面接で自分の性格を聞かれたときの回答は?【例を10つ紹介】
2023年4月28日更新
はじめに
・面接で自分の性格を聞かれると思うけど、どのように答えたらよいか分からない
・自分の性格がなぜ聞かれるのか知りたい
・面接で自分の性格を聞かれた際の注意点を知りたい
この記事を読むことで、上記のような悩みや疑問を解決していきます。
これから就職活動の面接を受ける人の中で、自分の性格が分からないと悩んでいる人も多いでしょう。また、どのように自分の性格を伝えたらよいのか分からない人も多いはずです。
そこで本記事では、自分の性格を聞かれた時の回答例を10つ紹介しました。
それだけでなく、自分の性格が分からない時の対処法や、性格を聞かれたときの注意点についてもまとめています。
これから就職活動を始めようと考えている人は、是非最後までご覧ください。
自分の性格を聞かれる理由
そもそも、なぜ自分の性格を面接で聞かれているのか分からないという人も多いでしょう。
そこで、自分の性格が面接で聞かれる理由について解説します。
客観的に自分のことを見れているのか知るため
企業は面接までに、求職者がどれだけの準備をしてきたのか確認したいと考えている人も多いです。
就職活動にはいろんな準備が必要になりますが、その中でも「自己分析」は非常に大切な準備の1つになります。
客観的に自分のことを把握できているのか確認することで、どれだけ自己分析をしてきたのか企業側は判断することが可能です。
しっかり準備してきたというアピールをするためにも、自己分析は入念に行っておきましょう。
自社に合うのか判断するため
企業によって社風が異なるため、自社に合う人材なのかを性格から判断しています。
例えばスピード感を持って事業を展開していきたいと考えている企業は、積極性・行動力がある人材を評価する傾向があります。
逆に銀行などミスなく正確に仕事を進める必要がある職業に関しては、落ち着き・計画性がある人材が評価されるでしょう。
もし入社したい企業があるなら、どのような社風なのか把握して、社風に合う性格をアピールできれば良い評価を得られる可能性が高いです。
嘘をついていないか見極めるため
性格を聞いて嘘をついていないか判断している企業も少なくありません。
例えば履歴書に書いている内容と、話している内容が異なる場合は、嘘をついてる可能性があります。
履歴書に書かれている内容が本当に正しいのか判断するために、性格を聞いている企業も多いと覚えておきましょう。
自分の性格を伝える際の注意点
今までの記事を読んで、面接で自分の性格がどれくらい重要な評価基準になっているのか把握して頂けたでしょう。
最後に、自分の性格を伝える際の注意点についてまとめておきます。
ネガティブなことも把握しておく
自分の性格を分析する際に、ポジティブな部分だけを把握する人も少なくありません。
しかしながら、しっかりと自己分析している人はネガティブな部分も把握しています。
実際に企業でも、長所だけではなく短所も聞いておくケースが多いです。
企業から短所を聞かれた際に回答できるように、ネガティブな部分の性格も把握しておきましょう。
具体的な根拠も話す
長所と短所を聞かれた際に、具体的な根拠も実体験を交えて伝えましょう。
例えば積極的な性格をアピールするのであれば、積極的に行動した実体験の話をすることで、信ぴょう性が上がります。
具体的な実体験の話が無ければ、本当に伝えている性格が正しいのか企業は疑念を抱く可能性が高いです。
これから面接を受ける人は、性格だけでなく実体験の内容も織り交ぜて説明できるように準備しておきましょう。
自分の性格が分からない時の対処法
今までの記事を読んで、面接では自分の性格を把握して挑むことが大切だと理解して頂けたでしょう。
しかしながら、自分の性格が分からないという悩みを抱えている人も多いはずです。
それでは、自分の性格が分からないという人に向けて対処法を解説します。
他の人から話を聞く
自分の性格が分からない場合は、客観的に見ることができている他の人から話を聞きましょう。
他の人から自分の性格を聞くことで、新しい発見が出てくる可能性も十分に考えられます。
できるだけ長く一緒にいる人の方が詳しい話を聞けるため、何年も一緒にいる人に相談してみましょう。
性格診断を受ける
性格診断をすることで、自分がどのような性格なのかすぐに判断できます。
注意点としては、性格診断の際に良い結果が出るように意思とは異なる回答をすることです。
意思とは異なる回答をすると、本当の自分の性格が分からないため、面接などで話を聞かれても上手く回答ができなくなります。
自分の性格を正しく把握するためにも、性格診断は自分が思ったことを回答しましょう。
自分の性格を聞かれたときの例10選
