【就活】日本IBMの採用実態と内定を取る5つの必須対策
2022年11月15日更新
はじめに
「日本IBMの就職難易度って、どのぐらいなの?」
「学歴フィルターとかあるのかな?」
「内定をゲットする方法を知りたい!」
と気になっていませんか?
結論から言うと、日本IBMの就職難易度は高めです。
ただ、学歴フィルターがあるかというと、そうでもなさそうです。
本記事では日本IBMの就職難易度や学歴フィルターがない根拠をはじめ、日本IBMから内定を手繰り寄せる5つの必須対策まで網羅して解説します。
10分後にすべての情報が入手できますので、最後まで一気に流し読みしてくださいね。
1.就活生必見:日本IBMってどんな会社?
まず初めに、日本IBMがどんな会社なのかを押さえておきましょう。
日本IBMはアメリカの外資企業で、米IBM社の孫会社にあたります。
日本IBMと言えば、筆者の世代からすると、パソコンなどの一般消費者向けのIT製品を作っていた会社というイメージが強いです。
その頃は、IBM製のパソコンのテレビCMがバンバン流れていましたからね。
ところが、2003年に日本の日立にHDD部門事業を売却したのを皮切りに、2005年に中国のLenovo社に頑丈さが特徴のビジネス向けパソコン「ThinkPad」などのパソコン事業を売却しています。
じゃ、現在は何で飯を食っているのかというと、現在はBtoB向けにビジネスモデルを転換し、システム構築のSI(システムインテグレーション)事業やソフトウェア・人工知能(AI)開発など、コンピューター全般のサービスを展開しています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の到来で、IT技術を使った企業の抜本的な経営改革に本腰を入れており、デジタル化の遅れた日本の企業からますます需要のある下記のような事業を展開しています。
利用しているテクノロジー | ・人工知能 ・業務オートメーション/オペレーション ・ブロックチェーン ・クラウド |
提供しているサービス | ・戦略デザイン ・ビジネスコンサルティング ・アプリ/システム開発サービス ・人材管理 ・セキュリティーサービス |
ちなみに、日頃聞いたことのある「ATM」や「バーコード」などもIBMが発明した代表例です。
IBMは最先端の研究機関としても有名で、そこで蓄積したノウハウを利用できるので、「IT周りは何でもできますよ」といった感じの会社ですね。
一応、会社の基本情報も記載しておきますね。
【日本IBMの基本情報】
社 名 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 |
設 立 | 1937年 |
代表取締役社長 | 山口 明夫 |
資本金 | 1,053億円 |
従業員数 | 非公開 |
事業内容 | 情報システムに関わるサービス、ソフトウェア、ハードウェア、ファイナンシングの提供 |
売上高 | 8,693億円(2020年度) |
純利益 | 631億円(2020年度) |
主要株主 | 有限会社アイ・ビー・エム・エイ・ピー・ホールディングス(100%) |
2.日本IBMの就職難易度は高め
「日本IBMって知名度の高い企業なので、やはり就職難易度は高いんでしょうね?」
東洋経済オンラインの最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社によれば、全業種200社中71位(入社難易度61.1)にランクインしていますので、難易度高めです。
また、掲示板の2chの情報を元にして「就職偏差値ランキング委員会」というコミュニティが作成して発表しているランキングを見ても、日本IBMは就職偏差値62で、周辺の企業群を見渡してもレベルの高さがわかりますね。
【就職偏差値:66】 ドコモ(中央)・ 新日鐵住金・ INPEX ・TV局・ 武田薬品
【就職偏差値:65】 JR東・サントリー・味の素・アサヒ・キリン・東京ガス・昭和シェル・旭硝子・ ANA(技術)・ 日揮・ 三菱重工・ 第一三共・キーエンス・トヨタ
【就職偏差値:64】 JR西・日清製粉・三菱化学・東燃・信越化学・日産・JFE・アステラス・エーザイ・任天堂
【就職偏差値:63】 JT・電源開発・日清食品・大阪ガス・中電・出光・住友鉱山・住友電工・JX金属・コマツ・日立(非SE) ・KDDI・東レ・住友化学・千代田化工・キャノン・ホンダ・ JAL(技術) ・川崎重工・富士フィルム
【就職偏差値:62】 ニコン・資生堂・ユニチャーム・東邦ガス・関電・豊田自動織機・ファナック・花王・SCE・HP・日本IBM(SE)・ NTTデータ・ソニー・ 三井化学・旭化成 ・ゼロックス・IHI・ 明治 ・三菱マテリアル・ 三菱電機・デンソー
【就職偏差値:61】 昭和電工・板硝子・東洋エンジ・ NTTコミュニケーション・大手ゼネコン ・帝人・JSR・東京エレクトロン・ヤフー・サッポロ・王子製紙・古河電工・三井金属・神戸製鋼・NRI・日東電工 |
さらに、業種を電気・電子に絞って、ミクロ的な入社難易度を見ていくと、朝日新聞Eduaの企業入社難易度ランキング2021ではソニーグループに続き、業界2位にランクインしています。
3位以降も有名人気企業が名を連ねていますので、難易度の高さが伺われますね。
3.日本IBMの採用倍率は?学歴フィルターはあるの?
