服装自由・私服で働ける仕事おすすめ10選と仕事の探し方

2024/9/27更新

はじめに

正社員として働く場合、多くの職場でスーツの着用が必須です。

しかし、スーツは窮屈で暑苦しいというイメージを持っていて、できれば自由な服装で仕事をしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、以下のような疑問を持つ就活生を対象としています。

対象の読者
  • 自由な服装で働ける仕事は何?
  • 自由な服装で働ける仕事のメリットとデメリットは?
  • 自由な服装で働ける仕事の探し方は?

この記事では、私服で働ける仕事についてご紹介します。

私服で働ける仕事にどんな職業があるのか、またメリットやデメリット、仕事の探し方について理解が深まりますので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、私服で面接に来るよう指定された際の対処法を以下の記事で解説しています。

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服装自由・私服で働ける仕事おすすめ10選

服装自由・私服で働ける仕事おすすめ10選

近年、在宅ワークも増えてきており、働き方が昔と比べて多様化しています。

ここでは、主に私服で働ける仕事を10選紹介します。

なお、実際に私服で働けるかを、応募条件や面接の際などに必ず確認しましょう。

①システムエンジニア

エンジニアは、IT業界においてニーズの高い職種です。

エンジニアにもさまざまな仕事があり、なかでもシステムエンジニアはシステム開発に大きく関わります。

仕事内容としては、クライアントから要望を聞き、それに沿った仕様を決めたりシステムの設計をしたりします。

基本的にプログラミングを担当することはあまりありませんが、システム設計の際にプログラミングの知識があるとよいでしょう。

実力主義の職種なので、技術力が重要視されます。

PC作業がメインであるため、業務に服装が影響することはほとんどありません。

そのため、私服がOKな会社は多いでしょう。

②インフラエンジニア

インフラエンジニアは企業や組織のITインフラを設計、構築、運用、保守などを行う仕事です。

一般の人が普段使うサービスに直接関わる仕事ではないため、イメージが湧かない人もいるかもしれませんが、ITシステムの基盤を扱う職種で社会生活に重要な役割を果たしています。

サーバーに特化したサーバーエンジニアや、ネットワークに特化したネットワークエンジニアが代表的な職種です。

技術の進化とともに、求められるスキルも多様化しており、勉強を続ける必要があります。

システムエンジニアと同じように、服装は自由である職場が多いです。

③webデザイナー・webライター

webデザイナーは、クライアントから要望を聞いて、webサイトやランディングページ・バナーなどのデザインをする仕事です。

webライターは、主にクライアントから依頼されたテーマやジャンルに基づいてリサーチをして、webサイトに載せる記事を書く仕事です。

両方ともPCを使ってweb上で作業する仕事がメインとなります。

どちらもスキルは必要ですが、webデザイナーは基本的なプログラミング言語を習得する必要があります。

webライターは、未経験でも案件を受けながらスキルを身につけられるので、webデザイナーより比較的仕事を始めやすいでしょう。

なお、基本的には対面の接客がないので服装は自由であることが多く、ネット環境さえあれば在宅勤務や在宅ワークが可能です。

webデザイナー・webライターは、副業やフリーランスにも人気の仕事です。

④ネットショップ運営

ネットショップとは、いわゆるネットで買い物ができる通販サイトのことを指します。

ECサイトとも呼ばれ、それを運営する仕事です。

業務は、受注・電話やメールでのお客様対応・入荷・納品・企画など幅広いです。

EC市場規模は年々増加傾向にあるため、ネットショップ運営は将来性のあるビジネスだといえます。

扱う商品やサービス次第では大きく稼ぐことも不可能ではありません。

また、個人でも運営することができるので、在宅ワークが可能です。

フリーランスであれば、顧客やクライアントと顔を合わせることはなく、自由な服装で働くことができます。

会社員だとしても、リモートワークができる職種のため、自由な服装で仕事ができる可能性が高いでしょう。

⑤事務職

事務職は、基本的に会社内でのデスクワークが中心の職種です。

社内のサポート業務がメインで、ノルマもほとんどありません。

主に書類の作成・処理やデータ入力といった定型業務を決まった手順で行うので、マニュアル化もされています。

電話対応や郵便物の発送・仕分けなども行います。

ほかの仕事と比べて残業が短いのも魅力です。

服装に関しては、来客対応を含む一般事務の場合だと、制服や服装の決まりがあることが多いものの、経理事務や総務などであれば、社内から出ることがほとんどないので、服装自由で働ける職場もあります。

