【企業研究】マスターカード・ジャパンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】マスターカード・ジャパンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年10月24日更新

クレジットカード業界

クレジットカード業界とは、消費者金融と販売信用の業務全般を担う業界です。

これまで、クレジットカードといえば、ショッピングでの決済が主な利用方法でした。

しかし、水道光熱費、法人税、相続税、固定資産税といった税金の支払いにまで、クレジットカードの利用範囲が広がってきています。

また、クレジットカード以外にも、タッチ決済、キャッシュレス決済なども新しいサービスが次々と展開されています。

この記事では、国際的なクレジットカード、デビットカードなどのブランドを展開している、マスターカード・ジャパンについてご紹介します。

今もっとも注目されているキャッシュレス決済を取り扱うマスターカード・ジャパンについて、知識を深めましょう。

 

下記サイトではカード会社への就活のコツや、情報をまとめています。

マスターカードなど、国際ブランドとは採用形態が異なりますが、日本のクレジットカード業界について知識を深め、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

【業界研究】カード会社への就職は難しい?志望動機

マスターカード・ジャパンの基本情報

マスターカード・ジャパンの概要を確認しましょう。

マスターカードジャパン株式会社は、クレジットカードの国際的ブランドの日本法人です。

 

名称マスターカード・ジャパン株式会社
英語名称Master card worldwide(マスターカードワールドワイド)
本社所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー16階
日本地区社長内山 憲
設立年月日2015年10月
資本金1.7億円
事業内容クレジットカードの発行・決済システムの提供
キャッチフレーズPriceless

出典:Mastercard:決済業界におけるグローバルなテクノロジー企業

マスターカード・ジャパンは、決済業界のグローバルテクノロジーカンパニーです。

マスターカードの使命は、トランザクションを安全、シンプル、スマート、アクセス可能なものにすることで、あらゆる場所のすべての人に利益をもたらす包括的なデジタル経済を実現し、強化することです。

次に、マスターカード・ジャパンの事業内容をみていきましょう。

事業内容

マスターカードの主要製品はクレジット、デビット、プリペイドカードです。

主要製品にまつわるマスターカードの事業内容をみてみましょう。

 

消費者にPricelessな価値を提供

世界中の消費者に最もふさわしい、個人的な夢を実現するのに優れたサービスを提供します。

 

効率的な公共サービスの提供

マスターカードは、財政支援や、公的な支払いを効率的、安全に行えるよう、政府と消費者の問題解決のために行動します。

また、生産的なパートナーシップを構築し、経済発展を支援します。

 

企業のニーズに応える

企業の目標達成を支援することで、経済を強化していきます。

資本、テクノロジー、金融ツール、パートナーシップなどに接続し、あらゆる段階でビジネスの成長と保護を支援します。

 

金融機関との協力

マスターカードは、あらゆる規模の金融機関と協力してより効率的で安全な支払いをつくります。

 

マスターカードの事業内容は、革新的なテクノロジーを活用し、50年の決済業務における歴史によって、顧客のニーズへの洞察力が蓄積されています。

事業内容

マスターカードでの仕事はどんな内容なのでしょうか。

 

ソフトウェアエンジニアリング

マスターカードでのソフトウェアエンジニアリングは、テクノロジーに革命を起こすための重要なシステムと製品を作成しています。 

 

分析業務

マスターカードでの分析業務は、世界最大かつもっとも安全なデータセットの品質、整合性、有効性を主導し、世界規模で技術の変化を推進します。

 

プロジェクトおよびプログラム管理

マスターカードでの戦略的優先事項全体の進歩を推進し、革新的でペースの早い文化をナビゲートします。

 

マーケティングおよびコミュニケーション

マスターカードでのマーケティング及びコミュニケーションの仕事は、世界的な広告や、ブランドスポンサーシップから革新的なデジタルコミュニケーションまで、統合された方法でマスターカードの魅力を伝えます。

 

営業

マスターカードの営業は、お客様との関係を構築し、永続的なパートナーシップにつながるように有意義な情報を提供し続けます。

 

財務

マスターカードでの財務の仕事は、数字を超えてリードし、信頼できる戦略的パートナーの役割が求められます。

コストを最適化して、堅牢なリスクと制御環境を維持します。

 

法務及びコンプライアンス

マスターカードでの法務・コンプライアンスは、ますます複雑化する規律環境において、製品、市場、イノベーションの成長を見守ります。

デジタル世界のメリットを最大化しながら、人々と社会のリスクを最小限に抑えます。

暗号通貨とデジタル通貨、ロイヤルティ、サイバーセキュリティ、デジタルトランスフォーメーションなどの最先端に焦点を当てています。

 

マスターカードではさまざまな魅力的な業務があることが分かりましたね。

マスターカードの業務を学生の間に経験することができます。

 

インターンシップ参加

マスターカードでは学生のためのインターンシッププログラムが用意されています。

2パターンありますので、興味がある人は一度、公式サイトで確認してみましょう。

 

インターンシッププログラム

マスターカードのインターンシッププログラムで、有意義で実践的なセッションに参加し、あなたの成長を経験してみましょう。

 

MBAインターンシッププログラム

MBAの学生には、マネジメントアソシエイとインターンシッププログラムと、アソシエイとマネージングコンサルタントインターンシッププログラムで、10のプログラムが用意されています。

