【新卒向け】自分に合った職業がわからない!見つけ方を徹底解説
2024/10/9更新
はじめに
「自分に合った職業って何だろう?」と悩む就活生も多いはずです。
自分に合った職業を知ることは、就職活動をスムーズに進められるようになり、それだけでなく将来の幸福感や充実感につながります。
この記事では、「自分に合った職業の見つけ方」について徹底解説していきます。
適職の大切さや、失敗しやすい決め方についても紹介するので、次のようなポイントに当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 自分に合っている職業が分からず、就職活動が上手くいかない
- 自分に合った職業の見つけ方を知って、入社後のミスマッチを減らしたい
自分に合った職業を見つけて、後悔のない就職活動をしていきましょう!
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自分に合った職業とは?
多くの学生が就職活動を始める際、「自分に合った職業って何だろう?」と悩むことがあるのではないでしょうか。
自分に合った職業を見つけるためには、次の6つのポイントを基準に考えてみると良いでしょう。
- 自分のスキルや経験を活かせる
- やりがいや楽しさを感じられる
- 困難にも耐えられる
- ワークライフバランスが整っている
- 待遇面に満足できる
- ストレスがたまりにくい
すべての要素を満たす職業を見つけるのは難しいので、2~3つ当てはまっていれば、自分に合った職業とみなして良いでしょう。
優先すべきポイントは人それぞれ異なりますので、自分がどの要素を重視したいのか、1つずつしっかり確認してみてください。
自分のスキルや経験を活かせる
まず、自分のスキルや経験が生かせる仕事なのかを考えましょう。
- 大学の専攻やアルバイトで培ったスキルは活かせるか?
- 自分の強みを発揮できる場があるか?
どのようなスキルがあるかわからないときには、「テクニカルスキル」「ビジネススキル」「ヒューマンスキル」の3つの観点から考えてみると良いかもしれません。
テクニカルスキル | ポータブルスキル(ビジネススキル) | ヒューマンスキル |
特定の職種・業種の経験 | 職種・業種に関係なく活かせる仕事上のスキル | 仕事のスタンスや個人の特性 |
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やりがいを感じられる
仕事にやりがいを感じられるかどうかは、長く働き続けるうえで重要な要素です。
やりがいを感じられると、困難な状況でも乗り越えやすく、仕事へのモチベーションを保つことができます。
そのため、「どのようなときにやりがいを感じるのか」を考えましょう。
自分が何にやりがいを感じるのかを知るためには、以下のポイントから考えてみましょう。
- 達成感:目標を達成したときどのような感情を抱くか
- 他者への貢献:自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるときどう感じるか
- 新しい挑戦:難しい課題や新たな取り組みにワクワクするか、成長と捉えられるか
困難も耐えられる
仕事には必ず困難な時期や状況があるものです。
そのため、自分がどれだけ困難に耐えられるか考えることも重要です。
自分がどのような課題に耐えられるか考えてみましょう。
- 業務のプレッシャー:営業職などのノルマや、厳しい納期、高い業績目標に対してどのように対処できるか
- 変化への適応:新しい環境の変化やルールの変更にどれだけ柔軟に対応できるか
- フィードバックへの反応:上司や同僚から厳しいアドバイスを冷静に受け止め、次に活かせるか
ほかの人にとってはストレスを感じるものでも、自分が感じないのであれば、その仕事は適職と言えます。
まずは自分のストレス耐性を理解するようにしましょう。
ライフスタイルに合った働き方が可能
自分のライフスタイルに合った働き方ができることで、仕事の満足度が向上します。
以下のポイントを確認して、自分に合った働き方について考えてみましょう。
- フレキシブルな勤務体系:自分のライフスタイルに合わせて勤務時間や勤務形態を選べるか
- リモートワークの有無:自宅での勤務は可能かどうか。通勤時間を削減できるか
- サポート体制の充実:育児休暇やリフレッシュ休暇など、プライベートを充実させる制度は整っているか
- 有給休暇の取得率:休暇を取りやすい企業文化はあるか
