【就活生必見】IHIの採用選考の実態と攻略法を解説

【就活生必見】IHIの採用選考の実態と攻略法を解説

2022年10月31日更新

はじめに

三大重工業の一角を三菱重工業、川崎重工業と共に担う企業として知られるIHI。

 

重工業関連の企業としては知名度が高いことから、

 

「学歴フィルターはあるの?」

 

「選考はどんな感じなの?」

 

といった疑問から、

 

「そもそもどのような事業を扱う会社なの?」

 

といった疑問まで、広く気になる点が多いのではないでしょうか。

 

1853年創業という長い歴史も相まって、選考難易度が高いと思われがちですが、広く幅広い学生に間口を解放しているのがIHIです。

 

本記事では、そもそもIHIがどのような会社なのか、また選考の内容や対策方法まで、1記事で全てが分かるように解説していきます。

 

10分程度でIHIの全貌が明らかになりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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1.就活生に人気のIHIってどんな会社?

「IHIって響きだけは聞いたことがあるけど、実際何をしているか知らない…」

「重工業って何?」

というように、就活をするまではなかなか馴染みがない企業ではないでしょうか。

 

そこでまずは、IHIの業態や社風について理解を深めていきましょう。

 

業態

IHIは、総合重工業グループとして「資源・エネルギー・環境」「社会基盤・海洋」「産業システム・汎用機械」「航空・宇宙・防衛」といった4つの分野で事業を展開しています。

 

それぞれの分野をバランスよく展開しているのが大きな特徴で、2020年度の収益比率は「資源・エネルギー・環境」29%、「社会基盤・海洋」14%、「産業システム・汎用機械」34%、「航空・宇宙・防衛」22%を占めています。

 

「資源・エネルギー・環境」分野では、脱CO₂や循環型社会に貢献しながら、産業の発展に関連する様々なエネルギー供給事業を展開しています。

「社会基盤・海洋」分野では、安心・安全な社会インフラの提供を行うため、数十年に渡って使用可能な社会基盤の提供を行っています。

「産業システム・汎用機械」分野では、物流システムや圧縮機、真空熱処理設備などの多彩なソリューションを世界中に提供しています。

「航空・宇宙・防衛」分野では、航空エンジンのリーディングカンパニーとして空の交通を支えるだけでなく、宇宙開発分野ではロケットエンジンの心臓部「ターボポンプ」や次世代ロケット「イプシロン」の開発・製造を行っています。

 

また、これらの事業領域に留まらず、「暮らしの豊かさ」「防災・減災」といった社会課題の解決を目的とした成長事業の創出にも積極的に取り組んでいます。

 

これらの事業は日本国内に留まらず、アジア圏をはじめとする世界各国でも展開しており、海外での売上が37%を占めています。

 

社風

石川島重工業と播磨造船所の合併をはじめ、多くの会社との合併を繰り返したという背景があるIHI。このことから、一人ひとりの個性や自主性を尊重する文化・風土があります。

 

また、年次に関係なく手を挙げた人には挑戦する機会を積極的に提供しており、業界イメージから連想する「お堅い」雰囲気はないと言えるでしょう。

 

事業分野が複数の分野にまたがっていることから、互いの専門性を尊重しながら建設的な意見交換をできる環境も整っています。

それぞれの領域のプロと意見交換ができるのは、幅広い事業を展開しているがゆえの強みと言えるでしょう。

 

加えて休息を大切にする社風から、しっかり休みを取ることができるのも魅力です。

 

2.IHIの採用倍率は?

