっていなければ、活躍してもらえないからです。

たとえば、英語力必須の企業であれば、どれだけ学歴や人柄が優れていても、英語ができない人は採用されません。

このように、「求める能力をもっている」ということは非常に重要な要素となります。

3.高いモチベーションがあるか

最後に企業が重要視するのが、高いモチベーションがあるかどうかです。

高いモチベーションをもっていることは、入社後のパフォーマンスに直結するからです。

学歴や資格、人柄、コミュニケーション能力などが優れていたとしても、入社意欲や働くモチベーションが低ければ、入社後によい働きを得ることはできないでしょう。

モチベーションは、よい成果を上げるうえで大変重要な要素だからです。

そのため、エントリーシートを書く際には、入社意欲をしっかりとアピールする必要があります。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートを書く際には、「PREP法」という方法で書くとよいでしょう。

「PREP法」とは、以下のような順序で文章を書いていく方法です。

  1. 結論(Point):初めに結論を明示する
  2. 理由(Reason):結論に至った理由を述べる
  3. 具体例(Example):理由を補強するための具体例を提示する
  4. 結論(Point):最後に再度結論を述べる

具体的には、以下の例文を参考にしてみてください。

結論:私が保険業界を志望する理由は、保険事業をとおして、人々の生活を支えたいからです。

理由:なぜなら、保険事業は人々の生活のために欠かせないものだからです。

具体例:私が中学生のとき、私の父は交通事故にあってしまいました。原因は先方の不注意で、父の過失は認められませんでしたが、自動車同士の大きな事故だったため、父は全治2ヶ月の大ケガを負ってしまいました。

当時、それほど裕福ではなかった私たち家族にとって、父が2ヶ月間働けないのは生活を脅かすことでした。まだ中学生で幼かった私は、「生活できなくなったらどうしよう」と大きな不安を感じていました。

しかし、そんなとき、父が加入していた自動車保険の保険会社の方が、非常に親身に対応してくださいました。

「できる限り生活をサポートします」と言ってくださったとき、非常に心強く感じたのを今でも鮮明に覚えています。

金銭面や手続き面で大きくサポートしていただいただけでなく、保険会社の方は、精神面でも私たち家族を支えてくださいました。

結論:この経験から、私は、保険事業は人々の生活に欠かせないものだと感じるようになり、将来は保険事業に携わりたいと考えるようになりました。

その思いは今でも変わらず、あのときの社員さんのように、金銭的・手続き面だけでなく、精神面でもお客様を支えられるような人になりたいと考えています。

東京海上ホールディングスの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートでは、東京海上ホールディングスの価値観やカルチャーを文章に取り入れることが非常に重要です。

なぜなら、東京海上ホールディングスの価値観およびカルチャーを取り入れることで、「この志望者は自社にマッチしていそうだ」という印象を採用担当者に与えられるからです。

東京海上ホールディングスでは、グループ企業ごとにさまざまな価値観やカルチャーを提示しています。

自分が希望する企業をしっかり研究し、エントリーシートに取り入れてください。

ただし、グループ全体で、「主体性」と「柔軟性」、そしてお客様のことを第一に考えられる「精神性」を大切にしていることは共通していそうです。

この3点はエントリーシートに取り入れる必要があるでしょう。

エントリーシートの位置づけ、および対策方法

エントリーシートの位置づけとしては、主に就活生の論理的思考力を測るためのセクションだと考えるのがよいでしょう。

エントリーシートで自身の論理的思考力をアピールするためには、次のようなポイントに気をつけるとよいでしょう。

  • 論理構造に問題がないか
  • 設問に対応した答えになっているか
  • 日本語の間違いや誤字・脱字がないか

論理的な文章を書けるということは、論理的な思考ができることの証明になります。

そのため、日をおいて何度か読み返してみたり、周囲の人に読んでもらったりして、論理的な文章になっているかどうかをよく確認しましょう。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

東京海上ホールディングスのグループ企業のうち、「東京海上日動」にて過去に問われたことがある設問を3つご紹介します。

また、それぞれの記載例もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(150字以内)

【記載例】

私が大学時代に特に力を入れたことは、学業、サークル活動、アルバイトの3つです。
学業では経済学部経済学科にて学び、卒業論文では日本における経済格差の是正について研究しました。サークル活動ではダンスサークルに所属し、アルバイトでは大学4年間居酒屋で働きました。

ポイント:力を入れたこと3つについて、それぞれ簡潔にわかりやすく補足説明を入れるとよいでしょう。150字ギリギリまで字数を使いましょう。

上記でお選びいただきました取り組みのうちの1つに関して、活動期間、役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。(250字以内)

【記載例】

上記で選んだ3つのうち、私が特にお伝えしたいのは、サークル活動です。

私は、大学4年間ダンスサークルに所属し、年3回の発表会や、有志メンバーで参加する全国大会へ出演してきました。大会では、関西地区ブロック大会にて優秀賞を受賞した経験があります。

また、3年生のときには会計担当として、サークルメンバーの大切なお金を管理しました。

私が所属していたサークルは、大学内のダンスサークルのうち最大規模のサークルで、常時30〜50名程度のメンバーがいました。そのため、協調性や主体性が非常に重要視されています。

ポイント:ここでは、設問にしっかり答えられるか、わかりやすい文章を書けるかが見られています。設問で指定されている「活動期間」「役割」「人数」についてはかならず明記するようにしましょう。そのうえで、具体的な活動内容や実績があれば記載します。また、当時の感情や雰囲気が伝わるような表現も入れられるとよいでしょう。

その取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。 (400字以内)

【記載例】

ダンスサークルでは、メンバーを1つにまとめることが難しく、その点に課題を感じました。

この課題を感じたのは、3年生のときです。最上級生としてメンバーをまとめる必要がありましたが、当時45名もいたメンバーをまとめるのは非常に困難なことでした。

この課題に直面した際、私は、メンバーと積極的にコミュニケーションをとるよう心がけました。あまり話したことのない1年生を食事に誘ったり、あまりサークルに来ない2年生が顔を出した際に明るく話を振ったりしました。

すると、他愛ない雑談をとおして、少しずつ本音を話してくれるようになっていきました。その結果、サークルへの参加率が向上したり、連絡がとりやすくなったりしました。私の行動だけでサークルの雰囲気が一変したわけではないと思いますが、サークルをまとめるための一助となれたと思います。

この経験をとおして私は、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。

ポイント:ここでは、論理的思考力だけでなく、課題解決力も測られています。直面した課題の内容と、その課題へどのようなアプローチをしたか、そしてその結果どのような成果を得られたかを具体的に書きましょう。

まとめ

この記事では、東京海上ホールディングスの概要やエントリーシートの書き方についてお伝えしてきました。

東京海上ホールディングスには非常に多くのグループ企業があり、それぞれに求める人材像や企業理念が異なります。そのため、就職したい企業についてしっかり調べることが大切です。

しかし、東京海上ホールディングス全体で共通する「求める人材像」もあります。それは、すでにお伝えしているとおり、「主体性」と「柔軟性」、そしてお客様のことを第一に考えられる「精神性」の3点です。

エントリーシートを書く際には、この3点を踏まえたうえで自分の強みをアピールするとよいでしょう。

この記事が、東京海上ホールディングスのエントリーシートを書く際の参考になれば幸いです。

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