リクルートスーツにブラウスはOK?服装における注意点とは

リクルートスーツにブラウスはOK?服装における注意点とは

2022年12月12日更新

はじめに

リクルートスーツを着るシーズンになって、初めてリクルートスーツについてきちんと調べたという方は多いのではないでしょうか。

スーツに関する情報はたくさん出てくる一方で、細かな小物類やインナーについて悩む人がたくさんいます。

中でも悩みが多いのは、スーツの中に着るインナーです。

 

「リクルートスーツの中はシャツ」といった漠然としたイメージはあるものの、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

「シャツは持っていないから絶対買わなくちゃいけない?」

 

「入学式で買ったブラウスは着ていいのかな?」

 

「そもそも、何を着るのが正解なの?」

 

このような疑問にお答えするべく、本記事ではそもそもリクルートスーツにブラウスはOKなのか、その場合、どのような素材感やデザインであればOKなのか、といった内容をお伝えします。

 

就活における服装の正解が分からないという方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてくださいね。

1リクルートスーツにブラウスはOK?

そもそも、リクルートスーツにブラウスはOKなのでしょうか?

結論からお伝えすると、リクルートスーツにブラウスはOKです。シャツでなくても構いません。

 

ブラウスは、ビジネスの場においても適した装いです。

就活をイメージさせるリクルートスーツの写真では、多くの場合シャツが使われていますが、必ずしもシャツである必要はないのです。

 

シャツとの違いは何?

もちろん、リクルートスーツのインナーとしてシャツも適しています。

シャツはブラウスと異なり、襟がついていることからよりビジネスに即した服装であると言えます。

 

しかし、シャツは襟の汚れが目立ちやすかったり、しわになりやすかったりするため、丁寧にケアをする必要があります。

 

一人暮らしなどでマメにシャツのケアをできない場合には、敢えてシャツを選択せず、ブラウスを選択するのが安心です。

2リクルートスーツに合うブラウス選びのポイント

では、リクルートスーツにはどのようなブラウスが合うのでしょうか。

 

①襟元

②色

③素材

④デザイン

 

ポイントとなる4点をご紹介します。

 

①襟元

ブラウスの最も一般的な襟元はラウンドネックではないでしょうか。襟がなく、丸首になっているデザインです。

他にも、胸元がV字で空いているVネックや、ネックラインが横に広いボードネックなどがあります。

 

丸襟をはじめ、襟がついているデザインもありますが、ブラウスに襟がついているものはややカジュアルな印象を与えてしまいます。そのため、基本的にはラウンドネック、体型やデザインに応じてVネックを選択するのがおすすめです。

 

胸元が大きく開くようなデザインは、ビジネスの場において好ましくありません。そのため、可能な限り避けることが無難です。

 

襟元が詰まったようなデザインであるスタンドカラーやロールカラーは問題ありませんが、夏場には暑苦しい印象を与えてしまうかもしれません。デザインとしては問題ないものの、季節に応じて適切な襟元を選択できるようにするのがおすすめです。

 

②色

最も活用しやすい色は白です。白色のブラウスであれば、業種・業界はもちろんのこと、季節を問わず着用することができます。

ただし、白と一言に言っても様々な白色が存在します。透け感があるもの・ないもの、日の当たり方によっては黄色に見えるものなど、その種類は様々です。

 

最も活用しやすいのは、どのような日の当たり方でも白に見え、透け感が少ないものです。

 

本来白色は清潔感を与える色ですが、透け感が強くなってしまっては、反対に下品に見えてしまいます。

インナーを着用していたとしても、あまりに透けすぎていてはビジネスの場に相応しいとは言えません。

相応しい白色を見極めるためには、通販などではなく、店舗などで自分の目で見て確かめた上で購入することがおすすめです。

 

また、この他にも、薄い青やピンクであれば問題ないという企業もあります。

しかし、業種や業界によっては「色付きはNG」「新人が着る色ではない」といった慣習がある企業があるため、着用には十分注意しましょう。

 

③素材

ブラウスの素材にルールはありませんが、シフォンやレースなどの透け感が強いものや、綿などのカジュアル感が強いものは避けることが無難です。あくまでもビジネスに相応しく見えるような素材感であるものを選びましょう。

 

しかし、近年はデザインの幅が広がっており、一概に「この素材であればOK」とは言いにくくなっています。

そのため、イメージとしては「スーツ専門店で販売している素材はOK」といった形で認識しておくのが安心です。

 

④デザイン

デザインは、基本的に無地を選びましょう。首元などに多少デザインがあることは問題ありませんが、華美なデザインはNGです。

 

例えば、ドット柄やストライプ柄、レオパード柄など、柄が一目で分かるものは就活で避けるのが無難です。素材感によっては、オフィスカジュアルとして着用することはできたとしても、あくまでもビジネス「カジュアル」に分類されることを理解しておきましょう。

 

また、袖部分などにフリルなどが装飾されているものも避けるのが無難です。

ジャケットを着ることで目立たなくなるデザインかもしれませんが、ジャケットの上からごわつきが見えるなど、見た目がすっきりしなくなる可能性があります。

 

就活の場では、あくまでもシンプルを第一と考え、服装を選ぶことをおすすめします。

3就活に最適なブラウスとは?