「なるほど、入社難易度はやはり高めですね。ということは、採用倍率も当然高いですよね?」
日本IBMは公式に採用倍率を発表していませんので、リクナビのプレエントリー候補リスト登録人数を使って、概算で算出してみます。
算出方法は、2022年11月8日現在のリクナビ2023の「プレエントリー候補リスト登録人数(6,773名」を採用数(301〜)で割り出します。
すると、
6,773名÷301=22.5→23倍
となります。
ただ、直近の採用数やDXの流れを見ていくと、500名前後で採用しそうな気配がありますので、採用倍率は若干落ちるものと思われます。
年 度 | 合 計 | 内 訳 | |
男 性 | 女 性 | ||
2020 | 522 | 255 | 267 |
2019 | 495 | 263 | 232 |
2018 | 278 | 173 | 105 |
ただし、プレエントリー数は今後増えると思われますし、職種によっても難易度が異なりますので、あくまでも大方の目安として捉えてください。
いずれにしても、大企業の採用倍率平均が2.4倍と言われていますので、それに比べると10倍ぐらいの開きがありますので、難関だと言えますね。
特筆すべきは、さすがに外資系企業だけあって、男女の採用比率が1:1とジェンダーバランスを意識した採用方針を打ち出している傾向が見て取れますね。
学歴フィルターはあるの?
「やはり、採用倍率は高めですね。そうすると、学歴フィルターとかあるんでしょうね?」
結論から言うと、学歴フィルターはないと言えます。
ただし、採用のボリュームゾーンは上位国公立、早慶・MARCHレベルですね。
まず、学歴フィルターの有無は採用実績校を見れば、一発でわかります。
【採用実績校一覧】
区 分 | 大 学 名 |
文 系 | 早稲田大学、慶応義塾大学、創価大学、筑波大学、一橋大学、京都大学、 大阪大学、名古屋大学、横浜国立大学、首都大学東京、お茶の水女子大学、 上智大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、ICU、立命館大学、 関西学院大学、同志社大学、日本大学、法政大学、中央大学、九州大学、 千葉大学、横浜市立大学、神戸大学、東北大学、学習院大学、芝浦工業大学、 九州工業大学、名古屋工業大学、千葉工業大学、北海道大学、関西大学、 フェリス女学院大学、福岡大学、東京女子大学ほか |
理 系 | 早稲田大学、慶応義塾大学、東京大学、創価大学、筑波大学、京都大学、 東京工業大学、大阪大学、名古屋大学、横浜国立大学、首都大学東京、 お茶の水女子大学、上智大学、明治大学、東京理科大学、立教大学、 青山学院大学、ICU、立命館大学、関西学院大学、同志社大学、 日本大学、法政大学、中央大学、九州大学、千葉大学、電気通信大学、 横浜市立大学、神戸大学、東北大学、学習院大学、芝浦工業大学、 東京農業工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、九州工業大学、 名古屋工業大学、千葉工業大学、北海道大学、関西大学、福岡大学、 東京女子大学、工学院大学ほか |
参考:就職四季報2020年度
これらの採用実績校を見ると、偏差値50を切るような中堅大学からも採用していますね。
また、年度によっては産近甲龍や日東駒専からも採用されています。
学歴フィルターのある企業では、書類選考の段階で学歴を理由に自動的に振り落としますので、学歴フィルターがないことが容易に想像できるというわけです。
