大阪-東京の移動手段まとめ!安さ・速さ・快適さで徹底比較

大阪-東京の移動手段まとめ!安さ・速さ・快適さで徹底比較

関西大学3回生の西村柚香です!

大学では物理を学んでいるリケジョですが、現在の就職活動では総合職を見ています。会社の規模はベンチャー、ミドルベンチャーあたりです。

 

今回は関西の学生向けに、

大阪ー東京の主要な交通手段である飛行機・新幹線・夜行バスを、

・安さ

・速さ

・快適さ

別に、比較していきます。

 

また、後半では

それぞれの交通手段を利用する時の注意点についてもまとめていますので、

これから移動される方は、参考にしてみてください!

 

1.大阪-東京間の移動手段の安さ・速さ・快適さ別ランキング

 

大阪から東京へ移動する主な交通手段としては、

・飛行機

・新幹線

・夜行バス

この3つがあります。

 

この3つの手段を、それぞれ

・片道の値段

・移動時間

・疲労度(私の体感)

で比較していきます。

 

ちなみに、検索条件はこんな感じ。

・検索日:3月28日

・検索対象月:4月

 

平日値段と休日値段がどれほど異なるのかについても、条件を変えて検索してみました。

 

 

結果がこちらです!

 

【4月(平日)】

交通手段値段移動時間疲労度
飛行機¥3,8901時間20分
新幹線¥13,6202時間20分
夜行バス¥2,000約8時間×

※飛行機(LCC)と夜行バスの値段は平日(月)の最安値

※新幹線はのぞみ自由席

 

【4月(休日)】

交通手段値段移動時間疲労度
飛行機¥3,8901時間20分
新幹線¥13,6202時間20分
夜行バス¥4,150約8時間×

※飛行機(LCC)と夜行バスの値段は休日(土)

※新幹線はのぞみ自由席

 

まず価格を見ると、平日では夜行バスが¥2,000という安さ!びっくりしますね! 飛行機もLCCということもあり、片道たったの約4,000円

休日の場合は、飛行機が同じ値段、夜行バスは約4,000円となっています。倍の値段ではありますが、それでもたったの4,000円で東京へ行けてしまうことを考えると、安いです。

新幹線の値段がすごく高く感じます…

 

この表だけを見ると

  • 平日は夜行バスor飛行機
  • 休日は飛行機

という選択が、一番費用を抑えられそうですね。飛行機(LCC)は強いです。

2.大阪-東京間を【飛行機】で移動する際の注意点

 

 

ここからは、冒頭に紹介した飛行機・新幹線・夜行バスという交通手段を、詳しく見ていきたいと思います。

 

まずは、飛行機。

所要時間も短く、費用も安いときたら、利用しないほかありませんよね。

 

ですが、皆さんにここで1つ考えて欲しいのが

「飛行機は本当に、安さと短い移動時間を兼ね備えているのか」

です。

 

というのも、肝心の空港へ行くまでの道のりが遠かったり、すごく時間がかかってしまったりするのです。

 

・東京都内から、成田国際空港へ移動する場合

・大阪中心部から、関西国際空港へ移動する場合

 

の所要時間と金額を見てみましょう。

 

2-1. 東京ー成田国際空港

 

東京でLCCの飛行機が発着するのは、成田国際空港(以下、成田)になります。

皆さん、成田ってどこにあるか分かりますか?

 

そう、東京都内ではなく、お隣千葉県に位置しているのです。

英語では同じく「Tokyo」と表記されていたりするのに、実際は東京にはありません。笑

 

地図で一目瞭然のように、東京駅(星マーク)とかなり距離があるだけでなく、値段も割とかかります。

 

東京駅と成田空港駅は、電車またはバスでどちらも1時間程度なのですが、電車だと約3,000円、バスだと1,000円ぐらいします。

 

この辺りをきちんと見ておかないと、

「せっかく安いLCCを予約したのに、トータルで見たら意外と費用がかさんでしまった」

なんてことも十分にあり得ますので、注意するようにしましょう!

