【面接対策】社長面接の時の社長の呼び方とは?最終選考を突破するためのポイント

【面接対策】社長面接の時の社長の呼び方とは?最終選考を突破するためのポイント

2023年7月31日更新

 

はじめに

就活を始めると、肝になるのは社長面接。選考がうまく進んでも、「社長面接で失敗したらどうしよう…」と思っている人は少なくありません。

心配になる最も大きな理由は、社長面接となると経験できる回数が他の面接より少ないこともあるでしょう。

また、何を対策すべきか、自分の対策が本当に正しいのか、分からないという人も多いのではないでしょうか。

そのため、

「社長面接のとき、社長のことは何て読んだらいいの?」

「そもそもどんなことを意識して、社長面接には臨めば良い?」

このような不安を抱く人は少なくありません。

そこで本記事では、社長面接の時の社長の呼び方をはじめ、注意点や社長面接を突破するためのポイントを詳しくご紹介します。

これから社長面接を控えている人はもちろん、早めに社長面接対策しておきたい人は、ぜひ最後までお読みくださいね。

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社長面接の際の社長の呼び方は?

まず注意すべきは、社長面接の際の「社長の呼び方」です。

こちらでは、代表的な2例をご紹介します。

◯◯社長

最も一般的な呼び方は、「〇〇社長」という呼び方です。

〇〇には社長の名字が入ります。

「名字に”社長”を付けて呼ぶのは失礼にあたるのでは…?」と考える人がいますが、決してそんなことはありません。

“社長”は“~さん”のような敬称と同義のため、名前を呼ぶ際に使っても何ら不思議はないでしょう。

なお、”社長”を付けて呼ぶ際は、”代表取締役社長”などと言う必要はなく、あくまでも”社長”の呼び方に留めるのが一般的ですので注意が必要です。

“代表取締役社長”などと言うのも誤りではありませんが、毎回そう呼ぶと、受け取り手によっては「くどさ」を感じてしまう人がいます。

敬意が伝わることに加え、最もシンプルな呼び名になるよう工夫しましょう。

◯◯様

“社長”という呼び方に抵抗感がある場合、おすすめなのは〇〇様です。

〇〇様という呼び方も、社長に相応しい呼び方ですので確認いただいて問題ありません。

“〇〇様”という呼び方は、丁寧さに欠けるように感じる人がいるかもしれませんが、社長に対しても使用して問題ありません。

むしろ、目の前の人の役職が判断しかねる場合には、〇〇様で統一しておくのが安心です。

迂闊に”〇〇社長”と呼び、実は社長ではなく専務だった、といった誤りがないようにしましょう。

社長の呼び名における注意点

ここまで、社長の呼び方についてご紹介してきました。

では、社長を呼ぶ際に注意するべき点を見ていきましょう。

最も注意すべきは、”社長様”と呼ばないことです。

“社長様”は、社長も様も敬語になるため、二重敬語に該当します。そのため、”社長”・”様”は同時に使わずに、どちらかだけ使うようにしましょう。

また、”〇〇さん”という呼び方は誤りではないものの、”〇〇様”と比較すると、ややカジュアルな印象になるため、社長面接の場では利用しないのが無難です。

なお、これは社長面接のみならず、そのほかの面接時にも基本的には利用しないのがおすすめです。敬語が分からない人だと思われてしまう可能性があります。

したがって、相手の役職に自信がない場合は、基本的には”〇〇様”で統一するのが最も安全策だと言えるでしょう。

社長面接に必要な準備は?

