【25卒】BtoB業界おすすめ企業の探し方と狙い目企業を解説

【25卒】BtoB業界おすすめ企業の探し方と狙い目企業を解説

2024年8月15日更新

はじめに

就活をし始めると「BtoB企業」というなじみのない言葉を目にすることがあります。

BtoB企業についての知識が不足してしまうと、企業選びなどの就活の幅を極端に狭めてしまう可能性があります。

自分に合った企業選びをするためにも、BtoB企業とはどのような特徴や魅力があるのか知る必要があります。

ここでは、そのほかのビジネスモデルとの比較をしながらBtoB企業にスポットを当てて紹介します。

また、さまざまな観点から狙い目のBtoB企業も紹介します。ぜひ就活の企業研究などに役立ててください。

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BtoB企業とは?BtoC企業と比較してみよう

BtoBとは

BtoBとは、ビジネススタイルのひとつです。「Business to Business」の略で企業間取引を指します。

このような「〇〇to〇〇」というビジネススタイルは、12種類あります。

ビジネススタイルの種類の中で、最も身近なのが「BtoC(「Business to Customer)」です。

こちらは、企業と消費者間の取引を示します。

日常的に個人がスーパーやコンビニ、ネット通販などで買い物をするビジネススタイルです。

BtoB企業は、一般消費者との接点があまりないので、BtoC企業と比較することで、その特徴を浮かび上がらせることができます。

顧客の違い

BtoBとBtoCの最もわかりやすい違いは、顧客です。BtoB企業の顧客は企業ですが、BtoC企業の顧客は個人となります。

BtoBの場合、取引先が法人のため、取引を決定するまでに複雑なプロセスを踏まなくてはなりません。

購入する側の担当者は、複数の商品やサービスを比較検討、部署の承認やトップの決済などを経て取引が成立します。

一方、BtoCでは取引は個人のため、購入の意思決定は単純です。周りに相談することもありますが、基本的に1人で意思決定をする場合がほとんどです。

BtoBでは、企業が顧客となるため、ほとんど企業名をCMや店頭で見ることはありません。一般的な知名度は、BtoCと比較してかなり低くなります。

取引額の違い

BtoBの場合、取引先が法人のため、1回あたりの取引の単価が高くなります。取扱品目によっては数千万円から億単位の取引になるケースもあります。

BtoCの場合、個人が顧客となるため、日常的な買い物が中心となります。もちろん車や貴金属などの高額商品もありますが、それほど購入頻度は高くありません。

購入サイクルの違い

BtoBの場合、法人との取引になるため、購入サイクルが定期的で長期的なものになります。

一方、BtoCの場合、個人が顧客となるため、購入が1回だけというケースも少なくありません。とくに車などの高額商品は、数年に1度の購入サイクルとなります。

マーケティング手法の違い

BtoBの場合、商品やサービスが企業にどれだけ利益をもたらすかが最重要です。そのためBtoBのマーケティング手法は、商品機能、費用対効果を数値化して訴求することになります。

BtoCの場合は、必ずしも商品機能やコストを重要視するわけではありません。個人の顧客は、実際の機能や成分などを詳しく分析して比較検討するという行動にはならないからです。

たとえば「CMで好きなタレントが勧めているから」など、感情や感覚で購入の意思決定をするケースが多くなります。そのためBtoCのマーケティング手法は、ブランディングを重要視します。

力点の違い

企業がどこに力を入れるかで、仕事の仕方や考え方なども違ってきます。一般的にBtoB企業の場合には、サービスや製品の開発に注力します。

一方BtoC企業の場合には、販売や提供に注力します。消費者のニーズに合わせた商品やサービスを調達し、より手に入れやすい方法を提供します。

 

BtoC業界よりBtoB業界をおすすめする理由

総合的な観点から、BtoC企業よりBtoB企業をおすすめします。

BtoC「Business to Customer」の略です。

BtoCは企業から消費者へ、つまり個人に対して行う営業を指し、誰もが知っている有名企業が多くあります

一方、 BtoB企業あまり有名ではありませんが安定的な成長を続け、世界的シェアを誇る優良企業が数多く存在します。

一流企業がすべて名の知れた企業ではありません。

就活を始めたばかりのあなたが知らない優れた企業はまだまだたくさんあります。

BtoB企業は、他の学生への知名度も低いことからライバルが少なく、就活をする上での難易度が低いこともおすすめする理由です。

BtoB企業に就職するメリット・デメリット

BtoB企業に就職するとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれしっかり理解したうえで、就活しましょう。

