就活で聞かれるモットーの例文5選|探し方や回答のコツも解説

2024年10月9日更新

はじめに

就活の面接において、自分自身の「モットー」について聞かれることがあります。

重要なのはモットーの意味を正しく理解し、企業の求める人物像につながるような回答を導き出すことです。

回答のコツさえ分かれば「一貫性のある回答」ができるため、企業により好印象を与えられるでしょう。

本記事では、就活でよく聞かれるモットーの意味や例文、モットーの探し方や回答のポイントについて解説します。

以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

対象
  • モットーを聞かれたときにどのように回答したらいいのか分からない
  • 自分らしいモットーの探し方が知りたい

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そもそも「モットー」とは?

モットーとは、日常の行動の目標や方針を意味する言葉です。

言い換えてみると、以下のような言葉になります。

言い換え表現
  • 座右の銘
  • 信条
  • 信念
  • テーマ
  • スローガン
  • ポリシー

もともとは英語・イタリア語の「motto」に由来した言葉で、上記で述べたように「日常の行動の目標や方針となる事柄」であれば全てモットーに当てはまります。

個人に限らず、チームワークやモチベーションの向上を目的として「組織」でもモットーが用いられています。

一般的には面接やプレゼンテーションに用いるケースが多く、面接の場合は個人の「人となり」を表せます。

面接官がモットーを聞く理由

それでは、就活の面接においてモットーが聞かれる理由について解説します。

学生の「人物像」を把握するため

まず1つ目の理由ですが、面接官は学生の「人物像」を把握するためにモットーについて質問します。

モットーは「人生」において大切にしていることを表す言葉であるため、どのような言葉をモットーとして日々を送っているかを把握できれば、その人間の人柄や価値観などの「人物像」をある程度把握することができます。

また個々が持つ価値観などについての多くは、過去の実体験や、その実体験に基づいた感情や思考が大きく関係していると言えます。

そのためモットーについて回答した後の質問は、例えば「どうしてそれがモットーになったんですか?」というように、学生のエピソードを引き出すような内容になる場合が多いです。

そのため、学生の人物像に迫っていく質問をさらに展開するための「切り口」として質問をしたい意図がある、と考えます。

活躍できそうな学生かどうかを見極めるため

2つ目の理由は、学生が企業で活躍できそうかを見極めるためです。

面接を行う目的は言うまでもなく「会社をよりよくしてくれる人材を採用する」ことです。

そして会社をよりよくしてくれる学生の条件は、例えば「価値観と社風がマッチしているか」「社員を引っ張ってくれるリーダーシップがあるか」で、学生の資質を把握することでそれらを見極めようとします。

先ほども述べた通り、モットーは「人物像」を把握できる質問であるため、モットーに関するエピソードの深掘りを通して学生の資質を把握し、「この学生は自社で必要とされ、活躍できる人材か」という点を見極めようとしていると考えられます。

自己PRに最適なモットーの探し方

先ほど述べた面接官がモットーを質問する理由を踏まえて、次はモットーの見つけ方について考えていきます。

モットーは「人生経験に基づくケースがある」という点を踏まえると、以下2点の内容を自身で深掘りしていくことだと考えます。

過去の「成功体験」から探す

人間の価値観は過去の経験をもとに形成されていくと言われていますが、特に何かに成功した経験はポジティブなモットーの形成に繋がっている事が多いです。

例えば「野球」でいうと、甲子園出場という大きな成功体験があれば、その過程を振り返りながらモットーについて考えていくのもいいでしょう。

しかし大きな成功体験だけでなく、「小さな成功体験」をもとに考えていくことも手段の1つです。

例えば試合に1度も出たことがなかった選手が、毎日素振りを100回繰り返したら試合出場を達成することができた。

これにより「継続は力なり」「努力に勝る天才なし」という点を身をもって感じた、というエピソードも、モットーを答える際の1つの回答になります。

ここでいう「成功」とは「現状から少しでも良くなった経験」なら多く当てはまるため、些細なことでも何かを良くした経験がないかを探してみるようにしましょう。

「言葉」に影響を受けた経験から探す

歴史上の偉人や、著名人の名言が自身の感情に大きく響いた経験があれば、それをモットーにすることもオススメです。

言葉に影響を受ける場合の1つの事例としては、挫折や失敗体験など「上手くいかなかった経験」によりネガティブな感情になっているケースがあります。

失敗により心が暗くなっている時に、再度立ち直ろうと思うようになるきっかけは「他人の失敗から這い上がった経験を知る」「成功する人の思考を知って、自分が失敗する理由を明確に見つけられた」状況が挙げられます。

