就活の面接で「うちじゃなくてよくない?」と言われた時の回答について解説!

就活の面接で「うちじゃなくてよくない?」と言われた時の回答について解説!

2024年1月20日更新

はじめに

「うちじゃなくてよくない?」「それ、他の企業でもできるよね?」と面接官の方に質問されたらどうしますか?ネット上ではよくネタとして話題になる質問ですが、実際にこの質問を行う企業は存在します。

この質問に関してはどのように回答をしていくべきでしょうか。

ここでは面接でその質問をされる意図と答え方を解説していきます。

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「それうちじゃなくてよくない?」という質問は圧迫面接に近い

面接官

「それうちじゃなくてよくない?」「それ、他の企業でもできるよね?」と怖い人事の人から質問をされる。かなりプレッシャーがあって怖いと思います。そもそも就活において、「第一志望の企業のみを受ける」ということはまずあり得ません。

第一希望と言いつつ正確には「第一希望群」になるでしょうし、その第一志望群の企業は大きく共通する部分があると思います。また、その中で強いて差別化するなら「年収の差」という、面接で絶対と言っていいほど答えてはいけない内容になると思います。

 

「差別化できていない企業側の努力不足!」なんて言えない

「そんな質問をする前に他者との差別化をはっきり明示して、企業の強みを伝えてくれ!」と思う就活生は多いのではないでしょうか。しかし、そんなことを面接で伝えたら、おそらくその場で面接は終わってしまいます。とても先方には伝えられません。どのように耐えていけばいいのでしょうか。

 

最初から貴社を「志望」している人などいない

この悩みを抱えているのはあなた一人ではありません。先述した通り、最初から第一志望の方はそこまで多くありません。もちろん、超がつくほどの有名企業であれば話は変わってくると思います。あくまでも「第一志望群」の方が多いです。

就活生が面接に応募する理由は、ほとんどが「採用ページを見て、なんとなく興味を持ったから。」であったり、「興味のある業界だから。」といった、軽い気持ちでのものがほとんどです。

他の就活生も同じなので、しっかり対策をしていけば問題ありません。

「それうちじゃなくてよくない?」という質問をする意図

そもそも、なぜ「それうちじゃなくてもよくない?」という質問が面接官から出されるのでしょうか?その理由について考えてみましょう。

 

具体的には、以下の4つの理由が挙げられます。

 

1.志望動機をもう少し深く聞きたい: 応募者の志望動機についてより詳しく知りたいと考えている可能性があります。

 

2.就活生を焦らせて本当の志望動機を聞きたい: あまり一般的な回答ではなく、本当の意図や目的を引き出すために、わざと焦らせるような質問をしているということも考えられます。

 

3.面接官の聞かなきゃいけない質問リストに入っている: 企業の面接では、ある程度標準的な質問が用意されており、それに基づいて質問が進行している可能性があります。

 

4.就活の軸を知りたい:就活生がどんな基準で就活を行っているのかを確認し、その基準が企業と一致しているかを確認します。

 

これらの理由について、順を追って詳しく説明していきます。

 

志望動機を深く聞きたい

まず最初の理由は、「志望動機をより深く理解したい」という理由です。なぜなら、志望動機は面接官が最も注目する要素であり、新卒採用は将来の活躍を見込んだ上で採用する「ポテンシャル採用」であり、就活生のポテンシャルを評価するものだからです。

入社後に実際に成果を上げられる人材は、企業の目指す方向性や方針、理念などのマッチングが高く、強い志望動機や高い意欲を持つ人であると考えられます。そのため、「それうちじゃなくてもよくない?」という質問は、志望動機の強さを確認する手段として使用されています。

 

就活生を焦らせて本当の志望動機を聞きたい

就活生は面接の時に、本音を隠して話す場合があります。実際、本音ではなく、企業が求めているであろう人物像をイメージして面接の準備をしたり、回答を作成したりするのではないでしょうか?

しかし、面接官はそんな作り込まれた志望動機ではなく、真の動機を知りたいと考えています。そのため、面接官は積極的に「それうちじゃなくてもよくない?」という質問を用い、就活生の真意を引き出そうとします。

 

面接官の聞かなきゃいけない質問リストに入っている

あまり多いケースではありませんが、企業によっては面接官が聞かなければならない質問リストが存在することがあります。

これは、異なる面接官どうしでの評価の一貫性を保つために採用されています。また、配属予定の部署ではなく、人事部の方がまとめて面接を行う場合などはそう言ったリストを準備する可能性が高くなります。

その質問リストの中には「それうちじゃなくてもよくない?」といった質問が含まれ、この質問も含めて候補者を均一な基準で評価しようとしているのです。

 

就活の軸を知りたい

就活の軸として、何を基準に就活を行っているのかを面接官は気にしていることが考えられます。そう言った企業は応募者に対して、「志望動機」を問うのではなく、仕事に対しての「価値観」や「考え方」に焦点を当て、それを選考の判断材料にしていく方針で進めていることが多いと考えられます。もちろん、「志望動機」が一般的に使われているため、そういった形で質問する場合がほとんどではあります。

 

