【服装自由】服装の選び方は?カジュアルウェアの基本マナーを解説
2024/10/8更新
はじめに
就活を進める中で、インターンシップや説明会、面接でカジュアルウェアもしくは服装自由と指定されることがあります。
そのような場合に服装自由とはどこまで自由なのか悩む学生も多いのではないでしょうか。
カジュアルウェアを選ぶ際に、実際にどのような服装が適切か、何に注意すべきかを理解しておくことが重要です。
本記事は、以下のような悩みを持つ就活生を対象にしています。
- 就活のカジュアルウェアってどんな服装なの?
- カジュアルウェアで気をつけることを知りたい
- 服装自由指定の時にスーツを着てもいいの?
今回はこのような疑問を持った就活生に向けて、服装自由の場合のカジュアルウェアの基本マナーや注意点について紹介していきます。
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カジュアルウェアとはどんな服装?
カジュアルウェアと言われてもどのような服装のことかわからない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、カジュアルウェアがどのような服装であるかや注意点について解説します。
カジュアルウェアの基本マナー
カジュアルウェアとは、オフィスカジュアル、ビジネスカジュアルのことを指します。
これらは簡単に言うと、スーツほどの堅苦しさはありませんが、ビジネスシーンに合った清潔感のある服装です。
一般的には、落ち着いた色合いとシンプルなデザインの服装が好まれます。
カジュアルウェアがどのようなものかをしっかりと理解した上で就活に臨みましょう。
具体的には、シャツやブラウス、チノパンやスカートといったカジュアルウェアが挙げられます。
カジュアルウェアの注意点
次に、カジュアルウェアを着る際の注意点について紹介します。
就活の場にふさわしいカジュアルウェアを事前に理解しておきましょう。
奇抜な色や華美なデザインを避ける
カジュアルウェアの場合は、奇抜な色や華美なものは控えるようにしましょう。
基本的には、落ち着いた色で、派手すぎないシンプルなデザインが説明会や面接の場では、好まれます。
ただし、アパレル企業などの面接を受ける際に「自分の好きな服を着てきてください」と指定がある場合はこの限りではありません。
清潔感を重視する
就活の場では、どのような服装でも、清潔感を保つことが大切です。
カジュアルウェアだとしても、普段遊びに行く服とは意味合いが異なります。
きちんとアイロンがけをしたシワのない服など見た目から清潔感を感じることができる服装を心がけましょう。
特に面接やインターンシップの際には、第一印象がとても重要であるため、服装から清潔な印象を与えることが求められます。
カジュアルすぎる服装は避ける
カジュアルウェアの中でも、就活にはふさわしくないカジュアルすぎる服装は避けるようにしましょう。
例えばTシャツにジーンズ・デニム、露出度の高いスカートやトップスは控えましょう。
就職活動では、場をわけまえた服装が求められます。
実際に自分が職場で上司や取引先などとその服装で仕事ができるかどうかを基準に、カジュアルウェアを考えるといいでしょう。
服のサイズに気をつける
見落としがちな部分になりますが、服のサイズもとても重要なポイントになってきます。
特に注意が必要なのは大きめの服を着てしまうことです。
大きめの服を着てしまうと、ダボっとして見えてしまい、だらしなく見えてしまいます。
その結果、清潔感に欠けてしまい、マイナスイメージに繋がる可能性があります。
逆にタイトすぎる服も動きにくく、不快な印象を与えることがありますので、体にあった適切なサイズの服を選びましょう。
靴や靴下にも気を配る
靴や靴下にも気を配ることも重要です。
靴下は、長さや色合いにも気を配る必要があります。
例えば、男性は靴下は長めのものを着用しましょう。
くるぶしが見えてしまう短い靴下は、ビジネスシーンでは避けてください。
色も黒、紺、茶色などの無地で無難な落ち着いた色にしましょう。
女性はストッキングを履くことが多いと思いますが、予備のストッキングを鞄にしのばせておくことがおすすめです。
女性の場合はストッキングは肌色が無難でいいでしょう。
そして、靴にも気を配るようにしましょう。
靴を事前に磨いておくことは社会人の基本です。
靴の汚れがあるだけでも印象を大きく左右するため、しっかりと足元まで見られていることを意識しましょう。
【男性向け】カジュアルウェアの基本マナー
男性向けのカジュアルウェアを選ぶ際には、清潔感と適度なフォーマルな服装が求められます。
ここでは、男性のカジュアルウェアをする際のポイントを5つ紹介します。
トップスは襟付きの服
トップスは襟付きの服を選ぶのが基本です。
Tシャツでは、少しラフな印象を与えるため、襟付きシャツが好ましいでしょう。
襟付きシャツの色は白、薄い青、グレーなど落ち着いた無地の色を選ぶと好印象を与えることができます。
シャツの形状や素材も、シンプルでシワになりにくいものが望ましいでしょう。
上着はジャケット
上着にはジャケットを着用することをおすすめします。
ジャケットの色は、黒や紺、グレーといったベーシックなカラーが無難です。
ベーシックなカラーを選ぶことで、襟付きシャツとの様々な組み合わせにも対応できます。