 

 

2-2. 大阪ー関西国際空港

 

大阪でLCCが発着しているのは、関西国際空港(以下、関空)です。

一度利用したことがある方はわかると思うのですが、大阪の中心地から関空まで結構遠いのです。

 

移動時間は、東京ー成田空港間とほぼ同じ。

最も速い行き方でも最低1時間弱(JR→南海電車に乗り換え)かかりますし、もっと時間のかかる行き方(JRのみ利用)ですと、1時間15分もかかってきてしまうのです。

 

2-3. 関西国際空港に行く方法

では、関空に行くにはどのような行き方が一番効率良いのでしょうか。

 

・有料シャトルバス(梅田、なんば、天王寺他)

・JR 阪和線(From JR天王寺駅)

・南海電車 南海本線(From 南海なんば駅) 

この3つの行き方について、それぞれ見ていきます。

 

【有料シャトルバス】

参照:関西空港交通株式会社 

 

大阪の主要都市からですと1,550円天王寺からだとキャンペーン価格で1,200円でした。

所要時間は1時間程度です。東京-成田間より若干高くつきますね…

 

【JR阪和線

JR天王寺駅から始まるJR阪和線。

大阪駅から関空までをJRで行くことにすると、所要時間は1時間15分程度。金額は1,190円でした。

 

【南海電車 南海本線】

もう一つの電車で行き方は、南海本線を利用する方法です。

大阪駅からだと所要時間は1時間程度、金額は1,100円でした。

 

 

以上のことから、飛行機で大阪→東京(大阪駅→関西国際空港→成田空港→東京駅)へ行くと、最安値で5,890円、所要時間は3時間20分となります。

 

区間費用所要時間
大阪駅 – 関西国際空港¥1,1001時間
関西国際空港 – 成田空港¥3,8901時間20分
成田空港 – 東京駅¥9001時間
合計¥5,8903時間20分

 

どうでしょう。

安くて便利なイメージがあるLCCですが、前後の移動時間も含めると、夜行バス以上の値段がかかってしまいますし、所要時間にしても新幹線の方が短く済みます。

 

また、この最安値はデータ上のものですので、実際にこの通り実行してみようとすると、体が持ちません。

というのも、LCCにはこんな事情があるからなのです。

 

・LCCの最安値は早朝or深夜

私にはキツイです(笑)

 

・LCCで荷物を預けると追加料金がかかる

 

・天候に左右されやすい

キャンセル待ちを余儀なくされることも、あるかもしれません。

 

・所要時間+αの時間がかかる

飛行機は荷物検査がある&空港内で出口まで遠いこともあります。

例えば、搭乗口から遠く離れた場所に着陸した場合、搭乗口までバスを使って空港内を移動しなければならないことも。

 

 

正直、私は就活の移動手段として選びません…

もちろん、LCCを使うことは一つの選択肢としてはありですが、このような事情があることもしっかり考慮した上で利用するようにしましょう!

 

3.大阪-東京間を【新幹線】で移動する際の注意点

出典: JRおでかけネット 

 

東海道新幹線(東京駅 – 大阪駅間)で考えてみましょう!

まずは、お得な切符の買い方について。

 

新幹線の切符が、乗車券と特急券に分かれていることはご存知の方も多いと思います。

この乗車券を、JRのみどりの窓口で購入すると、JRであれば大阪市内&東京23区内どこでも降車できる乗車券が購入できるのです!

(残念ながら、ネットで買えるスマートEXなどは乗れません…)

 

大阪駅 – 東京駅の金額は、

・最も速い(停車駅が少ない)のぞみを利用

・特急券は、指定席ではなく自由席を利用した場合

上記の場合、合計¥13,620となります。

 

乗車券¥8,750
自由席特急券¥4,870
合計¥13,620

 

 

さらに!!

学生は学割が適用できます!

 

学割の条件は

①JRから指定された学校(中・高・大)の学生(よっぽど特殊でない限り大丈夫です)

②営業距離が101km以上(=新幹線に乗ってる距離が101km以上)

この2つ。

 

学割を利用すると、乗車券の部分が2割引きになるので、学割適用後の値段は¥11,870、つまり片道2,000円も安くなるのです。往復で使えば4,000円安くなりますね。

乗車券¥7,000
自由席特急券¥4,870
合計¥11,870

 

加えて、冒頭に

JRであれば、大阪市内&東京23区内どこでも降車できる

とお伝えしたように、改札を出ないようにJRを使って23区内を移動すれば、追加分を払うことなく、長距離を移動することだって可能です。

 

また他のメリットとしては、天候に左右されにくく、遅れることも少ないので必要以上に時間を見積もる必要もありません。

時間的ストレスは最小限に抑えることができる、と言えるでしょう。

 

ただ、学割が効くと言っても、片道¥10,000程度は決して安い値段ではありませんが…笑

4.大阪-東京間を【夜行バス】で移動する際の注意点

出典:たびのすけバス 

 

安く移動する手段の代名詞、夜行バス!!