そのため、応募者は厳密に考えると違った答えになる可能性もありますが、「志望動機」について尋ねられたとしても、直接「企業の魅力」を述べて話すのでなく、むしろ人事が探りたい「自分の選社基準」に焦点を当てるべきだと考えられます。

 

まずは一般的な視点から、「私はこういったの理由で、会社や仕事を選ぶ際にこんな点を重視しています」と述べ、それを「志望動機風」に整えるために、「御社はこの点で、私の持っている選社基準に合っていると思ったので受けました。」と付け加えるような流れで話すと面接官の方に好印象になるでしょう。

 

例えば、「私は就職先選びにおいて、将来携わりたい業務とその能力を伸ばしやすいかを重要視しています。研修制度が充実しており、また、副業も制度を設けている貴社は、それに合っているので受けました。」といった内容だと好印象を与えられそうです。このような構成であれば、採用されるかされないかは一旦置いておくとして、その企業が自身の選択基準に合致していることを伝えることができ、通常は問題なく対応できるでしょう。

もし合理的な理由がなかったらどうするのか?

それでも、先述したような回答をすると、「別に当社じゃなくても問題ないと思いますが?」とさらに内容を詰めてくる面接官に出くわすことがあります。本音で答えると、「そうですね。私の希望に合致する他の企業があれば、もちろん当社じゃなくても構いません」と考える方もいるのでは無いでしょうか。とは言え、そう答えるわけにもいきません。

実際に企業は数えられないほどあり、その中で「その企業でなくてはならない理由」を明確に持つのはなかなか難しいことです。

 

しかし、どれだけ状況が厳しくても、面接官が厳しい方であったとしても、全ての企業がそうだとは言い切れません。運悪くそういった面接官に巡り合ったとしても、それを乗り越えていきましょう。また、その担当した面接官が厳しいだけで、企業全体がそういうわけではない場合も当然のようにあると思います。

 

ただし、「その企業でないといけない」という合理的な理由がない以上、無理に理屈をこじつけることは逆に問題を引き起こす可能性があります。無理に説明しようとすると、面接官は「この人は論理的ではない」と評価してしまう可能性があります。

 

どうしても思い浮かばない場合、「偶然の縁があった」という理由で、あえて合理を超越した「縁」「偶然」「運」などを強調することも手段の一つです。例えば、「先輩や知人が御社で働いていて、たまたま最近出会いまして」だったり、「就職・転職活動を通して生活を見直してみた結果、愛用していた商品が実は御社のものでして」といった内容です。

 

もちろん、これは一般的な回答とは言え無いと思います。しかし、無理に説明するよりは適切かもしれません。どんな面接官に出くわすかは運の一部ですが、このようなアプローチも一つの選択肢として持っていてもいいと考えられます。

「それうちじゃなくてよくない」という質問への返答方法

「それうちじゃなくてもよくない?」と言われた場合、どう言った流れで回答するのが良いのでしょうか。順番に見ていきましょう。

 

ステップ①:一旦面接官の意見を肯定する

面接において「面接官に敬意を払う」ということは非常に重要です。なぜなら、面接官たちはビジネスの舞台で長年経験を積んできた、プロフェッショナルな人たちだからです。

もちろんその中には就活生を「単なる一大学生」と見なす人もいるかもしれません。

そんなビジネスのプロにとって、学生が「いや、そういうわけではなく…」と反論するのを不快と感じる面接官もいます。また、「いや、そういうわけではなく…」と反論をしてしまうと、面接官の方からどんどん深掘りをされていき、回答に行き詰まってしまうこともあります。

 

無意識のうちに否定から入ってしまう方は多いと思います。ここは否定したい気持ちをグッと堪えて、「おっしゃる通りです」と答えましょう。続けて「ですがそれだけではなくて…」とそのまま意見を伝えましょう。

 

ステップ②:なぜ競合他社よりも自分に合っているのか説明する

相手の意見を肯定したら、その場は少し落ち着いてくると思います。次は反論を含めて、自分の意見を伝えましょう。現状では面接官が納得する理由をしっかり述べられていません。そのため、面接官を納得させる理由を述べていきましょう。「しかし〇〇という理由で御社しかないと考えています。なぜなら~」といった具合です。

ポイントは、その会社独自の仕組みや取り組みを伝えることです。競合他者では取り組んでいなかったり、あまり力を入れていない取り組みを述べることです。

さきほどに続けるとしたら、「ですがそれだけではなくて、御社が行っている〇〇という仕組みは業界の中でも行っている企業はなく、その部分が自分に一番合っていると思いました。」と言ったような内容です。

 

ステップ③:企業が自分にとってのベストであることを説明する

しっかりと「御社以外には選択肢がない」という理由を明確に説明したら、最後には力強く、熱意をもって御社を選ぶ理由を伝えましょう。その熱意を持って「就職活動の軸である◇◇を実現するのに最適だから」というような文言で、自身のやりたいことや就活軸が企業にマッチするということを伝えます。

熱意と言っても、大きな声や表情などで伝えるわけではありません。自身のやりたいことや興味のあること、極めたいことをしっかりと伝えましょう。そうすることで面接官の方には「自分の持っているビジョンを叶えたいから自社を選んでくれたのか。」と感じてもらえます。

