人を笑顔にする仕事20選!特徴やメリットデメリットも

人を笑顔にする仕事20選!特徴やメリットデメリットも

2023年7月28日更新

はじめに

人を笑顔にする仕事に就けば、大きなやりがいを感じられます。ここでは、人を笑顔にする仕事を20種類紹介していきます。また、必ず確認しておきたいメリットとデメリット、人を笑顔にする仕事に就く方法などにも触れているので、ぜひ参考にしてください。



人を笑顔にする仕事の特徴とは?

人を笑顔にする仕事は、直接的に人と関わるものと、そうでないものに分けられます。それぞれに特徴があるため、チェックしていきましょう。

直接的に人を笑顔にする

直接的に人を笑顔にする仕事に就くと、日々顧客の笑顔を間近で見られます。なぜなら、顧客と実際に関わって仕事をするからです。具体的には、販売や接客の仕事が挙げられます。

直接的に顧客と関わるため、どんな心理状態でも笑顔を要求されたり、質の高いサービスを期待されたりと、責任が重くなりがちです。一方で、困難を乗り越えた先に見られた顧客の笑顔は、大きなやりがいに繋がるでしょう。

間接的に人を笑顔にする

間接的に人を笑顔にする仕事に就くと、顧客との関わりはほとんどありません。しかしながら、自分の言動や成果がやがて顧客に届き、結果的に人々の笑顔に貢献できることでしょう。具体的には、商品企画やITエンジニアの仕事が挙げられます。

顧客とほとんど直接的に関わらないため、コミュニケーション能力に不安がある人や、やりたいことを突き詰めて取り組みたい人にはうってつけの職業であると言えるでしょう。また、基本的にはどの仕事を選んでも、多かれ少なかれ人を笑顔にできます。モチベーションが高く保てるか不安な人は、自分の仕事がどこの誰を笑顔にしているのかを想像できるようにしてください。



人を笑顔にする仕事20選

ここでは、より直接的に人を笑顔にできる職業にスポットを当てて紹介していきます。

営業職

営業職は、直接顧客と対面して商品を販売したりサービスの契約をしたりできます。目標が高く設定されていたり、顧客のニーズを上手く汲み取れなかったり、困難な場面はいくつもあります。また、責任も大きいと言えるでしょう。

しかしながら、これらの困難を乗り越えて目標を達成したり、顧客の笑顔を見られたり、感謝の言葉を投げかけられたりすることは、大きなやりがいに繋がります。

営業職に向いているのは、コミュニケーション能力がある人、忍耐力がある人、提案力がある人などです。

事務職

事務職は、会社における多種多様な業務を受け持ちます。書類の処理や整理など、目立たない仕事が多い傾向にありますが、事務職の仕事なしでは会社は成り立ちません。たとえば、営業のミスをカバーすべく顧客に電話で謝ったり、気を利かせて業務が円滑に行えるように書類を揃えたりすることが挙げられます。

事務職に向いているのは、コミュニケーション能力がある人、真面目にコツコツ取り組める人などです。

ウェディングプランナー

ウェディングプランナーは、結婚式の企画・運営のサポートを担う仕事です。顧客のニーズを汲み取り、提案と相談を重ねながら数か月かけて寄り添います。そのため、責任が想いけいこうにあります。一方で、結婚式という晴れの舞台を一緒に作りあげていくことは、大きなやりがいになるでしょう。幸せな瞬間であるため、顧客や参加者を笑顔にできる職業です。

ウェディングプランナーに向いているのは、コミュニケーション能力がある人、ルールやマナーを守れる人、物事を冷静沈着に捉えられる人などが挙げられます。

介護職

介護職は、病院や介護福祉施設での勤務や、ホームヘルパーとして自宅に訪問しての勤務などを行う職業です。具体的には、介護が必要な顧客への日常生活サポートが挙げられます。無事に満足のいくサービスが提供できた場合には、顧客から笑顔を獲得できるでしょう。なくてはならない存在であり、高齢化が進む日本において重要な職業です。

介護職に向いているのは、ホスピタリティがある人、忍耐力がある人、人と接するのが好きな人などです。

心理カウンセラー

心理カウンセラーは、心の病気を抱えている人や困っている人にカウンセリングを行ないます。顧客が徐々に良い方向に変化していくよう導ければ、おのずと笑顔をもらえるでしょう。