歴史ある企業ながら幅広い事業を展開しており、入社にあたっては高い採用倍率が予想されます。

 

そんなIHIの採用倍率を見ていきましょう。

 

IHI自体は競争倍率を公開していませんが、リクナビのプレエントリー数の採用数を用いれば、類推適用できます。

 

まずリクナビのプレエントリー数ですが、リクナビ2023のIHI採用情報によると、「8,304名」となっています。

 

その上で、今年度の採用人数は公開されていないものの、昨年度の採用実績から予想すると、101~200名ほどと予想できます。

 

採用人数が101名の場合、採用倍率は82倍、採用人数が200名の場合でも41倍と非常に高くなっています。

 

なお、IHIと共に三大重工業の一角を担う三菱重工業の採用倍率は130倍程度、川崎重工業の採用倍率は20倍程度となっています。

 

三菱重工業の採用倍率が極端に高いため、IHIの採用倍率がかすんでしまうかもしれませんが、かなり高い倍率だと言うことができるでしょう。

 

なお、IHIが正式に採用倍率を公開しているわけではないため、あくまでも参考数値として参照ください。

3.理系が強いと判断できる理由

その上で、採用上の特性として1点、理系の学生が多い可能性を挙げることができます。

 

なぜならIHIの採用では事務系ではなく、技術系の採用人数が多いためです。

 

参考までに、2018年~2020年の採用人数実績を見ていきましょう。

 

2018年2019年2020年
事務系38名42名55名
技術系120名111名138名

(参考:マイナビ2023 https://job.mynavi.jp/23/pc/search/corp51943/outline.html

また、男女別の数値も見ていきましょう。

 

男性女性合計
2018年138名20名158名
2019年123名30名153名
2020年161名32名193名

(参考:リクナビ2023 https://job.rikunabi.com/2023/company/r316200009/employ/

 

大学の在学者数は、一般的に男性には理系が多いとされています。

そのため、IHIの合格者の中には理系が多いことが推測できるでしょう。

 

なお、採用大学については「全国の国公私立大学,高専および海外大学」となっており、どの大学が多いかという名言はありません。

 

一方で、採用予定学科が公開されており、以下の学科からの採用を予定しています。

 

法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、機械系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系

 

また、大学別の就職者数は一部公開されています。

2021年時点の数字ですが、以下のような結果になっています。

 

大学名就職者数
東北大学9
九州大学8
早稲田大学7
京都大学5
慶應義塾大学5
東京理科大学5
北海道大学4
東京大学4
東京農工大学3
東京工業大学3
横浜国立大学3
名古屋大学3
九州工業大学3
芝浦工業大学3
日本大学3
長岡技術科学大学2
大阪大学2
佐賀大学2
東京都立大学2
大阪府立大学2
上智大学2
中央大学2
東海大学2
関西大学2

(参考:大学通信オンライン  https://univ-online.com/rank3/y2021/machinery/r1930185

この表を見ても分かるように、理系が中心となっている大学の出身者が多いことから、採用に優位なのは理系学生であることが分かります。

4.就活生が気になるIHIの選考フロー

では続いて、IHIの選考フローについて見ていきましょう。

選考フローは、事務系・技術系によって一部異なります。

具体的には、事務系で志望する場合には面接回数が1回増えることになります。

 

なお、事務系は営業や調達、企画・管理、コーポレート部門を指します。

技術系は研究開発や設計、生産、アフターフォローなどの部門を指しています。

 

エントリー

まずは各ナビサイトなどを通じてプレエントリーを行います。

プレエントリーとは、エントリーをすることを前提にエントリーする意思があることを企業に表明するステップです。

この先エントリー予定の場合には、まずはプレエントリーを行いましょう。

 

会社説明会へ参加

プレエントリーが完了したら、対面もしくはWebでの会社説明会に参加します。

会社説明会として学内合同セミナーや、i-Guidance、i-Seminarなどが用意されています。

 

過去に採用実績が豊富な大学には、大学での会社説明会が実施されます。

また、i-Guidanceという業界およびIHIに関する説明会が約2ヵ月に渡り実施されます。

こちらはWeb視聴が可能なため、好きなタイミングで視聴することが可能です。

i-Seminarは、先輩とのオンライン座談会となっており、オンラインながら先輩との交流を深めることが可能です。

 

このように、エリアを問わず積極的に企業について知ることができるのはIHIならではの強みと言えるでしょう。

 

ES提出

ここまで完了し、IHIへの興味・関心が高まった段階でES提出となります。

ESの様々な質問に対しても、IHIの理解を踏まえた上で回答を用意することが可能です。

これまでの経験を踏まえ、最適な内容を記載できるようにしましょう。

 

