Web履歴書の書き方から作成サイトまで紹介【これを読めばで完結】

Web履歴書の書き方から作成サイトまで紹介【これを読めばで完結】

2023年5月12日更新

はじめに

近年では、紙ベースの履歴書ではなく、Web履歴書の提出を求める企業も増えてきています。

 

紙の履歴書を書くことに慣れている人の中には、難しさを感じる人もいると思います。

 

Web履歴書の正しい書き方から、Webで履歴書を作れるおすすめサイトまで紹介するので参考にしてください。

 

この記事を読めば、書き方から作り方まですべて解決可能です。

Web履歴書が作成ができるおすすめサービス

まずはどのサイトでWeb履歴書が作成できるかおすすめを紹介していきます。

Web履歴書が作成できるサービスを何点か紹介していくので、参考にしてください。

 

Yagish

対応種類新卒、転職、インターンシップ、アルバイト、パート
スマホ作成可能可能
テンプレートの種類13種類
会員登録不要
コンビニ印刷可能(ログイン必須)

 

<おすすめポイント>

テンプレート数が13種類と豊富で、職歴が短めや長めを選べるのがおすすめです。

 

スマホ、パソコン、タブレットで作成できるため、外出先でも作成できます。

 

ログイン後は、コンビニで印刷することができ、履歴書のバックアップやPDFでダウンロードができることがポイントです。

 

ブラウザでつくれる履歴書「yagish(ヤギッシュ)」

こちらから公式サイトにアクセス可能です。

 

電子履歴書

対応種類新卒採用、中途採用、アルバイト、パート
スマホ作成可能可能
テンプレートの種類10種類
会員登録不要
コンビニ印刷可能

 

<おすすめポイント>

テンプレートの種類が10種類と豊富にあり、フォントの大きさや字間、行間、余白をきめ細かく設定できるのが特徴的です。

 

会員登録なしで履歴書の作成が可能ですが、保存はできません。

 

コンビニ印刷も可能なため、会員登録しなくても使いやすいのがポイントです。

 

電子履歴書 (engawa.jp)

こちらから公式サイトにアクセスできます。

 

履歴書Maker

対応種類新卒、転職、アルバイト、パート
スマホ作成可能可能
テンプレートの種類4種類 8パターン
会員登録不要
コンビニ印刷可能

 

<おすすめポイント>

Web履歴書と手書きの履歴書のどちらにも対応し、無料で作成できます。

 

簡単な履歴書の書き方や、卒業年度表まで記載されているのが特徴です。

 

コンビニや自宅にあるプリンターで印刷でき、保存もできるのがポイントです。

 

履歴書メーカー|かんたん履歴書作成サイト (resumemaker.jp)

こちらから公式サイトにアクセスできます。

 

doda(履歴書テンプレート)

対応種類新卒、第二新卒、転職、アルバイト、パート
スマホ作成可能不可能
テンプレートの種類5種類 各8パターン
会員登録不要
コンビニ印刷可能

 

<おすすめポイント>

履歴書テンプレートの使い方から作成方法、Q&Aなど気になる情報も合わせて確認できるのが特徴です。

 

フォントのサイズも変更でき、保存の仕方まで丁寧に説明があるのがポイントです。

 

履歴書テンプレート~ダウンロードしてすぐに使える~ |転職ならdoda(デューダ)

こちらから公式サイトにアクセスできます。

 

履歴作成 りれきしょ君

対応種類新卒、第二新卒、転職、職務経歴
スマホ作成可能可能(やや処理が思い場合あり)
テンプレートの種類1種類 
会員登録不要
コンビニ印刷可能

 

<おすすめポイント>

1種類しかありませんが、穴埋め式で入力できるのが最大の特徴です。

 

穴埋め式のため記入忘れを防げるのがポイントです。

 

年齢は自動計算ができ、印刷、PDF化、保存がすべて無料で行えます。

 

履歴書作成 りれきしょ君 印刷・PDF (ri-reki.com)

こちらから公式サイトにアクセスできます。

Web履歴書の作成時に注意すること

手書きの履歴書と違い、パソコンで作るWeb履歴書は、注意すべきポイントも異なります。

 

パソコンならではの注意点を意識しましょう。

 

ミスがない履歴書を提出することが最低条件であるため、以下の項目を意識して作成してください

 

