【企業研究】ソフトバンクの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】ソフトバンクの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年9月30日更新

はじめに

「情報革命で人々を幸せに」との理念のもと、通信や情報を通して暮らしを便利で快適にするサービスを展開しているソフトバンク。さまざまな事業内容があり、就活生にも人気の企業です。

 

しかし、就職難易度や選考フロー、就活の実態といったところに関しては分からないという学生も多いと思います。今回はソフトバンクの企業研究として、事業内容や社風、業界内での立ち位置にも触れて、特徴を徹底的に解説していきます。

通信・情報サービス業界

ソフトバンクは通信業界に属する企業です。

通信業界は電波を活用したサービスを提供する業務を指しており、固定電気通信業や移動電気通信業といった内容に分けられます。携帯電話は移動電気通信業に位置づけられており、法人向けや個人向けそれぞれに販売やインフラ整備といったサービスを展開します。

 

通信業界については以下の記事でも詳しく解説しています。

【業界研究】 通信業界とは?志望動機・ビジネスモデル・職種を徹底解説

 

また、通信業界以外の業界について知りたい方は以下の記事も参考にしてください!

【業界研究ガイド】業界一覧

ソフトバンクの会社概要

会社名ソフトバンク株式会社
代表者代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一

代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉 淳

代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 今井 康之

設立年月日1986年(昭和61年)12月9日
資本金204,309百万円

(2023年3月31日現在)

従業員数単体:19,045人

(2023年3月31日現在)

連結:54,986人

(2023年3月31日現在)

事業内容

ソフトバンクでは個人及び法人向けのサービスを多数展開しています。以下に代表的な事業内容を紹介します。

コンシューマ事業

コンシューマ事業では、主に国内の個人の顧客に対してモバイルサービス、ブロードバンドサービス、電力サービスを提供しています。また、携帯端末メーカーから携帯端末を仕入れ、ソフトバンクショップなどを運営する代理店または個人の顧客に対して販売を行う事業も行っています。

エンタープライズ事業

エンタープライズ事業では、法人を相手としてモバイル回線提供や携帯端末レンタルなどのモバイルサービス、固定電話やデータ通信などの固定通信サービス、データセンター、クラウド、セキュリティ、グローバル、AI、IoT、デジタルマーケティング等のソリューション等サービスなど、多様な法人向けソリューションを提供しています。

ディストリビューション事業

ディストリビューション事業は、変化する市場環境を迅速にとらえた最先端のプロダクトやサービスを提供しています。法人の顧客向けには、クラウドサービス、AIを含めた先進テクノロジーを活用した商材を提供しています。個人の顧客向けには、メーカーあるいはディストリビューターとして、ソフトウエアやモバイルアクセサリー、IoTプロダクト等、多岐にわたる商品の企画・提供を行っています。

メディア・EC事業

メディア・EC事業は、メディア、コマースを中心としたサービスを展開し、オンラインからオフラインまで一気通貫でサービスを提供しています。メディア領域においては、インターネット上や「LINE」での広告関連サービス、コマース領域においては「Yahoo!ショッピング」「ZOZOTOWN」などのeコマースサービスや「ヤフオク!」などのリユースサービス等の提供を行っています。

ファイナンス事業

ファイナンス事業では、主に個人のお客さま向けに、QRコード決済やクレジットカードなどのキャッシュレス決済サービス、スマホ証券サービスを提供しています。また、主に法人のお客さま向けに、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど多様化する決済を一括で提供する決済代行サービスを提供しています。

新卒選考フロー

ソフトバンクの選考フローは以下のようになっています。

 

プレエントリー

履歴書情報登録・エントリーシート・適性検査

選考

内定

 

適性検査

ソフトバンクでは適性検査にSPIが用いられています。

SPIでは能力検査約35分、性格検査が約30分で実施されます。能力検査には言語問題・非言語問題があり、事前に対策を実施することが重要です。

 

SPIについて概要や対策方法を詳しく知りたい方は以下の記事でも紹介しています。

 

【徹底解説】就活のSPI試験対策マニュアル~おすすめの参考書も紹介~

 

募集職種

ソフトバンクでは総合職、アソシエイト職、販売職の募集が行われています。

 

総合職


変化に富んだ事業環境で、領域を定めず幅広い分野で事業を推進しており、文理問わずに採用があります。

 

アソシエイト職
営業、企画、管理、技術など各部門における企画・立案、社内外調整、業務改善などの提案型サポートを実施します。

 

販売職(ソフトバンク クルー)
各種移動通信サービスおよびブロードバンドサービスの提案・販売などを行います。

社風

ソフトバンクの社風の特徴として、大企業ではあるもののスピード感が求められる場面が多いことが挙げられます。また、創業時からの理念もあり、社員には挑戦する姿勢が求められています。そのため、新たな提案や新規のチャレンジには比較的寛容であり、後押しされやすく、評価にもつながりやすい環境となっています。自己アピールが求められるということもできるでしょう。