では、社長面接の際にはどのような事前準備が必要なのでしょうか。

特に重要な準備を4点ほどご紹介します。

①社長の名前を事前に把握しておく

社長面接の常識ですが、社長の名前を事前に把握しておくことが重要です。

基本的には、社長面接の際には、面接案内時のメールなどに社長のフルネームが記載されておる場合がほとんどですが、万が一「弊社社長」「弊社代表」などの記載しかない場合は、必ず企業ホームページなどで名前を確認しておきましょう。

なお、どれだけ読み方が簡単そうな名字であったとしても、念のためフリガナまで確認しておくのが安心です。

英語表記しかない場合、例えば「ono」の記載があったとして、「おの」なのか「おおの」なのかは分かりません。

英語はフリガナが揺れる可能性があることを前提に、必ず日本語のフリガナを見つけておくようにしましょう。

②社長以外の役員の名前も把握しておく

社長の名前を把握しておくことはもちろん大切ですが、社長以外の役員の名前も把握しておくことが重要です。

社長面接に他の役員が同席する場合があるほか、社長の話の中に「弊社の役員の〇〇はね…」といった話が出てくるケースは珍しいことではありません。

社長から「〇〇の役職は分かる?」といった質問をされることはないものの、社長の言葉の登場人物は把握しておけた方が、自身の安心材料に繋がります。

面接時の情報として「結局必要なかった…」となるケースは少なくありませんが、念のため役員の情報は確実に把握しておきましょう。

③社長に関連する情報を調べる

企業ホームページはもちろん、名前をインターネット上で検索するなどして、社長に関する情報はある程度収集しておくのがおすすめです。

それだけ小さい企業であっても、社長の情報がひとつも出てこないということはまずありません。

過去のインタビュー記事などを探して、一定の社長の情報は頭に入れておくようにしましょう。

例えば、出身大学はどこか、新卒で入った会社はどこか、どのようにして現在のポジションに就いたのか、経営上大切にしていることは何か…など、社長との会話で活かせそうな内容は全て頭に入れておくことが大切です。

これは新卒の面接に限らず、中途面接を含め、「面接官の情報を事前探っておく」ことは常識であるため、必ず事前に調べるようにしましょう。

④これまでの担当面接官の名前を確認しておく

社長面接は多くの企業の場合、面接の合否を決める最後の面接であることが多いです。

したがって、「これまでは誰に面接された?」などの質問がされてもおかしくありません。

面接の際、必ず面接官は自分の名前を名乗っています。

そのため、その名前を必ず控えておき、社長面接の際にはいつ・誰と面接したかをきちんと説明できる状態をつくっておきましょう。

また、可能であれば面接官の役職も把握しておき、社長との関係性をある程度理解しておくとさらに良いでしょう。

万が一、社長面接までにまだ選考が残っている人の場合、今後は面接終了後すぐに、面接官の名前をどこかにメモすることを習慣化しておくことがおすすめです。

社長面接前に見返せる状態をつくることで、準備時間の短縮を狙いましょう。

社長面接を突破するポイント

準備が完了したら、いざ社長面接です。

どのようなポイントを押さえておけば、社長面接を突破しやすいのでしょうか。

重要なポイントを4点、ご紹介します。

①志望動機を明確にしておく

最も重要なポイントは、志望動機を明確にしておくことです。

もちろん社長面接に至るまでも、ほぼ全ての面接で志望動機に関する質問があったはずです。

社長面接では、その集大成として、面接を通じてブラッシュアップされた志望動機をしっかり伝える必要があります。

「どうしてこの企業に入社したいのか」「なぜ同業他社の他の会社ではなくこの企業なのか」という点を特に強く伝えることで、社長の胸に刺さる可能性は高くなります。

過去の面接と同様の志望動機を並べるのではなく、面接を通じて磨ききった状態の志望動機を話すようにしましょう。

②過去の面接の指摘ポイントは改善しておく

企業によっては、社長面接以前に面接のフィードバックをされる場合があります。

万が一フィードバックをされた場合、それは「社長面接までに改善してきてね」というメッセージである場合がほとんどです。

企業によっては、「次回の社長面接では~~~についてもっとXXXの要素を明確に話してね」などと指示される場合がありますが、そこまで丁寧なフィードバックを行ってくれる会社は稀です。

あくまでも面接のフィードバックとして改善点が伝えられることに留まり、「この改善点をどのように捉えるかはあなた次第」というスタンスの企業がほとんどだと言えるでしょう。

