【新しい可能性】大学3年生がインターンを蹴る理由と5つの対策法

【新しい可能性】大学3年生がインターンを蹴る理由と5つの対策法

2023年5月28日更新

はじめに

大学3年生になって、インターンシップ(以下、インターン)に行こうか行くまいか、迷っていませんか?

 

もちろん、インターンは重要ですが、必ずしも行かなくてはならないイベントではありません。

 

それは他に目指すべき目標があったり、家庭的な事情が関与したりと、本人の目標や状況により有意義さが変わってくるからです。

 

本記事では、インターンのメリットとデメリット、さらにインターンに行かない場合のメリットとデメリットをまずは解説していきます。

 

そのうえで、インターンに行かないと決めた場合に必須の対策法も5つ公開します。

 

10分ぐらいでインターンに参加するかしないかの腹が決まると思いますので、最後まで一気にお読みくださいね。

 

インターンのメリットとデメリット

何かを選択する場合、比較考量しないと決められないので、まずはインターンに参加することで得られるメリットを紹介します。

インターンのメリット
①経験とスキルの獲得
インターンでは実際の業務に携わりながら、現場での経験を積めますので、専門知識や実務スキルを身につけるチャンスがあります。

また、チームでの協働やコミュニケーション能力の向上、問題解決能力やリーダーシップの養成なども期待できます。

さらに、インターンで得た経験とスキルは、選考のアピール材料としても活用できますね。

②実践的な業務の実体験
実際の業務に参加することで、理論だけでは得られない実践的な経験を積めます。

要は、現場での業務に携わりながら、業界や職種の実態を体験できるわけです。

また、業務の効率化や改善提案など、自身のアイデアや発想を実際の業務に反映させる機会も得られるので、自己成長とともに実務能力の向上も期待できますね。

さらに、実務経験を通じて得た業界の洞察力や業務ノウハウは、就活で大きなアドバンテージとなるでしょう。

③就活におけるアピールポイント
インターンでの実務経験とスキルの獲得、業界洞察力、自己成長とチームワークの向上などは、実際の選考でアピールできますね。

これらの要素をうまく絡めることで、企業からの評価や内定獲得の可能性を高められるわけです。

④ネットワーキングの機会
業界や企業の現場で働くことで、多くの専門家や同僚との関わりが生まれます。

プロフェッショナルな人々との交流やコミュニケーションを通じて、貴重なつながりを築け、情報や機会の共有、相互の支援やアドバイスを受けることができます。

また、インターン先の社員や上司との良好な関係を築くことで、将来的な内定やキャリアパスのチャンスを得る可能性も高まります。

このようにネットワーキングは就活やキャリア形成において強力な武器となり、自身の成長とキャリアの発展に寄与することでしょう。

 

インターンのデメリット

次にインターンに行くデメリットもありますので、併せて押さえておきましょう。

①時間と費用の面での負担
まず、インターンに参加するには時間的なコミットメントが必要です。

 

通常は数週間から数か月にわたる期間が設定され、その間は学業や他の活動との両立に努めなければなりません。

 

また、インターンは非給与の場合が一般的であり、自己負担や交通費、食事代などの費用が発生する場合があります。

 

さらに、遠隔地への通勤や宿泊費用なども発生する可能性があります。

 

このようにインターンのメリットの裏側で、時間的な制約や費用の負担が生じることを考慮しておかないといけないですね。

②将来のキャリアとの関連性が薄い場合の効果は限定的
もしインターンの内容や業務が自身の専攻や将来のキャリアに直接関連していない場合は、その効果が限定されます。

 

このような場合、将来の就活やキャリア形成において、インターンの経験が直接的なアピールポイントとなることは難しいかもしれません。

 

ただし、成長や経験の幅広さ、人間関係の構築など他の価値を見出すことは可能です。

 

インターンの選択にあたっては、自身の専攻やキャリア目標との連動性を考慮し、効果を最大化するように慎重に選択する必要があるわけです。

 

③他の就活の時間との競合
インターンに参加する際には、他の就活との時間的な競合が生じることがあります。

 

就活は多くの企業への応募や面接などのプロセスが必要であり、時間とエネルギーを要します。

 

一方で、インターンには一定期間の参加が求められ、その期間中は他の就活に時間を割くことが難しくなります。

 

このような競合が生じると、他の企業との面接や選考に集中できなくなる可能性がありますね。

 

また、インターンが長期間にわたる場合、他の企業の採用スケジュールとの調整が難しくなるでしょう。

 

これにより、自身の就活全体の戦略やスケジュールに影響が及ぶことがあるため、インターンを選択する際には、他の就活との時間的な調整や優先順位の設定を慎重に行う必要があるわけです。

