採用するつもりのない面接の特徴6選!面接の意図や対策も解説

採用するつもりのない面接の特徴6選!面接の意図や対策も解説

2024年10月9日更新

はじめに

新卒採用の面接において「採用するつもりのない面接」が存在します。

しかしなぜ採用の意志がないのに面接をするのか、就活生にとっては疑問ですよね。

また、就活に本気で取り組んでいる学生はこのようなもともと見込みのない面接はできるだけ避けたいものです。

そこで本記事では、採用するつもりのない面接をする理由や実施する企業の特徴について解説します。

以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

対象
  • 採用するつもりのない面接を実施する理由が知りたい
  • 採用するつもりのない企業の面接を避けたい

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採用するつもりのない面接は存在する

採用するつもりのない面接とは、字のごとく採用の可能性が限りなく0に近い状態で行われる面接を指し、「ブラック面接」や「空面接(からめんせつ)」と呼ばれたりもします。

具体的には、面接を受けに来る就活生はその企業から内定をもらうために面接に参加しているのに、企業側の面接官が、「面接前」または「面接途中」のタイミングですでに不採用を決めている状態、ということになります。

就活生からしてみれば、面接に呼んでもらえたから自身の時間を削って準備し、面接を受けるための交通費も支払って面接を受けに来ています。

それなのに、採用するつもりがない状態で面接だけ実施するというのは、お互いに全く意味がなくなってしまいます。

また「採用するつもりのない面接をするくらいなら、面接に呼ばなければいいのに…」と思っている就活生も多くいるはずです。

なぜ、企業側は面接に呼ばないという選択肢をとらずにあえて面接に呼ぶのでしょうか。

採用するつもりのない面接をする理由企業が採用するつもりのない面接を行う決断をするに至る理由は主に3点あると考えられるため、下記で紹介します。

他の就活生に内定を出した

企業が採用するつもりのない面接を行う理由の1つ目は、「面接に来るよう連絡してから、面接を実施する日程までの間で他の就活生に内定を出したため」です。

企業側は採用人数に枠を設けているケースがほとんどで、面接に呼んだ全員の結果が出そろってから平等な評価を開始し、内定を出す就活生を決める企業もあります。

しかし全ての企業がそのような採用をしているわけではなく、逆に企業側が「この学生いいな!」と思った学生にはすぐ内定を出し、枠が埋まった段階で採用終了。

そして採用終了後に面接を予定している就活生に対しては、不採用が確定した状態で形式的に面接を実施するケースがあります。

一般的に新卒向けの就活の場合は、企業側は採用活動を「夏・冬・春・6月」の4つに分け、すでに夏・冬・春の選考で採用枠の6割~7割が埋まり、最後の6月の時点では残りの2~3割の枠しか残っていない大手企業もあります。

そのため「先に選考を受ける」ことは就活が不利にならないために重要な内容で、後ろの日程で選考を受ける場合の「最悪の事態」は他の学生によって採用枠が埋まり「採用するつもりのない面接」を受けることだと言えます。

