【2025】電通採用大学ランキング!学歴フィルターの有無と内定獲得の秘訣
2025年9月7日更新
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はじめに
就職活動で常に高い人気を誇る株式会社電通。広告業界の最大手へ就職を目指すうえで「どの大学から採用されているのか」「学歴フィルターは存在するのか」といった点は、多くの就活生が気になるポイントでしょう。
本記事では、電通の最新の採用大学ランキングをもとに、学歴フィルターの有無や採用傾向を徹底分析します。
さらに、選考フローや求める人材像から、内定を勝ち取るための具体的な対策まで詳しく解説するので、電通への就職を目指す方はぜひ参考にしてください。
電通の採用大学は高学歴層が中心!学歴フィルターは存在する可能性が高い
電通の採用大学は慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学といった最難関大学が上位を占めています。
有名大学からの採用が著しく多いことから、企業側が一定の学力基準を設けていると推測できるでしょう。
ただし、採用実績にはGMARCH・関関同立レベルの大学や、美術大学なども含まれています。
そのため、学歴に自信がない場合でも、専門性や突出したスキル、そして電通が求める人物像に合致することをアピールできれば、内定の可能性は十分にあります。
電通の採用大学ランキングTOP15
まずは、電通への採用人数が多い大学ランキングを発表します。以下のランキングをご覧ください。
順位 | 大学名 | 採用人数 |
1 | 慶應義塾大学 | 34名 |
2 | 早稲田大学 | 15名 |
3 | 東京大学 | 11名 |
4 | 一橋大学 | 3名 |
4 | 京都大学 | 3名 |
4 | 京都工芸繊維大学 | 3名 |
4 | 武蔵野美術大学 | 3名 |
4 | 同志社大学 | 3名 |
9 | 東北大学 | 2名 |
9 | 筑波大学 | 2名 |
9 | 東京外国語大学 | 2名 |
9 | 上智大学 | 2名 |
9 | 多摩美術大学 | 2名 |
9 | 立命館大学 | 2名 |
出典:【電通】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説 | Renew Magazine
最新の採用大学ランキングを見ると、慶應義塾大学が34名でトップ、次いで早稲田大学が15名、東京大学が11 名と、上位を最難関私立・国立大学が占めています。広告業界は、クリエイティブなセンスが求められるため、美術系大学出身の人材を採用しているのが特徴です。
電通の採用大学に見られる3つの特徴
採用大学のデータから、電通の採用傾向にはいくつかの特徴が見られます。
- 早慶・旧帝大など最難関大学が多数
- 美大・芸術大学からの採用も多い
- MARCH・関関同立からも採用実績あり
それぞれの特徴について、以下で詳しく解説します。
特徴1:早慶・旧帝大など最難関大学が多数
ランキング上位の大学名からも明らかなように、電通は早慶や旧帝大をはじめとする最難関大学の学生を積極的に採用しています。これは、地頭の良さや論理的思考力といった、広告業界で求められる基礎能力の高さを重視していることの表れと言えるでしょう。
特徴2:美大・芸術大学からの採用も多い
総合大学だけでなく、多摩美術大学や武蔵野美術大学といった美術系の大学からも複数名採用されている点は、電通の大きな特徴です。
これは、広告制作に不可欠なクリエイティビティやデザインスキルを持つ人材を専門的に採用していることを示唆しています。アート職やデジタルクリエーティブ職といった専門職種での採用枠があるためと考えられます。
特徴3:MARCH・関関同立からも採用実績あり
最難関大学が中心である一方、青山学院大学、明治大学、同志社大学、関西大学など、GMARCH・関関同立レベルの大学からも採用者が出ています。
学歴だけでなく、個人の能力やポテンシャルも評価対象であることを示しており、幅広い大学の学生にチャンスがあると言えるでしょう。
\面談・グループワーク中心の選考フローでは、ESでの第一印象がカギ!/
電通の新卒採用では、複数回の面談やグループワークを通じて人物像が重視される選考スタイルが特徴です。
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電通に学歴フィルターはあるのか?採用実績から考察
採用大学ランキングの結果から、電通には一定の学歴フィルターが存在する可能性が高いと判断できます。電通には、毎年1万人を超える応募者が集まるとされ、効率的に選考を進めるために、学歴を一つの判断基準としている可能性は否定できません。
しかし、これは「特定大学以外は無条件で不採用」という厳格なものではなく、あくまで初期選考の一つの指標であると考えられます。特に、クリエイティブ職など専門性が問われる職種では、学歴よりもポートフォリオや実績が重視される傾向があります。
学歴に自信がないと感じる学生でも、インターンシップでの活躍や、エントリーシート・面接で自身の突出した強みをアピールできれば、十分に内定を狙えるでしょう。
高学歴でなくても電通の内定を狙うための選考対策
電通の内定を勝ち取るためには、学歴に関わらず、周到な選考対策が欠かせません。ここでは、特に意識すべき3つのポイントを解説します。
対策1:インターンシップで実力を示す
電通は複数のインターンシッププログラムを実施しており、参加者のなかから早期選考に案内されるケースがあります。インターンは、自身の能力や熱意を直接アピールできる絶好の機会です。特に、グループワークや企画立案の課題では、チームへの貢献度やアイデアの独自性を示すことで、高い評価を得られる可能性があります。
対策2:「挑戦心」と「主体性」をアピールする
電通は自ら課題を見つけ、主体的に行動できる人材を求めています。社長メッセージでも「『自分に何ができるか』『自分がどう貢献したいか』を考え、自発的に動ける人」が求められていると明言されています。
学生時代に挑戦したことや、困難を乗り越えた経験を具体的に語り、入社後にどのように貢献したいかを明確に伝えるようにしてください。
対策3:独自のクリエイティビティを武器にする