企業にフィードバックをされた場合はただ有難く受け取るのではなく、自身の改善にしっかりとつなげることで、社長面接で合格を勝ち取ることを目指しましょう。

③どのような人物になりたいかを明確にしておく

社長面接でよくある質問のひとつに、「あなたはどのような人物になりたいですか?」というものがあります。

社長目線に立てば、よほど特異な経営方針でない限り、ある程度社員には長く働いてほしいと思う人がほとんどです。

また、そのような社員を見分けるために、「将来に関する質問」は多用されがちです。

したがって、この手の質問は必ずされるという認識のもと、自分なりの回答を用意しておきましょう。

回答の内容は、特に尖っている必要はありません。

あくまでも自分の言葉で、地に足が付いた回答をすることが重要だと覚えておきましょう。

④社長に質問したいことがあればまとめておく

社長面接では、必ずと言っていいほど最後に「私に何か聞きたいことはありますか?」という質問がされます。

もちろん、社長に質問したからと言って、面接の結果が変わることはほとんどありません。

しかし、何も聞かないよりは、積極的に質問できた方が、社長の印象に残る可能性は高いと言えるでしょう。

したがって、社長面接以前に「社長に質問したいこと」をまとめておくのがおすすめです。

この時、すでに社長が外部インタビューなどで回答していることについては、できる限り避けて質問するのがおすすめです。

あくまでも、外部では語られていないことで質問できた方が、社長の心象は良いと言えます。

そのためにも、社長の情報を収集する事前準備を徹底して行うようにしましょう。

よくある質問

では、最後に社長面接に関するよくある質問に回答していきます。

気になる質問がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。

社長面接の前に合否が決まっているというのは本当?

「社長面接の前に、すでに合否は決まっている」という噂を聞いたことはありませんか?

結論からお伝えすると、「そういった場合もないとは言い切れない」でしょう。

企業によっては、新卒面接については社長ではなく人事部長や、人事を管掌している役員の方のパワーが強いことは決して珍しくはありません。

そのため、「この子はほぼ合格だが、念のため最終ジャッジを社長にしてもらおう」と人事が考え、社長面接を行っている場合があります。

しかしこの場合も、厳密に言えば社長面接までに合否が決まっているとまでは言い切れず、「合格の可能性が高い」といった状況に留まるでしょう。

言い換えれば、「この子は社長に不合格にしてもらおう」という状態で社長面接が行われていることはないと言えます。

どのような人であっても、社長面接時には合格の可能性があるため、「自分は大丈夫」「自分はもうだめかも」などと決めつけずに、社長面接に臨むようにしましょう。

社長の名前を間違えてしまった場合はどうする?

完璧に面接をこなせる人はそう多くはありません。

面接中に「回答を噛んでしまった」「一瞬頭が真っ白になって黙ってしまった」など、様々な失敗があるでしょう。

その中でも特にヒヤッとする失敗は、「社長の名前を間違えてしまう」ことではないでしょうか。

人間誰でも失敗することはあるので、「間違った」と気付いた段階で、「〇〇社長、大変失礼いたしました」と、謝罪と訂正を行うべきです。

名前を間違えたからと言って、合否に影響があることはありません。

気付いた段階で適切に訂正し、誠意を見せましょう。

ポイントを押さえて社長面接を突破しよう!

いかがでしたか?

本記事では、社長面接の時の社長の呼び方をはじめ、注意点や社長面接を突破するためのポイントを詳しくご紹介してきました。

社長面接は、選考の最終フェーズにあるために、場数を踏みたくても踏めないという悩みがあるでしょう。

確かに実践練習できる機会は決して多くありませんが、事前準備と、ポイントの確認をしっかり行っておけば何も心配することはありません。

不安な点がある場合は、しっかり準備をすれば良いだけの話です。

過度に不安になりすぎず、しっかりとポイントを押さえて社長面接に臨み、合格を勝ち取りましょう。

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監修者情報

岩本美帆

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社ネオキャリアに新卒入社。
法人営業や採用コンサルティング業務を中心に、転職支援業務のプロジェクトにアサイン。 2年後に自己成長と新しい挑戦を求めてナイモノに転職。 現在は入社3年目のキャリアアドバイザーのリーダーとして、 「人の挑戦を言葉で支援することで成長し続ける」をモットーに活躍している。