オファーボックスの評判・口コミから利用すべきか調査してみた

オファーボックスの評判・口コミから利用すべきか調査してみた

2023年11月30日更新

はじめに

就活支援サービスを利用することで、ひとりで探すよりも効率よく就職先を見つけることができます。しかし、就活支援サービスといっても数多くあり、どれを選べばいいのかわからないと思う方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では就活支援サービスの中でも「オファーボックス」について解説します。実際に利用している方の生の声を聞いて、利用すべきサービスか検証していくので、ぜひ参考にしてください。



オファーボックスとは

就活支援サービスを利用したいけど「オファーボックスってどうなの?」と気になる方は、オファーボックスの基本情報から確認していきましょう。

オファーボックスの基本情報

会社名株式会社i-plug (アイプラグ)
本社住所〒532-0011

大阪府大阪市淀川区西中島5-11-8 セントアネックスビル3階

事業内容新卒ダイレクトリクルーティングサービス

「OfferBox(オファーボックス)」シリーズの運営

OfferBox、PaceBox、eF-1G、Tsunagaru就活 、キャリア大学 、plugin lab 

認定有料職業紹介事業 27-ユ-301841
公式URL就活ならOfferBox=オファーボックス|企業からオファーがくる

引用元:オファーボックス

 

オファーボックス(OfferBox)は、就活生のプロフィールを見て興味を持った企業から、オファー(スカウト)が届く就活支援サービスです。就活生から企業にアプローチを行う一般的な方法ではなく、企業側からアプローチを待つのが特徴です。

 

大手企業からベンチャー企業まで16,233 社以上が登録しており、登録学生は401,000人と非常に多くの就活生が利用しています。プロフィールを80%以上埋めておけばオファー受信率93.6%と非常に高く、必ず1社以上からオファーが届くといっても過言ではありません。

 

利用している企業はさまざまで、簡単に表にまとめてたので見ていきましょう。

 

企業の従業員数割合
1,000名以上14%
500~999名10%
100~499名38%
100名未満38%

引用元:オフィスボックス

 

利用している企業の職種割合
情報通信20%
サービス15%
建設12%
卸・小売10%
電機・機械6%
化学5%
教育・医療・福祉4%
輸送機械4%
不動産3%
食品3%
その他18%

引用元:オフィスボックス

 

オファーボックスに参加している企業は、資生堂、マイクロソフト、ニトリ、Sansan、エイチーム、コープ、公文教育研究会、朝日新聞、マイクロアド、トレンドマイクロ、チケットぴあ、istyle、理想科学工業などです。

 

上記以外にも知名度の高い企業が参加しているので、自分に合った企業が見つけやすいと思います。

オファーボックスに関するよくある質問

オファーボックスに関するよくある質問を見ていきましょう。

 

・オファーボックスはメールや電話がしつこいですか?

どの就活支援サービスでも電話やメールが多いです。オファーボックスでも例外ではなく、多くなってしまうため、メールであればプライベートのアドレスは使用せず就活用に新しく作るなど分けておくと便利です。

 

・プロフィールの写真はなんでもいいのですか?

企業が見る写真なので、顔がはっきりした写真を用意しましょう。履歴書のようにスーツできっちりと仕上げているものでなくてかまいません。しかし、プリクラや加工された写真はNGです。人によっては複数人で写っている写真を貼っている方もいますが、複数人の写真は控えましょう。

オファーボックスの3つ特徴

オファーボックスの特徴を見ていきましょう。

 

企業が見てオファー(スカウト)してくれる

オファーボックスは企業からのオファーを基に就活がスタートします。企業は就活生に送るオファー数が決められているため、プロフィールを読んで1通1通厳選してオファーを送ります。

 

そのため、就活生はしっかりプロフィールを埋め、自分を精一杯アピールしなければなりません。プロフィールの入力率によってオファー数が異なります。

 

プロフィール入力率オファー数
60~69%5.2オファー
70~79%9.0オファー
80~89%13.6オファー
90%以上23.6オファー

 

