【例文あり】就活の自己紹介はポイント3点!好印象を残そう!
2024/9/25更新
はじめに
採用面接では必ずと言っていいほど自己紹介を求められますが、何を話せばいいか悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。
就活生の人柄や経歴・コミュニケーション能力を知る目的で、企業は面接時に自己紹介を求めます。
自己紹介は面接官との最初のコミュニケーションにもなるため、基本情報や入社への意欲を簡潔にまとめましょう。
この記事では、就活中に自己紹介で好印象を残すための3つのポイントを詳しく解説しています。
自己紹介で伝えるべき要素や例文についても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
- 自己紹介を伝えるときのポイントを知りたい就活生
- 自己紹介で伝えるべき要素を把握したい就活生
- 実際に自己紹介を伝える際の例文があれば参考にしたい就活生
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就活の自己紹介は3つのポイントを踏まえるべし!
採用面接で多く求められる自己紹介では、以下3つのポイントを意識して好印象を残しましょう。
ここでは、就活の自己紹介で面接官に好印象を与えるための3つのポイントについて詳しく解説します。
1.明るくハキハキと自信を持って伝えよう
企業は、就活生の経歴や人柄・性格やコミュニケーション能力を知るきっかけとして、自己紹介の場を設けています。
面接の冒頭で自己紹介を求められることが多いため、自分の第一印象を残す重要な質問となるでしょう。
自己紹介では、面接官に好印象を与えるために、明るくハキハキとした口調で明瞭に伝える意識が大切です。
口調だけでなく、表情は明るさを伝えるために笑顔を意識し、常に面接官と目線を合わせる意識を持ちましょう。
- 表情:明るさを伝えるために常に笑顔
- 口調:ハキハキしていて聞き取りやすい口調
- 目線:常に面接官と目線を合わす(直接目を見るのが恥ずかしい場合は、目線を上げるか、面接官の鼻を見る意識でもOK)
「緊張して目線を合わせられない」というような場合でも、目線を上げるだけで印象は良くなります。
自信がないからと下を向かずに、気持ちを振り切って明るくハキハキとした口調で自己紹介を伝えられるようにしっかりと準備しましょう。
2.正しい敬語表現・言葉遣いで伝えよう
面接で自己紹介を伝える際は、正しい敬語表現ができているか、間違った言葉遣いをしていないかにも気をつけましょう。
二重敬語や誤った言葉遣いをしていないか、面接の準備段階で確認し、自分の癖や言葉の表現を振り返るのがおすすめです。
【よくある二重敬語】
× | 〇 |
拝見させて頂きました | 拝見しました |
部長を務めさせて頂いております | 部長を務めております |
おっしゃられる | おっしゃる |
伺わせて頂きます | 伺います |
【面接で気をつけるべき受け答え表現】
× | 〇 |
参考になります | 勉強になります |
分かりました | 承知しました/かしこまりました |
確かに/なるほど | はい、そうです/おっしゃる通りです |
大丈夫です | 問題ありません |
このほかにも、若者言葉や略語といったビジネスマナーに不適切な言葉を使っていないか、事前に確認しましょう。
自分だけでは気付けないケースもあるため、面接の模擬練習として、友人の協力を得たり大学のキャリアセンターを活用したりするのがおすすめです。
3.分かりやすく簡潔に伝えよう
就活での自己紹介は、採用面接の冒頭に求められることが多いです。
自己紹介に制限時間を求める企業もありますが、特に時間が定められていない場合でも、1分で伝える意識を持ちましょう。
1分間であれば、短すぎる・長すぎるといったネガティブな印象を与えずに済むからです。
自己紹介を分かりやすく簡潔に伝えることで、構成力や計画性も評価される可能性があります。
1分間で話せる文字数は、大体200〜300文字です。
