Web履歴書の書き方まとめ|おすすめサービスも紹介!
2024/9/27更新
はじめに
近年では、紙ベースの履歴書ではなく、Web履歴書の提出を求める企業が増えています。
紙の履歴書を書くことに慣れている人は、ハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし書き方のポイントを把握すれば、理想的な履歴書が作成できます。
この記事では、Web履歴書の書き方について知りたいと思っている以下のような就活生を対象に、ポイントや注意点の解説を行っています。
- Web履歴書の書き方やポイントが知りたい
- Web履歴書の作成サービスを知りたい
このような方はぜひ最後までご覧いただき、選考対策を行う際に役立ててください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
Web履歴書の書き方マニュアル
履歴書の書き方がわからない、何を意識すればいいかわからない就活生に、好印象を与える書き方を解説します。
注意すべき点に気を付けながら、お手本を参照してみましょう。
①基本情報を記入する
まずは、基本的な情報となる下記のような項目を記入していきます。
誤りがないよう1つずつ丁寧に記載しましょう。
- 氏名(ふりがな)
- 生年月日
- 性別(記載は任意)
- 住所
- 電話番号
- 連絡先(現住所以外に連絡を希望する人のみ記載)
Web履歴書を書くときは、変換ミスに気を付けましょう。
手書きの場合は誤字脱字に気づきやすいですが、パソコンでのタイピングだと変換ミスに気付きにくいため注意が必要です。
また、多くの企業に履歴書を出す場合は、記載内容のコピー&ペーストにも気を付けましょう。
誤ってほかの企業名を使用したまま履歴書を送ってしまわないよう、入力した内容に間違いがないか、必ず確かめましょう。
特に留意したいポイントは、住所を略さないことです。
略式は使用せずに、正式な住所を記入することが大切です。
②学歴・アルバイト歴を記入する
学歴・職歴の書き方を下記の表にまとめたので、参照してください。
学歴や職歴を記入する際は、年号や学校名の誤りに気をつけましょう。
年 | 月 | 学歴・アルバイト歴(各別にまとめて書く) |
学歴 | ||
平成30年 | 4 | 京都市立〇〇高等学校 入学 |
令和3年 | 3 | 京都市立〇〇高等学校 卒業 |
令和3年 | 4 | 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学 |
令和7年 | 3 | 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み |
アルバイト歴 | ||
令和3年 | 4 | 株式会社〇〇ホールディングス 入社 |
(勤務時の配属先や担当していた仕事内容を記載) | ||
令和6年 | 4 | 一身上の都合により退社 |
現在に至る | ||
以上 |
書き方の見本は上記の通りです。
さらに、下記のポイントを意識しながら記入してみましょう。
和暦か西暦のどちらかに統一する
両方使うと内容がわかりづらくなるため、指定がない場合はどちらかに統一しましょう。そして、上から下に向かって新しい日付がくるように気を付けてください。
学歴を略さず記載する
学歴を記載するときは、高等学校から記載するのが一般的です。高等学校を「〇〇高校」と書いてしまわないよう気をつけましょう。大学は学部と学科まで詳細に記載してください。自分が何を学んできたのかを採用担当者に伝えるために、略さず記載しましょう。
職歴はすべて記載する
会社名だけでなく、自分が配属していた部署や担当していた内容も忘れず記載してください。正社員以外の雇用形態の場合、その雇用形態も記載します。派遣社員であれば、「〇〇(派遣元)から△△(派遣先)に派遣」というように、派遣元と派遣先の記入をします。退職理由は具体的な内容は書かずに、「一身上の都合により退職」と記載すれば問題ありません。すべて書き終われば、「以上」で締めくくりましょう。
③免許・資格を記入する
免許や資格を取得している場合とそうでない場合で記載方法が異なります。
選考においてアピールできる資格は、積極的に記載しましょう。
<免許・資格がある場合>
年 | 月 | 免許・資格 |
令和4年 | 7 | 普通自動車第一種運転免許 取得 |
令和6年 | 4 | 実用英語技能検定2級 合格 |
以上 |
<免許・資格がない場合>
