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【例文あり】「最近感動したこと」を面接で聞かれた際の回答のコツを解説
2024年1月17日更新
はじめに
面接では「最近感動したことは何ですか?」と聞かれるケースが少なくありません。
しかし、普通に生活を送っているだけではなかなか感動する出来事がないので、答えに困る就活生も多いと思います。
この記事では「最近感動したことは何か」に対する答え方や、自分ならではのエピソードを探す方法などについて例文を用いて解説しています。
面接に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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面接で「最近感動したこと」が聞かれる理由
「最近感動したこと」を聞くことによって面接官は応募者に対する情報を得ようとしています。
ここではこの質問をする面接官の意図を紹介します。
人柄や価値観を知るため
面接官が「最近感動したこと」について尋ねる際の主な目的は、応募者の人柄や価値観を理解することにあります。
この質問から、応募者が何に重きを置いているか、どのような感性を持っているかが見えてきます。
たとえば、家族や友人との温かいエピソードを話す人は、人間関係を大切にする人が多いものです。
一方で、社会問題に絡めたエピソードを話す人は、社会的な意識が高いと評価されることがあるでしょう。
このように、面接での答え一つによって、その人の価値観や人柄が企業に合っているかどうかを判断する重要な手がかりになります。
したがって、面接において「最近感動したこと」の答えは、単なるエピソード以上の意味を持つのです。
対応力があるかどうかを知るため
面接時に「最近感動したこと」を聞くのは、応募者が予期せぬ質問にどう対応するかを見極めるためです。
多くの応募者は志望動機や自己PRについては準備をしていますが、「最近感動したこと」を聞かれることを予想していない人も少なくありません。
この質問への答え方は、応募者がとっさの状況にどれだけ素早く、かつ適切に反応できるかを示します。
実際の業務では予期せぬ出来事に直面することが多く、そうした時に慌てず冷静に対応できる能力は非常に重要です。
面接官は、この質問を通じて応募者の対応力を評価しています。
興味や関心を探るため
面接で「最近感動したこと」が聞かれる理由として「応募者の興味や関心を知る」という目的があります。
この質問を通じて、応募者がどのようなことに心を動かされるか、何に価値を見出しているかが分かるからです。
たとえば、趣味や休日の過ごし方に関連した話題は、個人の嗜好や生活様式を反映します。このように、面接官は応募者の興味の幅や深さを把握するためにこの質問を活用するのです。
感受性を知るため
面接で「最近感動したこと」を聞く目的は、応募者の感受性を評価するためです。
この質問により、他人や周囲の環境をどの程度感じ取る能力があるかが明らかになります。
感動体験は、他人の感情や状況に共感する能力を示す重要な指標です。
応募者がどのような出来事に感動し、それにどう反応するかを聞くことで、その人の感受性や共感力の程度を知ることができるのです。
コミュニケーション能力があるかを知るため
面接において「最近感動したこと」を尋ねる目的は、応募者が自分の経験や感情をどれだけ上手に伝えることができるかを知るためです。
この質問に対する回答は、応募者のコミュニケーション能力を示すものとなります。
たとえば、感動したエピソードを分かりやすく、かつ感情豊かに話すことができれば、その人はコミュニケーション能力が高いと評価されるでしょう。
「最近感動したこと」を考える際のポイント
面接で「最近感動したこと」を聞かれることを想定して、備えておく必要があります。
ここでは考え方のヒントを紹介します。
日常のちょっとした出来事で問題ない
「最近感動したこと」を考える際、特別な出来事でなくても問題ありません。
重要なのは出来事そのものではなく、その体験から何を感じたり学んだりしたかです。
