【企業研究】株式会社ペアキャピタルの企業概要と新卒採用状況徹底解説

【企業研究】株式会社ペアキャピタルの企業概要と新卒採用状況徹底解説

2023年11月30日更新

はじめに

株式会社ペアキャピタルは、M&Aを利用して日本から価値ある企業を無くさないサポートを行っている会社です。

こちらの記事では株式会社ペアキャピタルの求人募集状況や新卒採用状況、企業概要について、詳しく解説します。



許容傾向にあるM&A

M&Aは「Mergers and Acquisitions」の略称で、企業の合併と買収のことを指します。一昔前まではこのM&Aは抵抗意識が強い企業がほとんどでしたが、昨今では企業存続、新規の事業展開を目的にM&Aを積極的に行う企業が増加傾向です。

M&Aは少し前までそれこそ強い企業が弱い企業を取り込むという認識が強かったですが、現在はあくまで1つの目的に向けて複数の企業が協力をするビジネスチャンスの1つとして定着しつつあり、結果的に売上を倍以上に高めている企業も少なくありません。

Win-winの関係を築く方法の1つとして、M&Aは有効といえるでしょう。



M&A成功にはコンサルティング力が重要

とはいえM&Aは企業同士の戦略戦となる側面もまだまだ消えておらず、正しい方法で行わないと命取りになります。最終的に自社がやりたいことが全て出来なくなる、不利な条件で契約を結ぶなど煮え湯を飲まざるを得ない状況が出てくる場合もあるため、M&Aの知識に長けたプロフェッショナルに相談した上で関係を作りあげることが大切です。

株式会社ペアキャピタルでは企業再生支援を前提とした、業務提携コンサルティング、M&Aを正しく用いたコンサルタント業務を行ってます。

顧客がより一層自社らしく成長できるように、経営契約や資産運用に至るまで幅広くコンサルティングを行うので、自社企業を効率良く成長させたい方から注目されています。

そんな株式会社ペアキャピタルの会社概要をみていきましょう。



会社概要

株式会社ペアキャピタルは、本社を東京都渋谷区に構え、名古屋にも営業所を設置しています。

M&Aアドバイザリー事業を展開しており、M&Aを正しく用いた企業サポート、企業成長コンサルティングを一括で賄う企業です。

設立は2020年10月14日とまだ日が浅いですが、創業後1年11ヶ月でTOKYO PRO

Marketに上場する急速成長を果たし、社員の平均年収は1千万円を越えています。

平均年齢が27.7歳という若い世代が活躍する企業としても認知度が高く、今後の更なる成長が見こまれる企業といえるでしょう。

積極的な人材採用戦略を取り入れることで、新規案件の開拓ならびに成約に注力し、多くの企業と繋がりを持つことでも有名です。

それぞれの企業の財務をはじめとした様々な情報や会社の雰囲気なども考慮した上で、M&Aをする相手としてふさわしいかを丁寧に見極める、顧客ファーストを大切にしています。

ちなみに企業名の由来は、2つが1組になるペアと、愛の花言葉をもつPearが語源です。

独立系の新興M&Aアドバイザリーとして、業界経験豊富な人材が顧客サポートを行います。



事業内容

ここで株式会社ペアキャピタルの事業内容をみていきましょう。

株式会社ペアキャピタルでは大きく分けて6つの事業を行っています。

 ・M&Aアドバイザリー

自社がどことM&A契約を結ぶとより成長が期待できるのか、細かく企業分析を行った上でM&A相手を見極め、顧客にアドバイスします。

分析は金融機関に勤めていた経験を持つ、実績豊富なプロフェッショナルが担当するからこそ、他社分析と合わせて自社分析も丁寧に行うことに定評があるのが特徴です。

業績不振や後継者不在など、企業によって抱える課題はそれぞれ。課題解決に向けて多角的な視点でM&Aを全面的にサポートします。 

・事業承継コンサルティング

M&Aを通じて事業を承継するにあたって必要な契約書類やフローチャートを丁寧に解説し、漏れがないように手続きを進めます。

会社をいきなり譲渡するのではなく、株式の売買を行わないまままずはお互いに様子見できる仕組みを整えるなど、専任のコンサルタントが最後まで丁寧に対応し、円滑にM&Aが行われるように進めるのが魅力です。