- 時間外勤務の有無:残業が少ないか。発生する場合、その頻度や理由を確かめる。
これらのポイントを考えることが、自分に合った職業を見つける手助けになります。
待遇面に満足できる
満足のいく給与額は人それぞれ異なるので、自分の理想にあった企業を選ぶようにしましょう。
具体的に以下の点に満足できるかを確認してみてください。
- 年収
- 月収
- ボーナス
- 特別手当の有無
- インセンティブ制度の有無
- 福利厚生の充実
ただし、待遇面ばかりを重視してしまうと、労働時間ややりがいを犠牲にしなくてはならない可能性もあります。
どちらを重視するのか、じっくり考えてみるようにしましょう。
ストレスがたまらない
ストレスがたまりにくい職種や企業かどうかも重視する必要があります。
業務内容や人間関係などでストレスを感じやすい環境では、働くことが苦痛になるため、自分に合った職業とは言えません。
まずは、自分がどんなことにストレスを感じるのか考えてみましょう。
以下の例を参考にして、自分がどんなことにストレスを感じるのかを確認してみてください。
- 人前で話す
- さまざまな部署の人とコミュニケーションをとらなければならない
- 自分のスキルが発揮できない
- 責任が重い
- 勤務時間や休日が不規則
個人によってストレスを感じることは異なりますので、周りの意見に流されず、自分の考えを大切にして見極めるようにしましょう。
なぜ自分に合った職業を見つけるのが大切なのか
就職活動中に、なかなか選考が通過しないと、「とりあえず就職できればいい」や「大手企業に就職できれば成功だ」と考えることもあるかもしれません。
しかし、適職とは人それぞれ異なり、就職活動に唯一の正解はないのです。
この章では、なぜ自分に合った職業を見つけるのが大切なのか解説します。
理由としては以下の5つがあげられます。
- 早期退職を防げる
- 経験や特性を活かして活躍の場が増える
- 心身ともに健康的でいられる
- 選考過程で一貫性をもってアピールできる
- 仕事に意味を見出し、楽しみながら働ける
早期退職を防げる
自分に合った職業を見つけられると、入社後のミスマッチが減らせるので、早期退職を防げる可能性が高いです。
適職でない場合、「自分がもっと活躍できる企業があるはず」「もっと自分らしく働きたい」といった思いから、早い段階での退職につながることもあります。
近年は、転職が当たり前と言われることも増えましたが、それでも前職が短いと「採用してもすぐに辞めるのでは?」といった懸念点から、次の転職先が決まりづらいかもしれません。
そのため、1社目から早期退職することは、できるだけ避けた方が良いでしょう。
経験や特性を活かして活躍の場が増える
自分の経験や特性を活かせると、業務内容や目的、進め方を理解するスピードも速く、若手のうちから活躍できる可能性があります。
さらに、創意工夫して仕事をする余裕も生まれるため、周囲から認められる機会が増えることで、周囲よりも早く先のステップに進むこともできるでしょう。
任される仕事が増え、成果を上げられるようになると、やりがいを感じられるようになり、仕事が楽しめるようになります。
心身ともに健康的でいられる
自分に合った職業を選ぶことで、心身の健康を保ちながら働き続けられる可能性が高まります。
たとえば、業務内容が自分の興味や特性に合っていると、仕事で困難な課題にぶつかったときでも、前向きな気持ちで取り組むことができ、ストレスがたまりにくくなります。
一方、興味が持てない仕事や強みを活かせない職業では、常にプレッシャーを感じたり、モチベーションが低下したりして、精神的にも肉体的にも負荷がかかってしまい、病気を患うリスクが高まります。
選考過程で一貫性をもってアピールできる
内定を獲得するためには、選考過程で一貫性をもってアピールすることが重要です。
自分に合った職業が明確になっていないと、志望動機や長所・短所などで一貫性を出すことができません。
エントリーシートや面接での回答や行動に筋が通っていないと、面接官はあなたの人間性を判断することができず、「ぜひ入社してほしい」という印象を持ってもらうことが難しくなります。
しかし、自分に合った職業を見つけておけば、一貫性のある回答ができるようになるので、採用してもらえる可能性が高まるでしょう。
仕事に意味を見出し楽しみながら働ける
自分に合った職業を見つけることで、仕事に意味を見出し、楽しみながら働けるようになります。
