【企業研究】W2の選考対策を徹底解説

【企業研究】W2の選考対策を徹底解説

2023年11月30日更新

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会社概要

W2株式会社は、東京都中央区に本社を置き、ECプラットフォームを開発、展開などeコマース事業を行う企業です。

2005年9月の設立当初より、自社オリジナルのECプラットフォームを開発・展開。
翌年には、業界初となるECプラットフォームのSaaS型サービスの提供を開始するなど、設立当初より成長が著しい企業です。

2023年1月に社名を「w2ソリューション株式会社」より「W2株式会社」へ変更しています。

同社の代表は、大学入学と同時に企業した経験を持ち、現在は、世界で戦うことを前提にビジネスを展開しています。常に高みを目指して行動し、走り続けている印象の企業です。

W2は、15年連続で「ベストベンチャー100」にも選ばれています。
その他にも、下記を受賞しています。

《受賞歴》
・生涯パートナーとして選びたいプラットフォームNo.1
・最も売り上げUPが期待できるECプラットフォームNo.1
・セキュリティが安心できるECプラットフォームNo.1

※日本マーケティングリサーチ機構調べ (調査期間:2022年10月12日~11月21日)
※WEB制作の経験及び知見がある男女を対象にしたアンケート調査より

引用:会社情報
引用:W2株式会社 山田 大樹 | ベストベンチャー100

では、W2株式会社は、どのような特徴を持つ企業なのかご紹介していきます。

就活を行う際に、ぜひこの記事も参考にしてみてください。

事業内容

W2の事業内容には下記のようなものがあります。

同社では、技術の提供を行うだけでなく、コンサルやデザインから運用まで、EC事業に必要なサービスを包括的に提供・サポートしています。

 

①ECプラットフォーム事業

ECプラットフォームサービスの研究・開発や販売、導入、保守サポートなどを行います。

②コンサルティング

ECのコンサルティングを行う。

流通・商業施設・アパレル・化粧品など、さまざまな業界にも対応しています。

③デザイン制作

販売力やブランド力向上による、顧客の事業価値を高めることをミッションとし、ECサイトのデザインを行います。

④EC運用

顧客のECサイト運用課題の解決や新たなビジネスモデルの確立を目指し、運用面のサポートを行う。

⑤新規事業

マーケティング調査を活かし、新規事業の企画から実行までをトータルに行う。

EC業界全体をアップデートさせるため、無人倉庫や自動運転の配送など新規事業への成長投資も積極的に行っています。

 

引用:W2の仕事領域

 

選考関連情報

W2の選考は、大きく分けて二つの募集職種とフローがあるようです、

それぞれ、職務内容と合わせて紹介していきます。

募集職種①:総合職(ビジネス職)

総合職では、下記のようなさまざまな業務があるようです。

組織開発、広報、採用

採用活動や入社後の研修・育成、人事や評価制度の設計・運用まで、幅広い業務があり、組織を活性化させる役割があります。

セールス

事業の開発やクライアントの課題解決に向けたソリューション提案を行います。

マーケティング

新規クライアントの獲得に向け、自社メディアや各種媒体を通じて、自社や自社サービスのPRからマーケティングまで行います。

ITコンサルタント

お客様がシステムを導入する際のプロジェクト進行からマネジメント、保守対応まで担当。エンジニアとも連携をとり、お客様のサポートを行っていきます。

ECコンサルタント

すでに、システムを導入しているお客様へ更なる収益UPに向けた提案やビジネス課題の解決支援を行います。

 

《総合職(ビジネス職)選考フロー》

STEP1:エントリー

STEP2:説明選考会(会社説明会+グループディスカッション+適性検査)

STEP3:インターンシップ

STEP4:本選考面接(複数回、選考課題実施の場合もあり)

STEP5:代表面接(最終)

 

インターンシップへの参加が必須のようです。

ここで高いパフォーマンスを行った方のみ、本選考に進めます。

他企業に比べると、選考にかかる時間が長い印象はありますが、インターンシップや代表面接が含まれることから、選考に対しての熱量や本気度が感じられます。

 

ビジネス職 職種紹介 | W2株式会社 TECH Media

 

募集職種②:エンジニア職

社員の70%がエンジニアであり、100%自社開発していることから、今後も同社が成長する上で、エンジニア採用は、より活発になることが予想されます。

 

職務内容は、「製品開発」であり、同社の主軸となる自社製品『W2 Unified』『W2 Repeat』の設計や新機能の開発、運用に携わります。また、新たなサービスの開発も行います。

 

《エンジニア職選考フロー》

STEP1:書類選考

STEP2:技術テスト

STEP3:適性検査

STEP4:最終面接前面談

STEP5:最終面接

 

こちらはエンジニア採用につき、面接よりも技術テストが先にあります。

まずは、技術力が問われるようです。その後の面接では、「成長意欲」と「素直さ」が問われています。

 

こちらも参考にしてみてください。

2023年新卒採用始動!w2ソリューション株式会社の求めるエンジニアとは? | Tech Media

 

引用:企業採用ページ

社風

・明るく活気がある

・社員の7割がエンジニア

・若手が活躍

 

・目指すは世界

2014年ベトナム、2019年台湾、2020年イギリスとグローバルに展開してきている同社の目指す先は、国内ではなくグローバルNo.1のようです。

 