・誤字脱字(変換ミス)

手書きだと書き間違いに気が付きやすいですが、パソコンの変換ミスや誤字脱字は気が付きにくいので注意深く読み返しましょう。

誤字脱字があるまま、提出してしまうと注意力のない人だと思われてしまいます。

誤字脱字が気になる人は、AIが自動で修正してくれる履歴書作成サービスもあります。

例えば「AI履歴書メーカー (rirekisho.io)こちらのサイトでは、AIを活用して日本語文法をチェックすることが可能です。

自信がない人は、AIにチェックしてもらってもいいでしょう。

 

・保存ができているか確認

時間をかけて書いた文章も保存ができていなければ水の泡です。

もしもの場合に備えて、項目ごとに保存しておくことがおすすめです。

保存しておくことで、新しく更新するときに一から入力しなくてもいいため便利です。

 

・証明写真を忘れない

文章を書くことに集中していると、証明写真の添付忘れがあります。

顔写真の証明書のみ文章を書く必要がないので、忘れず添付しましょう。

サイズに問題がないか確認することも重要です。

 

・その他注意事項

書き方マニュアルでも触れましたが、住所や資格、高校など省略して書かないようにしましょう。

また履歴書に空白は禁物です。

書く内容がないところも、「特になし」と記入しておくことが大切です。

Web履歴書の書き方マニュアル

履歴書をどう書けばわからない、何を意識して書いたらいいかわからない方に、好印象を狙える書き方を伝授します。

 

注意すべきところに気を付けながら、お手本を見て書いてみましょう。

 

引用元:厚生労働省(新たな履歴書の様式例の作成について (mhlw.go.jp)

 

「Web履歴書が作成できるおすすめサービス」で紹介したdoda(履歴書テンプレート)を参考に、厚生労働省が推薦する履歴書に沿って解説していきます。

 

①基本情報を記入する

まずは、

  • 氏名(ふりがな)
  • 生年月日
  • 性別(記載は任意)
  • 住所
  • 電話番号
  • 連絡先(現住所以外に連絡を希望する人のみ記載)

を記入していきます。

 

Web履歴書を書く時の注意点として、変換ミスに気を付けましょう。

 

手書きで書く場合は、書きミスに気づきやすいですが、パソコンのタイピングであれば変換ミスに気が付きにくいので注意が必要です。

 

また多くの企業に履歴書を出す場合、コピー&ペーストに気を付けましょう。

 

間違って前の会社の名前を使用したまま送ってしまえば、必ず落ちます。

 

入力した内容に間違いがないか、最後に確かめてから送りましょう。

 

基本情報で気を付けたいポイントは、住所を略さないことです。

 

正式な住所を記載することが大切です。

 

②学歴・職歴を記入する

学歴・職歴の書き方を下記の表にまとめたので、表を見ながら解説していきます。

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
平成22年4京都市立〇〇高等学校 入学
平成25年3京都市立〇〇高等学校 卒業
平成25年4〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
平成29年3〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
職歴(職歴がある人は記載)
平成29年4株式会社〇〇ホールディングス 入社
(勤務時の配属先や担当していた仕事内容を記載)
令和4年4一身上の都合により退社
現在に至る
以上

 

書き方の見本は上記の通りです。

それでは注意していくポイントについて解説します。

 

1、和暦か西暦のどちらかに統一することが大切です。

どちらも使うとややこしく見た目も悪いため、指定がない場合はどちらかに統一しましょう。

上から下に向かって新しい日付がくるように気を付けてください。

 

2、学歴を記載するときは、一番上に「学歴」と記載してから書き始めます。

一般的には高等学校から記載することが多いです。

学校名を略さずに書くことをあまり間違えませんが、高等学校を「〇〇高校」と書いてしまうミスはよくあります。

 

大学は学部と学科まで詳細に記載してください。

あなたが何を学んできたのか採用担当者が知るために、略さず記載しましょう。

 

3、職歴がある人は、期間の長さに関わらずすべて記載しましょう。

会社名だけでなく、自分が配属していた部署や担当していた内容も忘れず記載してください。

 

正社員以外の雇用形態の場合、その雇用形態も記載します。

派遣社員であれば、「〇〇(派遣元)から△△(派遣先)に派遣」というように、派遣元と派遣先の記入をします。

 