年 | 月 | 免許・資格 |
特になし | ||
以上 |
免許と資格の両方を取得している人は、「運転免許」→「その他免許」→「資格」の順番に記載しましょう。
その際は、略さずに必ず正式名称で記入しましょう。
資格を取得していてもアピールポイントにつながりにくいものは、書く必要はありません。
例えばTOEICであれば、平均が600点前後だと言われています。
もし自分のスコアが400点未満である場合は、中学・高校レベル程度であるためアピールポイントになりません。
この際は記入しないほうがベストです。
免許・資格がない場合は、一番上に「特になし」と記入し、最後に「以上」と記載してください。
④志望動機などのアピールポイントを記入する
志望動機や特技、長所などは、履歴書の中で最も大切な項目と言っても過言ではないほど、重要な項目です。
複数の企業に応募する際は、同じ文章を使いまわすのは避けてください。
企業ごとに関心を持ったことや、働きたい理由を明確にしなければいけません。
志望動機の記入例を見ながら注意すべきポイントを確認していきましょう。
<例文>
①自らの意思で受講するか選択できるスキルアップ研修や、自主的に勉強ができる環境が整っている点に魅力を感じ、貴社を志望します。
②私は物事を調べることが好きで、新しい知識を増やすことで、人の役に立つ仕事に就きたいと考えておりました。
③保険業界で働くことを希望してから、ファイナンシャルプランナーの勉強に励んでおります。昨年に2級を取得し、現在は1級の取得を目指し勉強を行っています。
④個のスキルアップに力を入れている貴社で、学べる環境を活かし、引き続き保険業界の資格を目指していきます。そして得た知識を元にお客さまに還元したいと考えております。
文章を作るときに意識しておきたいのが、「PREP法」です。
「PREP法」というのは、「P 結論」→「R 理由」→「E 具体例」→「P 結論」の形で文章を書くことを指します。
この手順で書くことで、伝えたいことに焦点を当てて的確に伝わりやすくなります。
また論理的な構成であるため、読み手の理解が深まりやすくなるのです。
今回の例文を参照すると、下記の項目に分けられます。
結論 | 最初に結論を提示する |
理由 | 結論に基づく理由を説明する |
具体例 | 経験や具体例を用いながら、なぜその結論に至ったのか明確に説明する |
結論 | 再び結論を提示して、最も伝えたいことを強調する |
また、記入欄や指定文字数の7割以上は埋めるように意識しましょう。
なぜなら、空白が多いと入社意欲や企業への志望度が低いと判断される可能性があるからです。
⑤本人希望記入欄を記入する
「特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入」など書かれている場合、自分の希望を書けばいいと思いがちですが、注意が必要です。
自分の好きな希望を自由に書くのではなく、「どうしても譲れない条件」がある場合のみ記載しましょう。
そのため、特に何も問題ない場合は、「貴社の規定に従います」と書くのが無難です。
選考段階のときに、自分の希望をすべて記入していると、企業の条件と合わないと判断される可能性があります。
また希望が多すぎるとわがままな人、自分勝手な人、と思われることもあります。
ですから、絶対にこの条件でなければらならない、という場合のみ記入してください。
履歴書の書き方のポイントは下記の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。
Web履歴書の作成時に注意すること
手書きの履歴書と違い、パソコンで作るWeb履歴書は、注意すべきポイントも異なります。
適切な履歴書を作成することが重要なため、以下の項目を意識してください。
①誤字脱字(変換ミス)
手書きだと書き間違いに気付きやすいですが、パソコンの変換ミスや誤字脱字は気付きにくいので注意深く読み返しましょう。
誤字脱字のまま提出してしまうと、注意力が乏しい人だと思われてしまいます。
誤字脱字が気になる人は、AIが自動で修正してくれる履歴書作成サービスもあります。
変換ミスのチェックに自信がない人は、活用してみましょう。
②保存ができているか確認する
時間をかけて書いた文章も、保存ができていなければ水の泡となります。
せっかく丁寧に記入した内容を、誤って破棄しないように注意しましょう。
Web履歴書作成時は文章が消えてしまわないよう、もしもの場合に備えて項目ごとに保存しておくといいでしょう。