⑥インサイドセールス

インサイドセールスとは、新しいタイプの内勤型営業手法のことで、商談や提案の前に非対面で行う営業活動を指します。

一般的な営業と違って外回りはなく、見込み客に対して主に電話やメール、web会議システムなど非対面で営業活動を行います。

会社にいながら営業活動が行えるため、スピード感のあるアプローチや効率的な営業活動ができます。

そのため、服装自由で私服で働ける可能性が高い仕事です。

営業といえばスーツのイメージが強いので、インサイドセールスはネット社会の恩恵を受けた仕事だといえるかもしれませんね。

⑦編集者

雑誌や書籍など出版物の編集を行う仕事です。

企画・アイデア出し、著者への原稿執筆依頼・管理など出版に関する仕事を幅広く行います。

特にライター・著者と信頼関係を築き、密にコミュニケーションを取ることが重要な仕事です。

適切なフィードバックや方向性を提示することで、コンテンツの質を高めることができます。

ほかにはプロジェクト全体の進行管理やライター・著者のスケジュール調整も行います。

コミュニケーション能力や管理能力などが必要となる仕事です。

仕事は大変ですが、服装は自由であるケースがほとんどです。

⑧研究開発職

研究開発職とは、主に製造業の会社やバイオテクノロジー企業などで、製品実用化のベースとなる基礎研究や応用研究を行う職種です。

基本、日々研究を行うのが仕事なので服装が自由であるところが多いですが、社外の人と打ち合わせや仕事をする場合には、ある程度決められた服装を求められることはあるかもしれません。

基本的には服装の自由度は高い仕事だといえます。

⑨美容師

美容師は、容姿を美しくする専門職です。

国家試験である美容師免許を取得する必要があります。

美容室の多くは制服がなく、仕事着は私服です。

服装も髪型も自由なため、おしゃれで個性的な人が多く、「美容」に携わる職業として流行にも敏感です。 

職業柄、髪型や服装に制限がない分、お客様に失礼のないように服装にはとても気を使いますが、業務に支障のない動きやすい服装であれば問題ありません。

私服で働ける仕事としておすすめの1つであり、若い世代に人気の職種です。

⑩ネイリスト

ネイリストはお客様の爪を美しくするため、爪をケアしたり、デザインしたりする仕事です。

お客様が来店したらカウンセリングを行い、要望を聞いた上、デザインやケア方法を提案します。

施術中の会話や接客態度も重要なので、技術だけではなく、コミュニケーション能力も必要です。

流行りの爪のデザインを把握しておかなければいけないので、ファッションやネイルの最新トレンドのチェックが欠かせません。

服装自由で働ける店が多いのが特徴です。

なお、職場見学の際の服装について以下の記事で解説しています。

服装自由・私服で働ける仕事に多い3つの特徴

服装自由・私服で働ける仕事に多い3つの特徴

私服で働ける仕事を調べていると、共通する特徴が見られます。

ここでは、私服で働ける仕事に多い3つの特徴について紹介します。

①内勤の仕事

内勤とは、主に社内でのデスクワークが中心となる仕事を指します。

具体的には、以下のような職種が該当します。

デスクワークが中心の職種
  • 総務・人事・企画といった事務職
  • システムエンジニア・プログラマーのような技術職
  • 商品・サービスの開発に携わる研究開発職

これらの職種は顧客との直接的な対面が少ないため、服装の自由度が比較的高い傾向にあります。

②創造性のある仕事

創造性のある仕事は、web関連・デザイン・アートなどに関わる仕事です。

具体的には、以下のような職種が該当します。

創造性のある職種
  • webデザイナー
  • webライターやエンジニア
  • プログラマーなど

近年、急激にIT・web業界が拡大しているので、需要は高まっているといえます。

これらの職種の多くはリモートワークも可能なので、服装の自由度を高める要因となっています。

③お客様と直接対面しない仕事

お客様と直接対面しない仕事は服装が自由な場合が多いです。

具体的には、以下のような職種が該当します。

お客様と直接対面しない職種
  • カスタマーサポート
  • データ入力・データ分析
  • 動画編集者

お客様と直接対面しない仕事は、主にネットやメールなどを使用して業務を行うので、服装に縛られず自由に働ける企業が多いです。

特に在宅勤務であれば私服が基本です。

服装自由・私服で働ける仕事の自由度は?