求める人材

求める人物像として、ソフトバンクのホームページには、「ソフトバンクの変化を楽しみ、何事もチャンスと捉え挑戦する人」が挙げられています。上記のような社風からも、停滞をせずに上昇志向でクリエイティブな発想やチャレンジ精神の高い人材が求められています。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

ソフトバンクの特徴について、通信業界で競合相手となるNTTドコモやKDDI、楽天と売上高や平均年収、就職偏差値や社風といった観点で比較を行います。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
ソフトバンク5,912,000百万円808万円60挑戦に寛容
NTTドコモ6,590,000百万円870万円64部署間での繋がりは少ない

風通しがよく話しやすい雰囲気

KDDI5,3126,000百万円945万円63トップダウンの体制は残っている
楽天1,920,894百万円668万円60グローバルな社風で挑戦的

 

ソフトバンクは通信業界の3大キャリアの中では比較的就職難易度は低めとなっています。

就職偏差値について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

採用大学

【大学院】

会津大学大学院・茨城大学大学院・大阪大学大学院・大阪府立大学大学院・岡山大学大学院・京都大学大学院・熊本大学大学院・慶應義塾大学大学院・静岡大学大学院・芝浦工業大学大学院・首都大学東京大学院・信州大学大学院・創価大学大学院・千葉大学大学院・中央大学大学院・電気通信大学大学院・東京大学大学院・東京工科大学大学院・東京工業大学大学院・東京都市大学大学院・東京理科大学大学院・東北大学大学院・豊橋技術科学大学大学院・名古屋大学大学院・新潟大学大学院・法政大学大学院・北海道大学大学院・三重大学大学院・明治大学大学院・横浜国立大学大学院・立教大学大学院・立命館大学大学院・早稲田大学大学院・他大学院

 

【大学】

青山学院大学・大分大学・大阪大学・大阪市立大学・大谷大学・大妻女子大学・小樽商科大学・お茶の水女子大学・学習院女子大学・金沢大学・関西大学・関西外国語大学・関西学院大学・関東学院大学・北九州市立大学・九州大学・京都大学・京都女子大学・近畿大学・熊本大学・慶應義塾大学・高知大学・高知工科大学・神戸大学・神戸国際大学・神戸女学院大学・神戸女子大学・公立はこだて未来大学・国士舘大学・国立音楽大学・駒澤大学・産業能率大学・滋賀大学・滋賀県立大学・首都大学東京・上智大学・成蹊大学・成城大学・聖心女子大学・清泉女子大学・専修大学・大正大学・大東文化大学・多摩大学・千葉大学・中央大学・中京大学・筑波大学・筑波技術大学・帝京大学・東海大学・東京大学・東京外国語大学・東京学芸大学・東京経済大学・東京工科大学・東京女子大学・東京理科大学・同志社大学・東洋大学・徳島大学・獨協大学・長崎大学・名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋商科大学・奈良先端科学技術大学院大学・南山大学・西九州大学・日本大学・日本女子大学・日本赤十字広島看護大学・一橋大学・福島大学・藤女子大学・平安女学院大学・法政大学・北海道大学・北海学園大学・松山大学・宮城大学・武蔵大学・明治大学・明治学院大学・目白大学・横浜市立大学・横浜国立大学・立教大学・立命館アジア太平洋大学・立命館大学・和歌山大学・早稲田大学・他大学

 

ソフトバンクは幅広い大学から採用を行っています。明確な学歴フィルターはありませんが、旧帝大や早慶、MARCHからの採用実績もあり、高倍率であることからライバルが高学歴になりやすいでしょう。また、理系の有名大学からの採用実績も目立ちます。

ホットニュース

2023年6月21日に開かれた株主総会で孫正義社長は、「AI=人工知能の革命がこれから爆発的に大きくなる。反転攻勢の時期が近づいている」と述べ、大幅な赤字で抑制してきた投資の再開に意欲を示しました。


昨年度の決算で9700億円余りの赤字となり、新規の投資を抑制してきましたが、孫社長は「この3年間、徹底的に守りに入ることで手元に5兆円を超える現金を手にし、守りは十分できた。いよいよ反転攻勢の時期が近づいている」と述べました。

ソフトバンクの新たな事業展開に注目が集まっています。

まとめ

ソフトバンクは通信・情報サービスを通じて人々の生活を豊かにする取り組みを実施しています。成長を求めて新たに挑戦する姿勢が求められる企業であり、就活生からも人気の就職先となっています。就職偏差値や学歴フィルターとしてはそこまで高くはないものの、高倍率であることから選考では十分なアピールが必要になります。

 

企業研究を通して企業の特徴を知り、対策を事前に練ることが選考を突破するカギとなります!

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