適性検査

IHIは、面接以前に適性検査があります。

実際に受けた就活生によればspi形式の一般的なもののようですが、採用倍率も高く去年と同じ形態のテストが出題されるとも限りませんので、全ての形式のwebテスト対策は行うことが無難です。

適性検査の実績がどの程度面接に反映されるのかという記載はないため、万全の準備をして適性検査に臨むことが大切です。

 

履修履歴のデータ登録

事務系・技術系問わず、履修履歴のデータ登録が必要になります。これは他社の選考では多くなく、IHI独自のフローと言えるのではないでしょうか。

 

履修内容によって選考の結果が左右される可能性は低く、これまでの学習履歴によって専門性や思考性を確認するのが目的のようです。

 

面接

そして、その後面接が実施されます。

全て個別面接の形式で実施されるため、周囲の人と比較することなく自分の実力を存分に発揮することができるでしょう。

 

面接回数は事務系が3回、技術系が2回となっています。

技術系の方が面接回数が少ないことを意外に感じる人もいるかもしれませんが、事務系の方が採用人数が少ないため、ある種当然とも言えるでしょう。

 

5.IHIの選考・攻略法

では、IHIの選考を攻略するためにはどのような方法が効果的なのでしょうか。

 

①インターンシップからの参加が効果的

②丁寧なフィードバックを活かして次回面接へ

③技術職希望者は技術面接対策を

 

以上3つの観点から紹介します。

 

①インターンシップからの参加が効果的

最も効果的な方法は、インターンシップに参加することです。

IHIのインターンシップは秋頃に募集が開始され、実際には2月頃を目途に開催されます。

 

最大の特徴は、事務系と技術系でコース内容が異なることです。

事務系のコースでは、IHIの企業紹介に加え、ビジネス戦略立案や先輩社員との座談会、事業所・工場見学などが開始されることから、インターンシップでありながら、企業研究も可能な内容になっています。

 

技術系のコースは、複数のテーマの中から希望するテーマを選択して応募し、5日間もしくは10日間の実習を用いたインターンシップが開催されます。

開催テーマは「高効率火力発電所の基本計画ならびに脱炭素社会に向けたソリューション提案」、「再処理施設向けガラス溶融炉のレンガ開発業務」など、理系学生であれば確実に目を惹くようなテーマばかりです。

 

各コースは選考段階で参加人数がかなり絞られるため、インターンシップに参加することで本選考への切符や、その後の選考を有利に進めることに繋がります。

 

②丁寧なフィードバックを活かして次回面接へ

IHIは、就活生の間では「面接後にフィードバックをくれる企業」ということで知られています。

 

実際に就活を始めると気付きますが、面接後にフィードバックをくれる企業はほとんどありません。IHIは個別面接という特徴を活かして、面接後に丁寧なフィードバックをくれます。

 

万が一面接で失敗したと思う箇所があっても、指摘された点を直すことで次の機会には高評価を獲得できる可能性が高く、就活生目線では非常に有難い企業と言えるでしょう。

また、IHIの面接だけではなく他の面接でも十分に活かせるアドバイスのため、就活生としては非常にためになるはずです。

6.おわりに:ポイント活かしてIHI就職を目指してみて

今回はIHIの

「学歴フィルターはあるの?」

「選考はどんな感じなの?」

 

といった疑問から、

 

「そもそもどのような事業を扱う会社なの?」

 

といった疑問まで、幅広く解説してきました。

 

技術職を志す学生にとってはもちろん、事務職を志す学生にとってもIHIの選考は受ける価値があると言えます。

 

もちろん倍率は非常に高く、選考に進める人は限られていますが、インターンシップなど間口が広い点はIHIの大きな特徴です。

 

インターンシップの選考がうまくいかなかったとしても、本選考の機会を良いチャンスと捉え、何度も積極的に挑戦することもできます。

 

これを機会に、これまでIHIを知らなかった人もぜひ選考に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

本記事が、IHIの就活のお役に立てば嬉しいです。

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