【本記事1本丸わかり】化学系の就職事情と就職先の選び方&5つの必須対策

【本記事1本丸わかり】化学系の就職事情と就職先の選び方&5つの必須対策

2023年3月28日更新

はじめに

「化学系の学生はどんな企業に就職するの?」

 

「化学系って本当に就職に強いの?」

 

「化学系の企業はどんな会社があるの?」

 

と頭の中が疑問符だらけになっていませんか?

 

大丈夫です。

 

この記事1本ですべての疑問がクリアになります。

 

本記事では、

 

・化学系の学生が本当に就職に強いのか

・先輩達はどんなところに就職しているのか

・化学系の学生におすすめの業界や職種

・就活でやっておきたい5つの必須対策

 

などを網羅して解説していきます。

 

10分後には頭がスッキリした状態で、自信を持って就活に臨めるようになりますので、最後まで一気にお読みくださいね。

化学系って就職に強い?

結論からいうと、化学系の学生は一般的に「就職に強い」と言えます。

 

化学系の学生が就職に強い理由の1つに、化学分野において高い技術力や知識を持つ人材が求められていることが挙げられます。

 

また、化学分野はさまざまな産業に関わる基礎技術であるため、幅広い業界で活躍することができます。

 

さらに、化学系の学生は化学だけでなく、数学や物理学、生物学などの基礎科学にも通じていることが多いため、複数の分野において活躍できるポテンシャルを持っています。

 

ただし、業界や企業によって求められるスキルや知識は異なるため、適切な就職活動を行い、自分に合った企業や業界を見つけることが大切です。

 

また、化学系の学生が就職に強いと言っても、就職市場が厳しい状況にある場合や、自分自身のスキルや経験が不足している場合には、就職に苦戦することもあります。

 

そのため、就職活動を始める前に、自分のスキルや強みを見極め、効果的な就職活動を行うことが重要です。

化学系の学生の就職先

化学系の学生が就職する会社は、

 

・化学メーカー

・石油・ガス・エネルギー関連企業

・食品・医薬品メーカー

・素材開発・加工会社

・環境・廃棄物管理会社

・化学分析・評価会社

・化学教育関連会社

 

など、多岐に亘ります。

 

それぞれの就職先としては、下記のような企業があります。

 

区 分代表的な企業例
化学メーカー旭化成、三菱化学、日本化薬、信越化学、花王、東ソー
石油・ガス・エネルギー関連企業JXTGエネルギー、出光興産、コスモエネルギーホールディングス、ENEOS、東京ガス
食品・医薬品メーカー資生堂、大塚製薬、アステラス製薬、第一三共、エーザイ
素材開発・加工会社日立化成、日本碍子、日本電気硝子、三菱マテリアル、日本特殊陶業
環境・廃棄物管理会社日本エコシステム、日本エコロジー、日揮エンビロメント、日本リサイクルシステム
化学分析・評価会社SGS、日本分析センター、アキュセンス、東京ケミカルアナリシス
化学教育関連会社学研ホールディングス、日本教育出版、三省堂

化学系の学生におすすめの業界

「化学系の卒業生の就職先はイメージできましたが、化学系におすすめの業界とかありますか?」

 

以下の4業界をおすすめします。

 

①化学品メーカー

➁石油・ガス・エネルギー関連企業

➂食品・医療品メーカー

➃素材開発・加工会社

これらの業界には、化学系の学生に向けた研修制度やインターンシップ・プログラムが用意されている企業も多くあります。

また、グローバルに活躍する企業も多くあり、海外でのキャリアアップのチャンスもあるため、幅広いキャリアパスが期待できますね。

それでは、それぞれの中身を掻い摘んで見ていきましょう。

①化学品メーカー

化学品メーカーは、化学分野の研究開発や製品開発を行っているため、化学系の学生にとっては就職先として人気があります。

また、グローバルに展開している企業が多く、海外でのキャリアアップのチャンスもあります。

➁石油・ガス・エネルギー関連企業

石油・ガス・エネルギー関連企業は、地球資源の開発やエネルギーの供給に関わる重要な業界です。

化学系の学生は、石油・ガスの探査・開発や化学プラントの運営など、化学分野の知識・技術を活かすことができます。

➂食品・医薬品メーカー

食品・医薬品メーカーは、日常生活に密接に関わる重要な産業です。

化学系の学生には、食品・医薬品の開発や製造に関わる仕事があります。

特に、医薬品メーカーでは、薬剤の設計や合成、分析・評価など、高度な化学知識が求められる仕事がありますね。

➃素材開発・加工会社

素材開発・加工会社は、自動車や電子機器、建築材料など、様々な製品に必要な素材の研究開発や加工を行っています。

化学系の学生には、新素材の合成や機能性素材の開発など、創造的な仕事がありますね。

化学系の学生におすすめの職種は?

