【企業研究】株式会社電通の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年10月29日更新
はじめに
就活において企業研究は必須ですが、企業の情報は1つにまとまっていないことがあります。そして、そのような場合は企業研究自体に時間と手間がかかってしまいますよね。
そこで、ここでは株式会社電通の事業内容や就職難易度について本記事内で徹底解説いたします。株式会社電通が気になっている方、株式会社電通の選考を受けようとお考えの方は、ぜひご確認ください。
首都圏の優良企業に出会うなら就活ハンドブック
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活なら就活ハンドブック
広告業界
広告業界とは、商品やサービスの魅力を人々に伝え、認知や購買を促すための活動を行う業界です。広告は、テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、さまざまな媒体を通じて発信されます。
広告業界について下記の記事で詳しく解説しているため、こちらもぜひご確認ください。
また、広告以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!
【面接頻出質問集】100種類の回答例を
いつでもスマホからチェックできる!
選考において、どのように面接対策を立てるのは難しいですよね。
そんな方にピッタリの面接頻出質問集を用意しました。
「どんな質問をされるのか知りたい」「模範解答はあるのか?」そんな思いを抱えた就活生のための質問集です。
質問と回答例は、全部で100種類あります。
面接に不安を感じている方は、ぜひチェックしてみてください!
事業内容
株式会社電通の事業内容は大きく分けて4つあります。事業内容を確認することで入社後の働き方がわかるため、ここで事業内容についてしっかりと把握しておきましょう。
事業①AX
AXはAdvertisingTransformationの略称であり、広告を主として適切なコミュニケーション手段を提供しています。電通が持っているクリエーティビティとデジタル知見・運用によって、広告のパフォーマンスを最大化できている事業です。
事業②BX
BX事業はBusiness Transformationの略称であり、事業全体の変革を起こしていきます。顧客企業のトップラインを伸ばすために既存事業の変革、新規事業の創出、企業のインナー改革を含めたトータル的な支援をおこない、成長を支援していきます。
事業③CX
CXはCustomer ExperienceTransformationの略称であり、お客様体験の変革をおこなっていきます。データと卓越したクリエーティビティの掛け合わせにより最適なジャーニーを実現し、お客さまの長期的な体験価値を最大化することを目的としています。
事業④DX
DXはDigital Transformationの略称であり、マーケティング基盤の変革をデジタルの力によって実現していきます。近年話題になっているAIなどにも積極的に取り組んでいる企業の1つです。
ソリューション例
電通のソリューション例には下記のようなものがあります。
- Kiku-Hana
- DENTSU DESIRE DESIGN
- mindlook
- EnGame
- ファンベースMKTソリューション「PDM ファンコミュニティクラウド」
電通は非常に多くのソリューションを提供しているため、全てを確認することは難しいかもしれません。しかし、特に力を入れているソリューションについては深く調べておくことをおすすめいたします。力をいれているかどうかはHPに掲載されているか、会社説明会で説明されたか、などを軸に判断することがおすすめです。
新卒選考フロー
内定を獲得するためには新卒選考フローを確認しておき、事前に対策を取ることは非常に重要です。ここで選考フローについて確認し、どのような対策を取れば良いのか知っていきましょう。
募集職種
募集形態は総合職、デジタルクリエーティブ職、アート職の3つです。それぞれの配属職種は下記のとおりです。これらは併願可能となっています。
・総合職
ビジネスプロデュース、マーケティング、デジタルマーケティング、クリエーティブ、プロモーション、メディア、コンテンツ、PR、グローバル・ビジネスなど全ての部署に配属の可能性があります。
・デジタルクリエーティブ職
総合職としての採用になり、初任配属はデジタルクリエーティブ部署となります。初任配属後は、他部署への異動の可能性があります。
・アート職
アートディレクターとしての採用になり、初任配属はクリエーティブ部署となります。初任配属後は、他部署への異動の可能性があります。
選考フロー
電通は通常選考とインターン経由選考の2種類があります。それぞれの選考フローは下記のとおりです。
通常選考
- 一次面談
- 二次面談
- グループワーク
- 三次面談
インターン経由選考
- インターン選考(エントリー課題・面談)
- インターン参加
- 早期選考
- 採用面談
なお、インターン選考の早期選考は全員に案内されるわけではありません。インターンだからといって手を抜かず、自分の全力を出して取り組んでいきましょう。
通常選考とインターン経由選考は併用が可能となっています。す. インターンの結果が通常選考に影響しないことをHPに明記しているため、インターンには積極的に参加していきましょう。
給与水準
給与水準は下記のとおりです。
- 基本給:275,600円
- リモートワーク手当:6,300円 (2023年基準)
- 固定時間外手当30時間/月:74,025円 (2023年基準)
- 合計:355,925円
賞与は年4回です。諸手当には交通費支給や子ども手当、配偶者手当などがあります。
給与についての一つの指標に初任給というものもあります。以下の記事もご参照ください。
【面接頻出質問集】100種類の回答例を
いつでもスマホからチェックできる!