では、就活ではどのようなブラウスが最適なのでしょうか。

 

①洗いやすい

②シワになりにくい

③形状記憶型である

④ぴったりとしたサイズを選ぶ

 

ポイントとなる4点をご紹介します。

 

①洗いやすい

最も大切なのは、「洗いやすいか」ということです。

 

就活が本格化すると、面接が重なることが出てくるでしょう。その場合、インナーをクリーニングに出していては間に合わない…というケースに陥ることは少なくありません。

 

自宅で洗濯できるブラウスを選んでおけば、面接終わりの時間に洗濯することで、次回の面接に備えることができます。

 

もちろんシャツも洗濯することは可能ですが、汚れの落としやすさや洗濯の手軽さで比較すると、圧倒的にブラウスの方が洗濯しやすいと言えるでしょう。

 

②シワになりにくい

「洗いやすい」とも連動しますが、「シワになりにくい」こともブラウス選びの重要なポイントです。

 

近年では、リモートワークが普及したことで、手軽に自宅で洗濯できるデザインや素材のブラウスが増えてきました。シワになりにくいデザインを選ぶことで、アイロンの手間なく着用することが可能になります。

 

何度も着用することを想定している場合や、洗い替えのブラウスを持たずに利用したいと考えている場合には、シワになりにくいブラウスを選ぶことは非常に重要です。

 

③形状記憶型である

ただシワになりにくいだけではなく、形状記憶型であることも重要なポイントです。

形状記憶型であれば、シワがない状態のブラウスを長時間維持してくれます。

 

就活の場では、慣れないリクルートスーツを長時間着ることが多く、意図せずブラウスがシワになってしまうことが少なくありません。1日の終わりにそのような状態になる分には構いませんが、面接をはしごする必要がある際には、可能な限りきれいなブラウスでいたいのではないでしょうか。

 

そのような場合には、形状記憶型のブラウスを選んでおくと安心です。

 

④ぴったりとしたサイズを選ぶ

ブラウスを着こなすコツは、ぴったりとしたサイズ感です。

小さいブラウスであれば体型が強調され、爽やかな印象になりません。大きいブラウスであれば、だらしない印象を与えてしまう可能性があるでしょう。

 

ブラウスのつくりによって、どのサイズがフィットするかは異なります。

可能であれば店頭で試着の上、自分に適したブラウスを選択することがおすすめです。

4よくある質問

ここまで、リクルートスーツに合わせたブラウスについてご紹介してきました。

他にもいくつか疑問になりそうな点にお答えします。

 

Q.「企業によって服装は変えるべき?」

 

A.企業によって服装を変えるというよりは、企業の業種や業界、規模感や雰囲気に合わせて服装を判断するべきです。

 

1社ずつ、異なる服装をする必要はありませんし、同じスーツやシャツ、ブラウスを着まわすことは何の問題もありません。しかし企業ごとに、許される服装と許されない服装があることを理解しておくべきです。

 

企業ごとの雰囲気は、人事をはじめとする社員の雰囲気で分かる場合がありますが、必ずしも就活生に同様の雰囲気が適用されるとは限りません。

そのため、企業側からの指定がない場合には、リクルートスーツなどの無難な服装を選択しておくのが安心です。

 

Q.「シャツとブラウスならどちらが良い?」

 

A.結論から言うと、どちらが良いということはありません。

季節やご自身の雰囲気に応じて、より「似合っている」と感じる方を選ぶことが大切です。

 

髪型やメイクの雰囲気によっては、やや甘い印象を与えるブラウスが似合いにくいということがあります。

同様に、やや強めの印象を与えるシャツが似合いにくいという人もいるでしょう。

ご自身が持つ雰囲気はもちろん、どのように見られたいかという基準で服装を選ぶのがおすすめです。

 

また、色味があるブラウスやシャツがOKな会社の場合には、色を取り入れることで他者との差別化を図ることもできます。

 

あくまでも服装は、自分を魅せるための武器のひとつに過ぎません。

自分自身の魅せ方、見られ方を考慮した上で、最も良い選択肢が見つかると良いですね。

自分が自信を持てる服装で就活に臨もう!

いかがでしたか?

本記事では、そもそもリクルートスーツにブラウスはOKなのか、その場合、どのような素材感やデザインであればOKなのか、といった内容をお伝えしてきました。

 

「シャツは持っていないから絶対買わなくちゃいけない?」

「入学式で買ったブラウスは着ていいのかな?」

「そもそも、何を着るのが正解なの?」

といった疑問を解消することはできましたか?

 

ブラウスでOKと聞いていても、実際の就活の場にはシャツが多くて怖気づいてしまった・・・という場面が出てくるかもしれませんが、ブラウスはビジネスの場において問題なく着用できるものです。

 

ぜひ自分の服装、そして自分自身に自信を持って、全力で就活に臨んでみてくださいね。

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。