自己紹介の内容を作成する際の参考にしてみてくださいね。
分かりやすく簡潔に伝える姿勢が大切ですが、早口で伝えるのは避けましょう。
企業は就活生の緊張を和らげる目的としても「自己紹介」の場を設けているため、明るくハキハキと自信を持って伝えてください。
就活の自己紹介で伝えるべき要素は3つ
採用面接で多く求められる自己紹介は、面接官の意図に適切な内容で簡潔に伝える必要があります。
自分をアピールしたいが故に、強みや長所をメインとする内容にしてしまうと、面接官の意図と異なる内容になるため注意しましょう。
ここでは、就活中に多く求められる自己紹介で伝えるべき要素を、3つに分けて詳しく解説します。
1.簡易的なプロフィール
就活で多く求められる自己紹介ですが、そのほとんどが面接の冒頭部分で求められます。
企業は、就活生の人柄や経歴・コミュニケーション能力を知るきっかけとして、自己紹介を求めているからです。
そのため、自己紹介ではプロフィールを伝えましょう。
- 大学名、学部名、学科名
- 氏名
- 学業で学んでいること
- 学業以外での成果(部活動やアルバイト・ボランティアなど)や特技
まずは自己紹介の基本とも言える、大学名や学部名と氏名を述べます。
次に、大学で学んでいることと、学業以外に力を入れて取り組んだことについて伝えましょう。
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇〇〇(名前)と申します。
大学では〇〇を専攻し、ゼミでは〇〇を研究しています。
学業以外では、中学生時代から9年間バスケットボール部に所属しています。
厳しい練習も仲間と切磋琢磨しながら取り組み、全国大会出場の目標も達成した。
1つの物事を継続する大切さや、仲間と協力し合う協調性を身につけられたと自負しています。
学業以外に力を入れて取り組んだことについて伝える際は、自分の人柄や性格が伝わるエピソードがおすすめです。
自己紹介はあくまでも「自分を知ってもらう」ための場になるため、強みをメインとして伝えないように気をつけてください。
また、履歴書やエントリーシートの内容と一貫性を持たせることも大切です。
2.企業への熱意や面接への意欲
自分の基本情報や人柄がわかるエピソードを伝えたら、企業への熱意や意欲を伝えましょう。
御社に入社後も、継続して努力することで結果がついてくると信じて、地道に努力して参りたいと思います。
先に伝えた人柄や性格につながるような内容で、入社後の意欲を伝えるのがおすすめです。
また、企業への熱意ではなく、採用面接当日の意欲を述べても好印象を残せます。
いつも明るく前向きな私を感じてもらえるように、本日の面接では誰よりも笑顔でハキハキと自分をアピールしていきたいと思います。
選考の意欲を伝える際は「今日の面接も頑張ります」というような曖昧な言葉は避けましょう。
「どのように頑張りたいのか」「どんな気持ちで面接に臨むのか」を具体的に伝えた方が、面接官に好印象を与えやすいからです。
事前に述べたプロフィールから伝わる自分の人柄や性格につながるような言葉で、具体的にわかりやすく伝えましょう。
3.締めの挨拶
選考への意欲や企業への熱意を伝えたら、以下のような挨拶で自己紹介を締めましょう。
- 本日はどうぞよろしくお願い致します。
- 本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございます。よろしくお願い致します。
- 本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。
基本的には「よろしくお願い致します」だけで問題ありませんが、面接官の貴重な時間を割いて頂いていることに感謝を伝えたい場合もあるでしょう。
そのような場合は「貴重なお時間を頂きありがとうございます」といった言葉を加えることで、より丁寧に感謝の意を伝えられます。
先に述べた入社や選考への意欲とつなげて、スムーズに自己紹介を締めましょう。
就活の自己紹介を例文付きで紹介!