【BtoB企業に就職するメリット】

ビジネス規模が大きい

BtoB企業は優れた技術力により、世界シェアNo.1製品を保有する企業が多く存在します。

世界中の企業へ商品を提供し、一度に大きな取引額が動くため、世界を舞台に規模の大きなビジネスを行えるメリットがあります。 

社会貢献度が高い

BtoB取引が途絶えてしまっては、経済や社会全体が混乱してしまいます。オンリーワン製品など必要不可欠な製品が多く、世界のものづくりを支えていると言っても過言ではありません。

自社製品が社会にとってなくてはならない製品であれば、自信を持って営業を行えます。

社会的に意義のある仕事に就くことで、やりがいに満ち溢れて仕事に取り組むことができるメリットがあります。

経営が安定している

たとえ新規顧客であっても、契約が決まれば継続的な取引につながるため、経営が安定しています。

また、新規参入が難しい業界が多いことも一因です。参入が困難な理由は、以下のとおりです。

参入が困難な理由
  • 専門的技術が必要/li>
  • 初期投資費用が大きい
  • 法律による制約が厳しい

新規参入が難しいからこそ、価格競争が起こりづらその結果経営の安定に繋がります。 

内定をもらいやすい

就活において倍率の高い企業とは、知名度が高いBtoC企業です。しかし、BtoB企業の知識を有している学生はそれほど多くありません。

業界企業研究をしっかり行なった就活生のみがライバルとなるため、競争率は低い傾向にあります。そのため、BtoB企業は内定に繋がりやすいことがメリットといえるでしょう。

待遇面が充実している

BtoB企業は、顧客が法人であるため、休日はカレンダー通りである企業が多いでしょう。

オン・オフを切り替えて、仕事に打ち込みたい方にはおすすめです。また、年収に関しても、以下の理由により高い傾向にあります。

理由
  • 企業間取引のため取引額が高い
  • 長期の継続契約が多い
  • 広告宣伝費用を抑えることができる

BtoB企業では、社員に利益を還元しやすい環境にあことがメリットといえます。 

【BtoB企業に就職するデメリット】

知名度の低い企業が多い

BtoB企業は、顧客が法人・扱う商材は原料中心ですので、一般消費者向けに広告宣伝費用をかける必要はありません。そのため、一般の人が普段目にするテレビCM・新聞広告・バナー広告などでは見かけることはないでしょう。

BtoC企業と比較すると、メディアへの露出は少なく、必然的に知名度が低くなります。

知名度のある華やかな企業で働きたいと思う就活生にとって、BtoB企業は地味な印象となり仕事へのモチベーションが維持できなくなってしまう点がデメリットといえます。

契約を獲得できるまでが困難

BtoB企業の営業は、1人の担当者と交渉すればいわけではありません。担当者との信頼関係を構築し、決済権の大きい担当者と段階的に交渉していく必要があります。

また、取引先の動向を読みつつ、複数の担当者から承諾を得る必要があるため、契約獲得までの難易度は高いことがデメリットといえそうです。 

BtoB企業に向いている学生とは

BtoB企業は、あまりなじみがないため「自分に向いているのかわからない」という学生も多いでしょう。どのようなタイプの人がBtoB企業に向いているのか解説します。

論理的思考力がある

論理的思考力とは、すべての社会人に必要である以下のようなスキルです。

社会人に必要なスキル
  • 考察力
  • 問題解決力
  • 論述力
  • 発想力

BtoB企業の顧客は法人であるため、購入決定までに何段階もの複雑なプロセスがあります。

契約を成立させるためには、感情論ではなく、商品やサービスがどれほどの利益をもたらすか論理的に商談しなければなりません。

とはいえ BtoB企業に就職したいけれど、論理的思考力が乏しいと悩む就活生も少なくありません。

論理的思考力は、今からでも身に付けることはできます。書籍やWeb 上のワークで勉強することから始めましょう。

裏方仕事でもやりがいを感じられる

BtoB企業は、一般消費者向けに広告を出すこともなく、知名度が低い傾向にあります。

また、取り扱う商品やサービスも日常生活では目にする機会も少ないでしょう。

そのため裏でサポートすることに仕事のやりがいを感じられる方、地味に思える仕事でも抵抗感なく続けられる方は、BtoB企業に向いているといえるでしょう。

規模や影響力の大きな仕事をしたい

BtoB企業は、社会になくてはならない製品やサービスを有しています。BtoB企業の製品がなければ社会インフラが止まってしまうほど、世の中に与える影響は甚大です。

販売量や取引額が非常に大きいため、BtoB企業で働くことは社会人として貴重な経験となるでしょう。世界を股にかけて活躍したい方向いているでしょう。

 

BtoB企業を探す5つの方法

 

日常生活ではなかなか知る機会のないBtoB企業。では、どのようにBtoB企業を探していけばいのでしょうか?

