【企業研究】大塚製薬への就活ってどうやるの?試験対策を徹底解説!

【企業研究】大塚製薬への就活ってどうやるの?試験対策を徹底解説!

2023年9月30日更新

はじめに

ポカリスエットやカロリーメイト、オロナミンCなどの飲料や食品のCMで有名なので、食品メーカーというイメージが強い大塚製薬ですが、業界としては社名のとおり製薬業界に分類されます。

 

製薬業界は、高度な専門知識と技術が求められる分野です。その中でも、大塚製薬は多岐にわたる事業を展開しており、多くの学生が就職を希望する企業の一つです。

 

しかし、どのようにして大塚製薬の採用試験を突破すれば良いのでしょうか?

 

この記事では、大塚製薬の事業内容から社風、求める人材、職種、選考フロー、エントリーシートの作成、筆記・面接試験対策、採用大学の実績校に至るまで、幅広く徹底的に解説しています。

 

さらに、最新の製薬業界および大塚製薬の情報についても触れ、大塚製薬への就職活動を有利に進めるための情報を提供していますので、この記事を読んで、大塚製薬への入社の可能性をグッと引き寄せ、夢のキャリアを手に入れてください!!

製薬業界とは?

製薬業界とは、医薬品の研究開発、製造、販売を行う産業分野です。この業界は、人々の健康と直結しており、新薬の開発は長期間にわたる研究と多額の投資を要します。

 

製薬企業は、疾患の治療法や予防策を提供することで、世界中の人々の生活を向上させる役割を担っています。また、製薬業界は高度な専門知識と技術力が求められ、バイオテクノロジーやジェノム医学など、最先端の科学技術が活用されています。

 

製薬業界でのキャリアは、多様な分野での専門性と継続的な学習が必要とされ、挑戦と成長の機会が豊富にあります。

大塚製薬の事業内容について

大塚製薬の事業内容は、次の大きな二つの事業に分けられます。

 

・医療関連事業:疾病の診断から治療までを担う医療用医薬品

・ニュートラシューティカルズ関連事業:日々の健康維持・増進をサポートする栄養製品や健粧品(Cosmedics):cosmetics(化粧品)+medicine(医薬品)

 

大塚製薬は、疾病の治癒を目指し新しい治療薬を提供する「医療関連事業」と健康の維持・増進のための製品を提供する「ニュートラシューティカルズ関連事業」の二つの事業を通じて、人々の健康をカラダ全体で考えるトータルヘルスカンパニーなのです。

 

大塚製薬の社風は?

大塚製薬の社風は、創業以来大塚グループのDNAである「実証と創造性」を受け継ぎ、先入観を打ち破り、発想を転換することの重要性と創造性にあふれています。

 

大塚製薬の採用サイトには、「大塚製薬は自由な社風を持ち、若いときから責任のある仕事を任せてもらえる会社です。また、チャレンジして失敗しても次のチャンスをくれる会社です。いろんなことに好奇心を持ち、失敗を恐れずどんどんチャレンジしてください。明瞭活発でチャレンジ精神のある方をお待ちしています。」と書かれています

 

何か新しいものを創造したい人や人々の健康の維持・増進に貢献したいという想いをもつ人にとって、その夢を叶える土壌が大塚製薬には備わっているのです。

 

社員を知る|大塚製薬 (otsuka.co.jp) 就職活動をしている方へより引用

大塚製薬が求める人材は?

「実証と創造性」の土壌がある大塚製薬で求められる人材とはどの様な人材でしょうか?