 ・業務提携コンサルティング

M&Aを業務提携として進めるに際して必要な契約書類の案内をすると共に、どこからどこまでを任せ、どこからどこまでを自社で担当するのか明確に提示し、顧客にとって有利になる方法のアドバイス、コンサルタントを行います。

業務提携は事業承継に比べると気軽に始めやすい契約スタイルではありますが、その分棲み分けを事前に決めておかないとトラブルになるケースが少なくありません。

顧客が不要なトラブルに巻き込まれ頭を抱えることのないように、丁寧に業務コンサルティング業務を進めるのも魅力です。

・企業再生支援

企業の業績が著しく落ち込み再生するのが難しくなったため、売りに出すためにM&Aを検討する企業主もいます。

そんな企業主に向けて企業再生支援を行う点も、株式会社ペアキャピタルならではといえるでしょう。

M&Aをあくまで企業が再度業績を高める方法の1つと捉え、企業そのものが息を吹き返すためにはどうするべきか、分析とサポートを行います。

 ・資本政策、経営計画コンサルティング

根本から企業全体の力を底上げするために、資本政策と経営計画をコンサルティングすることにも余念がありません。

せっかくM&Aを行っても企業が傾いたままでは共倒れするばかりです。

顧客企業と相手先企業の現在の資本から見直しを行い、より成長を促進するためには何をするべきなのかコンサルティングを行います。 

・資産運用コンサルティング

お金にも働かせることを忘れず、出来た資産を運用するための方法もレクチャーし、着実に資本を増やすサポートを行うのも特徴です。

金銭面に強いサポートスタッフがいるからこそ、専門的な知識とたしかな効果を提供するための方法を学びながら事業を成長させられるでしょう。



新卒選考フロー

ここからは株式会社ペアキャピタルの新卒選考フローについて解説します。

株式会社ペアキャピタルでは公式ホームページ記載の新卒採用エントリーフォームから応募した後、書類選考通過者のみ面談へと進む流れです。

中途採用フォームと新卒採用フォームが隣り合っており、記入項目の内容が少しだけ異なるので書き間違えに注意して下さい。

新卒採用エントリーフォームはこちら

https://p-capital.co.jp/career/entry/graduate/

新卒採用、中途採用者共に現在の募集職種は、M&Aアドバイザーと営業事務・営業アシスタントの2種類で、希望職種をエントリーフォームに記載します。

経験や持っているスキルによって希望職種ではない業務の担当となる場合もありますので、自分が行いたい業種に付けるようにエントリーフォームの段階でアピールする必要があるでしょう。



社風

社員の平均年齢が27歳前後と非常に若い世代のため、仕事に対しての向上心を強く持ちつつ、どんな業務が舞い込んでも受け止められるような、包容力のある組織作りが行われています。

性別や年齢に関係なく誰もが働きやすい環境を作るように前向きに努力を続けており、M&Aを通じて企業課題を解決し、顧客が安定した経営を行えるように勉強をし続ける、前向きさを持ち合わせた人材が豊富です。

結果を出せるように社員が一丸となって精進をし続けているからこそ、周りに相談しやすい環境が整っている点も株式会社ペアキャピタルの特徴といえるでしょう。

 

M&Aにおける業務は締結してすぐさま結果が出てくる業種ではないものの、利用した顧客の満足度が非常に高いことからも株式会社ペアキャピタルの誠実な社風が伺えます。

業種の関係上、新卒採用者よりも中途採用者の方が採用率が高いため、周囲の先輩に聞きやすい環境が整っている点も魅力の1つです。

自己判断で解決するのではなく、より企業全体でステップアップするための柔らかい雰囲気が整っていることも、株式会社ペアキャピタルの利点です。



求める人材

株式会社ペアキャピタルでは、企業と企業を繋ぎ結果を出すという責任のある業務を請け負っているからこそ、何があっても最後まで物事を放棄しない誠実な人材が求められています。

また古い考え方に囚われること無く、適切に新しい考え方を取り入れながら顧客が正しい方法でM&A契約を行えるようにサポートアップを行う仕事ですので、顧客に丁寧に寄り添い希望を聞いていく姿勢を持つことも忘れてはいけません。

