自己分析シートの使い方|無料テンプレート7選と作り方・ESへの活かし方

2025/12/18更新

就活を充実させるには、徹底的な自己分析が必要です。「自己分析を始めたいけど、どのシートを使えばいい?」「効率的な作り方や書き方が知りたい」と悩んでいる人も多いでしょう。

自己分析シートは、強みや価値観を可視化し、就活・転職活動を成功に導くための必須ツールです。この記事では、すぐに使える無料テンプレートとともに、代表的な自己分析シート7種類の使い方を記入例付きで徹底解説します。

なぜ自己分析に「シート」を使うべきなのか?3つの目的を解説

自己分析シートというフレームワークを活用することで、効率的に自己理解を深められます。ここでは、自己分析シートを使う3つの具体的な目的を確認しましょう。

思考を可視化し、客観的に自分を見つめ直せる

自己分析シートの項目に沿って記入していくことで、普段は意識していない自分の価値観や行動パターンが明確になります。

漠然とした自己イメージが具体的な言葉に変わる瞬間、それが自分を深く理解する第一歩です。文字として書き出すことで自分の経験や考えを客観的に捉えられるでしょう。

自己PRや志望動機の「説得力」を裏付ける材料が見つかる

自己分析シートを活用することで自己PRや志望動機の「説得力」を裏付ける材料が見つかります。面接で「あなたの強みは?」と問われた時、その答えに説得力を持たせるためには、具体的なエピソードが必要です。

「なぜそう行動したのか」「何を感じたのか」を深掘りすることで、強みを裏付けるエピソードを見つけましょう。

企業選びの「ミスマッチ」を防ぎ、入社後の活躍につながる

「自分に合う企業がわからない」という悩みは、企業選びの軸が定まっていないことが原因です。自己分析シートを通して、自分が仕事に何を求め、どんな環境で輝けるのかという「キャリアの軸」が明確になります。

この軸があれば、企業の知名度や待遇に惑わされず、本質的に自分と合う企業を選べます。これは、入社後の「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぎ、長期的な活躍の土台となるでしょう。

【無料テンプレート】目的別おすすめ自己分析シート7選と選び方

ここからは、代表的な7種類の自己分析シートについて、それぞれの特徴と使い方を解説します。すぐに使えるテンプレートを用意したので、ぜひ試してみてください。

自分史シート:過去の経験を網羅的に洗い出すためのシート

幼少期から現在までの出来事や感情を時系列で書き出し、自分の歴史を振り返るシートです。全ての自己分析の基礎となり、忘れていた経験や価値観の源流を発見できます。

年代ごとに「熱中したこと」「困難だったこと」「嬉しかったこと」などを書き出し、その時の内面(なぜそう感じたか)も記録します。

区分 小学校 中学校 高校 大学
勉強
趣味
部活
習い事
アルバイト
人間関係
大変だったこと
頑張ったこと
気付いたこと

モチベーショングラフ:モチベーションの源泉を探るためのシート

モチベーショングラフは、人生の浮き沈みをグラフで可視化し、自分のモチベーションが上下するパターンを発見するシートです。やりがいを感じる仕事や環境を見つけるヒントになります。

モチベーショングラフ

自分史を参考に、各出来事のモチベーションを点で打ち、線で結びます。モチベーションが高い点と低い点の「共通点」や「原因」を分析することが重要です。

Will-Can-Mustシート:キャリアの方向性を定めるためのシート

特徴:「やりたいこと(Will)」「できること(Can)」「やるべきこと(Must)」の3つの観点から、キャリアの方向性を明確にするフレームワークです。

Will-Can-Mustシート

出典:Will Can Mustとは?目標設定やキャリアの見直しに便利なフレームワークを解説

3つの円を描き、それぞれに思いつくことを書き出します。3つの円が重なる部分が、あなたが目指すべきキャリアの方向性を示します。

SWOT分析シート:強み・弱みを戦略的に分析するためのシート

SWOT分析シートは、内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)の4象限で自分を分析し、自己PRの戦略を立てるのに役立ちます。

SWOT分析シート

出典:【テンプレート付き】SWOT分析とは?わかりやすく解説

各項目を書き出した後、「強み」を活かして「機会」をどう掴むか、「弱み」をどう克服するかを考えます。

ジョハリの窓シート:他者視点から自分を知るためのシート

ジョハリの窓シートは、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」のズレを認識し、自分では気づかない「盲点」を発見するツールです。

ジョハリの窓シート

出典:ジョハリの窓とは?4つの窓、各項目の意味やワークのやり方、ワークシートを紹介

自分が思う自分の性格と、友人や家族から見た自分の性格を比較し、4つの窓(開放/盲点/秘密/未知)に分類します。

マインドマップ:思考を自由に広げ発想を得るためのシート

マインドマップは、中心テーマから放射状にキーワードをつなげ、思考を視覚的に整理する手法です。一つのテーマを多角的に深掘りでき、思いがけない自己発見につながります。

マインドマップ

出典:マインドマップとは?書き方や知りたい全部を無料ツールと完全解説!