就活の自己紹介で好印象を与えるためのポイントと、伝えるべき要素について理解できたところで、ここからは例文を紹介します。
学業・部活動・アルバイト・留学・趣味の5つのアピールポイントから、それぞれの例文を紹介しますので、自己紹介作りの参考にしてみてくださいね。
学業を題材にした自己紹介
例文①
〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇〇〇(名前)と申します。
大学では言語学を専攻しており、ゼミでは〇〇を研究しています。
言語学を学ぶことで、正しい言葉選びや人間と言語の深い関係性を知ることができました。
信頼関係の構築に欠かせない言葉選びを習得できたことは、今後社会に出てからも役立ち、御社の営業職としても活用できると考えております。
自分が大学で学んだ知識を活かしながら、御社の営業職として主体的に行動し、御社の利益向上に貢献できる社員になりたいです。
本日は緊張していますが、正しい言葉選びで自分を最大限にアピールしていきたいと思います。
本日はどうぞよろしくお願い致します。
例文②
〇〇大学〇〇学部〇〇学科に所属しております、〇〇〇〇(名前)と申します。
大学では経営学を専攻しています。
経営学を学んだことで、会社の構造や仕組みなどを理解でき、経営に関わる資格取得にも挑戦することができました。
FP2級を取得し、保険や税金などの知識が身についたことで、さまざまな人にライフプランニングやアドバイスができるようになったことは今後の人生にも役立つと考えております。
自分が学んできた分野を活かしながら、御社の保険商品の営業や販売に力を注いでいきたいと思います。
本日はお忙しい中お時間を頂き誠にありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。
自己紹介で学業をメインに伝える場合は、何を学んだのか、学んだことから得た知識を具体的に伝えましょう。
学んだ知識を入社後どのように活かせるのか端的にまとめ、締めの挨拶で自己紹介を締める流れが最適です。
部活動を題材にした自己紹介
例文①
〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇〇〇(名前)と申します。
私は中学校から大学までの9年間、野球部に所属していました。
野球部ではピッチャーとしてチームを牽引し、高校では長年の目標だった甲子園出場も果たしました。
野球部の活動で大切にしていたことは、ピッチャーとしての技術向上と、チームとして1つになるための仲間への思いやりです。
1人ひとりの技術面はもちろん、チームが1つにならなければ大きな目標は達成できません。
朝練や日々のつらい練習も、仲間たちへの思いやりを大切にしながら壁を乗り越えてきました。
御社に入社後も、周囲への配慮や気遣いを大切にしながら、与えられた業務を全うしていきたいと考えております。
本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。
部活動を題材とする自己紹介の場合は、部活動で大切にしていたことや成果を明確に伝えましょう。
部活動を通して得た学びが、今後どのように活かせるのか、入社後の展望を述べると面接官に好印象を与えられます。
ただし、自己紹介はあくまでも「自分を知ってもらうための場」なので、自己PRと混同しないように気をつけてください。
アルバイトを題材にした自己紹介
例文①
〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇〇〇(名前)と申します。
私は大学時代、大手チェーンのカフェスタッフとしてアルバイトしていました。
どんな時でも「お客様ファースト」を意識し、飲食物を早めに提供することや店内・カップやソーサーの清潔さを意識して一生懸命努めていました。
お客様の1歩先をいく接客に、常連のお客様からは「あなたに接客されたいからこのお店に来る」という有難いお言葉を頂戴したほどです。
御社のお客様を第一に考える社風に共感し、アルバイトでの経験を御社の利益向上に活かせると考え志望致しました。
本日の面接は大変緊張しておりますが、持ち前のホスピタリティを活かして自分を最大限にアピールしていきたいと思います。
本日はよろしくお願い致します。
アルバイトでの経験を用いた自己紹介では、どんなことを意識して従事していたのか、分かりやすい成果があれば成果も加えて述べるのがおすすめです。
また、自分が大切にしている意識が、志望企業の社風とリンクする場合はその旨も伝えられると面接官に好印象を与えられるでしょう。
留学を題材にした自己紹介
例文①
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の、〇〇〇〇(名前)と申します。
私は幼少期から英語が大好きで、小学校では海外の偉人にまつわる本を英語のまま読んだり、昔の海外映画を字幕なしで見たりしていました。