退職理由は具体的な内容は書かずに、「一身上の都合により退職」と書いておけば問題ありません。

すべて書き終われば、「以上」で締めくくりましょう。

 

③免許・資格を記入する

<免許・資格がある場合>

免許・資格
平成27年7普通自動車第一種運転免許 取得
平成28年4実用英語技能検定2級 合格
以上

 

<免許・資格がない場合>

免許・資格
特になし
以上

 

免許と資格の両方を取得している人は、「運転免許」→「その他免許」→「資格」の順番に記載しましょう。

 

その際に、略さず正式名称で必ず書きましょう。

 

資格があってもアピールポイントに繋がりにくいものは、書く必要はありません

 

例えば、TOEICであれば、平均が600点前後です。

 

自分のスコアが400点未満、400台などは中学、高校レベルのためアピールポイントになりません。

 

自分のアピールポイントに繋がることを書きましょう。

 

免許・資格がない人は、一番上に「特になし」と記入し、最後に「以上」と書いてください。

 

④志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなどを記入する

履歴書の中で最も大切な項目と言っても過言ではない程、重要な項目です。

 

複数の企業に応募するときに、使いまわしをするのはよくありません。

 

企業ごとに関心を持ったことや、働きたい理由を明確にしなければいけません。

 

志望動機の記入例を見ながら注意すべきポイントを確認していきましょう。

 

<例文>

①自らの意思で受講するか選択できるスキルアップ研修や、自主的に勉強ができる環境が整っている点に魅力を感じ、貴社を志望します。

②私は物事を調べることが好きで、新しい知識を増やすことで、人の役に立つ仕事に就きたいと考えておりました。

③保険業界で働くことを希望してから、ファイナンシャルプランナーの勉強に励んでおります。昨年に2級を取得し、現在は1級の取得を目指し勉強を行っています。

④個のスキルアップに力を入れている貴社で、学べる環境を活かし、引き続き保険業界の資格を目指していきます。

そして得た知識を元にお客さまに還元したいと考えております。

 

文章を作るときに意識しておきたいのが、「PREP法」です。

 

「PREP法」というのは、「P 結論」→「R 理由」→「E 具体例」→「P 結論」の形で文章を書くことです。

 

今回の例文で言えば、

 

①結論

学べる環境に魅力を感じ貴社に志望したい、という結論を始めに言います。

②理由

知識を増やして、人の役に立ちたい、という理由があるからです。

③具体例

保険業界に関する資格を勉強し取得もしている、という説明が入ります。

④結論

学べる環境を活かして励みたい、という形で結論で締めます。

 

一つの文章を長くするのではなく、簡潔にまとめることで、相手に伝わりやすくなります。

 

ます。また記入欄の7以上は埋まるように意識しましょう。

 

空白が多いと入社意欲がないと判断される可能性もあります。

 

⑤本人希望記入欄を記入する

「特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入」など書かれている場合、自分の希望を書けばいいと思いがちですが注意してください。

 

自分の好きな希望をなんでも書くのではなく、「どうしても譲れない条件」があれば書きます。

 

そのため、特に何も問題ない場合は、「貴社の規定に従います」と書くのが無難です。

 

選考段階の時に、自分の希望をあれもこれも記入していると、企業の条件と合わないとみなされ次の選考にいけない可能性があります。

 

また希望が多すぎるとわがままな人、自分勝手な人、と思われることもあります。

 

絶対にこの条件でなければらならない、という場合のみ記入してください。

書き方を学んで選考を突破しよう

就活生の第一関門となる書類選考を突破するには、履歴書の書き方をマスターしておかなければいけません。

 

丁寧で好印象を与える履歴書作りを意識しましょう。

 

履歴書を作成するときには、各項目ごとに注意するポイントを抑えることが大切です。

 

空白はないか、正式名で書けているか、7割以上書けているかなどチェックしてください。

 

作成後には、誤字脱字(変換ミス)がないか必ず確認しましょう。

 

ミスがあるだけでマイナスなイメージを与える可能性があります。

 

Web履歴書を無料で作成できるサイトはいくつもあるので、自分にあったものを選ぶといいです。

 

外出先でも手軽に作成できるため、緊急時にも対応することができます。

 

履歴書の書き方と作り方を学んで選考を突破できるように頑張りましょう。

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