紙の中心に「働く目的」などのテーマを書き、連想する言葉を繋げていきます。各キーワードに「なぜ?」と問いかけ、さらに枝を伸ばすのがポイントです。

ライフラインチャート:人生全体の満足度を可視化するシート

ライフラインチャートは「幸福度」や「満足度」を軸に人生の波をグラフ化します。何が自分の人生を豊かにするのか、という本質的な価値観を探るのに適しています。

ライフラインチャート

出典:ライフラインチャートを使った自己分析のやり方とは?テンプレートもあります。

人生のターニングポイントにおける幸福度をプロットし線で結びます。幸福度が高かった時期の共通点から、自分が大切にしていることを見つけます。

【応用編】組み合わせで効果倍増!自己分析シートの複合的な使い方

一つのシートを使うだけでも効果はありますが、複数のシートを組み合わせることで、より深く、多角的な自己分析が可能です。

パターン1:経験の洗い出し「自分史」×感情の深掘り「モチベーショングラフ」

自分史とモチベーショングラフの組み合わせは最も効果的と言えるでしょう。まず「自分史」で過去の出来事を網羅的に書き出し、記憶を呼び覚まします。

その上で、自分史でリストアップしたエピソードを「モチベーショングラフ」にプロットします。

この手順で、出来事の背景にある自分の感情の動きが明確になり「なぜ頑張れたのか」といった価値観の根源を効率的に探り当てられるはずです。

パターン2:キャリア設計「Will-Can-Must」×戦略分析「SWOT分析」

「Will-Can-Must」と「SWOT分析」は、キャリアの方向性を考える際に強力な組み合わせです。

まず「Will-Can-Must」で大まかなキャリアの方向性を定めます。次に、その方向性を実現するために、自分自身の現状を「SWOT分析」で客観的に評価してください。

これにより、目指すキャリアに対して自分の強みをどう活かし、弱みをどう補うかという具体的な戦略を立てられるようになります。

分析結果をES・面接に活かす3ステップ

分析結果をES・面接に活かす3ステップは以下のとおりです。

自己分析をES・面接に活かす3ステップ
  • STEP1:共通点を見つけ「自分の強み・価値観」を言語化する
  • STEP2:言語化した強みに「具体的なエピソード」を紐づける
  • STEP3:企業の求める人物像と結びつけ「自己PR・志望動機」を作成する

自己分析シートは、作成することがゴールではありません。分析結果をエントリーシートや面接で使える言葉に変換するプロセスを抑えておきましょう。

STEP1:共通点を見つけ「自分の強み・価値観」を言語化する

まずは、作成した複数のシートから共通するキーワードや行動パターンを探します。「モチベーショングラフで高い時期」と「自分史で熱中したこと」に共通する要素から、あなただけのキーワードを抽出します。

STEP2:言語化した強みに「具体的なエピソード」を紐づける

STEP1で見つけた「強み」を証明する具体的なエピソードを、自己分析シートの中から選び出します。

「周囲を巻き込む力」が強みなのであれば、「文化祭の企画で、対立していたAグループとBグループ双方の意見を聞き、共通の目標を設定することでチームを一つにまとめた」のように、誰が聞いても情景が浮かぶストーリーを準備しましょう。

STEP3:企業の求める人物像と結びつけ「自己PR・志望動機」を作成する

最後に、完成した「強み+エピソード」を、応募企業の求める人物像と結びつけます。

「私の『周囲を巻き込む力』は、多様な部署との連携が欠かせない貴社のプロジェクトにおいて、円滑なコミュニケーションを促進し、成果の最大化に貢献できると考えます」

このように、企業側のメリットを提示する視点でアピール内容を組み立てることで、説得力のある自己PRが完成します。

自己分析でつまずかないための注意点と対処法

自己分析は時に難しく、精神的な負担を感じることもあります。より有意義な分析にするために、以下のポイントを意識しましょう。

完璧を目指さず、まずは書き出す

完璧を目指さず、まずは書き出すことから始めましょう。最初から綺麗にまとめようとすると、手が止まってしまいがちです。自己分析シートは清書が目的ではありません。

思いつくままのキーワードや短い文章で構わないので、どんどん書き出してみましょう。まずは「思考を吐き出す」ことを優先するのが成功の秘訣です。

一度作って終わりにせず、定期的に更新する

自己分析は、一度行ったら終わりではありません。選考が進むにつれて、あなたの価値観や興味は変化します。定期的に自己分析シートを見直し、内容を更新していきましょう。考え方の変化の記録自体が、あなたの成長の証となります。

まとめ

この記事では、代表的な自己分析シート7種類の具体的な使い方から、分析結果を就職活動に活かすための実践的なステップまでを解説しました。

自己分析シートは、あなたという人間の「取扱説明書」を作成する作業です。自分の得意なこと、やりがいを感じること、大切にしたい価値観を深く理解することで、キャリアという長い道のりを自分らしく歩むための、揺るぎないコンパスを手に入れられます。

今回紹介したテンプレートや使い方を参考に、まずは一つ、自分に合いそうなシートから始めてみてください。その一歩が、あなたの輝かしい未来を切り拓くための、確かな土台となるはずです。

上京を志す地方学生ならジョーカツ

首都圏の学生ならスタキャリ

  • line シェアする
  • X ポストする
LINE追加で就活準備がグッと進む!
性格診断
性格診断
適職診断
適職診断
面接質問集
面接質問集
ES回答集
ES回答集
SPI対策
SPI対策