【不適性検査】tracsの概要・対策方法・導入業界の傾向を徹底解説!

【不適性検査】tracsの概要・対策方法・導入業界の傾向を徹底解説!

2024年1月20日更新

はじめに

tracs

本記事では、中小企業を中心に多くの企業で用いられる不適性検査スカウター「tracs」について紹介していきます。

「tracsって何?」

「適性検査ではなく不適性検査を使う企業の理由は何?」

「tracsの対策方法を知りたい!」

上記のような様々な疑問を持つ就活生に対して、有益な情報をまとめてますのでぜひ最後まで読んでいってください!

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不適性検査スカウター「tracs」とは

tracsは、採用面接を受ける学生の能力や性格を見極めるために実施される「適性検査」の1種です。

企業がtracsを採用時に使用する目的は、主に学生の「ストレス耐性」や「採用後に退職する可能性」を見極めるためと言われていて、tracsのホームページでは以下の記載があります。

  • 人材で失敗したくない企業のための不適性検査
  • 新卒採用・中途採用の両方に対応。定着しない、成長しない、頑張らない人材を見分ける業界唯一の不適性検査

またtracsのホームページで紹介されている特徴は以下4点です。

業界唯一の不適性検査

定着しない、成長しない、頑張らない人材に共通する不適性な傾向を予測します。

初期設定など、手間のかかる作業は不要ですぐに使い始められます。

受検直後に検査結果を専用の管理画面で確認することができ、迅速な採否判断が可能です。

3つの受験方法

WEBテストと紙の設問冊子受検の両方に対応。

また紙の設問冊子受検では、マークシート回答方式と紙の回答用紙記入方式の2パターンに対応します。

早い、安い、すごい

検査結果の納品スピード(受検後リアルタイムに結果処理)、圧倒的に安価な料金体系(0円〜800円/名)、不適性人材の見極め、受検手配の確かな利便性(24時間365日対応)等、圧倒的な違いをお確かめください。

質の高いサービス内容

適性検査を無料でお試し頂けます。能力検査だけのご利用も可能です。 

日本語、英語、中文(簡体)、中文(繁体)、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、ハングル語の計8ヵ国語の受検に対応していて、即日利用もOKです。

適性検査の種類は「SPI」や「玉手箱」など複数の種類が存在しますが、「不適性検査」と称されるものはtracsが業界で唯一になります。

参照・引用ページ:

不適性検査スカウター: 人材採用で失敗しないための適性検査 (transition.jp)

 

不適性検査スカウター「tracs」の試験内容

企業側が抱える採用問題の解決に貢献する不適性検査スカウター「tracs」ですが、実際の試験内容はどのような内容なのでしょうか。

具体的に4つの能力検査を実施できるツールのため、各検査ごとに紹介していきます。

能力検査

能力検査(学力検査)は、言語、計数・図形の基礎学力を測定します。

語句理解、計算基礎、法則理解、図形認識、文脈理解、論理思考、統計の計7項目にわたる能力別評価を標準得点で表し、全国比較での客観的な能力水準を判定できます。

設問数30問(5肢択一式)
回答制限時間30分
受験方法WEB受検・紙冊子受検

【言語分野】

  • 文法問題(同訓異字、類義語、対義語、類語、敬語、慣用句)
  • 文章の並び替え
  • 単語の法則性 など

【計数分野】

  • 文章題(連立方程式)
  • 方角問題
  • 暗号問題
  • 数列
  • 場合の数・確立
  • 集合
  • 図表の読み取り
  • 装置と回路
  • 図形問題(展開図、折り曲げ、切り取り、規則性)
  • 空間把握

参照・引用ページ:

4つの適性検査を選んで使える不適性検査スカウター (transition.jp)

【例題あり】不適性検査スカウターtracsの問題と対策 | NR,SS,答えも | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト (reashu.com)