求人広告を取り消していない

企業が採用するつもりのない面接を行う理由の2つ目は、「採用活動は終了しているのに、求人広告を取り消していないため」です。

就活生からしてみれば、求人広告が出ているということは「企業側は社員を新しく獲得したいはず」と思うでしょう。

大半の場合は採用のために求人広告を出していますが、稀にそうでない場合があるため注意が必要です。

採用のために求人広告を出していない場合は以下2パターンが考えられます。

採用活動が終わっているのに、求人広告を消し忘れている

宣伝目的

特に宣伝目的については、企業は自社の名前をより多くの人に覚えてもらいたい意図があるため、1年中求人広告を出していることもあります。

採用するつもりのない面接を受けた後に「そういえば求人広告に募集要項とか全然詳しく載ってなかったな…」など、面接後に思い当たる節がどんどん出てくる時もあります。

しかし特に初めての就職活動をする大学生にとっては、事前に宣伝目的の求人広告かどうかを判断するのは困難といえます。

面接開始後すぐ不採用が決定した

企業が採用するつもりのない面接を行う理由の3つ目は、「面接開始後すぐに、不採用が決まってしまったため」です。

この場合は企業側が、面接開始前までは「良い学生だったら採用する」というように採用の意思があるパターンです。

学生側の入室の仕方や挨拶・身だしなみがとても悪いなど、明らかに許容範囲を超えた態度や外見だった時は、企業側は早々に不採用を決めてしまうものです。

このように、時には企業側の問題ではなく「学生側の問題」で採用するつもりのない面接に変わってしまうケースもあります。

面接官が自分に決定権があると思っている

面接では「採用する」と言われたのに不採用になることもまれにありますが、これは面接官が自分に採用の決定権があると思っているパターンです。

実際は面接官ではなく現場の上層部の社員が面接の合否を決定するのに、自分がその採用にかかわる合否を決めていいと思い込んでいるのです。

もし「採用」と言われて落ちてしまったら、上層部の許可が取れなかったのだと思って気を取り直しましょう。

宣伝効果を狙っている

新卒採用の求人を出していればその分常に会社の宣伝につながるので、宣伝効果を狙っている企業もあります。

新卒採用の広告を出し続けていればその分周囲からの認知度の向上にもつながり、また人々の目に触れる機会が増えて社名を覚えてもらえるきっかけになります。

また、広告を出している企業は「勢いがある企業」という印象も与えられるため、今後より採用活動がしやすくなるようです。

クレーム対策

「すでに採用人数に達しているのに広告を消し忘れている」など企業側の理由で不採用となった場合、クレームにつながりかねません。

口コミなどで企業の信用を必要以上に落とすような内容を書き込まれるといった事態を避けるため「しっかり面接をした」という形式をとることもあります。

「審査の結果、今回は採用を見送ります」と伝えることでクレーム対策をしている企業があるのも頭に入れておきましょう。

採用するつもりのない面接の特徴6選

では、採用するつもりのない面接は実際にどのような特徴があるのでしょうか。

下記では、採用するつもりのない面接の可能性があると考えられる特徴について6つ紹介しています。

面接官が就活生の発言を多く否定する

採用するつもりのない面接の特徴の1つ目は、「面接官が就活生の発言を多く否定する」です。

時に「圧迫面接」でも用いられる手法ですが、面接官によっては内定を出すつもりのない場合においてもあてはまる特徴です。

採用するつもりのない面接時に、面接官が圧迫気味に就活生の発言を否定しようと思う理由は、以下2つが考えられます。

学生の態度が悪かったことで怒りの気持ちが芽生えた

このままだと学生はどの企業から内定がもらえないくらいに、発言内容はじめ「質」が低かったため、それを自覚させて今後の面接に生かしてもらいたいため

自分の趣味についての質問が多かった

採用するつもりのない面接の特徴の2つ目は、「自分の趣味についての質問が多かった」です。

学生側からすれば好きなことを沢山話せて気持ちよく面接を終えることになるため、逆に「なぜ落ちてしまったんだろう…」と感じてしまうような学生もいるかもしれません。

しかし面接の目的はあくまで企業が採用活動を行うために、学生の「人物像」や「志望動機」に関する内容を把握することです。

そのため、企業によっては面接時に不採用が決まれば、その時点で「学生に気持ちよく面接を終えてもらう」ことに方向転換し、不採用が決まった学生が好きそうなトピックを多く話せるような質問をするようになることもあります。

面接時間が予定より明らかに短い

採用するつもりのない面接の特徴の3つ目は、「面接時間が予定より明らかに短い」です。

内定を出したい・期待できる学生と面接している場合は、さらにその学生を深掘りするような質問を行ったり、逆に次回の面接で有利になるような内容を教える(次回の面接担当者の特徴・他社との違い)などして、面接時間を有効的に使っていくものです。

そのため面接を予定より早く切り上げるということは、その学生への期待値が低く採用の意志がない旨を遠回しに伝えているといえます。

逆質問の時間がない

採用するつもりのない面接の特徴の4つ目は、「逆質問の時間がない」です。

逆質問の時間を設ける理由は、

学生が採用において抱えている悩みを解消するため

企業の社風や特徴などの「良い点」を学生により多く知ってもらうため

学生の志望度がどれくらいあるかを確認するため

学生がどれだけ会社のことを調べてきたかを知るため

など、あくまで学生を採用するかどうかを見極めるために必要な時間です。

そして逆質問の時間がなかったということは、要するに「不採用が確定しているから見極める必要なし」と判断されている可能性があります。

しかし、逆質問は面接の1番最後に行われます。

そのため場合によっては、面接官側の質問で多くの時間を費やして面接時間が押してしまい、次の学生も控えているため逆質問を省いた、などという可能性もあります。

そのため「逆質問がなかったことがすべて不採用に繋がるわけではない点」に注意が必要です。

面接で好印象になる逆質問で選考を有利に進めたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

面接官がメモを全くとっていない

採用するつもりのない面接の特徴の5つ目は、「面接官がメモを全くとっていない」です。

通常、採用面接は担当した面接官の独断で採用を決めるケースは少なく、前後の面接を担当した面接官や採用責任者など、裁量権を持っている管理職の方と話し合うなどして決めていくものです。

また面接官はたった1日で数十人と面接を実施しているため、メモをとらずして面接の内容をすべて覚えることは不可能といえます。

そのように「メモ」は採用を検討するうえで必要な資料になるため、必要情報をメモで残さない面接官はすでに「不採用」を決めている、とも考えられます。

今後のステップの話が全くない

採用するつもりのない面接の特徴の6つ目は、「今後のステップの必要が全くない」です。

採用した学生に対して、今後の説明は必ず行われるといっても過言ではありません。

合格・不合格に関係なく、どの学生に対しても今後のステップについて説明するルールを設けている企業も中にはあります。

今後のステップに関わる説明をしたことが理由で、「次も呼んでくれる!」と期待してしまう学生が一定数いることが理由です。

また、次のステップを説明して期待値が上がっていたのに、次のステップに呼ばれずに学生が必要以上に落胆してしまわないように配慮している企業もあります。

ほかにも手応えのない面接にはどのような特徴があるのか知りたい方が、以下の記事も合わせてチェックしましょう。

採用するつもりのない企業の特徴

上記では「面接時」における採用するつもりのない面接の特徴について述べましたが、できれば採用するつもりのない面接は「面接前」に気付き、面接自体を回避できればベストです。