選考において、どのように面接対策を立てるのは難しいですよね。
そんな方にピッタリの面接頻出質問集を用意しました。
「どんな質問をされるのか知りたい」「模範解答はあるのか?」そんな思いを抱えた就活生のための質問集です。
質問と回答例は、全部で100種類あります。
面接に不安を感じている方は、ぜひチェックしてみてください!
社風
口コミサイトを確認すると、株式会社電通には下記のようなものが多く見られました。
- 成果主義で、実力主義
- チームワークを大切にしており、助け合える環境
- 自由な発想が尊重される
- 新しいことに挑戦できる環境が整っている
- 福利厚生が充実
- 社員同士の仲が良い
社風が魅力的かそうでないかは人によって異なります。まずは自己分析などから自分に合っている社風を明確にし、それに合っているかどうかを確認するようにしましょう。
自己分析には以下の記事もご参考にご覧ください。
求める人材
公式HPの社長メッセージに下記のようなものがありました。
「自分に何ができるか」「自分がどう貢献したいか」を考え、自発的に動ける人が、先駆者になるのだと考えています。「こんなことをやってみたい」という想いがあり、それが世の中の発展につながると信じているならば、1年目の社員でもどんどん挑戦してもらっていい。いや、むしろ挑戦してほしいと思います。仕事は、そうやって自分でつくっていくものです。電通には、ユニークで優秀な先輩たちがいます。素晴らしい顧客やパートナーがいます。様々な先駆者たちと出会い、一緒にチームを組むことでさらに成長できる人が、次の先駆者になっていくのだと思います。
–DENTSU Inc.RECRUITING 社長メッセージ
ワードを切り出すと下記のようになります。
- 自発的に動ける人
- 明確なやりたいことがある
- 挑戦志向
- チームとして働くことができる
就職後、挑戦したいことがある人はそのアピール方法を完璧にしておきたいですね。こちらの記事もぜひご覧ください。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
業界内でどのような立ち位置になっているのかは、今後の戦略や経営安定性を図ることができます。ここで、株式会社電通は業界内でどのような立ち位置となっているのかを確認してみましょう。業界内での立ち位置は下記のとおりです。
会社名 | 売上高 (億円) | 平均年収 (万円) | 就職偏差値・ 難易度 | 社風 |
電通 | 12,439 | 1341 | 75 | 体育会系の雰囲気が強く、若手社員も積極的に仕事に取り組む姿勢が求められる |
博報堂 | 9,911 | 1,036 | 73 | 穏やかで、個人の裁量が大きい傾向 |
ADK | 3,528 | 756 | 68 | 穏やかで個人主義的な雰囲気 |
サイバーエージェント | 4,786 | 817 | 55 | 社員の自主性や自立性を重視 |
このように電通は平均年収がもっとも高くなっています。ただし、その分入射難易度は高いです。
また、他業界や他の会社の就職偏差値については、下記の記事でご紹介しています。こちらもぜひご確認ください。
採用大学
株式会社電通の採用大学は下記のとおりです。
- 慶應義塾大学:26名
- 早稲田大学:15名
- 東京大:13名
- 多摩美術大学:4名
- 京都大学:3名
- 上智大学:3名
- 武蔵野美術大学:3名
- 同志社大学:3名
- 筑波大学:2名
- 一橋大学:2名
- 横浜国立大学:2名
- 青山学院大学:2名
- 国際基督教大学:2名
- 明治大学:2名
- 関西大学:2名
このように有名私立や難関大学からの採用が多くなっています。また、アートを専攻とする大学からの採用も見られます。そして、電通には学歴フィルターがある可能性が高いです。採用実績や応募者数の多さから学歴フィルターは存在すると考えておきましょう。
ホットニュース
ホットニュースは企業の動向について知ることができます。ここでホットニュースについて確認しておき、自分にはどのような影響があるのかを考えておきましょう。
ホットニュース①アクセンチュアvs.電通、熾烈な「異業種バトル」の第二幕 コンサル・広告の雄が互いの本拠地に攻勢
電通とアクセンチュアはどちらも非常に大きな企業であり、業務領域がとても広いです。その結果、本見出しのように互いの領域が被るようになり、競合他社となる可能性が高まりました。
現在はコンサルファームであるアクセンチュアがPRに踏み出していますが、今後は電通がコンサル領域に深く踏み込む可能性があります。
ホットニュース②広告業界で平均年収ランキング4位
電通の平均年収は業界ランキングで4位となっています。平均年収は1,341万円ですが、全国平均が443万円であるため、非常に高水準であることが分かります。就活の軸の1つに年収があるのであれば、電通はかなりマッチした企業です。
まとめ
今回は株式会社電通の事業内容や就職偏差値についてご紹介しました。就職を成功させるためにはリサーチを徹底的におこない、入社後に後悔する可能性を低くすることが重要です。本記事や企業の説明会などで企業研究を徹底的におこなっていきましょう。
東京の優良企業に出会うなら就活ハンドブック
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活なら就活ハンドブック