 

 

インターンに行かないメリットとデメリット

次にインターンに行かない場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

まずはメリットから見ていきましょう。

インターンに行かないメリット

 

インターンに行かないメリットは大きく4つあります。

①自己探求や自己成長の時間を確保できる

インターンは一定期間にわたる集中的な経験であり、その期間中は企業や業界の現場に身を置くことが求められます。

 

この時間を活用することで、自己の趣味や創造的な活動に取り組んだり、自己啓発やスキルの向上に取り組んだりして、自身のパッションや目標を見つけたり、新たな能力や知識を磨いたりすることで、将来のキャリアや人生の方向性を明確にしやすいわけです。

 

ただし、インターンに行かない選択をする際には、自身の目標や将来の方向性を明確にし、時間の使い方や学びの機会を工夫することが重要であることは言うまでもないですね。

 

②学業や研究に集中できる

インターンに参加せずに学業や研究に集中することで、時間やエネルギーを学業に注力できます。

 

研究に時間を割くことで、より深い知識や洞察を獲得し、研究成果の品質向上にもつながりますね。

 

さらに、学術的なイベントやコンテストへの参加や論文執筆など、学術的な活動に集中することで、将来の学術キャリアや進学への道を切り拓くこともできます。

 

ただし、インターンによって得られる実務経験や人間関係の構築といった要素を考慮したうえで、自身の将来の目標やキャリアプランを考えることも重要ですね。

③インターンに代わるスキルや経験を積める

たとえば、ボランティア活動や社会奉仕活動に参加することで、コミュニケーションスキルやリーダーシップスキルを養うことは可能です。

 

また、学生団体やクラブ活動に参加することで、プロジェクト管理やチームワークなどの能力も磨けます。

 

加えて、自己学習やオンラインコースを活用して新しい知識や技術を習得することもできますね。

 

このようにインターン以外の経験を積むことで、自身の個性や強みを発揮し、他の候補者との差別化を図れる可能性があるわけです。

 

ただし、この場合、自己分析やキャリアのプランニングを行いながら、将来の目標に向けたスキルや経験を獲得することが求められますね。

④個人のライフスタイルやキャリア目標に合わせた就活が可能

インターンに行かない場合は、自身のスケジュールに合わせて企業説明会や面接に参加できます。

 

また、自由な時間を確保できるため、履歴書やエントリーシートの作成、自己分析やキャリアプランの構築などに時間を充てることが可能ですね。

 

ただし、インターンによって得られる実務経験や業界の洞察を補うため、他の方法で業界研究や職場体験を積むことも検討しましょう。

 

インターンに行かないデメリット

次にインターンに行かないデメリットを4つ見ていきましょう。

①就活プロセスでのアピールポイント不足

インターンに参加しない場合、インターンで得られたであろう実務経験をアピールできないため、他の候補者と比較してアピールポイントが不足する可能性があります。

 

インターンに参加することで、実際の業務経験を通じてそれらの要素を証明できますが、インターンに参加しない場合は、学内の行事やアルバイトなど、他の経験を通じて業務に関連するスキルや能力を磨いてアピールすることが求められますね。

 

②業界や企業に対する理解や洞察の不足

インターンは実際の業務現場で働ける貴重な機会であり、業界の動向や企業の文化、業務プロセスなどを身をもって体験できます。

 

しかし、インターンに参加しない場合、そのような深い理解や洞察を得られません。

 

業界や企業に対する理解や洞察は、就活において重要な要素で、企業選びや志望動機の説明などで、具体的な情報や見識を求められます。

そういう意味でインターンの実体験がない人は、不利にはたらくでしょう。

 

③他の就活参加者との競争力低下

インターンに参加しない場合は、同レベルの実務経験を持つ他の就活参加者と比べて競争力が低いと見なされる可能性があります。

 

就活では、企業が求める能力や経験を持っていることが重要ですが、インターン経験のある他の就活参加者は、実際の業務経験をアピールできますね。

 

これにより、企業はその能力や適性をより具体的に評価できるわけです。

 

一方で、インターンに参加しない場合、ライバルを尻目にそのような実務経験をアピールできず、他の参加者と比較して競争力が低下する可能性がありますね。

 

④就職先の選択肢の制約

インターンに参加しない場合は、実際の業務経験を通じて、企業の文化や働き方、業界の特徴などを知ることができないため、自身の志向や適性に合った企業や業界を見つけにくくなります。

 

また、最近の傾向としてインターンの評価を直接採用の合否判断に活用したり、選考をスキップする制度を設けている企業もあり、インターンの参加が内定の必要条件になる場合もあります。