自分の興味や価値観に適した業務内容であれば、日々の仕事を単なる作業にとどめるのでなく、自分の成長や貢献を実感できる充実した時間にできます。
達成感を感じることでモチベーションがアップし、困難な課題に取り組む姿勢が生まれます。
仕事に意味を見出せなくても働くことはできますが、見出せるに越したことはありません。
楽しみながら働いている姿は、周囲からの印象もよくなるので、キャリアアップにもつながるでしょう。
【5ステップ】自分に合った仕事の見つけ方
ここまでの内容で、自分に合った仕事を見つけることの大切さが理解できたのではないでしょうか。
ここからは、具体的に何をするべきなのか、その見つけ方を紹介します。
- 自己分析
- キャリアプランを考える
- さまざまな業界や企業を調べる
- 自分の中の条件で優先順位をつける
- 興味のある業界や企業の研究を深めて、相違点がないか確認する
自己分析
自分に合った職業を見つけるために、まずは自己分析をして自分への理解を深めるようにしましょう。
自己分析を行う際には、次の4つの観点から自分の価値観を分析してみてください。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 苦手なこと
- やりたくないこと
キャリアプランとライフプランを考える
自分の特性について理解が深まったら、それらを踏まえたうえでキャリアプランとライフプランを考えていきましょう。
就活生にありがちなミスとして、「就職活動だからライフプランは考える必要は無い」と考えている方が多くいます。
仕事とプライベートとは切っても切り離せない存在です。
たとえば、結婚や妊娠、出産などのライフイベントの際に、転勤になってしまった場合の暮らし方や休職、または退職を考えなければなりません。
自分がどんな働き方をしたいのか、そして自分のライフプランと両立できるのかを重ねながら考えることで、より現実的な将来のビジョンが見えてくるでしょう。
さまざまな業界や企業を調べる
業界や企業の研究は徹底的に行いましょう。
自分が興味のある業界や企業が、自分のやりたいこととマッチしているのかを確認するためには、さまざまな業界や企業を見ておく必要があります。
- 業界全体を広く浅く研究する
- さらに業界を絞り込んで深く調べる
まずは業界の全体像を把握するために、最初は多種多様な業界や企業を調べるようにしましょう。
そうして自分の進みたい企業が定まってきたら、その業界についてさらに深く追求します。
初めから選択肢を狭めてしまうと、自身の可能性を奪ってしまうかもしれません。
また、はじめからすべての業界を深く研究すると、膨大な時間がかかってしまいます。
そのため、業界や企業研究をする際は、このようなステップで進めるようにしましょう。
自分の中の条件で優先順位をつける
自分の理想に完全にマッチしている企業を見つけるのは、非常に難しいものです。
自己分析をして考え抜いたキャリアプランやライフプランを実現するために、重要な条件を整理して優先順位をつけましょう。
以下は、自分に合った職業を見つける際に考慮すべき条件の代表例です。
- 業務内容
- マネジメント・評価
- 勤務形態
- 人間関係
- 企業規模
- 将来性
- 待遇面
「給与水準は高くても残業は避けたい」「必ず地元で就職したい」「フルリモートを推奨している企業が良い」など、人によって優先したい条件は異なります。
大切にしたい要素が多すぎて悩んでしまう場合は、その条件が「なぜ必要なのか」を言語化できるかを考えると、整理しやすくなります。
興味のある業界や企業の研究を深めて、相違点がないか確認する
上記の5ステップを踏んだことによって、ある程度自分に合った職業が絞れたとしましょう。
しかし、ただ調べただけでは確実とは言えません。
あくまでも調べた情報から「自分に合っていそう」と感じているだけで、いざ入社してみたら想像と違ったとなる可能性が否めないからです。
そのため、次はOB訪問やインターンシップ、会社説明会などを通じて、自分の調べて得た情報と実際の企業文化や業務内容に相違点がないか確認しましょう。
自分に合った職業を見つける際に失敗しやすい決め方
自分に合った仕事を見つける際には、避けておくべき行動や考えがいくつかあります。
実際に入社してから後悔するということのないよう、失敗しやすい決め方について確認しておきましょう。
興味本位で決める
自分に合った職業につくために、興味本位で決めることは避けましょう。