「化学系におすすめの業界はわかりましたが、次におすすめの職種とかありますか?」

それでは、化学系の学生におすすめの職種とその理由をいくつかご紹介します。

①研究開発職

化学系の学生が就職しやすい職種として、研究開発職が挙げられます。

研究開発職は新しい化学製品や材料の開発に携わることができるため、化学の知識を活かせる点が魅力的です。

➁品質管理・品質保証職

品質管理・品質保証職は、化学製品や医薬品などの品質を評価する重要な職種です。

化学系の学生は、分析や評価に関する知識や技術を活かして、品質管理・品質保証業務に携わることができます。

➂生産技術職

生産技術職は、化学製品の生産工程や設備の改善・管理などを行う職種です。

化学系の学生は、化学反応の理解やプロセス開発の経験を活かして、製品の生産工程の改善・最適化に携わることができます。

➃セールスエンジニア・テクニカルセールス職

セールスエンジニア・テクニカルセールス職は、顧客に対して化学製品や機器の説明や提案を行う職種です。

化学系の学生は、化学的な知識や技術を用いて、顧客のニーズに応じた提案やサポートを行うことができます。

 

これらの職種は、化学系の学生が就職しやすく、化学の知識や技術を活かせる点が魅力的です。

ただし、選ぶ際には自分自身の興味や将来のキャリアビジョンに合わせて、適切な職種を選ぶことが大切ですね。

 

また、学部卒、修士卒、博士卒によって、就職後の仕事内容が以下のように異なる場合がありますので、注意が必要です。

 

区 分仕事内容
学部卒技術営業、品質管理、製造工程
修士卒研究開発、既存製品の性能上げ、製造工程の見直し
博士卒基礎的な要素研究~製品までの実用化研究

 

学部卒の場合、研究開発能力が未熟だと捉えられ、特に大手企業での研究開発職に就くことは難しい現実があります。

 

仮に、研究開発部門に配属されたとしても、サポートスタッフとしての役割を与えられることがほとんどです。

 

修士卒の場合、高学歴の大卒であればすぐに研究開発職に就くことができますが、中堅大学卒の場合は、数年間の部署経験を積んで研究開発職に就くことがあります。

 

博士の場合は、企業で研究に徹するほか、博士号を利用して海外で働く人も多い傾向にあります。

 

本人の能力が重視されるため、学歴の優先順位は低くなりますが、年齢が高くなるので、逆に研究職以外に就くことが厳しくなりますね。

 

いずれにしても、入社してから自分の描いたキャリアビジョンと齟齬がないように、仕事内容にこだわりが強い人は、OB/OG訪問や会社説明会などでシッカリと仕事内容を確認しておきたいですね。

就職先を選ぶ際の5つのポイント

「それでは化学系の学生が就職先を選ぶ際に、どのような視点をもっておけばいいのでしょうか?」

 

就職先を選ぶ際のポイントは大きく下記の5つです。

 

①業種や職種

➁規模や組織文化

➂研究開発や技術開発に対する取り組み

➃待遇やキャリアアップの可能性

➄勤務地

 

それぞれ1つずつチェックしていきましょう。

①業種や職種

化学系の学生には化学、医薬品、食品、石油、化粧品など、多岐に亘る就職先があります。

 

就職先が広範なだけに自分の興味を持つ業界を絞り込み、その中でもどんな職種に就きたいのかを自己分析しながら見極めていくことが大切です。

 

ファーストキャリアは今後のあなたのキャリアパスを決める重要な分岐点になりますので、

長期を見据えてシッカリと考え抜きましょう。

➁規模や組織文化

就職先の規模や組織文化も重要な要素になります。

 

大手企業や中小企業など、企業の規模によって業内容や社風が異なるからです。

 

自分が興味関心のない仕事に従事すると、やりがいを感じませんのでモチベーションを保つのが難しいですし、自分の性格や価値観に合わない組織文化で働くことはストレスや不満を生む可能性があります。

 

なので、入社したらどんな仕事ができるのか、その会社の企業文化があなたと親和性が高いのかをよくチェックしておきましょう。

➂研究開発や技術開発に対する取り組み

化学系の学生は研究開発や技術開発に関心を抱く学生も多いでしょう。

 

そのために就職先がどのような研究開発や技術開発に力を入れているのかを調べ、自分の興味関心にマッチングする企業を選ぶことが重要です。

 

大学と民間企業の研究において最大の違いは、民間企業は実用化・ビジネス化の視点が強く、ニーズやコスト、納期を強く意識する傾向にあります。

 

そのために研究開発費を削減して研究テーマを絞り込んだり、短期間で成果を上げることを要求される場面もあります。

 

そのような状況下でも、どのくらい研究開発に力点を置いているかを見極める指標として、売上に占める研究開発費(売上高研究開発費比率)をチェックしておくことが重要です。