ただし、日本IBMの2021年度大学別就職者人数ランキングを見ると、早慶やGMARCHなどの有名私立・国立大学が採用のボリュームゾーンとなっています。
順位 | 大学名 | 採用数(名) |
1 | 早稲田大学 | 60 |
2 | 慶応義塾大学 | 44 |
3 | 明治大学 | 21 |
4 | 同志社大学 | 18 |
5 | 東京理科大学 | 17 |
上智大学 | 17 | |
7 | 立教大学 | 16 |
8 | 東京大学 | 14 |
9 | 青山学院大学 | 11 |
10 | 京都大学 | 10 |
以上のことから、高学歴の採用が目立つ一方で、偏差値50レベルの中堅大学からも採用していますので、学歴フィルターはないといった印象ですね。
4.日本IBMの募集職種と選考フロー
「学歴フィルターがないんなら、自分でも可能性があるかも。それでは、募集職種とか選考フローはどうなっていますか?」
募集職種
まず募集職種から見ていきましょう。
リクナビ2023を確認すると、以下の職種が募集されています。
- ITスペシャリスト
- コンサルタント
- 製品開発エンジニア
- 東京基礎研究所 研究員
- フィナンシャルスタッフ
- データサイエンティスト
- デザイナー 等(予定)
日本IBMの選考フロー
選考フローは以下のとおりです。
①ES(エントリーシート)提出
↓
➁WEBテスト
↓
➂グループディスカッション
↓
➃1次面接
↓
➄最終面接
少し解説を加えます。
①ES(エントリーシート)提出
日本IBMの最初の選考は、ES(エントリーシート)です。
設問は「日本IBMで成し遂げたいこと」や「職種の選択理由」で、採用サイトのマイページから提出することができます。
➁WEBテスト
日本IBMのWEBテストは独特で、「計算問題」と「数列推理」で構成されています。
「計数問題」は一般の計算問題で、玉手箱等の対策で十分に対応可能です。
問題は「数列推理」です。
たとえば、こんな例題です。1度トライしてみてください。
【日本IBMの「数列推理」の問題】 ①Xに入る数字を答えよ。 1、3、4、7、X、18、29、…… ➁Yに入る数値を答えよ。 2、4、8、24、Y、65816 |
どうですか? できましたか?
閃くと一発で解けますが、閃かないとその場で堂々巡りし、撃沈です。
対策のしようがないので、厄介ですね。
ちなみに先ほどの問題ですが、
①は有名な「フィボナッチ数列」を使った問題です。
わからない人は、すぐにググって下さいね。
➁は「並んだ2つの数の差の2乗(例:(4-2)^2)が、次々と足されている」という規則性で並んでいる数列です。
このような問題が40〜50問続きますので、精神的なタフさも必要になりますね。
➂グループディスカッション
晴れてWEBテストを通過すると、次はグルディスです。
オンラインで実施され、学生4名に対して面接官2名の形式で進められます。
内容は事前に与えられた課題に対する発表と、そのフィードバックやグループワークが実施されます。
ちなみに、課題テーマはテクノロジーを使って解決できる企業の課題や業界課題を設定し、解決策を提案するといった類の内容です。
➃1次面接
グルディスを通過すると、次は1次面接です。
1次面接もオンラインで行われます。
過去の質問を下表でまとめておきます。
割とオーソドックスな質問が多いですね。
・あなたが立てている直近の目標は何ですか?また、それに向けてどんな努力をしていますか? ・何か先のことを見越して行動に移した経験を教えてください。 ・あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。 ・学生時代に学業面で頑張ったことを教えてください。 ・自分で自覚している長所と短所を教えてください。 |