※MBAとは、アメリカにおいて経営学を大学院で学び、マネジメントプログラムを終了した人に授与される学位です。

 

マスターカードのインターンシッププログラムは、プログラム全体を通して、マスターカードでの仕事と生活を体験しながら、貴重な専門的な経験と、ネットワークの経験を得る機会です。

インターンとして、ビジネスの成果を促進するだけではなく、ボランティアやチームビルディングの経験にもなり得ます。

気になる人は下記サイトで詳細を確認してみましょう。

 

マスターカードでの学生の機会 (mastercard.com)

求める人材

マスターカード・ジャパンが求める人材は、以下の通りです。

 

  • リーダーシップがある人
  • 学術的にも専門的にも実績がある人
  • 優れたコミュニケーションスキルがある人
  • 分析スキル、洞察力がある人
  • ロジカルなプレゼンテーションができる人
  • MBA取得予定の人

 

マスターカードが求める人材は少しレベルが高いように感じますが、今から行動すれば上記にあてはまる人材に近づくことができるかも?

経営学をこれから深く学びたいという人は、アメリカへの留学を考えてみてもいいかもしれませんね。

採用フロー

マスターカードの採用フローをご紹介します。

日本の採用スタイルとは異なる形式で、アメリカ企業の特徴でもある、ジョブ型雇用になります。

 

申請書の提出

興味のある職種をみつけ、応募しましょう。

採用担当者が応募者のスキルと、職務の求めるスキルが合致するかどうかを選定します。

 

オンライン面接(採用担当者)

書類の審査を通過すると、オンライン面接の案内がメールで届きます。

採用担当者は就活生のスキルや経験を詳しく聞いてきます。

面接は日本の勤務地でも、英語で行われるようです。

面接の最後には、逆質問が求められることが多いようなので、積極的に質問をしましょう。

 

面接

採用担当者による面接を通過すると、次は仕事内容について、さらに深い内容が質問されます。

対面かオンラインかもメールで詳しい知らせがあるので、メールチェックはしておきましょう。

マスターカードでの面接は、自分らしくいることが大切で、履歴書で記入したことの詳細を頭に入れておきましょう。

「なぜマスターカードなのか」に対しての答えも十分に伝わるようにして準備していきましょう。

また、面接は楽しむことが一番で、一方的に質問に答えるのではなく、積極的に質問をしてみましょう。

 

出典:スターカードの採用プロセスの概要 (mastercard.com)Mastercard、

 

採用

選定が行われ、採用が決定されると、正式なオファーレターが自宅に届きます。

署名したオファーレターをマスターカードの採用担当者が受け取ると、地域の身元調査プロセスが開始され、採用担当マネージャーからの連絡を待つことになります。

すべてのプロセスが終わると、初勤務情報が得られます。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

マスターカードの情報を、VISA、JCBと比べてみました。

 

マスターカードVISAJCB
営業利益3,018百万ドル

(約4,518億円)

18,813百万ドル

(約28,159億円)

362億円
従業員数5,000人27,600人4,375人
平均年収1,269万円1,446万円972万円
就職難易度747857

出典:Visa – Wikipedia

企業情報 | JCB グローバルサイト (global.jcb)

出典:マスターカード – Wikipedia

 

マスターカードとVisaは、どちらもアメリカの企業ですが、Visaはアメリカ、マスターカードはヨーロッパに強いといわれています。

JCBは、今最も日本国内で利用されているクレジットカードですが、世界中に展開するマスターカード、Visaには利益や年収では歯が立ちませんね。

採用大学

マスターカード・ジャパンの採用大学の情報はみつけることができませんでした。

しかし、アメリカは日本以上に学歴や経歴を重視します。

マスターカード・ジャパンへの就職を希望する場合は、まずインターンシッププログラムへの参加を検討しましょう。

そこで得た経験は、必ずあなたのキャリアの第一歩となるでしょう。

ホットニュース

マスターカードが発表した最新ニュースを紹介します。

 

ウォータールー大学の研究所に投資

マスターカードはウォータールー大学のサイバーセキュリティ及びプライバシー研究所に550万ドルの投資をしたことを発表しました。

この資金は、フィンガープリント、識別と検証、データ保護に関する「データへの信頼」を高めるプロジェクトです。

フィンガープリントとは指紋による真正性の確認に用いられる短いデータのことを指す、IT用語です。

マスターカードが今後も継続してセキュリティに力を入れていくことが分かるニュースですね。

マスターカードがウォータールー大学サイバーセキュリティおよびプライバシー研究所に投資 |マスターカードニュースルーム (mastercard.com)

まとめ

世界中の人々にPricelessな幸せを届けることをモットーに、日々、決済におけるやり取りを支えているマスターカードについての情報をまとめてきました。

私たちの生活にもキャッシュレスは日々、浸透していて、今後の成長も期待できるクレジットカード業界はさらに注目すべき業界ではないでしょうか。

マスターカードはアメリカの企業で、日本単体で独立していますが、就活形式や企業文化などはすべてワールドワイドです。

外資系の企業に興味を持つ就活生にとって、マスターカードは魅力的な企業ですね。

 

外資系企業への就活に興味がある人は下記サイトを読んでみてくださいね。

【外資就職】外資系のポイント5選! 内定ゲットの秘訣3選も! 

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。