プロフィールが60%か90%かでオファーが約4倍も異なるため、より多くの企業からオファーが欲しい方は必ずプロフィールを埋めましょう。

 

自己分析ツールで自分らしさを表現

オフィスボックスでは、累計100万人の診断結果に基づき自分の強み・弱みなどを知ることができる「AnalyzeU+」という適性診断ツールがあります。AnalyzeU+で診断すると28項目の診断結果がわかり、自己分析に利用することができます。

 

例えば、「役割志向8タイプ」「認知・思考スタイル」「職種適性」「社会人基礎力」「次世代リーダー力」などが分析可能です。

 

これらの診断結果のアドバイスから自己PR文を作成することができ、経済産業省が推奨する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」も測ることができます。

 

就活の可能性が広がる

オフィスボックスを利用するとさまざまな業界・職種・企業からオファーを得ることができます。自分があまり詳しくない分野からのオファーであっても、オファーをきっかけに興味を持ち選考を受けることも十分にあります。

 

自分から企業にアプローチする場合は、業界などを絞って行いますが、オフィスボックスであれば、あなたの強みや弱みから企業がオファーを送るので、違った分野を知ることができるのが特徴です。就活の可能性が広がるので、新たなチャンスに巡り合うかもしれません。

 

オファーボックスの口コミ・評判

オファーボックスのいい口コミや悪い口コミを見ていきましょう。

オファーボックスの良い口コミ

口コミX

引用元:X(旧Twitter)

 

オファーボックスの始めたばかりであっても、プロフィールさえしっかり埋めておけば優良企業からのスカウトが絶えません。

口コミX

引用元:X(旧Twitter)

 

中小ベンチャーから大手企業まで幅広い企業からスカウトがくるので、選択の幅がひろがります。また、一部の企業では選考をスキップできるので内定までのスピードも速いです。

口コミX

引用元:X(旧Twitter)

オファーが来るだけで自分のモチベーションアップにもつながります。自分のために企業が時間を割いてくれたと実感でき、自分が評価されているので嬉しい気分で就活に挑めます。

 

オファーボックスの悪い口コミ

口コミX

引用元:X(旧Twitter)

 

ある意味いいことでもあるのですが、オファーが来すぎるとどれを選べばいいかわからなくなってしまうこともあるそうです。

口コミX

引用元:X(旧Twitter)

 

志望している業界とは違う業界を紹介されるケースもあります。自分が就職したい業界が明確化されている場合は、迷惑になってしまいますが、まだはっきりと決まっていない方はこれを機に興味を持つ方もいます。就職の幅が広がると考えればメリットです。

 

実際にオファーボックスを利用した方の声

実際にオファーボックスを利用した方の声は以下のようなものがあります。引用元:オファーボックス

 

<九州大学 芸術工学部吉田 ももこさん>

【OfferBoxがなかったら出会えなかった「商社」という内定先】

自己分析するのに役に立ちそうだと思い利用しました。専攻とは関係ない業界からオファーが来て「私でもこういう職種につけるんだ」 と気づかされることがなんどもありました。あとは特別な選考に参加できるところです。少人数の説明会であったり、選考免除であったり、社員の方とのコミュニケーションを取る機会をもうけていただいたりと、ありがたかったです。

 

<二松學舍大学 文学部稲部 勇人さん>

【「こんなに大きな企業に興味を持ってもらえたのか」と嬉しくなりました】

登録初日にオファーをいただいて、「こんなに大きな企業に興味を持ってもらえたのか」と嬉しくなりました。それ以降も連日のようにオファーをいただいて、「こんなに来るものなのか」と驚きましたね。OfferBoxでは、どの企業もオファーの理由を書いてくれていたので、それを参考にプロフィールを修正していました。選考でも、その企業が興味を持ってくれたポイントをアピールするようにしていましたね。

 

