【企業研究】ZenGroup株式会社の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年11月27日更新
はじめに
今回、ZenGroup株式会社の企業研究についてご紹介します。
ZenGroup株式会社は、購入代行サービスや越境ECサイトの運営を主力とするグローバルITベンチャー企業です。
そして、旧株式会社ゼンマーケットは、2014年に海外向け購入代行サービス「ZenMarket」の運営を開始し、2022年12月1日付で社名を「ZenGroup株式会社」に変更されています。
ZenGroup株式会社の事業内容、社風、求める人物像などについても調べてみました。
事業内容
- ネイティブによる海外マーケティング
- 174か国へ商品を発送していて日本商品を世界へ発信
- 不正決済防止システムで安心取引
- 19か国語でサービスを提供
- 手厚いカスタマーサポート
- 日本国内倉庫に送るだけ
海外在住者向けの購入代行サービスや越境EC事業、海外向け物流事業、海外向けプロモーション事業などを手掛けているということがわかります。
ネイティブによる海外マーケティング。
海外に進出するならネイティブの担当者がいる会社におまかせで、全ての言語にネイティブマーケターを配属しています。
ネイティブだからわかる特別な情報を元にした、言語別戦略に沿ったマーケティングにより、毎月約4万人の新規ユーザーが登録しています。
174か国へ商品を発送していて日本商品を世界へ発信しています。
ZenGroup株式会社は、2014年に設立されてから2021年10月時点で、会員数は180万人を超えています。
発送実績は、世界174ヶ国に達しており、600万点を超える商品を購入し、販売しています。
不正決済防止システムで安心取引について。
越境ECにとって一番大きなリスクは決済トラブルであり、ZenGroupは支払いも代行するので安心です。
すでに、世界中の決済方法100通りに対応済みとのことです。
さらに独自のシステムで、不正利用率は驚異の0.04%以下となっています。
手厚いカスタマーサポートについて。
24時間のカスタマーサポートで安心です。
土日、祝日も、スムーズな商品購入や梱包に対応しています。
カスタマーサポートチームは、お支払いや配送状況など、お客様からのご質問にいつでも対応できる体制を整えています。
日本国内倉庫に送るだけについて。
海外発送はとても複雑で、国別の配送可否判断や配送用の書類作成も必要で、さらに税関で思わぬトラブルも考えられます。
ZenGroupなら海外発送に関わるすべてを代行しており、レユニオン島のような離島まで日本の商品をお届けできます。
新卒選考フロー
ZenGroupは、ホームページからの応募と、マイナビ転職やエン転職などの求人サイトなどから応募が可能となっています。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
以下は面接についての説明です。
①書類選考
応募フォームから必要事項を記入し、履歴書を添付します。
志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了。
②一次面接(人事採用担当)
1次面接は、対面またはオンライン・電話で行われる場合があります。
男性の貿易、国際業務の1次面接は英語で行われ、女性のWebマーケティング(SEO・SEM)の1次面接はオンライン・電話で行われています。
書類選考を免除された場合は、二次面接から選考が進みます。
また、書類選考後の最初の面接が最終面接となる場合もあります。
③二次面接(CEO)
面接形式は対面で、2次〜最終面接が行われます。
また、WEB面接も可能です。
二次面接の面接官は、楠根物流センターの受取チーム・梱包の採用プロセスでは、物流センター部部長とセンター長が行うようです。
クレーム対応の仕方や英語面接など、さまざまな質問が出されるそうなので、柔軟な対応ができるように、面接の前に練習しておいた方がいいかもしれません。
そして、応募企業の理念や事業内容、部署や職種、業界などを理解しておきましょう。
④三次面接(人事企画担当)
最終面接では、自社への入社意欲や企業とのマッチ度を問うため、単刀直入に「志望理由」を尋ねることが多いようです。