安い代わりに時間がかなりかかりますよね…

 

「寝る時間をバス乗車に充てることができるので、長い乗車時間はあまりネックにならない」

という人もいると思いますが、

 

「寝にくくて苦痛」

「夜行バスの乗車時間がしんどい」

 

という人も結構多いのではないでしょうか??

 

 

実際、所要時間は約8時間。

ラグジュアリーな設備を付帯した高級バスではなく、普通の夜行バスであれば、快適な座席などはもちろんありません。

 

しかし、夜行バスのメリットは、値段が安いだけではありません。

他にも2つあります!

 

主要駅の近くが発着場所

東京(東京駅、新宿、渋谷etc)、大阪(梅田、難波、天王寺)など。

移動に便利なのが嬉しいですね。

 

朝活ができる

夜行バスの場合、夜出発し、翌朝早朝に目的地へ到着するパターンが多いです。

早朝の時間を、履歴書やESなどを書く時間に充てることができ、1日を有意義に過ごすことが出来ると言えるでしょう。

 

 

それでも

「寝られないし、疲れるから嫌」

という人もいることでしょう(笑)

 

もちろん、気持ちはわかります。

そして、夜行バスにも当然のように、デメリットはあります。

 

 

早く予約しないと、格安の値段で取れない

平日は比較的チケットが取りやすいことが多いのですが、休日の分は予約開始後、あっという間に売り切れてしまうのです。

 

隣の座席にどんな人がくるのかわからない

隣の人は選べません(笑)

大抵は同性の人ですが、それでも見ず知らずの人がずっと隣にいるというのは、人によって分かれるところではあります。

そんな方は、座席が独立しており、隣の人と肩を並べる必要のない、3列がけシートを選ぶようにしましょう!

 

サービスエリアで、自分の乗っていたバスがどれかわからなくなる

時々、自分のバスがわからなくなって、時間に遅れそうになってしまい、ヒヤヒヤした人の話を聞きます。(笑)

御手洗に行く前に、自分が乗っていたバスのナンバーや特徴などを写真に撮っておき、あとで迷ってしまうことのないようにしておきましょう!

 

飛行機、新幹線、夜行バスそれぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合った交通手段を選びましょう!

5.究極に費用を抑えたいなら、ヒッチハイクと青春18切符!

最後に番外編です!ここではちょっと特殊な移動手段を紹介します!!

 

5-1. ヒッチハイク

 

ヒッチハイクはなかなか勇気がいりますよね(笑)時間も読めないし、乗せてくれるかわからなくて不安……と感じます。

 

でも就活生同士の会話や面接時の自己PRでウケはいいと思います。(笑)

実際、私が東京で就活した時にヒッチハイクで東京まで来た人がいました。

実はヒッチハイクにメリットがあると思います。

 

【ヒッチハイクをするメリット】

 

知らない人から信用を勝ち取る方法が身につく

当然乗せる人もヒッチハイクにはリスクがあり、知らない人を乗せるのはかなり怖いはずです。

乗せてもらうには身なりや態度を考える必要があります。

 

コミュニケーション能力の向上

乗せてもらったのに黙り込むのは、相手に失礼です。

相手の情報を聞き出す力や、自分の話をわかりやすく伝える話し方などが身につくのではないでしょうか。

 

時間に余裕があり、東京までの道中を楽しみたい人はトライしてもいいかもしれません!

 

 

5-2. 青春18きっぷ

売り出している時期が限定されるのですが、めちゃくちゃ安く行けます!!

価格が¥11,850(5回分/1回=片道)で1回あたり¥2,370です!

1回乗るとその日は乗り放題で、入退場が自由です。

 

ただ特急列車(新幹線など)は追加料金を払っても乗れず、乗る電車を時刻表を見て自分で組み立てなければいけません。

 

また乗り継ぎがすごく大変な駅(少ない時間で駅の端から端まで行く)や静岡がやたら長く感じるなどの困難があります(笑)

 

【青春18切符を利用するメリット】

 

綿密な計画を立てられる

タイトなタイムスケジュールを組み、実行できる

 

ハプニングに対応できる

 何かしらのハプニング(電車が止まる)は、起こりえることが考えられます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大阪ー東京間の主な移動手段、

・飛行機

・新幹線

・夜行バス

についてご紹介しました。

自分の目的やお財布事情と相談しながら、適したものを利用するようにしましょう!

 

また余談ですが、

企業が交通費を出してくれる場合は新幹線をおススメします!

 

また、冬の1Dayインターンの時期は交通費を出してくれる企業ばかり、1週間にまとめて受けることにより、お金を稼ぐ人もいます(笑)

 

賢く東京で就活しましょう!!

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