大学ではオーストラリアに半年間留学もしています。
オーストラリアではさまざまな国の人々と英語を用いて触れ合い、お互いの文化について教え合う経験ができました。
何事も1つの面だけ見て判断するのではなく、色々な角度から見て考える大切さも学べました。
この経験は、御社に入社後も商品開発職として、消費者のニーズを考える際などに活かせると考えております。
本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございます。
よろしくお願い致します。
留学を題材に自己紹介を伝える際は、留学で得た学びや知識を具体的に述べましょう。
語学面だけでなく、現地の人々と交流して気づいたことや考え方についても伝えられるとより好印象を与えられる自己紹介になります。
趣味を題材にした自己紹介
例文①
〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇〇〇(名前)と申します。
私は趣味で、SNSに投稿する画像や動画作りに日々時間を使っています。
最初は興味本位で始めたSNSですが、どうやったら多くの人に自分の投稿を見てもらえるかを考え、内容や時間・構成・作り方など工夫を続けました。
今では〇万人ものフォロワーに自分の投稿を見てもらえるようになり、SNSの運用に関する知識や努力は誰にも負けないと自信を持っています。
何事も一生懸命に取り組める自分の長所を活かして、入社後も御社の広報として、御社に貢献できる人材になりたいです。
本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。
よろしくお願い致します。
自己紹介は、簡易的なプロフィール・自分の人柄を示すエピソード(力を入れて取り組んだこと)・入社への意欲や熱意・締めの挨拶の流れで伝えましょう。
自己PRとは異なるため、力を入れて取り組んだことを伝えることがメインにならないよう、気をつけて自己紹介を作成してください。
就活の自己紹介で避けたいNGポイント3つ
就活で自己紹介を伝える際は、以下3つのNGポイントについても理解しておきましょう。
NGポイントを踏まえて、面接官に好印象を残せる自己紹介を作成してください。
1.自己紹介ではなく自己PRになっている
自己紹介は、あくまでも「自分を知ってもらうための場」です。
自分の強みをアピールする自己PRにならないように気を付けましょう。
面接官の意図と異なる回答をしてしまうと「質問の意図を理解できていない」とネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
質問をよく聞いて、求められている内容に回答できるように、入念に面接対策をしましょう。
2.まとまりのない自己紹介になっている
就活中に受ける面接では、自己紹介のみに関わらず、質問に対して簡潔に分かりやすく伝える必要があります。
自分の面接に割いてもらえる時間は決まっているため、思いついたままに伝えて、何が伝えたいのか分からない内容にならないように気を付けましょう。
ダラダラと要点がまとまっていない自己紹介にしないために、事前に伝えたい内容を整理して準備する姿勢が大切です。
「あの〜」「え〜」などのつなぎ言葉も避けましょう。
自信がないように見えるだけでなく、あまりにも多く使われると、面接官も聞き疲れてしまいます。
自己紹介やそのほかの質問に答える内容は、簡潔にわかりやすく要点をまとめて伝える意識を持ちましょう。
3.基本情報だけを述べている
自己紹介は、1分程度で簡潔に伝える意識が大切ですが、自己紹介の内容を省きすぎるのは避けましょう。
例えば「〇〇大学〇〇学部〇〇学科の、〇〇〇〇(名前)です」だけでは、自分のことが何も伝わりません。
時間を持て余すことにつながりますし、面接官の印象にも残らないでしょう。
「この人のことをもっと知りたい」と面接官に思ってもらうためにも、自分の人柄や性格がわかるエピソードを用いて自己紹介を伝える意識が大切です。
さいごに
就活で自己紹介を伝える際は、明るくハキハキとした口調で、面接官と目線を合わせて伝える意識を持ちましょう。
企業は自信がなさそうに見える人材よりも、自信があってハツラツとした印象を持つ人材に魅力を感じます。
自己紹介は面接の冒頭で設けられることも多く、緊張してしまう可能性もありますが、自信を持ってハキハキと伝える姿勢が大切です。
また、大学名や氏名などの基本情報だけでなく、自分の人柄や性格を知ってもらうためのエピソードも伝えましょう。
学業や部活動・アルバイトなど、端的に自分を伝えられるエピソードを元に、企業への熱意や意欲も伝えられる自己紹介がおすすめです。
簡潔に伝える自信がない場合は、友人に協力してもらったり、大学のキャリアセンターを活用したりして事前に面接対策を講じましょう。
ポイントや時間を意識して練習することで、いつ自己紹介を求められても自信を持って回答できるはずです。
この記事があなたの役に立つことを願っています。