最終面接は社長や役員が行うようです。
さらに、パートタイムでの勤務も可能となっています。
副業として働いている方が実際にいますが、デメリットも出てきているそうです。
「時間管理」「疲れることがある」「ストレスがたまる可能性がある」この3点があげられています。
計画が突然変更されたり、キャンセルされたりする可能性もあるのと、睡眠時間を削ってまで仕事となると、体調も崩しやすくなります。
自分自身の体調などを調整しながら、副業をすることをおすすめします。
⑤内定
複数回の面接を突破して、内定が決まります。
最短で3日で内定までの結果が分かる場合があります。
また、内定までの期間は職種によって異なりますが、遅くても2週間となっています。
社風
ZenGroup株式会社代表取締役は、4人もいる珍しい会社となっています。
ZenGroup株式会社の社風は、「世界の越境EC販売額20%を日本に」です。
日本の商品をシンプルに、海外ユーザーへ届ける仕組みを作り、世界の越境ECにおける日本の販売額シェア20%を目指しているようです。
ZenGroup株式会社の特徴
ZenGroup株式会社の特徴は、「ネイティブによる海外マーケティング」「手厚いカスタマーサポート」「不正決済防止システムで安心取引」「日本国内倉庫に送るだけ」となっています。
本社には、社員が休憩を取れるカフェテリアスペースなどがあります。
ランチを取ることはもちろん、会社の飲み会を開催したり、人数が多いミーティングの場合は、カフェテリアスペースの部屋でプロジェクターを用いてプレゼンテーションを行ったりと、多目的スペースとして社員全員が自由に利用できます。
デスク上は、業務上で複数のアプリケーションを使用することから、いくつものウインドウを見やすく操作しながら仕事を進められるように、通常より横幅の広いスクリーンを採用しているようです。
オフィスのワークステーションの横に、ブレイクエリアというスペースがあります。
疲れた時に座ってリラックスしたり、仮眠が取れるようになっており、ドリンクバーやネスプレッソ、ドリップコーヒーなどたくさんの種類のお茶・紅茶を楽しむことができます。
このように、とても夢のようなスペースが設けられています。
勤務時間は、フレックスタイムで、10:00〜16:00のコアタイム、最大2時間の昼食付きとなっています。
ZenGroupのサービス
- 購入代行
海外ユーザー向けの購入代行サービスで、手数料は1点につき一律500円です。
- ゼンプラス
海外ユーザーのみが買い手になる越境ECモール。
- ゼンポップ
定期購入型のボックスサービスで、月額約3,000円~4,500円で、日本のポップカルチャーの魅力が詰まったボックスをお届けしてくれます。
- ゼンプロモ
越境EC向けプロモーションを支援するサービスです。
- ゼンエクスプレス
弊社独自で開拓した輸送ルートです。
ZenGroupサービスは、これだけあります。
求める人材
ZenGroup株式会社では、求める人物像として、このように公表しています。
- コミュニケーション力が高い
- 向上心がある
- 自分のアイデアを仕事に活かしたい方
- スピード感を持って業務にあたれる方主体的に動ける方
とされています。
引用:https://careers.zen.group/en/job/zengroup-osaka-19-%e5%ba%83%e5%a0%b1%e3%83%bbpr-%e6%8b%85%e5%bd%93/
メンバーの多様性について。
大阪の本社には6大陸、30カ国から集まってきた国際色豊かな幅広い年齢、20〜50代のメンバーが働いています。
背景も様々で、元ロリータファッション店の店長や、人材派遣会社のエージェント、語学学校のマネージャーなど、多種多様な業種と業界から転職してきたメンバーが、個々の持つ個性を活かしつつ、協力しあいながら業務に当たっています。
よく「大阪でこんなにグローバルで多様な人材が揃っている会社は他にないですね!」と言われますが、自負しているポイントなんだとか。
失敗を恐れない。
「失敗を恐れて挑戦しないより、挑戦をして失敗した経験から新しい気付きを得よう。そしてそれを成長に活かそう」というのがZenGroupのスタンスとなっています。
