【社長向き!】ESTP(起業家)とは?特徴・適職を解説

【社長向き!】ESTP(起業家)とは?特徴・適職を解説

2024/9/30更新

はじめに

16Personalitiesの性格診断で、ESTP(起業家)と診断された人は、どのような特徴があるのか気になると思います。

そんな方のために、本記事ではESTP(起業家)を就活目線で紹介していきます。

この記事でわかること
  • ESTPの概要、特徴
  • ESTPに向いてる仕事、不向きな仕事
  • ESTPが職場を探すときに意識すべきポイント

また結論として、ESTPは「行動力」「リーダーシップ」などが卓越しているため、CEOやYoutuberが適職に該当するといえるでしょう。

性格診断をもとに、就活の企業研究に活かしましょう。

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ESTP(起業家)とは

ESTP(起業家)とは

ESTP(起業家)は、MBTI性格診断で導きだされる1つの性格タイプで、以下4つの志向性を持っています。

ESTPの志向性
  • 外向型 (Extroverted)→大勢より少数、趣味に没頭
  • 感覚型 (Sensing)→現実主義的、具体的
  • 思考型 (Thinking)→論理的、意志が強い
  • 知覚型 (Perceiving)→フレキシブル、優柔不断

ESTP(起業家)は、「すぐに行動する能力」や「一瞬で何かに気づく能力」などの能力を兼ね備えています。

ものごとを見る前に行動に移し、行動すると同時に問題も解決するタイプで、未来に向けて何かをするのではなく、今この一瞬を最も大切にするでしょう。

また行動力に長けていることもあるので、リーダーになる素質も十分にあります。

型にはまらないやり方でみんなをリードしていき、常にワクワク・ドキドキ感を生み出していけるのも特徴。

情熱的でエネルギッシュである一方で、些細な変化に気が付く能力もあります。

一方ファッションや髪型などちょっとしたことでも、気が付いてしまいすぐにコメントしてしまうので、思いやりに欠ける行動を取ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

MBTI性格診断については下記を参考にしてみてください!

ESTP(起業家)におすすめの仕事の特徴

ESTP(起業家)は「実践的」、「クリエイティブ」、「社交的」、「協力的」、「感覚が鋭い」といった強みがあるため、それらを踏まえて仕事の特徴を見ていきます。

ESTP(起業家)におすすめの仕事の特徴
  • クリエイティブな思考
  • 実践的に身体を動かす
  • 協力しながら作業する
  • リーダーシップがある

クリエイティブな思考

ESTP(起業家)は、衝動的でクリエイティブな思考が得意です。

枠にとらわれずに、常に新しい画期的なことを思いつくことができ、また新しいことを思いつけば、それを行動に移す能力にも卓越しているでしょう。

社交的でもあるため、パーティーの中に入ればみんなの注目を浴びることが好きなので、常に周りに人が集まっているタイプです。

社交的で注目を浴びたい欲求があり、なおかつ周りを楽しませることが好きなので、「お笑い芸人の明石家さんまさん」のようなイメージです。

クリエイティブな思考があれば、仕事においてもメリットとなることが多いでしょう。

周りが思いつかないような発想ができるので、新商品の開発や研究などで効果を発揮します。

実践的に身体を動かす

ESTP(起業家)は「すぐに行動する」ことが得意なタイプです。

今、この一瞬を大切にしているタイプなので、何事にも自ら進んで行動する力があります。

机上の空論のように議論をしているだけの状態や、不測の事態に備えているだけでなく、ものごとを見る前に行動に移し、動きながら問題を解決することに長けているでしょう。

新しいことでも機敏に挑戦できるので、行動力が求められる仕事がおすすめ。

そして修羅場・情熱・快楽を好み、多少リスクのあることにも挑戦する力があるので、消防士や警察官といった職業や、実際に身体を動かすスポーツ選手、トレーナーなどにも向いています。

協力しながら作業する

外向的な性格をしているので、他者と協力しながら作業することが得意なタイプです。

誰とでも気軽にコミュニケーションを取れるだけでなく、ユーモアのある会話も楽しむことができるでしょう。

また、人と一緒にいることでエネルギーを得られるので、周囲を巻き込みながら目標に向かって行動する能力にも長けています。

社交性のある人事や、ウェディングプランナーなどもおすすめの仕事です。

リーダーシップがある

積極的に行動する力にたけているので、みんなを引っ張っていくリーダーシップもあります。

周りの人を鼓舞・説得するのが得意で、型破りなやり方で皆をリードし、どこに行ってもハツラツ感・ワクワク感を生み出すことができます。

ESTP(起業家)におすすめの仕事5選

ESTP(起業家)におすすめの仕事5選

ESTP(起業家)におすすめの仕事の特徴を紹介してきましたが、次は実際にどのような仕事が向いているのか説明します。

ESTP(起業家)におすすめの仕事
  • CEO (最高経営責任者)
  • アートディレクター
  • 消防士
  • 警察官
  • YouTuber

CEO (最高経営責任者)