たとえば、日常で感じた友人の小さな優しさや、人との偶然の出会いが心に残ることもあるでしょう。
こうした些細な出来事から得られる教訓や感情は、面接官に自己理解が深いことを示す機会になります。
大げさなエピソードよりも、日常生活の中で感じた感動を素直に伝える方が、自分の人柄や価値観をより正確に表すことも多いものです。
サークルやボランティア活動
「最近感動したこと」を考える際、サークルやボランティア活動からインスピレーションを得るのは有効な方法です。
これらの活動は、協力や団結、新しい発見といった価値のある経験をし、感動的な瞬間を生み出す可能性が高いものです。
たとえば、チームでの成功や、ボランティア活動を通じて他者を助けた経験などは、共感を呼びやすい話題となります。
このような活動における体験は、面接での話題として適していますし、応募者の協調性や社会貢献への意識を示すこともできます。
物語から感動を見つける
「最近感動したこと」を考える際、自分自身の出来事で思い浮かばない場合は、小説や映画のエピソードを選ぶのも良い方法です。
この場合、まず簡潔に物語の概要を紹介し、その後で特に感動したポイントやその理由について話すのが効果的です。
たとえば、小説の登場人物の成長に共感したり、映画の感動的なシーンに心を打たれたりする体験は、感受性や価値観を伝えるのに適しています。
このように、物語から感動を伝えることも、有効な手段といえます。
志望する企業に合わせたエピソードを選ぶ
面接で「最近感動したこと」を聞かれたとき、自分の価値観や人柄をアピールできるエピソードを選ぶ必要がありますが、同時にそのエピソードが「志望する企業で活躍できる人材にとってふさわしいものであるか」という点も考慮する必要があります。
たとえば、志望する企業が「チームワークを重視する」という企業文化であれば、チームで協力して成し遂げた経験のエピソードを選ぶとよいでしょう。
また、志望する企業が「チャレンジ精神を重視する」という企業文化であれば、困難に立ち向かい、乗り越えた経験のエピソードを選ぶとよいでしょう。
このように、志望する企業が求めている人材を把握し、それに合ったエピソードを選ぶことで、面接官に好印象を与えることができます。
「最近感動したこと」を伝える際のポイント
「最近感動したこと」を伝える際にはいくつかの注意点があります。
ここでは注意点や効果的な伝え方について解説します。
「感動したことはありません」はNG
面接で「最近感動したこと」について聞かれた際、「感動したことはありません」と答えるのは避けるべきです。
面接官に対して感受性が乏しい、または関心の幅が狭いという悪い印象を与える可能性があります。
たとえ小さなことでも、心を動かされたエピソードがあればそれを伝えることが重要です。
作り話はしない
「最近感動したこと」を伝える際、作り話をするのは避けましょう。
面接官による追加の質問に対して、作り話では自然な答えを返すのが難しく、不自然さが露呈するリスクがあるからです。
また、嘘を見破られれば、信頼性や誠実さを疑われる原因にもなります。
本当に感動したエピソードを話すことは、自分の個性や価値観を伝える絶好の機会です。
自分の経験を語ることで、自然体でありながらも魅力的な印象を面接官に与えることができるのです。
結論ファーストで話す
面接で「最近感動したこと」を尋ねられたとき、最初に結論から話すことを意識しましょう。
なぜなら、最初に結論から話すことで、話の要点が伝わりやすくなるからです。
だらだらと前置きが続くと、面接官は「結局何が言いたいの?」と集中力を失い、大事なポイントが伝わらない可能性があります。
結論を最初に述べることで、その後の詳細がより鮮明に伝わります。
たとえば、「最近、ボランティア活動で得た経験にとても感動しました。そこでの出来事は…」のように始めると、聞き手はすぐに話の主旨を把握でき、話の続きに興味を持ちやすくなります。
このように結論ファーストで話すことで、面接官に対して明確かつ印象的なメッセージを伝えることができるのです。
ポイントを整理して分かりやすく話す