資質検査

資質検査(性格検査)は、41項目(9カテゴリー)におよぶ多面評価尺度(検査項目)を備えています。 

行動科学と臨床心理学に基づき、面接だけでは見極めにくいような潜在的資質の特性や傾向を明らかにします。

性格や価値観、職務適性といった一般的な適性検査の内容をカバーしつつ、パーソナリティのマイナス要素も判定し、人材の資質を見極め、採用の失敗を強力に減らします。

設問数150問(5肢択一式)
回答制限時間15~20分
受験方法WEB受検・紙冊子受検

具体的には以下10項目を確認できる性格検査と紹介されています。

  • 性格の傾向で適性やマネジメントポイントを発見
  • 意欲の傾向で人材の成長の可能性を発見
  • 思考力の傾向でクリエイティブな適性を発見
  • ストレス耐性の傾向でメンタルの打たれ強さ発見
  • 価値観の傾向で社風や組織風土に合うかチェック
  • パーソナリティのネガティブ傾向で離職やトラブルの可能性を予測
  • 職務適性で仕事への適性(向き不向き)を発見
  • 戦闘力を知り競争力のある人材を確保
  • 虚偽回答の傾向で、嘘の回答傾向を予測
  • 人物像および人材活用に関するコメントの確認

参照・引用ページ:4つの適性検査を選んで使える不適性検査スカウター (transition.jp)

精神分析

精神分析検査は、21項目(6カテゴリー)におよぶ多面評価尺度(検査項目)を備えています。 

心理分析と統計学に基づき、面接だけでは見極めるのが難しいメンタル面の潜在的な負の傾向を測定します。

 会社や職場に対する強い不満、精神的な弱さ、集中力・注意力不足による事故(ヒューマンエラー)等、問題行動やトラブルの原因となる性質や心理傾向を発見します。 

いわば採用前に実施する心の健康診断の役割を果たし、採用の失敗を大きく減らします。

設問数100問(5肢択一式)
回答制限時間15~20分
受験方法WEB受検・紙冊子受検

具体的には以下6項目を確認できる検査と紹介されています。

  • 精神状態の傾向
  • ストレス要因
  • 負因性質
  • ストレス度
  • 総合評価
  • 虚偽回答の傾向

参照・引用ページ:4つの適性検査を選んで使える不適性検査スカウター (transition.jp)

定着検査

定着検査は、27項目(7カテゴリー)におよぶ心理分析とコンピテンシーテストで、日々の業務でマネジメント側が気づけていない従業員の不満やストレスを発見し、従業員の離職リスクを把握できます。 

そして離職の要因を探り離職防止の対策を立てるための指標とすることで、定着率の向上(離職率の低減)を強力に支援します。

設問数100問(5肢択一式)
回答制限時間15~20分
受験方法WEB受検・紙冊子受検

具体的には以下9項目を確認できる検査と紹介されています。

  • 離職の傾向
  • 離職ストレス要因
  • ストレス感受性
  • ストレス習慣
  • ストレス対処スキル
  • 対話スキル
  • 虚偽回答の傾向
  • 離職とストレスに関する現状分析
  • 離職対策に関するアドバイス

参照・引用ページ:4つの適性検査を選んで使える不適性検査スカウター (transition.jp)

 

不適性検査スカウター「tracs」の対策方法

先ほどは不適性検査スカウター「tracs」の試験内容について説明しました。

一般的は適性検査は学力検査と性格検査の2つに分けられると言われていますが、tracsの場合は

  • 学力検査→能力検査
  • 性格検査→資質検査・精神分析・定着検査

という分け方ができると考えます。

そのため、上記2項目ごとで行うべき対策方法について下記に記載します。

tracs 対策方法

tracs学力検査(能力検査)

tracsの学力検査は他の適性検査と同様で、言語(国語)と計数(数学)の分野で試験が課されます。

一方tracsと他の適性検査の違いの1つに「参考書がない」点が挙げられます。

例えば

  • SPIの場合

これが本当のSPI3だ! 2025年度版 主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応

  • 玉手箱・GABの場合

   【玉手箱・C-CAB編】これが本当のWebテストだ!

  • TG-Webの場合

   【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター 編】これが本当のWebテストだ!