CEO (最高経営責任者)は、企業の経営に関することで意思決定ができる最高の責任者のことを言います。

主に企業の経営方針、事業計画などを業務としています。

社長や代表取締などと似ていますが、少し意味合いが違うだけで大きく相違はありません。

CEOは会社の経営を担っている重要な役割です。

リーダーシップがある人にしか務まらず、常に会社を成長させるために行動しなければいけません。

一般常識としての考えだけでは、時代の流れに取り残されてしまうので、クリエイティブな思考が大切です。

また会社の経営を担っているので、常に自身の判断にはリスクがつきまとい、自分の発言に大きな力があることを理解しておくことも重要。

リスクを生じることでも果敢に挑戦できるESTP(起業家)に向いている仕事です。

アートディレクター

アートディレクターは、Webサイトや広告、ゲーム、パッケージなどさまざまな制作物をつくる上で、「ビジュアル面」の管理を行う仕事。

クライアントからの依頼に対して、アートディレクターが制作するのではなく、制作に関わるスタッフ(カメラマン、デザイナーなど)を管理することがメインです。

そのため、チームのまとめ役としてみんなを引っ張っていける存在でなくてはいけません。

チーム内で情報を共有し、意思疎通を密に行いながら作業にあたるので、コミュニケーション能力が必要になります。

非常に外向的な性格であるESTP(起業家)は、リーダーシップ能力もコミュニケーション能力もどちらも兼ね備えているので向いているといえるでしょう。

またアートディレクターには、クリエイティブな思考も重要。

世の中には多種多様なデザインが存在しますが、中には似たデザインも多くあるためです。

そんな中、他とは違う独創的なデザインを創り出すことができれば、魅力の強い制作物へと仕上がります。

独創的なデザインにするには、クリエイティブな思考が必要で、ESTP(起業家)のような性格が向いているでしょう。 

消防士

消防士は、消火活動、防災活動、救急活動、救助活動などが主な仕事です。

危険で肉体労働が多いイメージを持っている人が多いと思われますが、危険な仕事であったとしても、ESTP(起業家)のようなスリリングな性格には向いている仕事になるでしょう。