例えば失敗続きで諦めたい気持ちになっている時に、数々の失敗を経て成功にたどり着いた「ヘンリー・フォード」の「あなたが「できる」と思おうと「できない」と思おうとどちらも正しい。」という名言を知ったとします。

人生で成功するためには、第一に自分自身が「成功できる」と信じることが大事。

という内容ですが、それが今後の人生の指針となり、頑張ることができている場合は上記の名言をモットーとして言うことができます。

面接官ウケのいいモットーを選ぶコツ

面接で好印象を考えるためには、モットーを選ぶ際に工夫が必要です。 

面接官に好印象を与えるモットーを選ぶためのコツを解説します。

「自分らしさ」が伝わるモットーにする

モットーは、その人の価値観や性格を端的に表すものです。

無理にふさわしい言葉を選ぶのではなく、自分の経験や信念に基づいたモットーを選ぶことが大切です。

面接官はその学生の本質を知りたいと考えているため、自分らしさを出すことで信頼感も伝えられます。

例えば自分が努力や成長を大切にしているなら、「継続は力なり」や「日々精進」といった言葉が適しています。

また自分の実体験や行動の根拠となるエピソードを元にしたモットーを選ぶと、説得力が増すでしょう。

応募企業の求める人物像に合うモットーにする

選んだモットーが企業の理念や適切にマッチしていると、高評価につながりやすいです。

特に企業の求める人物像や価値観に沿ったモットーは、動機動機との一貫性を示す上でも効果的です。

企業のミッションやビジョン、求められる人材像を事前にリサーチしてそれに合ったモットーを選びましょう。

例えばチームワークを重視する企業であれば、「和を以て貴しとなす」といった協調性をアピールできるモットーにする、といった具合です。

要点が伝わりやすいモットーにする

モットーは短く、わかりやすく表現することが重要です。

難解な言葉や抽象的すぎる表現は理解されにくく、印象に残りにくいです。

モットー自体は短いものにして、選んだ理由や言葉の意味を考えて説明できるように準備しておきましょう。

さらにその言葉が入社後どのように活かせるのかを具体的に伝えることで、面接官に好印象を与えられます。

面接で分かりやすくモットーを伝えるための3STEP

ここからは、面接で相手に端的かつ分かりやすくモットーを伝えるための3STEPを紹介します。

STEP1:結論ファーストで述べる

まず回答する際は「私のモットーは~です。」と結論部分から話していくようにしましょう。

理由は、結論から話すことで面接官がおおよその話の展開をイメージでき、ストレスなく話を聞くことができるためです。

結論ファーストで意見を述べていくことは社会人として重要なスキルといえますが、大学生の場合だとこの話し方ができない学生は少なくないです。

そのため「結論ファースト」で話すことが高評価につながり、「優秀な学生」であることを面接官に連想させることに繋がるため、エピソードの順序を意識的に変えていきましょう。

STEP2:モットーを裏付ける根拠を述べる

モットーを結論から話すことができたら、次に話す内容は「なぜそのモットーなの?」という根拠を説明する質問になることが多いです。

そのため、その根拠を説明する際は自身の経験談をエピソードとして用いて、説得力を高めていきましょう。

経験談を話すメリットは「自分自身について客観的に伝えられる」ことで、客観的な内容を聞いた面接官は、内容について理解しやすくなります。

そしてさらに理解度を上げるような説明をしたい場合は、「定量的」な内容を組み込んだエピソード展開を意識しましょう。

STEP3:モットーによってどのように企業に貢献できるか明確にする

モットーを話す際は、自身のモットーが会社にどのようにマッチしていて、どのように業務に生きていくか」という点を話せるくらい徹底的な準備ができたらベストです。

どの企業も共通していえることは、「会社をよりよくしてくれる学生を採用したい」という点です。

そのため自身のモットーが仕事にどのように繋がっていくかを明確に話せれば、面接官は「学生が将来自社で活躍しているイメージ」をしやすくなり、内定獲得に近づくといえるでしょう。

