【企業研究】ゼンリンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】ゼンリンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月25日更新

はじめに

株式会社ゼンリンは、福岡県北九州市に本社、東京都千代田区に東京本社を置きます。

 

公式ページでは、”『知・時空間情報』の基盤となる各種情報を収集や管理し、住宅地図帳などの各種地図だけでなく、地図データベースやコンテンツとして提供している。また、『知・時空間情報』に関連するソフトウェアの開発・サービスの提供。”とされており、地図領域やソフトウェア開発を行っています。

 

また、日本全国に、本社と支社がちょうど100あります。

 

今回はゼンリンの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際に、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

ゼンリン公式ページ

事業内容

  • 支社展開:営業拠点(総合販売本部)として、東京第一支社や東京第二支社、 北海道支社、東北支社、関東支社、中部支社、関西支社、中四国支社、九州支社、パートナー営業部があります。このことから、日本全国に拠点をおいていることが分かります。
  • 事業内容:住宅地図帳などの各種地図や地図データベース、コンテンツとして提供しているだけでなく、関連するソフトウェアの開発・サービスの提供もしています。また、事業の詳細としては、プロダクト事業や公共ソリューション事業、オートモーティブ事業、IoT事業、マーケティングソリューション事業を展開しています。これらのことから、ゼンリンは、地図に関与するコンテンツを提供して日本における交通の利便性を支援しています。

① プロダクト事業

ゼンリンの住宅地図は、日本全国の人々の暮らしを支えています。例えば、配達や配送、戸別訪問、行政サービス、信号機、電柱などの社会インフラに対する情報を介した多様な支援を行っています。具体的には、日本全国を網羅する地図データの提供や常に最新の情報に更新するだけでなく、多岐にわたる商品ラインナップがあります。

日本全国を網羅する地図データの提供では、専門スタッフの現地調査により、日本全国にある1,741市区町村の地域情報や住宅情報を網羅して提供しているようです。常に最新の情報の更新をする点では、現地調査スタッフの調査により、都市部では毎年、それ以外の地域では2~5年に1回定期的に更新を行うことで、最新の情報を提供しています。多岐にわたる商品ラインナップでは、住宅地図帳だけでなく、お客様の環境や機能に個別に対応した様々な商品があります。

その他に、次のようなサービスの提供を行っています。インターネット配信サービスやオンデマンドサービス、住宅地図データベースなどがあります。

インターネット配信サービスでは、ZENRIN GISパッケージやZNET TOWNがあります。ZENRIN GISパッケージでは、3点の特徴があります。1つ目として、仕事に必要な最新の地図情報が、このサービスに集約されていることです。2つ目として、お客様のフィードバックから生まれた様々な便利な機能が仕事の質や速さに貢献することです。3つ目として、初期費用0円定額制で優れたコストパフォーマンスである点です。さらに、様々な専門領域に特化しています。不動産業や建設業、税理士、不動産鑑定士向けです。このように、様々な強みをもつサービスが各領域に特化することで、多くのお客様から支持を得ています。ZNET TOWNは、必要なエリアの住宅地図をインターネットで手軽にアクセスできる住宅地図ネット配信サービスです。ゼンリンの住宅地図情報を活用して、高い検索性や計測機能、印刷機能などが業務を効率化してコストを削減します。インターネット配信ですので、省スペース化や地図買い替えの手間も削減します。

オンデマンドサービスでは、ゼンリン住宅地図スマートフォンやゼンリン住宅地図出力サービス、ゼンリン住宅地図プリントサービスがあります。ゼンリン住宅地図スマートフォンでは、確認したい場所の住宅地図を手軽に閲覧や検索できます。さらに、知らない土地でも目的地まで詳細に分かるため、安心できます。また、スマートフォンを用いるため、夜など暗い場所で見ることができます。加えて、ゼンリン住宅地図スマートフォンは、全国どこでも見ることができ、月990円で利用できます。

ゼンリン住宅地図出力サービスでは、職場や自宅など場所を選ばずにゼンリン住宅地図をインターネットで出力できます。さらに、A4~A0まで幅広いサイズが選べ、地番情報やCADデータなど用途に合わせて活用できます。また、細かい特徴として、用途によって大きさを選べるだけでなく、欲しい地域に絞ることができます。24時間365日活用できるほか、複製許諾証付きなら、申請手続きに利用できます。さらにそれだけでなく、地図の種類を選択することができ、冊子版のブルーマップがない地区も出力できます。加えて、CADで活用できるDXF形式のファイルもダウンロードできます。

ゼンリン住宅地図プリントサービスでは、コンビニでいつでもプリントすることができます。それだけでなく、日本全国から必要な地域を選んでプリントできます。ゼンリン住宅地図プリントサービスをさらに細かく見ると、コンビニですぐにプリントできます。事前に予約すれば、マルチコピー機で操作する手間が省けます。さらに、プリントする地域を住所から選ぶことができます。指定した中心から東西約300m、南北約190mの範囲を1枚でプリントすることができます。

Zmap-TOWNIIは、道路や鉄道情報、行政界、個別の建物情報まで収録した住宅地図データベースです。顧客管理や訪問計画立案など幅広い業務で活用できます。さらに、Zmap-TOWNIIは、詳細なデータを書き込んだ住宅地図をデータ化し、コンピュータによって活用できる住宅地図データベースです。道路や鉄道といった構造物、建築物だけでなく、行政界、交通規制情報、一軒一軒の建物名称までが網羅されており、これらの情報が階層毎にベクトル形式でデータ化されています。このことから、様々な検索方法で活用できます。また、戸別の建物名称は、基本属性情報を保有しており、住所や名称などが含まれています。このようなデータをユーザ独自の業務データベースと結びつければ、様々な業務で多角的かつ戦略的に活用できます。