そのため、下記では採用するつもりのない企業の特徴を解説します。

常に求人が出ている

企業が常に求人を出している場合、採用するつもりがない可能性が高いです。

採用に関する情報が極端に少なかったり、商品やサービスの説明が多い求人は宣伝目的だと疑った方が良いでしょう。

また職場環境が悪い、労働条件が厳しい、または管理体制に問題があり人材が定着していないこともあるので、十分注意しましょう。

好待遇すぎる

明らかに好条件の求人は、何か裏がある可能性があります。

広告目的に好条件をエサにして多くの応募者を募る企業もあります。

また実際には求人に記載されている内容と実際の労働条件が異なる場合や、長時間労働や過剰な責任を求められることがあるかもしれません。

採用するつもりのない面接を避ける方法2選

ここからは、採用するつもりのない面接を避ける方法を解説します。

スカウトメールが来る就活サービスを活用する

スカウトメールを受け取れる就活サービスを利用すると、自分に興味を持ってくれた企業から自動的にオファーが届くため、応募する必要がありません。

企業が自分のスキルや経歴を見て興味を持っている場合が多く、採用意欲が高い企業にのみ接触できるため、不要な面接を避けることができます。

自分に合わない企業や採用意欲の低い企業の面接に参加するリスクも減るので、効率的に就活を進められるでしょう。

就活エージェントを利用する

就活エージェントは、求職者と企業の間に立ってマッチングを行います。

自分の希望条件をエージェントに伝えることで、興味がない企業や不適切な条件の面接を避けられるのが大きなメリットです。

エージェントは求職者に合った企業のみを紹介してくれるため、必要のない面接の調整が最小限に抑えられます。

またエージェントは企業の内情や職場環境について詳細な情報を持っていることが多いため、より選考を有利に進められるでしょう。

おすすめ就活プラットフォーム&エージェント2選

続いて、自分とマッチした企業が見つかるおすすめのスカウト型就活プラットフォーム・就活エージェントをご紹介します。

時間を有効活用して効率的に就活を進めたい人は、ぜひ参考にしてください。

スカウト型就活プラットフォーム【OfferBox】

出典:OfferBox

OfferBoxは就活生の3人に1人が利用するスカウトサービスと言われているほど人気のスカウト型就活プラットフォームです。

登録企業は「マイクロソフト」や「資生堂」など国内外の大手企業を含む15,600社を超えていると言われています。

スカウト型就活プラットフォームを使う就活生が持つ悩みである「学歴低いけどほんとにオファーもらえるかな…」「登録している学生のほとんどにオファー送っているのでは?」という点に対して、仕組みで解決しています。

具体的には、企業が学歴ではなく「人となり」で判断できるよう、適性診断ツール「analyzeu+」等を用いて充実したプロフィール作成ができます。

また企業が出せるオファーに制限を設けているため、企業がむやみにオファーできない仕組みを構築します。

適性診断ツール「analyzeu+」で251の質問に答えると、100万人以上の学生の診断結果をもとにした「客観的な28項目の診断」が可能です。

診断結果は自己分析や自己RP文などの作成にも役立ちます。

就活エージェント【JobSpring】

出典:JobSpring

JobSpringを運営する「HRクラウド株式会社」は学生向けの支援に加えて「採用一括管理かんりくん」という企業向けの採用活動に向けたサービスも行っています。

企業側の採用コンサルティング業務も並行した事業展開を行っているため、企業側のニーズを踏まえたアドバイスを学生に実施できるのが大きなメリット。。

AI適性検査『CUBIC』より的確で具体的な自己分析ができ、またその適性検査結果や個別面談などの内容をもとに慎重に紹介企業を判断するため、学生と企業のミスマッチが他就活エージェントに比べて少ないでしょう。。

JobSpringでは、実際に企業で活躍する社員の適性検査結果が確認できます。

就活の悩みでよくある 「この会社で本当に活躍できるのかな」「自分はこの会社に合っているのかな」 企業側は新卒のターゲットに近い社員に適性検査を受検させており、 会社で活躍できるのか相性がどうなのかがわかります!

さいごに

本記事では、【就活面接】採用するつもりのない面接は本当に存在する?面接官の意図・特徴・対策方法を徹底解説!というテーマで、就活生向けに役立つ情報をまとめました。

採用するかを見極めるのが面接の本来の実施理由ですが、「採用するつもりのない面接」が実際に存在することがあり、そのような面接の実施理由や面接の特徴は様々あることがわかりました。

面接対策に時間を費やしたのに、その面接が始まる前から不採用だった場合は、学生にとっては時間の無駄で、またそのような対応を受けたことで悲しい気持ちになること間違いなしです。

そのため、就活エージェント・スカウト型の就活プラットフォームや本記事を有効活用しながら、有意義な就職活動を行っていけるようにしましょう。

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

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