就活でモットーを回答するときにおすすめの例文5選

モットーを聞かれた学生は、実際にどのような内容で答えているのでしょうか。

他者の回答内容を把握することで自身の回答を考える際の参考になるため、下記で紹介します。

「何事も1度はやってみる」

私は「何事も一度やってみる」をモットーにしています。
私はコールセンターでアルバイトをしているのですが、最初は電話を取ること自体に抵抗があり、私にできるのかとても不安でした。
しかし、実際にやってみると、大変なこともありますが、お客様との会話は楽しいことも多く、今では楽しくアルバイトに取り組めています。
この経験から、どんなことも一度経験してみないとわからないと思うようになり、最初はできないかもしれないと思うことでも一度はやってみるようにしています。
仕事の上でも、最初は難しいことも多いと思いますが、挑戦する前から諦めたりせずに何でもチャレンジしたいと考えています。

「石の上にも三年」

私のモットーは「石の上にも三年」です。
どんなことでもまずは頑張ってみよう、まずは一定期間しっかりと全力でやろう、という気持ちで取り組んできました。
勉強も、部活も、バイトも全て少しの期間、ちょっと頑張ったくらいでは本質的なことはわかりませんし、成果もでないと思っています。
そのため、どんなに辛いことがあっても、まずは一定期間頑張ってみて、考えることにしています。
一定期間頑張ると実はまたその次の期間も頑張れるという気持ちにもなります。
仕事でもまずは全力で頑張る、という気持ちで取り組みたいと考えています。

「情けは人の為ならず」

私のモットーは「情けは人の為ならず」です。
私は自分が人に取る態度・行動はいずれ巡り巡って自分にかえってくると思っています。それは良いことも・悪いこともです。
そのため、人に親切に・人に優しくあることで、常に周囲の人とも良好な関係が築けてきました。
自分が周りに親切にすることで、周りも私に親切を返してくれます。この座右の銘を大切にしており、意識して行動することで、これまでサークルなどのチームビルディングや、チームワークの良さなど、集団での行動がとても円滑に出来ることにも繋がっています。

「継続は力なり」

私のモットーは「継続は力なり」です。
アルバイト先のカフェで外国人観光客を、上手く案内出来ず手間取ったことをきっかけに英語学習を始めました。
毎日1時間以上英語学習をしましたが、英会話教室では上手く話せず、何度も諦めようとしました。
しかし、洋画や洋楽でモチベーションを維持したり、外国人の友達と英語で会話したりして英語学習を続けました。
その結果、ある時外国人に道を聞かれ、自信を持って英語で案内することが出来ました。
挫けそうになっても、諦めず日々努力し続けた結果、自信を持って英語を話せるようになりました。
この経験から目標に向けて、諦めず継続して努力をする大事さを学びました。

「有言実行」

私のモットーは「有言実行」です。
学生時代はバドミントン部に所属しており、トレーニングは各自でメニューを考え、朝練でしていました。
当時は私は自分に甘く、気分屋で毎日のメニューが違い、筋力はなかなか向上しませんでした。
地区大会に出場する選抜メンバーを決める練習試合で負け、大会に出場することが出来ませんでした。
そこで私は、毎日トレーニングメニューを部員に伝え、自分にプレッシャーをかけて実行することを続けました。
周りに宣言することで、辛くても自分を追い込みトレーニングに励むことが出来ました。
その結果、試合では最後まで息が乱れずプレーをすることが出来るようになりました。
この経験から宣言し、自分自身を追い込み高めることの大事さを学びました。