② 公共ソリューション事業

公共ソリューション事業では、日本が抱える社会課題の解決に向けて国や自治体を支援しています。ゼンリンでは、「人口減少」や「少子高齢化」、「地域経済縮小」など、日本の社会課題に対して、国や自治体は地方創生をかかげて地域活性化を目指しており、その支援をしています。また、ゼンリンは、地図商品やサービスの提供を通じて、中央省庁や地方自治体における地域課題の解決や業務効率化を支援しています。さらに、災害など有事の際のサポートにも取り組んでいます。

ゼンリン住宅地図 LGWANでは、住宅地図利用に優れたGISアプリケーションです。また、ゼンリン住宅地図 LGWANは、ゼンリンが蓄積した地方公共団体におけるノウハウを基に開発した住宅地図のGIS製品です。さらに、自治体業務における住宅地図の活用をより効果的にするために、豊富な機能を兼ね備えています。LGWAN環境に接続しているパソコンで、住宅地図の閲覧や活用ができます。加えて、デジタル地図であることから、住宅地図帳よりも早いだけなく、正確に調べたい地域を検索できます。住宅地図帳だと、欲しい地点が中心ではないことが多いです。しかし、ゼンリン住宅地図 LGWANでは、地域の繋ぎ合わせを考える必要もなく、お好きなサイズや範囲で印刷できます。

今まで地図帳を印刷して対応していたような業務をパソコンで一元管理・メンテナンスすることで、業務の効率化に寄与します。

このほかにも、IoT事業やオートモーティブ事業もあるため、是非公式ページをご確認ください。

ゼンリン公式ページ

新卒選考フロー

ゼンリンの選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。

 

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上でも重要事項なので、明確にしておきましょう。

①新卒エントリー

ゼンリン公式サイトの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。

エントリーシートでは「志望動機と発揮したい能力、また今後、身につけたい能力」や「失敗の経験から学んだこと」、「自己PR」、「学生時代の取り組み」、「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。

 

②会社説明会

ゼンリンのイメージを具体的に理解するための会社説明会です。選考参加を希望される方は、事業や職種、制度、採用フローなどを拝聴して活用してもらいます。

 

③書類選考や適性検査

④複数回面接

⑤内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

※2024年卒の採用フローであり、毎年の採用フローを示すものではありません。

 

ゼンリン公式ページ

ゼンリン

社風

「友愛」や「奉仕」、「創造」の社訓は、すべてのゼンリンの活動の核となる価値の集約(コアバリュー)です。これは、創業以来、変わらないゼンリンのDNAです。

 

また、社名の歴史では、”ゼンリンの社名は、隣国や隣近所と親しくすることを意味する「善隣」 が元となっています。これは、創業者である大迫正冨の「平和でなければ地図作りはできない」という想いが込められています。”と述べられており、「平和」が重きを置かれていることが考えられます。

 

ゼンリン公式ページ

求める人材

株式会社ゼンリンでは、新卒人財について下記のものを公表しています(筆者編集)。

 

・社員として求められる資質

前例のない仕事や答えのない仕事が、ますます増えています。自らゴールを描いて仕事する主体性が必要です。地図が好きである必要はなく、地図に商材としての可能性を感じてコンテンツを介して世の中に影響を及ぼす事業に魅力を感じられることが大切です。

 

また、ゼンリンでは上昇志向がある人に成長機会を与えられる環境です。業界最大手だけでなく、シェアNO.1だからといって、必ずしも安定しているわけではありません。昨今の世界では、創造していなかった業種が競合することがあります。荒れ野を耕すくらいの気概のある方に、入社してほしいです。

 

さらに、重要なのが人間関係です。お客様との信頼関係や社内における協力関係など、すべての仕事には人間関係があります。学生時代のように気のあう仲間同士だけで活動するわけにはいきません。多様な人間関係を楽しみ、その中で自らが成長することができる方を歓迎します。

 

ゼンリン公式ページ

採用大学

ゼンリンは、国公立大学や有名私立大学だけではなく、中堅大学などを含めた幅広い大学から採用している実績があります。

 

そのため学歴フィルターはないと考えられます。

 

【採用実績】

青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、鹿児島大学、神奈川大学、関西外国語大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州工業大学、九州大学、京都女子大学、京都大学、熊本県立大学、群馬大学、慶應義塾大学、高知工科大学、神戸大学、駒澤大学、成蹊大学、専修大学、中央大学、筑波大学、東京造形大学、東京大学、東京薬科大学、東洋大学、同志社大学、日本大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、武蔵大学、明治大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

※一部抜粋して掲載

 

採用実績大学のみなさまから分かることは、日本の全国どこでも、さらに様々な学問を学ばれている大学生を求めているということです。さらに、「東京大学」のような有名な大学から、地元に根付いて力強く周辺地域を支えている大学まで、多くの大学生に対して門戸を開けていることが分かります。

 

リクナビ:ゼンリン

まとめ

企業を理解することは就活で勝ち残るための必須条件です。企業研究を徹底的に行い、就活に励んでみてください。

 

企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。

 

ぜひこの記事を参考にして励んでください。

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