 

どんな理由があろうとも、最終的には熱意を示すことが志望動機を効果的に伝える上で極めて重要です。

したがって、面接官に納得してもらえる志望動機を熱意を持ってしっかりと述べていくことが大切です。

企業の取り組みなどでどこに共感をするべきか

「企業独自の取り組み」と言っても、独自性などを見つけることは苦戦することが多く、なかなか理由を作れない場合もあるのではないでしょうか。そのため、ここでは共感ポイントをいくつか取り上げます。

 

事業で大切にしていること

その企業が行なっている事業の中で、軸にしている大切なものがあると思います。お客様に向けてどう言った考えを持っているのか、その事業に対してどんな意義を持っているのか、など、様々あると思います。

多くの場合、企業の採用ページや事業ページ、就活サイトなどに記載されており、そこの内容を元にすると、作成しやすいと思います。

 

従業員に求めていること

採用ページに掲載していることが多い内容です。いわゆる「求める人物像」で当たります。その企業が従業員に何を求めているのか、その求めている内容が自分にどう関わっていくのかなどを軸にしましょう。

自分のスキルが活用できたり、自分のスタンスとマッチしていたりなど様々あると思います。とは言え、多くの企業はこの求めていることに独自性が少なく、被ってしまうことが多いと思います。そのため、この求めている部分のみを話すのではなく、他の要素と掛け合わせて話すのがいいでしょう。

 

社風

社風がマッチしているというのは企業にとっては大事な要素になります。社風がマッチしないと、会社に馴染めず、早期離職につながる可能性が高いからです。企業のホームページや就職サイト、クチコミサイトで社風を確認するのも大事です。

しかし、一番いいのは、職場見学会に参加して、直接社風を確認することです。どんな雰囲気なのか、社員の方が仕事に取り組む姿勢はどうなのか、などを見ることができます。

また、社風が自身にマッチしているということを伝えるために、自己分析をしっかりと行いましょう。その上で、大学時代に取り組んだエピソードを元に、なぜ社風がマッチしているのかを伝えると、より一層説得力が増していくと思います。

 

企業が目指していること

企業が将来的にどうなっていきたいのかなどを企業説明会で確認していきましょう。今の事業を拡大させていくのか、それとも新規事業を立ち上げようと考えているのかなどです。

企業の目指す未来が自分のやりたいことや興味あることにマッチしているのか。自分の得意なことにマッチしているのかなどを基準に、企業の目指す未来と同じ方向を向いていることを伝えましょう。

回答例

では具体的にはどのように回答をしていけばいいのでしょうか?

ここからは「うちじゃなくて良くない?」という質問に対する具体的な回答例です。

これまでのアドバイスを考慮しながら、自分のアピールポイントを強調する形で回答してみましょう。

 

私が貴社を選ぶ理由は、従業員の皆様が仕事に取り組むモチベーションの高さと、それを支える貴社の経営方針に魅力を感じたからです。

まず、貴社の取り組みには社員一人ひとりが自らの成長を追求できる環境が整備されていると感じました。従業員のスキル向上やキャリアの構築に注力しており、その中でも積極的にフィードバックを受けられる文化が大きな魅力です。これは私が将来的にスキルを磨き、成果を上げていく上で非常に重要な要素だと考えています。

また、貴社の企業文化においては、柔軟性と創造性が重視されている印象を受けました。常に変化する市場環境において、柔軟かつ創造的にビジネスに取り組む姿勢が、私のキャリアにおいても成果を生み出すことに繋がると確信しています。

最後に、貴社の社会的な取り組みにも心惹かれました。CSR活動や環境への取り組みが積極的に行われており、企業としての社会的な責任を果たす姿勢は、私が企業においても大切にしたい価値観と一致しています。

仕事をする上でモチベーションの高さは非常に大切だと思います。そのモチベーションを維持することはもちろん、向上していくための成長環境と企業の文化、そして、CSR活動により、業務内容とは違った経験を積むことで、様々なアイディアにつながるのではないかと考えました。

私自身は将来、自分で仕事を極めた上で、そこから派生したビジネスモデルを企業内で展開できるような社会人になりたいと考えています。貴社に入社できれば、異なる視点から物事を捉え、魅力的なアイデアを提案していくことができると考えています。

そのため、他の企業ではなく、このような取り組みをしている御社を第一志望としています。

 

企業の分析はもちろん、競合他者も分析した上で、自身の目標に対して企業文化や業務内容が有効であることをしっかりと伝えましょう。

まとめ

就活の面接で「うちじゃなくてよくない?」と言われた時の回答について見ていきました。

なかなか意地の悪い質問で、準備をせずに答えるには難しい質問ではないでしょうか。しかし、企業の分析と、自己分析を行うことで、企業独自の強みと自分のやりたいことなどを掛け合わせて答えることができ、それが面接官の心を掴むきっかけになると思います。

難しい質問だからこそ、バッチリ回答できた時の印象はとてもいいものです。

しっかり対策をしていきましょう。

 

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就活ハンドブック編集部

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