というように、各適性検査の問題に沿った参考書が販売されていますが、tracsの場合はそのような参考書がないため、他の適性検査と比べて効率的に対策できない試験といえます。

また対策方法としては、言語(国語)と計数(数学)の出題範囲を踏まえると、上記のうちの「SPI」と「TG-Web」と出題範囲が被っているため2冊を使用して対策していくことをオススメします。

具体的には、言語分野の問題はSPIの言語・構造把握に問題が類似しているため、SPIの参考書のみである程度対策が可能です。

また計数分野ではSPIの非言語範囲に加えて、TG-Web特有の「暗号問題」や「図形問題(展開図、折り曲げ、切り取り、規則性)」も出題範囲になっているため、SPIとTG-Webの2冊を用いて対策していく必要があります。

tracs性格検査(資質検査・精神分析・定着検査)

性格診断で重要なのは「一貫性」で、一貫性のある回答を目指すためには「正直に答える」ことが重要です。

いつもと違う自分を演じて回答した場合は、どこかで回答に矛盾が生じてしまうケースがあるためです。

そしてtracsの場合は100〜150問に回答していくためより緻密な分析が可能で、検査結果では「虚偽回答」の傾向や予測もできてしまいます。

そのため自身を繕うのではなく、さらけ出していくことをオススメします。

また性格診断の場合は学力検査と違って、前もって努力すればするほど結果が良くなるというようなこともありません。

そのため事前に対策をしたい学生は、例えば他の適性検査で性格検査を受験し、一般的な性格検査はどのような質問が出るのか、など傾向を知るなどして試験に慣れておくのが良いと考えます。

なぜ企業は適性検査ではなく「不適性検査」を導入するの?

tracsを導入している企業は32,000社を超えていて、多くの企業に信頼されているツールです。

一方で、なぜこのように学生の「適性」ではなく「不適性」を採用の段階で把握したい企業が多いのでしょうか。

その理由はずばり「新入社員の早期退職を未然に防ぐため」です。

厚生労働省によると、大学生の採用における「新卒3年以内離職率」は令和3年度で「31.2%」と言われていて、約3名に1名の大卒社員が3年以内に辞めています。

(31.2%の内訳)

  • 1年目社員の退職:11.6%
  • 2年目社員の退職:11.3%
  • 3年目社員の退職:8.3%

引用ページ:厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況を公表します

そして学生が早期退職を決意する理由は複数ありますが、最も多い理由の1つに「企業とのミスマッチ」が挙げられます。

ミスマッチとは具体的に「人間関係」「職場の雰囲気」「配属先」など様々な事象における不一致が該当します。

企業側は、数回の面談だけで学生の希望や適性をしっかりと把握しなければならず、そこに難しさを感じる企業も少なくありません。

事実、採用面接時にて

  • もし自分が希望してない職種に就けなかったらどうする?
  • はっきり言って弊社の業務はかなりきつく、ストレスを感じるとも思うが、それでもやっていける?
  • もし職場に苦手なタイプの社員がいたら、どうやって対処する?

というように、学生が早期退職を決断する主な理由についてどう考えているかを直接的に質問する企業もあり、その返答によっては内定を出そうとしていた学生を不採用に変更するきっかけにすらなってしまいます。

学生にとってはかなり残酷かもしれませんが、それだけ企業側が採用活動に苦労している現実があります。

また学生が企業側の採用上での問題を把握していることは、就職活動においてメリットになるケースもあると考えられるため、下記では企業に採用活動や早期退職問題の現実について深掘りしていきます。

学生だけではなく、実は企業側も採用活動は辛い?

多くの大学生にとって就職活動は「辛い」イベントであり、短期間(数週間など)の就職活動で、自身の納得のいく形で完了させる事例は少ないです。

また内定を獲得するために、平均でも10〜20もの企業にエントリーすることは学生界隈では「当たり前」で、中には100社を超える企業にエントリーする学生もいます。

しかし結果として多くの学生は数十~百社のエントリーに対して「1〜2社」からの内定しかもらえない結果に終わることも少なくなく、不採用通知のほうが圧倒的に多くなります。

そのように「過酷」ともいえる就職活動において企業は「採用する側」であるため、学生からしたら「数ある学生の中から優秀な人材を選んでいる」という認識を持つ方もいます。