情熱的でエネルギッシュな性格であるため、火の中、水の中であっても危険を顧みずに救助しにいく度胸が備わっています。

また消防士は常にチームと連携しながら働くのが基本。

単独行動は控え、チームで協力しながら課題をクリアできるように動きます。

社交性に富んでいるESTP(起業家)であれば、チームプレイも和を乱すことなく、にぎやかにまとめることができるでしょう。

また自らリーダーシップを発揮して、仲間を引っ張っていくことも可能です。状況に応じてすぐに行動できる力があるESTP(起業家)におすすめの仕事です。

警察官

警察官はチームで行動する仕事であるため、協力しながら事件を調査したり、パトロールしたりしなければなりません。

そのため、コミュニケーション能力が必須であり、さらに状況に応じて行動できる力も必要です。

ESTP(起業家)のように、考えるよりも先に行動し、状況にあわせて課題を解決する力がある性格に向いているでしょう。

さらには難解な事件であっても、クリエイティブな思考があるため、みんなが気が付きにくいことや、新たな発想から事件を解決するてがかりが生まれることもあります。

些細な変化にも気づくことができるので、重要な証拠も見逃しません。

実践的に体を動かすことも好きなので、刑事の基本である「現場100回」も苦になりません。

YouTuber

近年子供にも人気の高いYouTuberもおすすめの仕事のひとつです。

YouTuberはクリエイティブな思考がなければ視聴者数を伸ばすことができません。

同じようなコンセプトの動画であれば、ライバルに負けてしまいます。

その点ESTP(起業家)は、クリエイティブな思考をもち、型にはまらない行動ができるので、視聴者を魅了することができるでしょう。

単刀直入かつ粗野なユーモアで皆を楽しませ、笑わせることが得意であり、注目を浴びることが大好きなので、ぴったりの仕事です。

なおひとりで動画をつくるには限界があり、編集者や協力者が必要になったときでも、問題ありません。

周囲と協力して作業することが得意なので、単独プレイでも協力プレイでもどちらにも臨機応変に対応することが可能です。

ESTP(起業家)の人におすすめしない仕事

ESTP(起業家)の人におすすめの仕事を紹介してきましたが、次はおすすめできない仕事がどういうものか紹介していきます。

ESTP(起業家)の人におすすめしない仕事
  • デスクワーク(事務)系の仕事
  • 細かいルール(規則)が多い仕事
  • 独りで黙々と行う仕事

デスクワーク(事務)系の仕事

ESTP(起業家)は、実際に身体を動かして作業することが得意であるため、デスクワークや事務のような、座ったままパソコンの作業をするような仕事に向いていません。

デスクワーク(事務)系の仕事の代表例
  • 事務
  • コールセンター
  • 秘書
  • 管理部門

上記のような仕事はおすすめしない仕事です。

ESTP(起業家)は、ものごとを見る前にアクションを起こし、動きながら問題を解決するタイプなので、身体を動かさない作業は避けましょう。

細かいルール(規則)が多い仕事

ESTP(起業家)は、規則は破られるために作られている、という考え方をしています。

細かいルール(規則)が多い仕事ではストレスになってしまうので、避けましょう。

細かいルール(規則)が多い仕事の代表例
  • 弁護士
  • 法律家
  • 会計士

上記のような仕事は、法律が細かく定められているので、ひとつひとつを細かく見ていかなければいけません。

ESTP(起業家)は、情熱的でエネルギッシュな上に合理的な性分の持ち主ですが、時々、注意散漫なことも。

規則に乗っ取り業務を行う仕事では、細部にまで注意をそらさないといけないため、「考えるより行動」派で注意散漫になってしまうESTP(起業家)には向いていません。

独りで黙々と行う仕事

協力しながら作業をしたり、リーダーシップをもってみんなを引っ張ったりすることが得意なESTP(起業家)は、独りで黙々と行う仕事には苦痛を感じてしまいます。

独りで黙々と行う仕事の代表例
  • 研究
  • 作家
  • 工場のライン作業

上記のような、独りで黙々と行う仕事は、ESTP(起業家)の良さが発揮されません。

ESTP(起業家)は、周りの人をインスパイアしたり説得したりするのが得意で、リーダー素質のある性格をしています。

自分の周囲の人に影響をもたらし、プラスに働く力があるにもかかわらず、独りで行う作業であれば、無意味になってしまいます。

ESTP(起業家)の人が職場を探す時のポイント

ESTP(起業家)の人が職場を探す時のポイント

ESTP(起業家)の人が職場を探す時のポイントは、「社風」や「会社の方向性」を意識してみることです。

ESTP(起業家)は、協力しながら作業を行うほうが、自分にとってやりやすい環境であるため、チームワークの取れている職場環境か見ることが大切。

インターンシップやOB訪問など、実際に肌に触れて会社の雰囲気を感じ取りましょう。

ESTP(起業家)は、保守的ではなく、挑戦的な思考であるため、会社の事業を伸ばそうと挑戦している会社に向いています。

例えば会社の方向性が保守的であれば、ひとつの事業を行うまでに何度もチェックし、行動するまでに時間がかかってしまうでしょう。

今の一瞬を大切に、すぐに行動してしまうESTP(起業家)の考え方と、会社の方向性が一致しないので、力が発揮できません。

逆にベンチャー企業のような、どんどん新しいことにチャレンジしていくような企業であれば、ESTP(起業家)とマッチしているので、「会社の方向性」と自分が合っているかに注目して職場を選んでみましょう。

さいごに

今回は「ESTP(起業家)」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

記事の内容を簡単にまとめます。

記事のまとめ
  • ESTPは行動力やリーダーシップに長けている。
  • 思ったことをすぐに言葉にしてしまうことが時に弱みとなる。
  • クリエイティブな思考やリーダーシップを活かせる仕事がおすすめ。
  • ESTPにおすすめの職業は5つ。
  • デスクワークや独りで行う仕事には適していない。
  • 社風など「職場環境」を事前に把握することが重要。

 自分に合った仕事を選ぶためには、自分の性格を知り、強みを活かせることが大切です。

ESTPの人は、自分の性格の特徴を理解した上で、仕事選びに役立ててください。

なお「起業家」と呼ばれるESTPの人は将来的に「起業」や「独立」を考えていることもあるかと思いますので、下記記事も参考にしてみてください。

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