・入社前の研修や育成に力を入れている

同社では、入社前から職種別にさまざまな研修があります。

圧倒的な成長スピードを得るには、入社前の育成が鍵になると考えられていることから、研修には力を入れているようです。
 

目標が明確かつ大きい分、経営者の思いもとても強いものであると考えられます。

求める人材

W2株式会社では、求める人材として下記のものを公表しています。

①成長意欲のある人

同社が描くビジョンは大変大きく、個の成長なくして達成することは難しいです。

自身を成長させ、自分の可能性を広げることができる人が求められています。

②まずはやってみるという素直さがある人

業界や職種問わず、必要なスキルですが、特に常に進化する技術を学び続け、形にして提供をし続けるところでは、自分のやり方だけに固執するのではなく、周りの意見なども素直に聞き入れ、やってみることが大切です。素直さは成長に必要な要素といえます。

③柔軟性のある人

日々、社会が変化する中で、世の中や顧客のニーズは変わっていきます。

最適なサービスを提供するためにも、その変化に向き合い、柔軟に対応をしていける人が求められます。

④即判断、即行動ができる人

圧倒的なスピード感を持って行動というのが代表の理念の1つです。

また、海外企業の特徴として、判断が速いというものがあり、そういった点も取り入れたいと考えられているため、判断や決断が速く、すぐに行動を起こせる人が求められています。

⑤失敗を恐れずチャレンジできる人

自身や企業の成長には、チャレンジは必要不可欠です。

失敗を恐れて、チャレンジしなければ、新しいものも生み出せません。

同社のゴールは世界です。そのためには現状維持ではなく果敢にチャレンジできる人が求められています。

⑥探究心と向上心を持って取り組める人

新しいものを生み出したり、成果を創出するために、常に探究心を持ち、磨き続けることが必要であると考えれています。

 

⑦常に前進していく姿勢のある人

同社のコーポレートロゴは、「未来をリードし常に前進していく姿勢」という意味が込められています。そのため、常に前進していく姿勢のある人と未来をリードしていきたいという思いがあります。

 

その他にも下記のようなことが求められています。

 

・物事を最後までやり遂げられる人

・技術が好きで、新たなアイデアを形にしたい人

・細部にまでこだわり抜ける人

 

求められているものが、とても多い印象ですが、求められている人物像はとても描きやすいかと思います。

 

ベンチャーの色がとても濃い企業です。

 

引用:EC&CRMソリューションカンパニー | W2株式会社

引用:w2ソリューション株式会社、「W2株式会社」に社名変更

面接対策

面接では、自分が企業にとって求める人材であるということをしっかりアピールする必要があります。

 

就活サイトで求める人材をざっくり把握し、企業HPの代表挨拶や社員のインタビューなどで、より分析して、企業が求める人材を汲み取ってみましょう!

 

具体的なエピソードなどを交えて、自身の経験や思いを企業の求める人材とどれだけマッチングさせられるかがポイントです。

 

W2の求める人材などから、面接に進む際には、下記のような点を準備してみましょう。

 

①何かを始めた経験、またその経験から学んだこと

同社代表は、学生時代に起業するなど、0から創り上げてこられました。

何かを生み出す力、その行動力は同社で求められています。

 

なぜ、それを始めようと思ったのか、そこから何を学んだのか、今後その経験をどのように活かすかなど話すことができると、入社後の成長イメージがつきやすいです。

 

②継続していること

勉強でもスポーツでも趣味でも、継続して行っていることがあれば、アピールしてみましょう。何か一つのことに一生懸命に取り組み続けられる人は、探究心や向上心を持ち、コツコツと物事に取り組める印象があります。

 

③苦労したこと、失敗したことから学んだこと

これまでに何かで、自分の思うようにいかなかった経験があれば、掘り下げてみましょう。

それはどんなことで、その問題に直面した時、どのように乗り越えたのか。どのような工夫をしたのか。そこから何を学び、これからの仕事や人生で活かしていけるか。といったことを考えてみましょう。

④将来のビジョン

入社後、W2でやってみたいことや、なりたい自分、または将来起業したいなど、自分が描いているビジョンが明確な方が、代表面談では話しやすいでしょう。

そのために、この会社でいつまでに、どんなことを達成したいか具体的なロードマップも話せると武器になります。

 

W2は、何かにチャレンジした経験、頑張ったことや苦労したことどちらでも構いませんので、そういったエピソードをいくつか準備してみましょう。

 

その経験から学んだことや、乗り越えたことをなるべく伝えられるようにしましょう。

失敗を恐れず、チャレンジして欲しいと思う同社では、その経験は入社後の就業イメージがつきやすいです。

まとめ

企業を理解することは就活で勝ち残るための必須条件です。企業研究を徹底的に行い、就活に励んでみてください。

W2株式会社のHPからは、「成長」、「チャレンジ」、「圧倒的なスピード」、「グローバルNo.1」など、ベンチャー企業に多いキーワードではありますが、どのページや他サイトでの代表のメッセージをみても、読んでいるだけで圧倒されるような情熱が感じられます。

本気で世界を目指している。そう感じさせられる企業です。
その分、日々の行動や成長が求められ、道のりは険しいかもしれませんが、一員として目標を達成した時の、喜びと成長は計り知れないでしょう。

一人では無理でも、仲間と代表と上を目指してみたいという思いのある方は、ぜひこちらの記事も参考にしながら、内定を掴み取ってください。

監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。