「服装自由」「私服でOK」といっても、どこまで自由なのか迷う人もいるかもしれませんね。

募集要項や求人で書かれていたとしても、それぞれの会社で「自由」の定義が違うので、ある程度一般常識から外れない服装をすることが必要です。

会社で服装規定があるなら、それを熟読しておかねばなりません。

服装規定がない場合は、清潔感がある服装、落ち着いた色合いの服装を基本としておくとよいでしょう。

露出が多すぎるものや、周りの人が不快に思うような服装は、注意される可能性が高いです。

私服でもよいとはいえ、TPOをわきまえた服装が求められることを覚えておきましょう。

なお、就活生の中にはスーツを着ることに抵抗がある人もいます。

スーツに対して「自由がない」「窮屈で暑い」「堅苦しく感じる」といったマイナスイメージがあるためです。

また、スーツは基本的に自宅で洗濯できないので、クリーニングに出す必要があり、費用や手間がかかるもの。

こういったスーツに対する負のイメージを持っている人は、私服で自由に働きたいと考える傾向にあります。

下記の記事ではインターン面接の服装について解説しています。

服装自由・私服で働ける仕事のメリットとデメリット

私服で働ける仕事にはメリットとデメリットがあります。

ここでは、メリットとデメリットの要点を挙げて説明します。

服装自由・私服で働ける仕事のメリット

メリット
  • おしゃれを楽しむことができる
  • スーツや決められた制服を着なくてもいい
  • 着替える手間がない 

私服で働ける仕事のメリットは、第一に、自分好みのおしゃれを楽しめる点です。

好きなファッションで働けると気分が上がるもの。

たとえば、季節やトレンドに合わせたコーディネートを考える楽しさや、気分に合わせた服装を選ぶことで、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。

おしゃれに敏感な人にとって、自分らしい服装で働けることは非常に魅力的に感じます。

そして、堅苦しいスーツや制服を着る必要がないので、気が楽です。

また、出退勤時に着替える手間がないので時短になります。

仕事にすぐ取り掛かれたり、仕事を終えた後に気軽に出かけられたりするのもメリットです。

服装自由・私服で働ける仕事のデメリット

デメリット
  • 服選びをしなければならない
  • 私服にお金がかかる
  • 周りに気を遣う

私服で働ける仕事のデメリットとして、まず挙げられるのは毎日何を着ていくかを考えなければならない点です。

スーツや作業着のように決まった制服があるなら毎日同じ服装でもよいですが、私服の場合はその日の天気や仕事内容、職場の雰囲気に合わせてコーディネートを考える必要があり、これを負担に感じる人もいます。

特に朝の忙しい時間帯に服を選ぶことにストレスを感じる人も多いかもしれませんね。

また、私服でオシャレを楽しむとなると、それなりにお金もかかります。

頻繁に新しい服を買ったり、季節に合った服を揃えたりするために予想以上の出費がかさむこともあるでしょう。

服装自由・私服で働ける仕事の3つの探し方

服装自由・私服で働ける仕事の3つの探し方

私服で働ける仕事を探したい!という人はどこで探せば見つかるのでしょうか。

ここでは、私服で働ける仕事の3つの探し方を紹介します。

①就職エージェントに紹介してもらう

私服で働ける仕事を探すには、就職エージェントを利用する方法があります。

就職エージェントは求人紹介や就職に関するさまざまなサポートを行っており、基本的に無料で手厚いサポートを受けられます。

就職エージェントでは、自分の希望に合った仕事を紹介してもらうことが可能です。

たとえば、「服装が自由な仕事がしたい」「私服で働きたい」と具体的な希望を担当者に伝えることで、そのニーズに合った職種や企業を重点的に紹介してもらえます。

就職エージェントは数多くあるので、比較検討してから選ぶとよいでしょう。

選ぶ際のポイントとしては、求人の質と量、サポートの充実度、過去の実績、口コミなどが挙げられます。

就職エージェントを利用する際は、全てを任せるのではなく、自身も積極的に情報収集や自己分析を行うことが大切です。

②求人サイトで検索する

求人サイトでも、私服で働ける仕事を探すことができます。

企業が運営する求人サイトでは、自分で検索する際に希望条件を絞り込むことができるので、服装の希望条件について絞り込めば、簡単に私服で働ける仕事を見つけられます。

求人サイトは、会員登録をすれば利用でき、気軽に仕事を探せるでしょう。

③応募・面接の際に確認する

私服で働くことが可能であることを確認する確実な方法は、応募や面接の際に担当者に直接聞くことです。

求人の条件に「服装自由」「私服OK」と書かれていても、どこまで自由なのか、職場では皆がどんな服装で働いているのかわからないからです。

面接時に、実際に働いている人達の服装をチェックしておくのもよいでしょう。

さいごに

スーツではなく、自分の好きな服で働くことができれば、のびのびと仕事ができます。

近年、IT業界など直接顧客と接することが少ない業界を中心に、私服OKである職場も増えています。

私服で働くことに強いこだわりがある人は、この記事で紹介した職種を参考に仕事を選ぶとよいでしょう。

私服で働けると、スーツの窮屈さや堅苦しさから解放される、というメリットがあります。

一方、毎日違う服を着なければいけないので、費用がかかったり、ファッションに気を遣うことに負担を感じたりする場合もあるでしょう。

総合的に考えて、自分にとってベストな選択をする必要があります。

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