 

社風と同様に大塚製薬の採用サイトでは、「明るくて元気な人、明瞭活発な人。一緒に働きたいなと思える方ですね。そして新しいことをやるにあたり、失敗を恐れずチャレンジする人。そしてやり上げる力、経験のある人を仲間としてお迎えしたいと思います。困難なこともあきらめないで、何らかの工夫を凝らし、やり上げたことがある人は印象に残ります。」とあります。

 

「明るくて元気な人、明瞭活発な人。」とは、どの企業でも欲しい共通の内容ではありますが、やはり社風や働く環境は、これから長い人生を過ごす場所である企業を選択する上で重要な要素の一つです。あなた自身の考えや価値観に合致しているか否か、良く考えて検討することが必要になります。

 

社員を知る|大塚製薬 (otsuka.co.jp) 求める人材は?より引用

大塚製薬の職種について

製薬業界における大塚製薬には様々な職種があります。

どの様な職種があるのか、詳しく見ていきましょう。

MR職

企業の代表として、医療従事者に面談し、医薬品の品質、有効性や安全性に関する情報の提供すると共に、現場の意見・要望を収集し、社内へ伝達することを迅速かつ的確に行います。

消費者商品担当営業職

ポカリスエットなどに代表される消費者向け商品営業。ビジネスはもちろんのこと、サイエンスに基づいた商品コンセプトをお客様にお伝えし、理解していただくことが仕事です。

臨床開発職

研究部門が開発した候補化合物を臨床試験(治験)を通じて効果と安全性を評価する医薬品開発の最終ステージを担います。プロトコール立案から、モニタリング、関係省庁への申請書類や資料作成など様々な業務があります。

薬事職

医薬品等の開発初期から販売終了まで、製薬会社が遵守すべき薬事規制に対応するための業務全般を担います。新薬の承認申請や発売後の医薬品の薬事対応、薬事情報システムの管理など様々な業務があります。

メディカル・アフェアーズ

販売促進活動とは異なる「メディカル活動」を通じて未解決の医療ニーズを解決することにより、大塚製薬が提供する医薬品の価値の最適化および適正使用を推進することが仕事です。

研究技術職・生産職

医療用医薬品および消費者商品の研究開発における、初期の基礎研究から製造検討・生産に至るまでの様々な分野での業務を担います。

大塚製薬の選考フローは?

大塚製薬の選考フローは、応募する職種によって異なりますが、大きな違いはありませんので、ここでは「MR職」を例に挙げて説明します。

 

ナビサイトからエントリー

Webにて会社説明会参加

エントリーシート提出

適性検査

グループワーク(職種によっては、実施されません)

一次面接(個別面接)

二次面接(個別面接)

内々定

 

エントリーする際に間違って選択すると、エントリーの受付期限や選考開始時期、選考方法の変更の連絡に支障が発生することがありますので、こまめにチェックして、採用試験の開始時期や変更などの連絡内容を確認しておきましょう。

エントリーシートの作成について

大塚製薬の選考フローに乗るためには、先ずエントリーシートの提出が必要になります。

従って、エントリーシートに記載する志望動機の内容は重要です。志望動機の内容を充実させて、入口を突破しなければゴールへは辿り着けません。

 

そのために志望動機を作成する際に重要なポイントを4つ押さえておきましょう。

1.なぜ製薬業界なのか?

2.なぜ大塚製薬なのか?

3.入社した後大塚製薬で何がしたいのか?

4.大塚製薬で貢献できるあなたの強みは何か?

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.なぜ製薬業界なのか?

全ては、この質問から始まります。あなたがなぜ製薬業界に興味・関心を持ったのか、具体的なエピソードや体験談を交えて記載しましょう。

 

興味・関心を持った経緯や理由をその時の感情を込めて、素直な気持ちで語ることで相手に通じることがキッとあるはずです。熱い想いを伝えましょう。

2.なぜ大塚製薬なのか?

製薬業界の中には、大手企業から中小企業まで実に多数の企業が存在しています。いくつもある企業の中から何故大塚製薬を選んだのか?大塚製薬でならない理由は何なのかを理路整然と分かりやすく伝える必要があります。

 

人それぞれの価値観や考えによって変わって来るところではありますが、一番大切で中核となる部分です。誰に何と言われても揺るぎない理由を熱く語れるようにしておきましょう。

 

この部分は、後々面接の場面でもあなたの魂の叫びとなって再び登場する事になるでしょう!!

3.入社した後大塚製薬で何がしたいのか?