守りの姿勢では時代に取り残されてしまいますので、常にイノベーティブで、挑戦的な姿勢で新しい取り組みを起こしていく。
それがZenGroup的シンキングです。
創造性と革新性。
当社は新しいアイディアやテクノロジーをどんどん取り入れており、常に創造性を持って業務に向かうよう社員を促し、新たなサービスや事業に活かしています。
そしてテクノロジーを有効活用し、業務改善と効率化の推進にも力を注いでおり、効率性をとことん追求するZenGroupの働き方に、革新性を感じて頂けると思います。
とにかく早く動く。
業務を行う上で当社が重視しているのはスピードです。
思いついたらまず行動、綿密に時間をかけて計画を練るよりは、すぐにアクションを起こし、内容を詰めながら進んでいこう、という方向性です。
その過程で昨日決まった内容が翌日には180度変更になったり、中止になったりということは日常茶飯事。
そうやってトライ・アンド・エラーを繰り返しながら日々少しづつ成長を続けてきたので、ZenGroupの今があると、答えています。
休日や休暇について
- 完全週休2日制(土日)
- 年末年始休暇
- 有給休暇(入社時に10日、6ヶ月後追加で16日付与)
- 慶弔休暇
- 産前・産後休暇(取得実績あり)
- 育児休暇(取得実績あり)
そして5日以上の連休も取得できるそうです。
とても休みを取りやすい職場環境となっています。
福利厚生について
- 昇給年1回(入社月)
- 賞与年2回(6月・12月)
- 交通費支給(月3万円まで)※社内規定あり
- 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
- 時間外手当(1分単位で支給)
- U・Iターン支援(引っ越し手当)
- └本社までの直線距離が60km以上の場所からの引っ越しの場合、10万円まで実費支給。
- 服装自由
- 髪型・髪色・ネイル・ピアス・タトゥー自由
- 無料ドリンク設置
- 副業OK
- 社内クラブ
- 社内イベント(お花見など)※任意参加
必須条件などにつきましては、職種によって異なりますので、ホームページなどで確認することをおすすめします。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
数ある、越境EC向けプロモーションを支援するZenGroupの立ち位置についてご紹介します。
就職偏差値・難易度については、
会社名 | 売上高(2023年) | 平均年収 | 社風 |
ZenGroup株式会社 | 120億 | 347万円 | フラットな社風 |
株式会社いつも. | 30.55億 | 411万円 | 深情厚誼(しんじょうこうぎ |
株式会社FROM JAPAN | 公表なし | 約511万円 | 自由で風通しが良く、活気のある風土 |
tenso株式会社 | 88億1500万円 | 360万円 | 上下関係の厳しい社風 |
採用大学
学歴不問で語学力も必要のない営業職の求人もあります。
そして、ZenGroup株式会社について調べましたが、実際に働いている方の出身大学に関しての情報はありませんでしたが、代表取締役の4名の大学がわかりました。
- 東京大学(博士号取得)
- 早稲田大学(博士号取得)
- 大阪大学(博士号取得)
- 富山大学(県費留学)
- 東京大学(研究生)
とても高学歴でした。
4名とも、2014年から代表取締役を務めています。
採用実績については、
- 中途入社者比率が5割以上
- 女性社員比率が5割以上
- 20代の管理職登用実績あり
- 女性管理職登用実績あり
- 産休・育休取得実績あり
- 育児中の社員在籍中
- 副業OK
との情報がありました。
採用大学についてですが、考察を踏まえ「何事にも挑戦し、失敗を恐れないような人を採用している可能性があると考えられます!
まとめ
企業を理解することは、就活で勝ち残るための必須条件とも言えます。
いろんな角度から企業研究を徹底的に行い、就活に励んでみてください。
ZenGroup株式会社のネットの口コミ情報などでは、不合格だった方の声もあがっていました。
倍率はとても高い会社というのがわかりましたが、社内もとても過ごしやすく、夢のような空間で働けるので、是非合格に向けて頑張ってください。
是非、この記事を参考にしてみてください。