BtoB企業の探し方は、次の5つです。

就職四季報や業界地図を確認する

サイト上で紹介される人気企業は、たいてい知名度の高いBtoC企業が掲載されています。そこでBtoB企業を探すには、就職四季報や業界地図で確認することが重要です。

就職四季報は企業情報が網羅され、業界地図は業界分類図や主となる企業の規模が表で示されています。

就職四季報や業界地図の見方として、まず業界地図で興味ある産業ページを確認してください。業界同士の関係性を把握し、そこで気になる企業を就職四季報で確認するという流れがおすすめです。

Web 上で業界研究の記事やビジネスニュースを読む

Web上の記事であれば、簡単に閲覧することができます。BtoB業界の動向をつかみ、同時にあなたの興味ある企業に出会えるかもしれません。

BtoB企業に強いサイトは、「Offer BOX」・「Meets Company」が挙げられます。

BtoB 企業向けの各種表彰を確認する

BtoB企業向けの各種表彰を確認することで、業界の優れた企業を知ることができます。以下のような表彰を参考にしてみてください。

表彰の例
  • 経済産業省の選出する2020年版グローバルニッチトップ企業100選
  • NIKKEI BtoBマーケティングアワード
  • 日本BtoB広告賞

とくにグローバルニッチトップ企業100選は、公平性の高い表彰です。信頼性が高いので安心してBtoB企業をみつけることができるでしょう。

大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談する

BtoB企業は無数にあります。その中から自分に合ったBtoB企業を選ぶのに、多くの時間を費やすことになります。これでは他の就活対策に時間を割けなくなってしまいます。

大学のキャリアセンターの方や就活エージェントは、多くの情報と経験を持っています。就活を専門とする方に相談することで、効率的にBtoB企業を探すことができるでしょう。

むやみに相談しても価値ある情報は得られないため、事前に自己分析しておく事をおすすめします。

ハローワークの新卒求人を確認する

すべてのBtoB企業が就活サイトに掲載されているわけではありません。

地域に密着している企業は、サイトに求人を掲載しない場合があります。

そのため、ハローワークの新卒求人を確認するのもひとつの方法です。

企業理念や企業文化を調べることもBtoB企業を選ぶ上で重要

以下のポイントに注意しながら、企業研究を行いましょう。

企業研究の注意ポイント
  • 得た利益を企業の成長のために投資しているか
  • 社員を適正に評価しているか
  • 優秀な社員が定着しているか

また、BtoB企業に就職するときには、配属先にも注意しなければなりません。

なぜなら、企業によってBtoCでの営業が行われている場合もあるからです。

最近では、BtoB企業が消費者への直販を始めるケースも多くなりました。

逆にBtoC企業が自社でオリジナル商品の製造開発を始めるケースも珍しくありません。

入社前にBtoBの部署であるかどうかを必ずチェックしてください。

BtoB企業への就職を成功させるためのポイント

BtoB企業へ就職したいと考えたとき、BtoC企業に比べてあまりにも情報が少なく不安に思うかもしれません。

あやふやな企業情報のまま就活を進めてしまい残念な結果になる可能性もあります。

ここでは、BtoB企業への就職を成功させるためのポイントを紹介しましょう。

幅広くBtoB企業を探す

BtoB企業は知名度が低いため、つい大企業ばかりを探す傾向があります。

しかし、BtoB企業の場合、中小企業であっても高い技術力や製品力を持っている企業がたくさんあります。

今まで聞いたことがなかった企業でも、年収や安定性が高く、福利厚生が整った企業がたくさんあります。

知名度や企業規模に左右されることなく、幅広く企業を探すことが就活を成功させるためのポイントです。

選考倍率を確認する

BtoB企業は、一般に宣伝広告を行わないため、知名度は低くなります。そのぶんBtoC企業に比べて、競争率も下がる傾向にあります。

しかし、知名度が低いからといって人気がないというわけではありません。

知名度が低くても、技術力の高さ、利益率の大きさ、独自の免許をもっていることなどで競争倍率の高いBtoB企業もあるからです。

四季報で採用人数の確認、昨年度の選考倍率などを確認しておきましょう。そして、しっかりと就活対策をしましょう。

入念な企業研究

BtoC企業のように日常生活になじみのないBtoB企業は、事業内容が想像しにくいものです。

だからこそ、入念な企業研究をしておかないと入社後のミスマッチにつながります。

志望するBtoC企業の商品やサービスに対して詳しく調べておきましょう。

企業のHPだけでは、具体的なイメージがわかないこともあります。

インターンシップ、OB・OG訪問などをして企業研究をしましょう。

 