入社した後に大塚製薬で何がしたいのかを明確に語れる学生はそう多くいません。

ですので、この部分を明確に記載することで採用担当者や面接官の目に留まることは確実です。

 

大塚製薬という同じ会社で一緒に仕事をしたいと思わせ、自分と会社を発展・継続させる仲間や同僚にしたいと思わせるくらいの熱意で伝えましょう。

4.大塚製薬で貢献できるあなたの強みは何か?

中学・高校、大学まで継続している学び事やスポーツ、学生時代に培ったリーダーシップや責任感、協調性など様々な知識・経験、スキルをPRしましょう。

 

実際に体験してきた生の情報ですので、具体的な場面やシーンでの成功体験から失敗談まで詳細に伝えられるはずです。採用担当者や面接官が知りたいのは、その再現性です。

その経験が大塚製薬でも活かせるのか?貢献出来るのかを分かりやすく、そして熱量を込めて伝えましょう。

就職試験対策について

大塚製薬への就職を目指す学生にとって、エントリーシートを通過した後に控えるのは、筆記試験です。さらにその後は面接試験が複数回待っています。

 

これらのハードルを超えることで、内定を勝ち取ることが出来ます。

ここでは、それぞれ筆記試験と面接試験の対策方法を見ていきましょう。

筆記試験

大塚製薬では、適性検査をWebテストによって行います。用いられるテストは「玉手箱」です。玉手箱は、日本エス・エイチ・エル株式会社が提供する適性検査です。

 

適性検査としては、リクルートマネジメントソリューションズ社が提供するSPIが有名で、業種や規模に関係なく、幅広い企業が就職試験で利用しています。

 

玉手箱は、能力テストと性格テストの二つに大きく分けて、能力テストはさらに言語と計数に分かれます。

 

受験方法は、基本的に自宅で受ける形式のwebテストとなっていますが、テストセンターで受検することも可能です。

 

玉手箱の特徴としては、同じ形式の問題の中で、1種類の問題が繰り返されることがあります。

 

さらに、制限時間が短く設定されている問題が多いことも玉手箱の特徴の1つです。

スピーディーに正確に問題を解いていく能力が求められます。

 

そのためには、過去問題や練習問題を繰り返し解くことで回答のパターンを掴んだり、性格テストのために自己分析を行なうなどしましょう。

 

制限時間もありますので、実際に問題を解きながらどれくらいの時間が必要なのか意識する癖を付けるなど出来る対策は事前にシッカリ行なっておきましょう。

面接試験

面接試験では、あなたの人柄やコミュニケーション能力が評価されます。事前によくある質問(自己紹介、志望動機、強み・弱みなど)に対する答えを準備しておくと安心です。

 

1次面接や最終の面接で共通して尋ねられる質問例として、以下にあげておきます。

 

・研究で壁にぶつかったらどうするか

・製薬業界の社員に対してどんな印象を抱いているか

・なぜ医薬品に関わりたいのか

・MRはどんな職業だと思うか

・教授や先輩と衝突したらどうするか

 

また、製薬業界で働く上での熱意やビジョンをしっかりと伝えられるように、具体的なエピソードを用意しておきましょう。

 

さらに、一般常識に加えて製薬業界の市場状況や今後の動向、課題などについても把握して理解を深めておきましょう。

大塚製薬の採用大学の実績校は?

大塚製薬の採用大学の実績を見ていきましょう。

 

<大学院>

北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、中央大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学

 

<大学>

北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、関西学院大学、関西大学、立命館大学、同志社大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学

 

全国の国公立の大学院だけではなく学部生と合わせて毎年100名ほどの新卒として採用していますので、あなたの先輩も活躍されている事でしょう。

まとめ

本ブログでは、大塚製薬への就職活動に関する全てを網羅的に解説しました。大塚製薬の事業内容から社風、求める人材、職種、選考フロー、エントリーシートの作成、筆記・面接試験の対策、採用大学の実績校に至るまで、詳細にわたり情報提供を行いました。

 

これらの情報を活用し、大塚製薬でのキャリアを切り開く一歩を踏み出しましょう。この記事の内容が、あなたの就職活動をサポートし、大塚製薬での成功への道を照らす一助となれば幸いです。

 

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