就職全落ち特徴する人の特徴は?全落ちしないための方法

就職全落ち特徴する人の特徴は?全落ちしないための方法

2023年8月23日更新

はじめに

就職活動において志望している企業、全て落ちてしまうなんてことは必ずしもないとは限りません。

進路が決まらず時間が経過していくと不安や恐怖が募る一方でしょう。

全落ちしてしまった際には、あなたご自身が否定されたような感覚に陥り、モチベーションが低下してしまうかもしれません。

 

そのような経験をしないように、就職活動をするにあたって対策を練ることは欠かせません。

 

希望通りにコマを進められるように、就活で全落ちしてしまう人の特徴、そうならないためのコツ、事前準備について解説していきます。

順を追って説明します、一緒に見ていきましょう。

 

~目次~

就活における全落ちとは

就活で全落ちしてしまう人の特徴

全落ちを避けるべく事前準備

まとめ



就活における全落ちとは

就活において“全落ち”という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。

文字通り、エントリーした企業全て落ちるという解釈で合っています。

 

しかし、全落ちと言っても時期によって状況は少し変わってきます。

時期は大学4年生の6月以前と、大学4年生の6月以降の2つに分けられます。

 

前者の大学4年生の6月以前では、就活の前半に当たります。

大学3年生の3月から情報解禁が始まり、様々な企業へのエントリーが始まります。

そのため、大学4年生6月以前という割と早い前半戦にてエントリーした企業の持ち駒がなくなってしまっている状況は全落ちしたと言えます。

初の就活で思うような結果が出ないと精神的に不安定になるかもしれませんが、諦めるにはまだ早すぎです。

この時期では、まだまだこれからエントリーできる企業は多く残っているため、粘り強く頑張りましょう。

 

つぎに、後者の大学4年生の6月以降では、就活の後半に当たります。

就活前半時期にて全落ちしてしまっても、あだ内定を目指そうという気持ちになれるものの、就活後半にかけて全落ちしてしまうと絶望感を味わい、先がまったく読めなくなり投げ出したくなる方がいらっしゃるかもしれません。

エントリーできる企業がどんどん減っていく一方で時間もどんどん経過していき、不安や恐怖を感じる気持ちは分かります。

ただ、この就活後半であっても諦めるのはまだまだ早いでしょう。

 

企業によっては、年間を通じて学生を募集しているところがあります。

調べれば情報はあり溢れているため、チャンスを逃さないようにしましょう。

就職できる企業は1つしかありません。

進路を決める先やタイミングは人それぞれです。

周りの人たちと就活進度を比較してしまうことがあると思いますが、就活は自分次第です。

人と比較して気持ちを左右されるよりも、あなたご自身がやるべきことに着目して淡々と就活に励むことをおすすめします。

 

以上のように、就活に全落ちと言っても時期によって状況が異なることが分かりました。

時期が遅ければ遅い分だけ、エントリーできる企業数が減少していくことは事実ですが、情報収集をしっかりすることで、エントリーできる企業は存在します。

最後まで諦めることなく、やり抜きましょう。

 

就活で全落ちしてしまう人の特徴

就活に励んでいても、どうしても全落ちしてしまう方はいらっしゃいます。

 

ここでは、そのようになってしまう事例の特徴をピックアップして紹介していきます。

どのような特徴があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

①エントリー数が少なすぎる、または絞り込みすぎ

エントリー数を絞りすぎてしまっている場合、全落ちしてしまう可能性は必然的に高まります。

応募した企業数自体が少ないことで、選考を進めていく母数が減少し、内定がゼロになる危険性が高まります。

志望している業界や業種が決まっている方は、他の業界の企業にはエントリーしないことがあると思いますが、絞りすぎてエントリー数が少なすぎるとリスクが生じてしまうことがあります。

 

やみくもにエントリーする必要性はありませんが、ある程度のエントリー数は必要でしょう。

学生の平均的なエントリー数は20社前後と言われています。

時間は有限です。

あまり多くの企業に手を出しすぎても対策を練る時間が少なくなってしまいます。

 

ご自身の考えや都合に合わせて何社にエントリーするのかという限度について考えておくことも、就活対策に1つになるかもしれません。

 