「最近感動したこと」を伝える際には、ポイントを整理して分かりやすく話すことが大切です。
そうすることで、面接官があなたの話に集中しやすくなり、重要な感情や経験を効果的に伝えることができます。
具体的な感動の瞬間や、それがどのように自分に影響を与えたかを簡潔に説明することがポイントです。
この方法で話すことで、面接官にあなたの体験を明確に理解してもらい、印象に残る回答ができるでしょう。
その経験で得たことを伝える
「最近感動したこと」を伝える際、その出来事から得た学びや気づきを共有することが重要です。
面接官は、ただのエピソードよりも、その経験を通じてあなたがどのような洞察を得たかに興味を持っています。
たとえば、日常の小さな出来事から大切な人間関係の価値を再認識したり、趣味を通じて忍耐力や継続する力の重要性を学んだりしたエピソードが良い例です。
このように、感動した体験から得られた教訓や感情を伝えることで、自分の内面や成長を面接官に示すことができます。
「最近感動したこと」の例文
以下の5つのテーマから例文を紹介しますので、参考にしてください。
- 小説
- 映画
- サークル活動
- ボランティア活動
- スポーツ観戦
小説
最近、「○○」という小説を読んで、心から感動しました。 この物語は、特別な才能もなく、日々をただ淡々と過ごす主人公が、新たな友人との出会いをきっかけに、自身の可能性を広げていく様子を描いています。 主人公は、自分に自信がなく、常に後ろ向きな思考に囚われていました。 しかし、様々な人々との出会いを通じて、自分自身を見つめ直し、自分の人生を自分の手で切り開いていく勇気を持つようになります。 その姿から、私自身も自信を持って前に進むことの大切さを学びました。 社会人として、これからも様々な困難に直面することでしょう。 しかし、この小説で得た教訓を胸に、どんな困難にも立ち向かっていきたいと思います。それが、私が「○○」から得た、最も大切な気づきです。 |
映画
最近、映画「○○」を観て感動しました。 主人公は、妻と子供と幸せに暮らしていましたが、妻の死をきっかけに、仕事や生活に意欲を失い、荒れ果てた生活を送るようになりました。 ある日、主人公は公園で子供と遊んでいました。 子供が「お父さん、僕が大きくなったら、お母さんの代わりにお父さんを幸せにするよ」と言ったのです。 その言葉を聞いた主人公は、初めて妻の死を受け入れ、希望を取り戻しました。 彼は再び仕事に打ち込み、子供と過ごす時間を大切にしました。 そして、ある日、彼は新しい家族と出会い、再び幸せな生活を送るようになりました。 この映画を観て、私は「どんな状況の中でも希望を失わなければ人はやり直せる」ということを学びました。 主人公は、妻の死という大きな悲しみを経験しました。 しかし、彼は子供の言葉をきっかけに、希望を取り戻すことができたのです。 この映画を観て、私は自分の中の希望を大切にしようと思いました。 そして、どんな状況でも、希望を失わずに生きていきたいと強く思いました。 |
サークル活動
最近、私が深く感動した出来事は、大学のサッカーサークルで全国大学同好会サッカー選手権大会に出場したことです。 サークルのメンバーは皆、アルバイトや勉強で多忙な日々を送りながらも、時間を作り出し、一つの目標に向かって一丸となって努力しました。 私はキャプテンとしてチームを率いる役割を担い、さまざまな意見の違いや困難に直面することもありました。 それでも私たちは互いに支え合い、共に成長していきました。 全国大会では残念ながら初戦で敗退しましたが、その経験から学んだことは計り知れません。 チームのメンバーと協力し合い、一つの目標に向かって努力することの大切さ、そして何よりもその過程を楽しむことの重要性を実感しました。 この経験は、私にとって全国大会出場以上の意味を持ち、チームワークの価値や目標に向かって努力する喜びを教えてくれました。 社会に出てからも、この学びを生かし、どんな環境でも協力し合いながら目標に向かっていきたいと強く感じています。 |
ボランティア活動