 

この場合、インターンに参加しないことが、そのまま門前払いという結果につながるわけです。

 

 

インターンに行かない場合に必須の5つの対策

それでは、インターンに参加しない場合に自力で就活を勝ち抜く必須の対策法を5つ公開していきます。

 

採用担当者の関心としては、インターンに行かない代わりに、その時間を使って何をしていたかにあり、代替活動を具体的に説明する材料を準備することがポイントです。

 

①プロジェクトやアルバイトの参加

インターンに参加しない時間を使って、学内や地域の組織や団体でプロジェクトやアルバイトに取り組み、実践的な経験を積むことができます。

 

自分の専門分野や興味のある領域に関連する活動に参加し、実際の業務に携わる経験を積みましょう。

②自主的な研究やプロジェクト

あるいは、自身の専攻や興味のあるテーマについて、独自の研究やプロジェクトを進めることもできますね。

 

このように自主的な学習や実践的な取り組みを通じて、専門知識やスキルを高めるのもアリです。

 

③オンラインコースやワークショップの受講

 インターネット上には様々なオンラインコースやワークショップがあります。

 

あなたの興味やキャリア目標に合わせたコースを受講し、新たな知識やスキルを習得することも可能です。

 

④ボランティア活動

ボランティア活動は社会貢献の一環となるだけでなく、自己成長やスキルの向上にもつながります。

 

あなたの関心や価値観に合ったボランティア活動に積極的に参加し、コミュニケーション能力やリーダーシップスキルを養いましょう。

 

⑤インタビューや情報収集の積極的な実施

 インターネットや書籍を活用して、業界や企業の情報収集を積極的に行いましょう。

 

企業のウェブサイトやSNS、業界関連ニュースや記事をチェックし、あなたの興味や適性に合った企業や業界を深く理解することが大切です。

 

また、業界のプロフェッショナルや経験者とのインタビューを行うことで、洞察や理解を深められます。

 

以上の対策を実施することで、自己成長およびスキルや就活の競争力の向上を図ることができます。

 

 

インターンに行かない場合の注意点

最後にインターンに行かない場合の注意点をお伝えし、本記事を締めくくります。

 

①目標設定と計画の立案

インターンに参加しない代わりにあなたの行う活動を明確にし、具体的な目標を設定しましょう。

 

あなたがどのような成果やスキルを得たいのかを明確にしたうえで、それに向けた計画を立てて実行に移すことが大切です。

 

②積極的な自己PR

 就活では、自己PRが非常に重要です。

 

あなたが行ってきた活動や取り組みの成果、得たスキルや経験を適切にアピールすることが求められます。

 

インターンに代わるあなたの経験や学びを整理し、自己PRの材料として準備しておいてください。

 

③知識と情報のアップデート

 業界や企業は常に変化しています。

 

インターンに参加しない場合でも、最新の動向やトレンドは常に意識し、情報の収集に努めてください。

 

業界関連ニュースや情報サイトをチェックし、業界や企業に対する理解を深めましょう。

④積極的な交流活動

インターンに参加しない場合でも、他の学生や業界関係者との交流を積極的に行うことはできますね。

 

キャリアセミナーや就職イベント、専門のコミュニティなどに参加し、情報交換やネットワーキングを行えば、他の学生の経験や知識から学ぶことも可能です。

 

インターンに参加しないことによるデメリットを最小限に抑えるためには、自分自身の意欲や能動性が何にも増して重要です。

 

就活において、あなたの成長や価値をアピールするための努力を怠らずに取り組みましょう。

 

 

おわりに

本記事では、大学3年生がインターンに行かずに就活を進める選択肢について考えてきました。

 

インターンは就活において重要な役割を果たすものの、必ずしも行かなければならないわけではありません。

 

インターンに行かない選択肢には、それぞれのメリットとデメリットがあります。

 

大学3年生がインターンに行かない選択を行う場合、自己学習やプロジェクト参加によってスキルを獲得し、自己分析やキャリア設計を行ってください。

 

また、情報収集や業界研究を徹底し、他の就活にも積極的に取り組むことが求められます。

 

最終的な選択はあなたの状況や目標に基づいて行うべきであり、自己の信念を持つことが重要です。

 

外部の意見や社会の期待に惑わされず、あなたの選択に自信を持ちましょう。

 

就活の結果に対して責任を持ち、前向きな姿勢を保つことが成功への道を切り拓くでしょう。

 

最後に、就職支援センターやキャリアカウンセリングなどのリソースを活用し、必要な情報やアドバイスを得ることもおすすめです。

 

あなたにとって、最適なキャリア選択を行うことを願っています。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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就活ハンドブック編集部

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