➄最終面接
最終面接もオンラインで、面接官2名に対して学生1名の形式で行われます。
1時間程度で終了するようですが、下記のような質問に堂々と答えられるように想定問答を行っておきましょう。
・関心のある社会課題について教えてください。 ・〇〇の職種を志望する理由を教えてください。 ・修士論文は何について書いているのですか? ・企業研究で行ったことを教えてください。 ・何か質問がありますか? |
5.内定を手繰り寄せる5つの必須対策
「選考方法はわかりました。それでは、日本IBMから内定をゲットするコツとかありますか?」
日本IBMからの内定確度を高める方法は、5つあります。
以下で、1つずつ解説していきますね。
①求める人物像に近寄せた自己PRを考える
内定を高確率でゲットする方法は「私はあなた方が求めている人物ですよ」というアピールに成功することです。
そうですよね。
各企業が「求める人物像を示す」ということは、そのような人物を喉から手が出るほど欲しいということですよね。
要は、求める人物像に近しい人物を演出できれば、見事にハートを射止められるわけです。
そこで、日本IBMの「求める人物像」を確認しておきたいと思います。
日本IBMの新卒採用ホームページには下記のとおり記載されています。
”求める人物像 意欲 ・テクノロジーへの興味関心を持ち、継続的な技術スキルの習得と深化を主体的に進め、社会・産業の成功と成長に役立っていく意欲がある ・お客様の変革・革新を実現することに、喜びを感じる チャレンジ精神・好奇心 ・未知のテクノロジーに対しても自ら探求し、粘り強く検証を重ね、プロの技術者を目指し前向きに取り組める ・テクノロジーの進化に好奇心を持ち、デジタル変革を自らの知識で実現していく気概がある ・「聞く力」と「発信する力」を醸成しコミュニケーション能力を高め、チームワークを大切にしながら、困難な状況にもチャレンジ精神を持って働くことができる |
キーワードを拾っていくと下記のようなイメージです。
- テクノロジーへの関心
- 継続的な技術スキルの習得
- 世の中の成功と成長に役立だとうとする意欲
- 変革と革新
- 「聞く力」と「発信する力」
- チームワーク(=協働性)
- 難題にチャレンジ
あなたの経験の中に、このキーワードに関連するエピソードやストーリーがありますか?
なければ、難しいと思います。
あれば、内定確率は上がりますし、たとえば、「テクノロジーへの関心」×「スキルの向上」や「聞く力」×「発信する力」のように組み合わせた複合キーワードを1つのエピソードの中で伝え切れれば、さらに高確率になります。
ぜひ、自己PRやガクチカなどアピールする場面で、「求める人物像」を意識しながら自分語りを行いましょう。
逆に、このキーワードから外れるストーリーをいくら熱弁したところで、馬耳東風です。
相手が望んでいないものを「俺のここがイイだろ」「私こんな長所があるんです」と熱く語れば語るほど、相手が心理的に引くことになりますので、ご注意ください。
➁「なぜ、日本IBMなの?」を言語化しておく
これは日本IBMに限った話ではないですが、「それはウチではなくても、他社でもできるよね」といったイヤらしい質問に対して、キッパリとその理由を言えるようにしておくことが肝心です。
もともと、なぜこんな質問をしてくるかといえば、
- 会社に入って活躍してくれそうか?
- 入社後、すぐに辞めないか?
- 当社が内定を出しても、他社に逃げないか?