興味本位で決めてしまうと、一時的な感情だけで判断してしまい、実際の仕事内容や職場環境を十分に考慮しないことが多いです。
一時の興味や流行に流され、短期的な視点から選んだ結果、長期的なキャリアに繋がらない選択をしてしまうかもしれません。
また、自分の得意・不得意を無視し、好きな分野だけに焦点を当ててしまうと、実際には適性がないこともあります。
さらに職場環境などが想像と異なる場合もあり、入社後に後悔する原因となります。
このように、興味本位で仕事を選んでしまうことは、あとあと自分を苦しめることにつながりますので、慎重に検討するようにしましょう。
職種や業界だけで決める
就活生の中には、職種や業界だけにこだわり、そこさえ満たしていればどんな企業でも大丈夫と考えている方もいるでしょう。
しかし、職種や業界だけで決めるのは避けるべきです。
職種や業界にこだわるあまり、そのほかの重要な要素を見逃してしまう可能性があります。
たとえば、企業の文化や価値観、自分との相性、働く環境などは、職種や業界だけでは判断できません。
もし、職種や業界が自分に合っているから、と過信してしまうと、入社後に思い描いていた社会人とのギャップに苦しむ可能性があります。
また、成長機会やキャリアパスが不足している企業で働くというリスクも否めません。
したがって、自分に合った職業を見つけるときには、さまざまな要素を総合的な観点から判断する必要があるのです。
思い込みで決めつける
就職活動中には、インターネットの口コミや友人からの情報で、信ぴょう性の無い噂を聞くこともあるでしょう。
そのような真実性のないものを信じて思い込みで仕事を選んでいては、自分に合った職業を見つけることはできません。
また、自分の中にある漠然としたイメージで決めつけるのも同様です。
インターネットの適職診断などの結果を鵜呑みにしたり、勝手な「ホワイト企業そう」というイメージを理由に仕事を決めると、入社後にギャップを感じる可能性が高まります。
意外なところで自分の適職が見つかることもありますので、多角的な視点で考えるようにしましょう。
目先のことしか考えないで決める
自分の興味がある仕事や、特性を活かせたりする職業を選ぶことは間違いではありません。
しかし、定年まで働く可能性があるということも覚えておきましょう。
短期的な視点だけで考え、長期にわたって働けるかどうかや今後のキャリアプランがしっかりと築き上げられるかを確認せずに選んでしまうと、早期退職や倒産のリスクが高まります。
そのため、自分の興味や特性に加え、業界の動向や企業の安定性、成長機会など、トータルで考慮することが重要です。
定期的にキャリアプランを見つめ直し、柔軟に方向性を修正すれば、長期的に満足感を得られる職業を見つけられるようになるでしょう。
人の意見に流されて決める
学生にとって、就職活動は誰しも初めての経験なので、不安なことがつきものです。
そのため、疑問点や懸念点を周囲の頼れる大人や先輩に相談することもあるでしょう。
相談すること自体は悪いことではありませんが、そこで得た情報だけで「この職業が自分に合っている」と思い込んだり、自分の信念を曲げたりすることは避けるべきです。
「良い仕事」や「魅力的な仕事」とは、人それぞれ異なります。
ほかの人にとっては自分に合っている仕事であっても、あなたには適していないこともあるのです。
給与だけで決める
高い給与や高待遇の職業は、一見魅力的に感じますが、それだけで選ぶのはリスクがあります。
たとえば、平均よりもかなり高い水準の給与でも、かなり厳しいノルマや長時間の残業が伴うかもしれません。
その一方で、基本給は低くても職場環境が良好で、やりがいを感じられる職業もあるでしょう。
このように、給与の金額だけでなく、多角的な視点から自分が働きやすい仕事とは何かを考えながら見つけることが重要です。
さいごに
今回は、「自分に合った職業の見つけ方」について重要性や失敗しやすい見つけ方について紹介しました。
自分に合った職業を見つけるためには、まず自己分析を徹底的に行うことが重要です。
そして、さまざまな業界や企業について知り、自分が思い描くキャリアプランやライフプランは実現できるかを考えてみてください。
そこまで進められたら、最後はOB訪問やインターンシップ、会社説明会で最終チェックをしましょう。
企業の実情を知ったうえで「自分に合っている」と感じられたのであれば、入社後のミスマッチを最小限に抑えられるはずです。
この記事が、自分に合った職業探しに悩む就活生の役に立てば幸いです。