②大手や有名企業などの就職難易度の高い企業を受けている

大手企業あるいは有名企業など多くの学生が志望している企業は、人気があることから必然的に選考倍率が高くなる傾向があります。

また、そのような名の知れた企業であると合格水準が高い企業であることや、選考フローが多い企業、選考にあたっての基準が高い企業などあります。

上記の理由からも、内定をもらえる可能性が他の企業と比べると低いと言えるでしょう。

大手企業や有名企業を軸にした就活を行っているとレベルが高いため、全落ちになってしまう可能性が高くなります。

ブランド力のある企業は、キラキラ見え憧れる気持ちは分かりますが、企業名のみで勝負すると難しい部分もあります。

 

あなたご自身がやりたいことに重視した就活を励むことをおすすめします。

 

③基本的な選考対策ができていない

当たり前の話ですが、基本的な選考の対策が練れていないと内定まで辿りつける可能性は減少します。

筆記試験対策、業界・企業研究、面接対策の準備は決して怠ってはいけません。

業界・企業研究を行わずに面接に臨む就活生が実際にいるそうです。

そのような姿勢では、採用側はこれから一緒に働いていきたいとは思えないと考えられるはずです。

 

また、それ以前に、就活マナーを守れていない場合は、更に内定に繋げることは難しいと言えるでしょう。

第一印象は大事な要素になります。

身だしなみ、清潔感、言葉遣いなどやるべきことは多岐にわたりますが、1つずつ着実に準備をしておきましょう。

 

④業界・業種がばらばら

先ほど解説した業界・業種を絞りすぎている場合とは対照的に業界・業種がばらばら過ぎても、どの選考にも受からずに全落ちしてしまう危険性があります。

就活軸が決まっておらず、目についた求人を手あたり次第で応募している方は、この業界・業種がばらばらに該当しているでしょう。

 

面接時には、就活の軸を聞かれることが鉄板です。

その際に、浅い回答しかできず望んでいる結果は得られないでしょう。

その場で考えたことを言っても、深堀をされたら採用側は簡単に相手を見抜くでしょう。

 

就活の軸をしっかりと定め、業界・業種を絞りすぎず、絞らなさすぎずに基準を決めて就活に臨みましょう。

 

⑤自己分析ができていない

就活の基本とも言える自己分析ができていない場合も、就活で全落ちしてしまう可能性があります。

自己分析ができていないと、やりたいことや将来像が不明確なため、準備不足や応募先である企業とのミスマッチに繋がってしまいます。

そのほかに、自己分析ができていないと選考において自分自身の強みなどうまく伝えることができずに、採用者からも評価をされにくくなります。

 

自己分析も就活では大事な要素になるため、おろそかにせず、しっかりと考えるようにしましょう。

 

⑥選考フェーズごとの対策ができていない

就活では、書類選考、適性検査、一次面接、二次面接、三次面接以降の過程を経て最終面接などを受験するといった様々なフェーズがあります。

この選考過程があることから、単に就活全落ちと言っても、人それぞれで落ちてしまう選考フェーズが異なります。

 

落ちてしまった際には、どこのフェーズにて何が良くなかったのかを分析をすることが大事になります。

そこの対策をしないと、違った企業でも同じような理由で選考が進まなくなる可能性が生じてしまいます。

 

このように、選考フェーズごとの対策ができていないと、それまでの選考をスムーズに突破できたとしても落ちてしまい、結果的には全落ちに繋げってしまうこととがあるはずです。

 

⑦コミュニケーション力が不足している

就職活動において全落ちしてしまう方の中には、グループディスカッションや面接でうまく発言できないなどコミュニケーション能力不足してしまっている傾向があります。

 

就活の過程のみならず就職してからも業務の内容を指示されるなどコミュニケーションは必須になります。

入社後からもコミュニケーション能力は求められるため、選考時には採用側は質問に対して的確に回答できるのか否か就活生にコミュニケーション能力をチェックします。

 

グループディスカッションにおいては、単にたくさん発言することがコミュニケーション能力不足しているわけではないという訳ではありません。

そこで求められるコミュニケーション能力は、面接官や周囲の就活生が話していることを的確に理解して、それに対して分かりやすく回答できることです。

 

自分自身をアピールしたいがゆえに、相手のことを考慮せず長々と話すことや相手の発言機会を奪ってまで積極的に発言することは避けるべきです。

発言量が少なすぎる、あるいは多すぎずということがないように、その場の雰囲気を読んで回答する立ち回りを可能な限り意識して臨みましょう。

 