最近、私が深く感動したのは、無料塾でボランティア講師として働いた経験の中での出来事です。 塾にはさまざまな背景を持つ子どもたちがおり、それぞれに合った指導方法を見つけ出すことは決して楽な作業ではありません。 中には、私の指導になかなか耳を傾けない子どももいましたが「褒めて伸ばす」アプローチを意識して、根気強く勉強を教え続けました。 その努力の甲斐あってか、その子の成績が徐々に上がり始め、ある日「先生ありがとう。 おかげで勉強の楽しさがわかりました」と言われたときは、心から感動しました。 この経験は、私にとって、ただのボランティア活動を超えた意義を持ち、教える喜びというものを深く感じさせてくれました。 子どもたちの成長を目の当たりにし、彼らの小さな成功を一緒に喜べたことは、私にとってかけがえのない経験です。 |
スポーツ観戦
最近、私が心から感動したのは、2023年のWBCで日本チームが3大会ぶりに優勝を果たした瞬間です。 特に決勝戦は、強力な打線を誇るアメリカチームとの試合で、緊迫した展開が続きました。 しかし、日本の投手陣は素晴らしい働きを見せ、チームを勝利へと導きました。 9回の攻防で大谷翔平投手がアメリカの打者を見事に抑え、優勝が決定した瞬間には、感動のあまり涙が溢れました。 日本代表の選手たちが普段から行っている厳しい練習の成果が出たのだと感じています。 この優勝は、単なるスポーツの勝利を超え、日々の努力がいかに大切か、そして、その努力がいつか大きな成果を生むということを教えてくれました。 私も日本代表の選手たちの姿勢を見習い、どんな分野でも努力を重ね、目標達成に向けて粘り強く取り組んでいきたいと強く感じさせられました。 |
「最近感動したこと」が思いつかない原因
「最近感動したこと」が思いつかない、と悩んでいる就活生も少なくないです。
原因としては周囲への関心が薄く、人との出会いが少ない、といったものがあります。
ここでは「最近感動したこと」が思いつかない理由を詳しく解説します。
ニュースや自分の周囲への関心が薄い
「最近感動したこと」が思いつかない一因として、ニュースや流行など、世の中の動きへの関心の薄さが挙げられます。
日常生活で忙しく過ごしていると、周囲の出来事に目を向けることが少なくなりがちです。
たとえば、ニュースをチェックしたり、他人の気持ちを想像したりすることで、物事への関心を広げることができます。
これにより、新しい人との出会いや感動するような出来事に遭遇する確率が高まるでしょう。
日々の生活の中で、意識的に周りの世界に目を向けることが、感動を感じる機会を増やす鍵となります。
一人で行動することが多い
人との交流が少なく、一人で行動することが多いとなかなか感動する経験に遭遇しないものです。
特に就職活動では、コミュニケーション能力が重要視されるため、他者との接触を増やすよう意識しましょう。
他者との関わり合いの中で新しい体験をすることが、感動を生み出すきっかけになり得ます。
感性が乏しくなっている
最近、感動したことを思い浮かべられないという人は、感性が乏しくなっているのかもしれません。
感性が乏しい人は、物事を深く味わったり、美しいと感じたりすることが難しくなります。
そのため、感動する出来事に遭遇しても、その魅力に気づかず、感動しづらくなってしまうのです。
感性を豊かにするためには、小説や映画、音楽、美術など、さまざまな芸術に触れることが大切です。
芸術作品は、私たちの感性を刺激し、新たな視点や価値観を教えてくれます。
まとめ
この記事では、「最近感動したことは何か」と聞かれた際の対応策について、具体的な例文を用いて解説しました。
面接でこの質問がされる理由は、応募者の人柄や感性、コミュニケーション能力など、仕事に必要な能力があるかどうかを探るためです。
重要なのは、必ずしも大げさなエピソードを話す必要はないという点です。
日常生活での些細な出来事や、感動した映画や小説の話も有効です。
また、「最近感動したこと」を伝える際には、結論を先に述べ、要点を整理して話すことが大切です。
これにより、話のポイントが明確になり、面接官にしっかりと伝わります。
具体的かつ心に残るエピソードを用意することが、面接での印象に大きく影響するでしょう。