ジャケットの選び方としては、体のラインにフィットするシルエットのものを選ぶことで、きちんとした印象を与えることにもつながるでしょう。
ボトムスはチノパンツ
ボトムスはチノパンを選ぶのがベストです。
ジーンズやその他のデザインパンツはカジュアルすぎるため、避けるのが無難です。
色は黒、紺、ベージュがいいでしょう。
トップスの襟付きシャツやジャケットの色に合わせてコーディネートしましょう。
基本的にボトムスは長ズボンを着用することがマナーです。夏の暑い時期でも、短パンや半ズボンではなく、しっかりと長ズボンを履くようにしましょう。
丈感もくるぶしが隠れる程度の長さのものが適切です。
靴は革靴がベスト
靴は紐付きの革靴がベストです。
紐付きの革靴がなければ紐なしのローファーなどでも許容範囲です。
色は黒、紺、茶色など無難な色を選択しましょう。
足元まで気を配ることで、全体的な清潔感をアップできるため、革靴も事前に磨いておくといいでしょう。
髪型は清潔感を出す
髪型は、前髪や横の髪が目や耳にかからないように整えてましょう。
後ろ髪もシャツにかからないように短めに切っておくことが大切です。
ワックスなどヘアスタイリング剤を使う際は、ワックスのつけすぎには注意しましょう。
ベタベタな印象やガチガチな印象は清潔感がなくなってしまいます。
自然で清潔な印象を保つことが大切です。
【女性向け】カジュアルウェアの基本マナー
女性向けのカジュアルウェアは、男性と比較すると女性向けのカジュアルウェアは種類が豊富にあるため、清潔感や品の良さがあるような服装を心がけるといいでしょう。
女性向けのカジュアルウェアについて、ポイントを6つ紹介していきます。
トップスはカーディガンやジャケット
トップスはカーディガンかジャケットを選びましょう。色は、リクルートスーツ同様の黒や紺、グレーが無難です。
しかし、アパレル系の企業やクリエイティブな職種の場合は、少し個性的な色やデザインを選び、個性を表現すると好まれる場合もあります。
基本的にはシンプルなものを選ぶといいでしょう。
インナーはブラウス、襟付きシャツ、カットソー
インナーは、ブラウス、襟付きシャツ、シンプルなカットソーがおすすめです。
色はジャケットやカーディガンに合わせた落ち着きのある色を選ぶといいでしょう。
デザインは控えめで、柄がある場合も小さいものや目立たないものを選ぶことで、上品な印象を与えることができます。
ボトムスはスカートかズボン
ボトムスはスカート、ズボンどちらでも構いません。
色はトップスに合わせた無難な色を選びましょう。
スカートの場合は、膝丈や膝下のタイトスカートが基本です。
パンツの場合は、シンプルなデザインでチノパンやセンタープレスが入ったパンツがカジュアルウェアに適しているでしょう。
スカート、ズボンどちらの場合もストッキングを着用することがマナーとされるため、注意しましょう。
靴はパンプスかローファー
靴はパンプスかローファーを選ぶのがいいでしょう。
エナメル素材や装飾が華美な靴は控え、革製のシンプルなデザインで、黒やベージュ、ダークブラウンの色が望ましいです。
パンプスの場合はヒールの高さが、3センチ程度のヒールが適しており、歩きやすさも考慮するといいでしょう。
履きなれない就活用の靴を履く際は、靴擦れを起こしやすいため、常に絆創膏を用意しておくと安心です。
髪型や髪色
髪型は、肩より短い場合は顔にかからないようし、髪が長い場合はポニーテールやハーフアップでまとめる髪型がいいでしょう。
前髪が長い場合は、ピンで留めたり、斜め横に流したりと工夫し、目にかからないようにすることも大切です。
髪が目にかかっていると暗い印象や清潔感に欠けた印象となってしまいます。
髪色は黒か落ち着いた茶色がいいでしょう。
企業によっては、より自然な黒髪が好まれることがあるため、事前に応募先の企業を調べておくことが大切です。
メイクはシンプルに
カジュアルウェアの場合も、ナチュラルメイクを心がけることが重要です。
派手なラメや濃いアイシャドウは避けて、シンプルなメイクで清潔感を出すといいでしょう。
志望企業のカジュアルウェアの基本マナーを知る方法
企業が求めるオフィスカジュアルの基準やマナーを事前に知っておくことは、服装選びで失敗しないためには重要なポイントです。
ここでは、応募企業のカジュアルウェアを事前に把握する方法を2つ紹介します。
企業HPやSNSを確認する
企業の公式HPでは、社員紹介やオフィスの画像や動画が掲載されています。
特に採用情報や会社紹介では、企業が求める服装のヒントが多く含まれているため、事前に確認しておくことがおすすめです。
他にも企業の人事が運用しているInstagramなどのSNSで実際に働いている社員の服装や職場の雰囲気を掴んでおくといいでしょう。
日常的なオフィス風景やイベントがシェアされていることも多いため、カジュアルな社員や動画が多い場合、企業文化がカジュアルであると判断できる場合もあります。
企業オフィス周辺を訪れる
企業のオフィスがあるエリアに訪れて、朝や昼休み、そして夕方の時間帯に周辺を観察するのもおすすめです。
社員が通勤する様子を確認することで、企業で働く人の服装の傾向を把握できます。
現地の雰囲気を実際に感じることで、働くイメージもつけることができるため、より主体的に就活を進めていくことにもつながるでしょう。
企業がカジュアルウェアを指定する理由は何?