とにかく結果だけ出したい、数字だけ上げたいという人材ではなく、M&Aをすることでこの企業は必ず企業課題をクリア出来ると自信を持って伝えられるように、知識を身につける向上心が求められます。

株式会社ペアキャピタルの場合、新卒採用者は適性が不明ですので、自分が希望した職種とは別の職種の担当になるケースもあるでしょう。

自分の希望していた職種ではないものの、やってみたら才能が開花したという場合もあるため、まずは何でもチャレンジするという前向きな姿勢を持っている方も重宝されます。

積極的に学び、積極的に繰り出す信念を持っている人材こそ、株式会社ペアキャピタルにはぴったりの人材といえるでしょう。

M&Aではデータ分析も積極的に行われますが、データを提示するだけでは企業に携わる人は動かせません。

株式会社ペアキャピタルではM&Aを通じて企業を守り、その企業に携わる人を守り続けています。

だからこそ業務に携わる人間はデータ至上主義の人物よりも、顧客ファーストの精神を忘れず、本当に顧客にとって大切なものは何なのか、追求し続けられる人材が求められるでしょう。



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

M&A事業をプロフェッショナルとして取りまとめる人材を募集しているからこそ、基本的には新卒採用者よりも中途採用率が多い傾向にあります。

そのため新卒の就職難易度が高く、新卒採用者の場合は法学部や経営などの専門的な知識を持ち合わせているか、在学中にバイアウトを経験するなど特殊な経験を積んでいる方の採用率が高いでしょう。

ただし、新卒でも少人数ではありますが採用されているため、可能性はゼロではありません。新卒で応募をする場合は、M&A事業において有益となる経験をアピールできる内容を書くことがおすすめです。



採用大学

中途採用者が非常に多く働いており、大学卒業後に各コンサルティング会社や銀行に勤めた上で、株式会社ペアキャピタルへと入社した人材が少なくありません。

大学で言えば中央大学や青山学院大学、明治大学に九州大学など、Bランク以上の大学の採用者がほとんどです。

新卒採用者に関してもBランク以上の大学の採用率が高く、学部は法学部や経営学部が採用傾向にあります。

募集概要に記載はありませんが、基本的にはBランク以上の大学を卒業している方が需要が高いため参考にしてみてください。

ただし学歴はあくまで参考程度ですので、実際にどんなことが出来るのかを踏まえた上での選考となります。

新卒採用者の場合は特に、学部がまったく関係ない分野を選択していたとしても、個人的に学んだ経験や別途専門知識やM&A関係に類似する相応の経験があれば、極めている人間の方が需要があるでしょう。

将来性の期待できる若い世代の入社が期待されているからこそ、新卒採用も夢ではありません。



まとめ

株式会社ペアキャピタルではM&Aを通じて企業と企業の縁を結び、お互いの企業がより成長を遂げられるようなサポート・コンサルティングを行っています。

だからこそ新卒採用者よりも中途採用者の募集が多く、専門的な知識と経験を生かしたアドバイスをしているのが特徴です。

 

ですが新卒採用者も募集がありますので、諦めることはありません。

新卒採用を狙う場合には、専門分野を学んできたようであればレポートなどを提示し専門的知識をアピールする他、専攻がまったく関係ない分野の場合はM&Aに関して会社に役立ちそうな経験を積み上げてみてください。

現在働いている方の中には、大学在籍中に事業バイアウトを経験し、資金運用を行った人材もいれば、製薬会社、保険会社、WEB広告代理店のベンチャー企業など、さまざまな分野から転職をした方もいます。

何かの専門分野を突き詰め経験を積み上げることが、一番のアピールポイントになると言えるでしょう。

株式会社ペアキャピタルでは、人と社会の成長を繋ぎ、日本にとって価値のある企業が失われるのを防ぐために日夜研鑽を積んでいます。

数字を見るだけではなく、企業に携わる人を見て業務を行える人にとって、ピッタリの職場といえるでしょう。

 

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監修者情報

近藤明弘

キャリアアドバイザー

株式会社ニトリに新卒入社。
個人売率ランキングでは全国で10位に入賞するなど、多くの成果を生み出してきた。 2021年より株式会社ナイモノにジョイン。 リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)の経験を持ち、現在はCAとして急成長中。