<⽇本⼤学 経済学部⼩笠原 歩実さん>

【人事の方とすぐに会えて、少人数で話ができることが良かったです】

正直、自分の大学レベルでオファーが届くのか不安でした。先輩からも2〜3月にはオファーがたくさん来るから枠を空けておいた方が良いと言われたことも本当なのか疑っていましたが、本当でした。人事の方とすぐに会えて、少人数で話ができることが良かったですね。また、ナビサイトと違って、人事の方が自分に興味を持ってくれている状態で話ができることも良かったです。

 

オファーボックスの利用に向いている人の特徴

オファーボックスの利用に向いている人は、受け身の就活をしたい方です。オファーボックスは、自ら企業に対してアピールを行いません。企業からスカウトが来れば就活が始まります。そのため、「攻めの就活」ではなく「守りの就活」だと言えます。

 

プロフィールをしっかり埋めておけば、企業からオファーをたくさんもらえます。もちろん、もらったオファーから自分が興味のある企業のみに返事ができるのでじっくりと企業を選別することが可能です。


オファーボックスの登録から内定までの流れ

オファーボックスの登録から内定までの流れを見ていきましょう。

 

1.まずはオファーボックスに登録しよう

オファーボックスの公式サイトにアクセスし、右上にある「学生新規登録」をクリックしましょう。以下の項目を入力してください。

 

・メールアドレス、卒業年度

・名前、プロフィール、写真

・連絡先

・学校、クラブ情報

・語学、資格情報

・希望条件(希望の業界、職種、企業のタイプ)

 

2.自分らしさを実現!プロフィールを作成

登録が完了すれば自分のプロフィールを詳しく作成していきます。プロフィールは80%以上入力すると、企業からスカウトが来やすいため、80%以上を目安に項目を埋めていきましょう。

 

オファーボックスは、文章だけでなく動画や写真、スライドなどが活用できるので自己PRや過去のエピソードなど、自分の魅力を最大限伝えられるように工夫しましょう。

 

3.アクセスをチェック!「会いたい」通知でアピール

詳しいプロフィールが作成できれば、企業からのアプローチも増えていきます。自分のプロフィールを、どんな企業が見ているかチェックすることも可能です。企業の「検討中」リストに入れば、こちらから「会いたい」通知を送ってアピールすることもできます。

 

4.「あなた」を見た企業からオファーを獲得

あなたに興味を持った企業からオファーが届けば、「承認」することで、企業とメッセージチャットができるようになります。もちろん興味がなければオファーを辞退することも可能です。

 

5.互いの理解を深める選考がスタート

企業とのメッセージを重ね、面談や選考、インターンシップなどを決めていきます。企業によっては、書類選考を省いていきなり面接からスタートすることもあります。企業とやり取りする際は、ビジネスマナーとして、なるべく早くメッセージを返すように心がけましょう。

 

6.内定を承諾

選考を無事に通過できれば内定を獲得できます。オファーボックスをきっかけに内定が決まれば、お祝いギフトが贈られます。


まとめ

オファーボックスの評判・口コミから利用すべきか調査した結果、入れておいて損はない就職支援サービスだと言えます。企業からのオファーがあって初めて就活を行えるので、自分の状況に合わせて自由に使い分けることが可能です。

 

例えば、就活でなかなか面接までたどり着けずモチベーションが下がっている場合、企業からのオファーは自分の気持ちを上げる要因にもなるのでおすすめです。

 

プロフィールを埋めて多くの企業からオファーをもらえれば、自信にもつながるので就活を楽しむこともできます。そのため、迷ったらひとまずオファーボックスを活用してみましょう。



監修者情報

岩本美帆

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社ネオキャリアに新卒入社。
法人営業や採用コンサルティング業務を中心に、転職支援業務のプロジェクトにアサイン。 2年後に自己成長と新しい挑戦を求めてナイモノに転職。 現在は入社3年目のキャリアアドバイザーのリーダーとして、 「人の挑戦を言葉で支援することで成長し続ける」をモットーに活躍している。