 

研究開発にコストをかけている企業では、社員の論文発表や学会への参加など、アカデミックな活動を推進していたり、事業戦略上の研究開発を重視する可能性が高いです。

➃待遇やキャリアアップの可能性

次に、就職先の待遇やキャリアパスも就職先を選ぶ際に考慮すべきポイントです。

 

いくら仕事内容を気に入っていても、待遇や将来性が陳腐だと走り続けるのも限界があります。

 

給与や福利厚生、昇進の仕組みなどを確認して、自分が満足できる待遇であるかどうかを予め検討しておきましょう。

➄勤務地

最後に注意すべきポイントは、勤務地です。

 

通勤時間や生活環境、地方か都市か、海外勤務があるのかどうか、自分のライフスタイルに併せて就職先を選びましょう。

 

「まさか海外で働くようになるとは思わなかった」

 

というように入社してから後悔し、モチベーションを落とすことのないように働く場所にも目を向けておきたいですね。

 

以上が、化学系の学生が就職先を選ぶ際に考慮すべきポイントです。

 

ただし、これらはあくまでも一例であり、個人によっては重視するポイントが異なるかもしれませんので、その場合は自分が納得いくまで調べ尽くしましょう。

 

就活でやっておきたい5つの必須対策

 

「次に、化学系の学生が就活するときに何か対策しておくことはありますか?」

 

下記のとおり、大きく5つあります。

 

①研究室の活動に積極的に参加する

➁インターンシップに参加する

➂外国語力を身につける

➃プレゼンテーション力を身につける

➄就職情報を収集する

 

1つずつポイントを解説します。

①研究室の活動に積極的に参加する

大学の研究室での活動や研究を通じて、化学的な知識や実験技術を磨くことができます。

 

加えて、研究室でのプロジェクトや発表などを通じて、自分のアウトプット力を高めることができますので、一挙両得です。

 

理系の場合、部活やアルバイトを通じた強みをアピールするよりも、学問の専門知識やそれに必要な分析力やプレゼンテーション能力などのほうが評価されますので、研究室の活動に専念しておくことをおすすめします。

➁インターンシップに参加する

化学系の企業や研究機関でのインターンシップに参加することで、業界の現状や職場の雰囲気、実務に必要なスキルなどを学ぶことができます。

 

加えて、あなたの思い描いた仕事内容や会社の雰囲気とのマッチング度も同時に把握することができます。

 

さらに、就活時にはインターンシップ先の経験をアピールすることができますし、志望度の高さを伝える行動面の証拠にもなりますので、一石二鳥、三鳥の効用があります。

➂外国語力を身につける

化学分野は国際的な視点が求められる分野であり、外国人研究者やビジネスパートナーとのコミュニケーションも必要です。

 

学術書や論文も外国語表記が多いので、英語をはじめとする外国語を積極的に学び、語学力を身につけることが重要ですね。

➃プレゼンテーション力を身につける

研究や実験成果を発表する場面は多くあります。

 

そこで、自分の研究成果やアイデアをわかりやすく伝えるためのプレゼンテーション力を高めることが大切です。

 

また、企業によっては、選考であなたの研究内容をプレゼンテーションさせる会社もあります。

 

技術力はあるのに、プレゼンテーションが下手なために落とされると勿体ないので、ぜひともスキルを高めておきたいですね。

➄就職情報を収集する

業界の動向や求人情報などを収集し、自分に合った企業や職種を見つけることが重要です。

 

大学の就職支援センターやキャリアセンター、業界の就職イベントや就職サイトなどを活用し、情報収集を行いましょう。

 

尚、あなたの志望する企業に先輩がいる場合は、OB/OG訪問を行っておきたいですね。

 

可愛い後輩のために、先輩がネットでは拾えない生の情報を教えてくれる絶好の機会となりますよ。

 

以上が、化学系の学生が就活を行う際に必要不可欠な対策です。

 

自分の強みを活かし、自己分析を行いながら、ぜひ自分に合った就職先を見つけましょう。

おわりに

以上、化学系の学生の就活事情や就職先を選ぶポイント、5つの必須対策を解説してきました。

 

特に化学系の学生に伝えたいことは、入社してから

 

「こういう会社だとは思わなかった」

 

「こんな仕事をするとは思わなかった」

 

と後悔することのないようにしてほしいと思います。

 

そのためには、しっかりと自己分析して、どんな企業や仕事に就けば、あなたが活きるのか、やりがいをもって仕事に取り組めるのかを考えることです。

 

そのためには、就職活動を通じて、あなたのキャリアプランを含めた自身の将来を考えることが重要になります。

 

本記事では、そのための判断材料を提示しましたので、ぜひ就活のお役に立ててほしいと思います。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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就活ハンドブック編集部

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