広告業界の中核をなすのは、人の心を動かすアイデア、すなわちクリエイティビティです。面接やエントリーシートでは、他の就活生とは異なる独自の視点や発想力を示すことが求められます。
好きな広告について自分なりの分析を述べたり、社会課題に対する新しい解決策を提案したりすることで、思考の深さと独自性をアピールしましょう。
電通の選考フローと募集職種
電通の選考は、通常選考とインターン経由の早期選考の2つのルートがあります。ここからは、電通の募集職種と選考フローについて解説します。
募集職種
電通の募集職種は以下のとおりです。志望するコースによって対策方法が異なるので、しっかりと確認してください。
職種 | 詳細 |
総合職 | ビジネスプロデュース、マーケティング、クリエーティブなど全ての部署に配属の可能性がある。 |
デジタルクリエーティブ職 | 初任配属はデジタルクリエーティブ部署となる。初任配属後は、他部署への異動の可能性がある。 |
アート職 | アートディレクターとしての採用になり、初任配属はクリエーティブ部署となります。初任配属後は、他部署への異動の可能性がある。 |
多くの就活生が総合職志望として選考試験に臨むでしょう。デジタルクリエイティブ職やアート職も電通に欠かせない重要なポジションです。それぞれの職種の特徴をしっかり抑えておきましょう。
選考フロー
電通の選考フローは以下のとおりです。
【通常選考】
- エントリーシート・Webテスト
- 1次面接・2次面接
- グループワーク
- 最終面接
【インターンシップ経由】
- インターン選考
- インターン参加
- 早期選考
面接は複数回実施され、学生時代の経験の深掘りから志望動機、好きな広告についてなど、多角的な質問がされます。「なぜ電通でなければならないのか」を自身の経験と結びつけて具体的に語れるように準備しておきましょう。
参考:RECRUIT 選考について | 電通 新卒採用サイト|DENTSU INC. RECRUITING
求める人物像
電通は、従来の広告代理店の枠を超え、顧客の事業成長を支援する「Integrated Growth Partner」を目指しています。そのため、人の心を動かして具体的な成果を生み出せるプロフェッショナルが求められるでしょう。
変化を楽しみ、未知の領域へ挑戦する意欲は不可欠です。また、多様な仲間と協働し、利他的なリーダーシップを発揮できる誠実な人材が重要視されています。
公式HPのメッセージからも「自発的に動ける人」「明確なやりたいことがある」「挑戦志向」「チームとして働くことができる」といった要素が重視されていることがわかります。
電通の事業内容
電通は従来の広告領域(AX)に加え、事業全体の変革(BX)、顧客体験の変革(CX)、マーケティング基盤の変革(DX)という4つの領域で事業を展開しています。
事業1:AX
AXはAdvertisingTransformationの略称であり、広告を主として適切なコミュニケーション手段を提供しています。電通が持っているクリエーティビティとデジタル知見・運用によって、広告のパフォーマンスを最大化する事業です。
事業2:BX
BX事業はBusiness Transformationの略称であり、事業全体の変革を促します。顧客企業のトップラインを伸ばすために既存事業の変革、新規事業の創出、企業のインナー改革を含めたトータル的な支援をおこない、成長を支援します。
事業3:CX
CXはCustomer ExperienceTransformationの略称であり、お客様体験の変革を行います。データと卓越したクリエーティビティのかけ合わせにより最適なジャーニーを実現し、お客さまの長期的な体験価値を最大化することを目的としています。
事業4:DX
DXはDigital Transformationの略称であり、マーケティング基盤の変革をデジタルの力によって実現します。近年話題になっているAIなどにも積極的に取り組んでいる企業の1つです。
\難関大学からの内定者多数!ESで差をつけて電通を目指そう/
電通の採用実績には、東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学といった難関大学の名前がずらり。
また、美術系大学からの採用も見られるなど、幅広いバックグラウンドの学生がチャレンジしています。
就職偏差値は75と極めて高く、エントリーシートの時点で選考が大きく分かれるのが現実です。
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電通の就職難易度と業界での立ち位置
ここからは、電通の就職難易度と広告業界内での立ち位置について解説します。
会社名 | 売上高 | 平均年収(万円) | 就職偏差値 |
電通グループ | 1兆3,056億円 | 1,341 | 75 |
博報堂DYホールディングス | 9,908億円 | 1,036 | 73 |
ADKホールディングス | 約3,500億円 | 756 | 68 |
サイバーエージェント | 7,202億円 | 817 | 55 |
出典:【2025年最新】広告代理店全52社一覧!大手ランキングから専門特化の優良会社まで自分に合う企業の見つけ方を徹底解説 | テクロ株式会社
東洋経済オンラインの「入社が難しい有名企業ランキング」では、電通は22位にランクインしており、就職難易度は極めて高いと言えます。売上高、平均年収ともに業界トップクラスであり、多くの優秀な学生が応募するため、競争は熾烈です。
まとめ
今回は、電通の採用大学や学歴フィルターの有無、そして内定獲得のための選考対策について詳しく解説しました。
電通の採用は、最難関大学の学生が中心であり、学歴フィルターが存在する可能性が高いのは事実です。しかし、美術大学からの採用実績や、MARCH・関関同立レベルの大学からも内定者が出ている事実から、学歴だけがすべてではないことが読み取れるでしょう。
重要なのは、電通が求める「主体性」や「挑戦心」、「クリエイティビティ」を、自身の経験を通して具体的にアピールすることです。本記事を参考に、徹底した自己分析と企業研究を進め、広告業界のトップランナーである電通への就職という目標を実現してください。