⑧企業が求めている人物像と適していない

たとえ優秀な就活生であっても、企業が求めている人物像とかけ離れすぎていると、採用されることは難しいと言えます。

よって、ご自身の適正と相性の悪い企業をエントリーしていることや、企業に対するアピールの方向性が合っていないと選考通過が難しくなります。

 

自分自身と企業の両方を理解して、企業がどのような人材を求めているのか、または自分にはどのような企業が合っているのかを考えてアピールする必要があるでしょう。

企業が求めている人材に関しては、それぞれの企業のHPにて求めている人材を記載されていることが多々あります。

1つの基準にもなるため、怠らずにそこの確認をすることをおすすめします。

 

以上のように、就活で全落ちしてしまう特徴について8つ紹介させていただきました。

これらすべてを解消することで選考をスムーズに行える可能性が高くなることでしょう。

 

先ほども申し上げましたが、万が一、全落ちしてしまってもチャンスはまだあります。

簡単に諦めることなく粘り強く就活に励むことが内定をゲットできる肝です。

 

全落ちを避けるべく事前準備

就活をするにあたり、誰しもがスムーズに内定をもらいたいと考えるでしょう。

では、全落ちをできるだけ避ける事前準備はどのようなことがあると考えますか。

 

就職の全落ちを防ぐサポートを受けてみる方法があります。

 

①大学の就職課

大学にある就職課では、大学生が就活を行う際に様々な手厚いサポートを行っています。

 

履歴書の作成・添削や面接練習やアドバイスといったサポートを受けることができます。

また、就職課では、企業との就職イベントやインターンシップの情報提供や実際にそこで参加できるイベント等を提供してくれます。

就職課の方と相談しながら一緒にイベントやインターンシップの概要を知ることができるメリットがあります。

 

こちらの就職課は、大学内に設置されているため、学生は気軽に就職について悩みや相談することができます。

就活時期が近づくに連れて就職課を利用する学生が増加するため、あらかじめ予約をするようにしましょう。

早い時期から相談に行っている学生は想像以上に多くいます。

 

早めに活用してはいかがでしょうか。

 

②就活エージェント

就活エージェントは、就活を支援することに特化したプロが集まっています。

こちらの就活エージェントは、就職を希望している方が希望する企業や職種を絞り込んで、マッチングする企業を提案してくれます。

企業・職種以外の提案以外にも、自己分析や面接対策におけるアドバイスを客観的かつ的確に行ってくれるため、充実してご自身の長所や短所を見つめ直すことができます。

 

無料で利用できるものがあるため、その中からご自身に適した就活エージェントを選びましょう。

 

就活エージェントが行っている説明会なども開催されているため、そちらに行って雰囲気を肌で感じてから考えてみるのも良いでしょう。

 

③スカウトサイト

スカウトサイトは、自分が希望する企業や職種を絞り込んで、企業からスカウトを受けることができるサービスのことです。

 

登録後にプロフィールなどを記載し、それらが企業の求める人材とマッチすると企業からアクションしてくれることが、スカウトサイトのメリットです。

そうなると、0から書類応募するよりも選考突破確立は高くなります。

 

今まで知らなかった業界からのオファーを受けられる可能性もあるため、視野を広げるきっかけになるでしょう。

 

気になった方はスカウトサイトを活用してみてはいかがでしょうか。

 

全落ちを防ぐ手段は上記のようにいくつかあります。

一人だけでは難しい部分もあるため、心強いモノを活用して就活することをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

これまで、就活における全落ち、全落ちしてしまう特徴、全落ちを避ける事前準備について見てきました。

就活はこれまでの受験とは異なり、規模感が大きくなり、エントリーする人も増えライバルが増えます。

思い描いていた結果と異なることは多々あるでしょう。

そのような際には、現実を受け入れられるかどうかで、その後の行動が大いに変わってきます。

 

あなたご自身の性格をしっかりと把握したうえで、志望する業界・業種・企業を選定していきましょう。

不安なことや、恐怖心はあることは正直な所だと思います。

少しでもそれらを解消して就活に励めるように、大学の就職課や就活エージェント、スカウトサイトなどを活用してみてはいかがでしょうか。

 

本記事を参考にしていただけたら幸いです。



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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。