心理カウンセラーに向いているのは、適切な距離感をとってコミュニケーションを行える人、柔軟性がある人などが挙げられます。

保育士

保育士は、子どもたちを親から預かる職業です。それぞれの家庭にとって唯一無二の存在である子どもの命を預かることは、大きな責任が伴います。一方で、子どもたちが笑顔で楽しそうに遊ぶ様子を見られることは、大きなやりがいです。子どもたちの成長も見守れるでしょう。

保育士には、保育士資格が必要です。向いているのは、体力がある人、忍耐力がある人、感受性の豊かな人などです。

接客業

接客業は、各種ショップにおいて店員となる役割です。具体的には、アパレルショップの店員、百円均一ショップの店員、百貨店の店員などが挙げられます。直接顧客と触れ合い、商品を提案したり相談に乗ったりすることも多いでしょう。顧客と最も近い距離で笑顔を貰える職業であると言えます。

向いているのは、人と接するのが好きな人、聞き上手な人、提案力がある人などです。資格等を必要としないため、比較的なりやすい職業でもあります。

飲食業

飲食業は、レストランなどにおける配膳や調理を行う職業です。外食を行う人の気持ちは、前向きで明るいことが多いでしょう。そうでなくても、美味しい食事や素晴らしいサービスを堪能できて、思わず笑顔がこぼれる顧客も少なくありません。

飲食業に向いているのは、人と接することが好きな人、料理が好きな人などです。料理人やパティシエになるためには、修行が必要です。

旅館・ホテルスタッフ

旅館やホテルで働くスタッフは、人を笑顔にできます。なぜなら、旅行を楽しみに来ている人が大半であるからです。顧客のニーズに合った満足のいくサービスを提供できれば、笑顔を見ることができるでしょう。

旅館・ホテルスタッフに向いているのは、コミュニケーション能力がある人、ホスピタリティがある人、体を動かすのに抵抗がない人などが挙げられます。

テーマパークスタッフ

テーマパークスタッフは、テーマパークにおいて清掃や誘導、接客を行う職業です。テーマパークに来る人々は、楽しみに来ているのがほとんどです。そのため、顧客から笑顔を貰いやすい仕事でしょう。

テーマパークのスタッフに向いているのは、コミュニケーション能力がある人、細かな気遣いができる人、忍耐力がある人などです。

イベントプランナー

イベントプランナーは、様々なイベントの企画・準備・運営を行う職業です。たとえば、セミナー、イベント、講演会、コンサート、展示会などが挙げられます。イベントプランナーはイベントの始めから終わりまで一貫したサポートを必要とされます。また、美術・音響・照明などの各スタッフとの連携も求められます。このように大変な仕事ですが、1つのイベントをやり遂げた時の達成感は、何にも代えがたいやりがいとなるでしょう。この仕事では、イベント参加者だけでなく、スタッフ全員を笑顔にすることができます。

イベントプランナーに向いているのは、協調性がある人、リーダーシップがある人、コミュニケーション能力がある人などです。

看護師

看護師は、病院やクリニックなどで医師のサポートを行う職業です。たとえば、採血、血圧測定、入院患者の身の回りのお世話などが挙げられます。患者に寄り添ってサポートするため、人を笑顔にできる仕事であると言えるでしょう。

看護師に向いているのは、ホスピタリティがある人、コミュニケーション能力がある人、チームプレイが得意な人などです。なお、看護師になるためには、資格が必要です。

美容師

美容師は、顧客の髪をカットする、染める、パーマをかける、セットをするなどのサービスを提供する仕事です。髪を整えると、気持ちを切り替えられたり、自分に自信が持ててポジティブになれたりします。そのため、顧客を笑顔にできる仕事であると言えるでしょう。

美容師に向いているのは、立ち仕事が得意な人、コミュニケーション能力が高い人などです。また、美容師になるには美容師国家資格が必要となっています。

塾講師

塾講師は、生徒の勉強をサポートする職業です。多くは、志望の高校や大学に向けて受験勉強に取り組むでしょう。無事に志望校へ合格させることができれば、生徒を笑顔にできるでしょう。

塾講師に向いているのは、教えることが好きな人、根気強い人、面倒見が良い人などが挙げられます。

スポーツインストラクター

スポーツインストラクターは、スポーツに関する知識・技術のサポートを行う職業です。顧客の目標に向けて共に努力し、成果が表れた場合は、顧客の笑顔が見られることでしょう。たとえば、顧客に合ったオリジナルの運動メニューを考案することなどが挙げられます。

スポーツインストラクターに向いているのは、スポーツが好きな人、心身共に健康である人、まめに教えられる人などが挙げられます。スポーツインストラクターになるために、特に資格は必要ありません。

キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーは、転職者や第二新卒者などの就職活動をサポートする仕事です。顧客のニーズを探るために面談を行ない、適性にマッチしそうな求人を紹介します。また、面接対策やフォローなど、就職できるまでサービス提供を続けます。そのため、顧客の就職が決まれれば、顧客を笑顔にできると言えるでしょう。

キャリアドバイザーに向いているのは、コミュニケーション能力がある人、常に新しい情報を追うのが好きな人などです。

学校教諭

学校教諭は、子どもたちの生活をサポートし、授業を提供する職業です。学校は多くの子どもにとって、生活の中心です。楽しい授業を展開できた時や子どもが成長できた時には、子どもの笑顔を見られるでしょう。

学校教諭に向いている人は、コミュニケーション能力がある人、教えることが好きな人、忍耐力がある人などです。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは、出発から帰着までの全てをサポートする仕事です。顧客のスケジュールを適切に管理し、満足度の高い旅を提供できれば、より多くの人を笑顔にできるでしょう。

ツアーコンダクターに向いているのは、常に新しい情報を追える人、人と接するのが好きな人、動くのが好きな人などです。また、語学力があればなお良いとされています。

歯科衛生士

歯科衛生士は、主に歯医者に勤め、患者の歯にまつわるケアを施します。歯は、食べ物を美味しく食べることに密接につながります。そのため、顧客の笑顔を見やすい職業と言えるでしょう。

歯科衛生士になるためには、資格が必要です。向いているのは、ホスピタリティがある人、細かな作業が得意な人などです。

医師

医師は、病院やクリニックなどに勤め、患者に治療を行う職業です。病気になると、誰もが不安に駆られます。治療を行う過程で、不安が払しょくされたり健康的な生活を送れるようになったりすると、患者の笑顔が見られるでしょう。

医師になるためには国家資格が必要ですが、やりがいは大きいと言えます。向いているのは、忍耐力がある人、コミュニケーション能力がある人、常に勉強を続けられる人などです。



人を笑顔にする仕事のメリットとデメリット

人を笑顔にする仕事には、メリットばかりでなくデメリットもあります。正しく理解して、就職を目指しましょう。

メリット

人を笑顔にする仕事のメリットは、やりがいがあること、専門スキルが身につくことの2点です。

やりがいがあることで、それがモチベーションになるため長く続けられるかもしれません。また、専門スキルを必要とする職業が多いため、転職や起業などの選択も可能です。

デメリット

人を笑顔にする仕事のデメリットは、どんな時でも笑顔が求められること、クレームに直接対応しなければならない場合もあることの2点です。

プライベートでどんな不幸なことがあっても、調子が良くなくても、常に明るく笑顔でふるまうことが必要とされます。また、顧客により密接に関わるため、クレームを直接受ける機会も多くなってしまいがちです。

これらのデメリットがストレスになってしまう人には、間接的に人を笑顔にする仕事の方を選ぶのをお勧めします。なぜなら、直接顧客と触れ合う機会がほとんどないからです。

 

人を笑顔にする仕事に就くためには

人を笑顔にする仕事に就くためには、事前準備が必要です。以下に、それぞれについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

適性の確認をする

まずは適性の確認をしましょう。基本の自己分析と企業研究をしっかり行ってください。直接的に人を笑顔にする仕事を目指す場合は、人あたりの良さやコミュニケーション能力が必要となってきます。顧客だけではなく、自分自身も笑顔になれるかどうかを考えてみてください。

志望動機の伝え方を工夫する

志望動機の伝え方には、工夫が必要です。なぜなら、「人を笑顔にしたい」だけでは動機が曖昧すぎるからです。なぜ人を笑顔にしたいのか、具体的なエピソードを添えて説明すべきです。



人を笑顔にする仕事はたくさんある!よく吟味しよう

ここまで、人を笑顔にする仕事について、特徴、仕事紹介、メリットデメリット、就職の方法などを見てきました。人を笑顔にする仕事は、多くあります。そのため、自分のやりたいことや適性をよく見極めて見定める必要があります。ぜひこの記事を参考に、志望動機を練ってみてください。

 

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監修者情報

近藤明弘

キャリアアドバイザー

株式会社ニトリに新卒入社。
個人売率ランキングでは全国で10位に入賞するなど、多くの成果を生み出してきた。 2021年より株式会社ナイモノにジョイン。 リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)の経験を持ち、現在はCAとして急成長中。