たしかに大手企業であればそのような場合もありますが、国内の企業全体でみると、学生と同様に採用活動に苦労する企業はとても多い現状があります。

そして苦労する理由の1つに、先ほど紹介した「離職率」が該当しているため、具体的な内容を下記で紹介します。

早期退職がもたらす企業側の問題について

早期退職をすることで現場の人材が1名減るため、その時点で企業側はダメージを受けることとなりますが、実は2次的に企業にダメージを与えるケースがあります。

そして2次的なダメージについては主に3点考えられるため、下記で紹介します。

採用コストの高騰

戦力となる前の段階で新入社員が早期離職してしまうと、今まで費やしてきたコストが無駄になり、企業にとって大きな損失となります。

また新しい人材確保にも動く必要があり、求人の掲載にかかる費用や選考のための人件費だけでなく、研修を行うための教育コストもかかってきます。

早期離職が多く発生するようでは、企業経営にも悪影響となるでしょう。

既存社員のモチベーション低下

早期離職は既存社員のモチベーション低下にもつながります。

同僚の早期離職を受け、「自社に何かしらの問題があるのではないか」と考えてしまう既存社員がいるためです。

また、離職者が担当していた仕事の引き継ぎなどで既存社員への業務負担が増えた結果、職場の雰囲気が悪くなることも考えられます。

モチベーションの低下や職場の雰囲気の悪化により、連鎖退職につながる可能性もあるでしょう。

企業のイメージダウン

早期離職は、企業のイメージダウンにもつながります。

早期離職が度々起きてしまうと「離職者が多い=働きにくい会社」というマイナスな印象を与えてしまうためです。

今や、求職者はSNSや口コミサイトなどで、企業の評判の良しあしを簡単に知ることができます。

特に離職率などのネガティブな情報ほど広がるのが早いため、社外にネガティブな情報が拡散した結果、今後の採用活動に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

参照・引用ページ:早期離職が起こる理由とは|離職率の傾向や対策・改善事例を解説 | d’s JOURNAL(dsj)- 理想の人事へ、ショートカット (dodadsj.com)

不適性検査スカウター「tracs」を導入している業界の傾向

上記で述べた企業が抱える採用上の問題点を踏まえると、離職率が高い業界ほど適性検査スカウター「tracs」を導入しているのではないか、という予想ができます。

一方、tracsのホームページには導入している業種属性の割合について説明があったため、下記で紹介します。

導入属性

順位業界名割合※
1位情報サービス業27.3%
2位小売・接客サービス業13.9%
3位製造業12.4%
4位土木建設・不動産業8.5%
5位医療・福祉7.7%

※割合で用いている分母は「tracsを導入している企業の合計」であり、その合計数のうちの何割が特定の業界の企業に該当するかを表しています。

サービス業、製造業、建築業、医療・福祉業界が上位を占めております。 

特にサービス業ではインターネット関連、システム開発関連で需要が多く、サービス業を営む多くの企業の採用活動に役立っています。

その他には、医療・福祉分野で、看護師、薬剤師、介護職の求人が活発なこともあり、医療法人や福祉法人での利用も多く確認できています。

参照・引用ページ:採用適性検査の導入事例、入社試験への活用: 不適性検査スカウター (transition.jp)

まとめ

本記事では、【不適性検査】tracsの概要・対策方法・導入業界の傾向を徹底解説!というテーマで、就活生向けに役立つ情報をまとめました。

業界唯一の「不適性検査」であり、学力検査・性格検査ともに緻密に分析できるツールのため、特にtracsの学力検査(能力検査)の出題範囲が広く、難易度も他の適性検査に比べて高いと予想します。

一方tracsに向けて十分に対策を行い、一定の成果を残すことができれば、他の適性検査の対策や試験は少し楽に感じることもあり得るため、tracsを受ける予定のある学生は一度十分な対策ができるように努めてみてください!

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者情報

近藤明弘

キャリアアドバイザー

株式会社ニトリに新卒入社。
個人売率ランキングでは全国で10位に入賞するなど、多くの成果を生み出してきた。 2021年より株式会社ナイモノにジョイン。 リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)の経験を持ち、現在はCAとして急成長中。