といった確証を企業側が欲しいからです。
逆を言えば、ここさえ明確に言語化できていれば、内定確率が自動的に上がるというわけですね。
下記のような観点から、日本IBMしかない強みや競争優位性を取り上げて、その特長や特異点があなたの個性とマッチすることを説明できれば、明確な志望理由ができあがります。
- 事業内容・ビジネスモデル
- 事業展望
- 社風・組織風土
- 働きがい・成長
- ワークライフ・バランス
- 女性の働きやすさ・ジェンダーバランス など
最もいい方法は競合他社と比較して、その差にスポットを当てた上で、「だから、日本IBMさんなんです」という言い方ができれば、OKです。
・日立製作所 ・NTTデータ ・NEC ・富士通 ・アクセンチュア |
筆者がオススメする方法は、社員の口コミサイト「openwork」などを使って、日本IBMの強みを把握することです。
その強みが自分の望んでいるものと共鳴することを過去のエピソードや経験と紐づけて語ることに成功すれば、満足な結果が得られるはずです。
ほとんどの学生はここまで調べて、志望理由を明確化できていないので、そこまで調査し、答えることができるだけで、ライバルと差別化できます。
ぜひ、やってみてください。
➂チームのアウトプットを最大化できる証拠を示す
日本IBMの選考では、「周りを上手く巻き込み、チームの成果を最大化できる能力があるのか?」を注視しています。
逆を言うと、「巻き込み力」であったり、「協働性」などをアピールできれば、内定に1歩近づくというわけです。
このような能力をアピールする方法は2つあります。
①選考のグルディスでチームのアウトプットを実際に最大化する
➁自己PRやガクチカなどで、チームの成果に貢献した話題を取り上げる
まず、「ワンキャリア」に掲載している日本IBMのグルディス(22卒情報)では、
【日本IBMのグループディスカッションの内容】 ①1週間前にテーマを貰う(22卒は◯◯業界の抱える問題と解決策の提案) ➁1週間のうちにテーマに沿ったスライド作成 ③当日、グループ内で1人3分のプレゼン(スライド発表) ➃発表後、25分間のディスカッションタイム ➄チームとしての答えを3分間で発表 参考:ワンキャリア「日本IBMのグループディスカッション選考」 |
というようにスライド作成から始まり、ディスカッション終了後にチームとしての答えを発表させる過程で、どのような形で、どのぐらいチームに貢献しているかを見られています。
ここでは「傾聴力」や「ファシリテーション能力」、「論理性」などが重要視されますので、ゼミ活動などで訓練しておくことが望ましいですね。
また、自己PRやガクチカでは、部活・サークル、アルバイト、ゼミ、ボランティアなどジャンルは問われないので、チーム貢献アピールできる話題をできれば複数用意して、面接に臨むと力強いですね。
➃インターンに参加して繋がる
この方法は月並みですが、インターンに参加することは内定を引き寄せるチャンスを拡大させます。
一般的なインターンのメリットである優遇措置に関して言えば、21卒までは本選考でWebテストの免除がありましたが、22卒からは優遇されなくなりました。
じゃ、なぜインターンに参加する必要があるのか?
それは大きく3つあって、
①日本IBMの有益情報が得られる
➁日本IBMとの相性をはかれる
③顔を売れる
です。
社員の方とお近づきになれば、就活や仕事に有益な情報がたくさん入手できますので、情報戦でライバルたちより、1歩リードできるわけです。
もちろん、インターンに参加したことで志望度の高さを証明できますし、そこで得た知見を随所に散りばめた自己PRも可能になるわけです。
また、自分との相性を確かめるうえでインターンは有能です。
インターンに参加すれば、どんな考え方の会社で、どんな仕事ができ、社員はどんな雰囲気なのか体感で把握できるので、自分とのマッチング度を測るための情報精度が抜群に上がります。
そうすれば、入社後に「こんな会社だとは思わなかった…」という事態を回避できるわけです。
さらに、人事は当然インターンを選考材料にしていますので、インターンで高評価を受け、目星を付けられれば、選考が優位に働きます。
このようにインターンは一石二鳥・三鳥ぐらいの効能がありますので、参加しない手はないですね。
➄可能であれば、OB・OG訪問を行う
これは相手がいる話なので、可能であればという前提ですが、OB・OG訪問をおすすめします。
もし、先輩や大学の卒業生に日本IBMの社員がいる場合は、必ずOB・OG訪問をセッティングしましょう。
やはり、オンラインの情報では得られない、会社内部の人でしか知りえない生の情報というものがあります。
しかも、大学の後輩となれば可愛いし、先輩面したいので、包み隠さずリアルな情報を語ってくれます。
その情報を横展開して、面接で利用すれば、説得力に厚みが増し、ライバルとの比較優位性が出てきますので、可能であればスケジューリングしましょう。