就活で使えるモットーをさらに知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

モットーとして避けるべき内容

上記ではモットーを聞かれた場合の例文について紹介しましたが、自身の人物像を表す内容であればなんでも面接官が高評価を与えるわけではありません。

以下では、モットーとして避けるべき内容について4つの内容について解説します。

宗教的な内容

就職活動においては、宗教的な内容で自身を紹介することは避けるべきといえます。

理由の1つとしては、宗教的な側面を面接官に見せることで「こだわりが強くて、他人の意見を受け入れてくれないのではないか」などのネガティブな印象を連想させてしまう場合があるためです。

また宗教的な内容はかなりデリケートな話題であるため、質問する面接官もその内容については質問しずらいと感じてしまうでしょう。

会社の理念や社風と大きく離れた内容

面接を受ける企業の理念や社風と全く異なる内容をモットーにするのもオススメできません。

先ほども述べましたが、面接官は「会社で活躍できる人材を採用する」ことが目的で、面接官に自身が活躍するイメージを連想させることが重要です。

モットーは人物像を表す内容であるため、会社の理念などと全く異なった内容の発言をすることは「この学生は会社と合ってないかもな…」と思われてしまう原因になる可能性があります。

ネガティブな内容

モットーは「人物像」を表すため、ネガティブな内容を話すことは「ネガティブな人物」と認定されてしまうことに繋がります。

一般的に、ネガティブな内容よりもポジティブな内容のほうが面接官は好印象を覚える場合が多いため、できるだけポジティブな内容で話すようにしましょう。

「特にない」という回答

モットーが思いつかず「特にありません」と回答するのは避けてください。

このように回答すると真剣さが感じられず、自己PRする意志がないと思われて低評価につながります。

面接官は学生のモットーから人柄や考え方を知ることで企業とマッチするかどうかを判断するため、できるだけ自分の特徴が伝わりやすいモットーを伝えましょう。

モットーがどうしても見つからない場合の対処法

しっくりくるモットーが見つからない場合は、以下の対処法を試してみてください。

なんとなく合っていそうな言葉を5個ピックアップする

まずは、自分の性格や価値観を示す言葉を5個ピックアップしてみてください。

「協調性」や「行動力」や「粘り強さ」など、直感的に自分に合っていそうなものを選べばOKです。

言葉すら浮かばない場合は、あえて難しい熟語やことわざを選ぶ必要はありません。

「きちんと物事を最後まで終わらせたい」や「ひとつのことを極めたい」などでも十分です。

言葉の意味を深掘りする

次に、選んだ言葉の意味を深掘りしてその概念を考えてみましょう。

例えば「チャレンジ」というワードを選んだら「常に新しいことに価値を見出すことを大切にしている」という概念が出てくるかもしれません。

「言葉の意味を深掘りする」といっても、辞書に載っている意味合いだけではなく自分にとっての意味合いを考えてみることが大切です。

もしうまく深掘りできない場合は、国語辞典などで言葉の定義や類似語などを調べると自分にとっての意味が見えてくることもあるでしょう。

言葉をひとつだけに絞ってモットーにする

最後に、言葉の意味を深掘りして出てきた概念をもとにモットーをひとつだけに絞ってみてください。

その際に、具体的な行動についてアピールできる言葉を選べば、より印象的なモットーになるでしょう。

たとえば「協調性を大切にしてひとつのプロジェクトを進める」というモットーにした場合、学生時代にゼミやサークルで協力してひとつの目標を達成した経験を述べると良いです。

さいごに

本記事では、【面接対策】就職活動でよく聞かれる「モットー」の質問理由・見つけ方を徹底解説します!というテーマで、就活生向けに役立つ情報をまとめました。

モットーは「人物像」を表す内容で、「学生が企業でしっかり活躍できるか」を見極めるための材料となります。

そのためとても重要で、かつ学生にとっては面接で高い評価を得られるチャンスになる質問となります。

自分の良さが十分に反映されているようなモットーを話していけるように、時間をかけて対策を行っていきましょう。

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

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