企業がカジュアルウェアを指定する背景には、企業側の様々な意図が隠れている場合があります。
ここでは、企業がカジュアルウェアを指定する理由を紹介します。
就活生の個性を見たい
インターンシップや説明会、面接であえて服装自由にすることで、就活生の個性やどのような印象かを見極めたい意図が考えられます。
カジュアルウェアや服装を自由にすることで、就活生の個性やセンスを見ることができます。
服装にはその人のスタイルや価値観が反映されるため、どのような印象を与えたいかによって服装を慎重に選ぶのがいいでしょう。
基本的には清潔感のあるオフィスカジュアルを選ぶことで、企業に対してポジティブな印象を与えることできるでしょう。
就活生のマナーを確認したい
2つ目の理由としては、TPOをわきまえた行動や選択ができるか確認していることが挙げられます。
服装自由やカジュアルウェアとすることで就活生自身がどのような服を選び着ていくべきかを考えます。
自由度を与えることによって、状況に応じた判断が適切にできるかを判断している可能性もあるでしょう。
就活生の自然な姿を見たい
企業によっては、普段通りのリラックスした就活生を見たいと考えている場合もあります。
普段着慣れていないスーツを着ているだけで、緊張し、顔もこわばっている就活生も多いでしょう。
しかし、カジュアルウェアや服装自由にすることで、就活生がリラックスして自然体でインターンシップなどに参加してもらいたいという意図もあります。
リラックスした就活生を見ることで、企業文化に馴染めるかや相性をより正確に判断できると企業側は考えているでしょう。
スーツを指定する理由がない
場合によっては、服装を自由にする深い理由がないため、カジュアルウェアや服装を自由にしている場合があります。
業界や職種によっては、普段からスーツを着る文化がない企業も多く存在します。
そのような企業では、リクルートスーツを着ることを重要視していない場合も多いです。
カジュアルウェアの時にはスーツで行ってもいい?
就活のインターンや説明会、面接で服装自由やカジュアルウェアと企業から連絡があった言われた場合、スーツで行ってもいいのか悩む疑問に思う就活生も多いと思います。
結論から言うと、「服装自由」と言われた場合、リクルートスーツを着て行くことは問題ありません。
特に服装自由とだけ記載されている場合、カジュアルウェアでもスーツでもマイナスの印象を与えることはありません。
しかし服装自由の際は、カジュアルウェアでもリクルートスーツでも構いませんが、「カジュアルな服装で」や「リラックスした格好で」のような文言の指定があるが書かれている場合は、リクルートスーツの着用は控えましょう。
その際は企業は就活生のリクルートスーツ姿以外を見たいと考えています。
企業が服装自由とする意図を理解することが重要です。
服装の自由度を持たせることで、自分らしさをどのように表現するかを見たい場合もあります。
そのため、企業側の意図を汲み取りつつ、自分がどのような印象を与えたいかを考えて服装を選べるといいでしょう。
実際は企業がスーツではなくあえて服装自由と言っている理由がありますので、後ほど紹介します。
さいごに
本記事では、就活で服装自由と指定された場合のカジュアルウェアの選び方や基本マナーについて紹介しました。
服装自由の場合は、カジュアルウェアを意識して服を揃えるようにしましょう。
清潔感や品の良さを意識した服装を選ぶことで好印象を与えることができます。
企業が服装自由とする理由も複数あるため、企業の意図もしっかりと理解した上で服装選びをすることをおすすめします。
また、服装については心配であれば、自分一人で決めず、第三者にも確認してもらうと自分で気が付かない点を指摘してもらえます。
服装はあなたの第一印象を左右する重要な要素です。
まわりの就活生と差を付けられるチャンスにもなるので、しっかりと事前準備をしておきましょう。