こまめに保存することで、作成した文章を確認すると、文章を訂正しやすくなるため非常に便利です。
③証明写真を忘れない
Web履歴書の場合は、顔写真のデータを用意する必要があります。
パソコンやスマートフォンなどにデータを取り込み、添付する際は画像をアップロードすれば完了です。
注意点として写真を添付する際は、規定のサイズと合っているかを確認しましょう。
写真のデータは、写真館や証明写真機で撮影し入手するのがおすすめです。
④略式・余白に気をつける
書き方マニュアルでも触れましたが、住所や資格、学校名などは省略して書かないようにしましょう。
加えて、余白が多いまま履歴書を提出するのも避けましょう。
余白のまま提出してしまうと、記入漏れがあり志望度が低いと判断されてしまう場合があります。
記載する内容がない項目は、「特になし」と記入しておくとベストです。
Web履歴書が作成ができるおすすめサービス
Web履歴書が作成できるサービスを紹介します。
ぜひ作成の際に活用してください。
①Yagish
出典元:株式会社Yagish
対応種類 | 新卒、転職、インターンシップ、アルバイト、パート |
スマホ作成可否 | 可 |
テンプレートの種類 | 13種類 |
会員登録 | 不要 |
コンビニ印刷 | 可能(ログイン必須) |
Yagishはテンプレート数が13種類と豊富で、職歴が短め・長めどちらかを選べるのがポイントです。
スマホやパソコン、タブレットで作成できるため、外出先でも作成できます。
ログイン後は、コンビニで印刷することができ、履歴書のバックアップやPDFでダウンロードもできます。
②電子履歴書
出典元:電子履歴書
対応種類 | 新卒採用、中途採用、アルバイト、パート |
スマホ作成可否 | 可 |
テンプレートの種類 | 10種類 |
会員登録 | 不要 |
コンビニ印刷 | 可能 |
電子履歴書はテンプレートが10種類と豊富にあり、フォントの大きさや字間、行間、余白をきめ細かく設定できるのが特徴です。
履歴書の保存はできませんがコンビニ印刷は可能で、会員登録不要な点はポイントだといえます。
③履歴書Maker
出典元:履歴書メーカー
対応種類 | 新卒、転職、アルバイト、パート |
スマホ作成可否 | 可 |
テンプレートの種類 | 4種類 8パターン |
会員登録 | 不要 |
コンビニ印刷 | 可能 |
履歴書MakerはWeb履歴書と手書きの履歴書のどちらにも対応し、無料で作成できます。
簡単な履歴書の書き方や、卒業年度表まで記載されているのが特徴です。
コンビニや自宅にあるプリンターで印刷でき、保存もできるのがポイントです。
④doda(履歴書テンプレート)
出典元:転職 求人アプリはdoda – 正社員の転職活動や仕事探し
対応種類 | 新卒、第二新卒、転職、アルバイト、パート |
スマホ作成可否 | 否 |
テンプレートの種類 | 5種類 各8パターン |
会員登録 | 不要 |
コンビニ印刷 | 可能 |
dodaは履歴書テンプレートの使い方や作成方法、Q&Aなど気になる情報も合わせて確認できるのが特徴です。
フォントのサイズも変更でき、保存の仕方まで丁寧に記載されています。
Web履歴書の作成が初めてでも、安心して利用できます。
⑤履歴書作成 りれきしょ君
出典元:履歴書作成りれきしょ君
対応種類 | 新卒、第二新卒、転職、職務経歴 |
スマホ作成可否 | 可能(やや処理が重い場合あり) |
テンプレートの種類 | 1種類 |
会員登録 | 不要 |
コンビニ印刷 | 可能 |
履歴作成りれきしょ君は、テンプレートが1種類しかありませんが、穴埋め式で入力できるのが最大の特徴です。
穴埋め式のため記入忘れを防げるのがポイントです。
年齢は自動計算ができ、印刷、PDF化、保存がすべて無料で行えます。
さいごに
就活生の第一関門となる書類選考を突破するには、履歴書の書き方をマスターする必要があります。
丁寧で好印象を与える履歴書づくりを意識しましょう。
履歴書を作成するときには、各項目ごとに注意するポイントをおさえることが大切です。
空白はないか、正式名で書けているか、7割以上書けているかなどを提出前にチェックしてください。
また作成後には、誤字脱字や変換ミスがないか必ず確認しましょう。
Web履歴書を無料で作成できるサイトは、自分に適したものを選ぶといいでしょう。
外出先でも手軽に作成できるため、緊急時にも対応することができます。
履歴書の書き方と作り方を学んで選考突破を目指しましょう。