自分の性格を把握していたとしても、どのように伝えれば良いのか分からないという人も多いでしょう。
基本的に、企業が評価しやすい性格はある程度決まっています。
それでは、自分の性格を聞かれたときの対処法について解説していきます。
素直である
企業は素直に言うことを聞いて行動してくれる人を求めているケースが多いです。
基本的に新卒は仕事の経験がないため、指示された内容やアドバイスをしっかりと聞いて行動できる人の方が伸びやすいでしょう。
①未経験の業務を自己流で始める
②すでに経歴を積んでいる先輩の話を素直に聞いて仕事する
上記であれば、②の人材の方が早く仕事に慣れて成果を出せる可能性が高いです。
もちろん自分の意見を伝えることも大切ですが、反論ばかりするのではなく、素直に行動できる性格の人が評価されると覚えておきましょう。
行動力がある
行動力のある人材は自分で何かしらのアクションを起こせるため、企業から評価される傾向があります。
①指示をもらうまで何も行動しない人
②指示が無くても自分から仕事を見つけて行動する人
上記であれば、②の人材の方が企業は働きやすいと感じる可能性が高いです。
指示待ちで仕事をしている人も多いため、自分で考えて行動できるという行動力をアピールするのは非常におすすめです。
忍耐力が強い
仕事の中には自分が苦手な業務も含まれることが多いですが、そこでメンタルが折れてしまうのは企業から良い印象を持たれない可能性が高いです。
①苦手な仕事を貰ったら、メンタルが疲弊したりモチベーションが維持できない
②苦手な仕事にも、我慢してやり遂げる
上記であれば、②の人材の方がどんな仕事でもやり遂げられるため、企業としては重宝するでしょう。
世話好き
世話好きの人はマネジメントが得意な傾向があるため、上司などに向いています。
企業の中には人材育成やマネジメントに悩んでいるケースも少なくありません。
世話好きな性格だと感じる人は、部下や後輩ができた時に優しく指導ができるため、良い評価を得られる可能性が高いです。
几帳面
仕事を正確に進める能力は、どこの企業でも求められます。
そのため、几帳面に物事を管理している人は、ミスが少ないと企業から評価される傾向があります。
特に銀行などミスが許されない仕事をしている場合は、几帳面な性格が高く評価される可能性が高いです。
几帳面な性格で仕事のスピード感が減るのは良くないですが、伝え方によっては非常に良い印象を与えられます。
落ち着きがある
落ち着きがある人は、冷静に物事を進められる傾向があります。
また、感情的にならないでコミュニケーションが取れるため、人間関係でトラブルになる可能性も低いです。
退職理由の上位に「人間関係の悩み」が挙げられるので、人間関係に悩む可能性が低く落ち着きのある人は、長期的に働ける人材として評価されます。
元気
元気に行動できる人は、社内の雰囲気を活性化させられるため企業が求めている人材になります。
①いつも暗くて話していても笑顔がない
②いつも元気に挨拶していて、話しているときも常に笑顔
上記であれば、②の人材の方が一緒に働きたいと感じるでしょう。
企業は一緒に働きたいと感じる人材を採用するため、元気に行動できる人は評価が高いです。
負けず嫌い
同僚は仲間ですがライバルでもあるため、負けず嫌いな性格の人は仲間同士で競い合い成長していけます。
企業の中には向上心がない人材が多く、なかなか社内で成果を上げるための行動が行われていないと悩んでいる企業も少なくありません。
特に営業などは数字で評価されるため、負けず嫌いな人の方が努力して成果を出す傾向があります。
数字で成果が明確にわかる職業で働くのであれば、負けず嫌いな性格はアピールしておいて損はないでしょう。
協調性がある
企業は従業員同士でのチームプレーで成り立っているため、協調性が求められます。
協調性がない人がいると、チームの行動方針とは異なる行動をとるため、上手くコミュニケーションが取れないだけでなく、事業も進みません。
どの企業でも協調性は求められるため、評価される性格だと言えるでしょう。
計画性がある
計画性を持って行動できる人は、スケジュール管理が徹底できるためタスク漏れなどのリスクも抑えられます。
とりあえず行動してから考えるという人も積極性があって評価されますが、計画性がないと業務が円滑に進められないです。
業務を円滑に進められる人材でアピールするためにも、計画性がある性格は伝えておいて損はないでしょう。
まとめ
本記事では、自分の性格を聞かれた時の回答例などについて解説しました。
企業は自社に合う人材なのか把握するために、求職者の性格については重点的に確認する傾向があります。
そのため、自分の性格を魅力的に伝えるだけでなく、短所については改善策などを考慮しましょう。
また、性格を伝える際は実体験から根拠を示せるように準備しておくことが大切です。