2024年保存版:ホワイトBtoB企業

ホワイト企業の定義は明確に定められていません。

例えば、プライベートを重視できず残業を苦痛に感じる方もいれば、成長できる機会が多いとして歓迎する方もいるでしょう。

ホワイト企業といっても、人によって捉え方はさまざまであるため、自分をよく知った上で自分に合った企業を見つけましょう。

ホワイト企業の目安とされる高年収・低離職率の企業をピックアップしましたので参考にしてみてください。

また、女性が働きやすい企業は、国の女性活躍推進企業認定として「えるぼし・プラチナえるぼし認定」を取得している企業です。

【年収の高いBtoB企業】

企業名年収
M&Aキャピタルパートナーズ3109万円
GCA2063万円
日本商業開発1921万円
キーエンス1839万円
ヒューリック1760万円
伊藤忠商事1565万円
丸紅1452万円
住友商事1437万円
三井物産1393万円
三菱商事1386万円

【新卒3年後の離職率が低いBtoB企業】

新卒3年後の離職率が低いBtoB企業
  • 国際石油開発帝石
  • アイチコーポレーション
  • イーグル工業
  • 日本電子
  • 日立ハイテクノロジーズ
  • JSR
  • 東ソー
  • 信越化学工業
  • 東洋インキSCホールディングス

【女性が働きやすい企業】

女性が働きやすい企業
  • 明治安田生命保険相互会社
  • 株式会社Mind Ability
  • 大同生命保険株式会社
  • 株式会社静岡銀行
  • 第一生命保険株式会社 奈良支社

国の女性活躍推進企業認定を取得した企業は、厚生労働省の職場情報総合サイト「しょくばらぼ」にて職場情報を検索できます。

また、OB・OG訪問や会社説明会でも働きやすいBtoB企業に出会えるでしょう。

このとき、大企業だけに目を奪われることなく、中小企業にも目を向けることが就活を成功させるポイントです。

狙い目のBtoB企業

どのような企業が狙い目のBtoB企業とえるのでしょうか。

狙うべきBtoB企業とは、市場占有力があり、高い技術力を持った企業です。

過去1年以内に業務目的でアクセスされ、そのアクセス者の満足度が高い企業を以下に示します。

企業間取引が活発に行われている証であり、狙い目のBtoB企業とえるでしょう。

製品サービス別の上位5社(部門別)は、以下のとおりです。

FA(制御機器等)
  • オムロン(制御機器)
  • 三菱電機(FA)
  • キーエンス
  • パナソニック(制御機器)
  • 富士電機

オムロンは、制御機器事業・電子部品事業・社会システム事業・ヘルスケア事業の4つの事業を展開しています

そのうちオムロン制御機器事業は、オムロン独自の仕組みや習慣を取り入れて、モノづくり現場の課題の解決を図っています。

たとえ高度な技術力を必要とする仕事であっても、機械のサポートにより誰もが実現できる生産ラインを確立しました。

具体的な商品は、センサ・スイッチ・ロボティクスなどです。

生産拠点は、京都府・滋賀県・上海・オランダの4工場。人手不足の解消・生産性の向上と社員の働きがいの両立を目指しています。

【電子部品・材料】

電子部品・材料
  • オムロン(電子部品)
  • パナソニック(制御機器
  • パナソニック(電子デバイス・産業用機器)
  • パナソニック(半導体)
  • 東芝デバイス&ストレージ

電子部品・材料分野においても、オムロンの電子部品事業が1位となっています。

2021年度、売上高の約75%を占めている商品は、リレーとスイッチの2商品です。

拠点は国内27拠点・海外5拠点にあり、約7,000人の社員がモノづくりに携わっています。

営業ネットワークは欧米のほか中華圏や東南アジアにもあり、グローバルに展開。働きやすさは、業界内でも有名です。

【建設資材・住設機器】

建設資材・住設機器
  • パナソニック(住宅設備・建材)
  • TOTO(建築専門家のための情報サイトCOM-ET)
  • パナソニック(電気・建築設備ビジネス)
  • LIXIL(ビジネス情報)
  • YKK AP(ビジネスのお客様)

一般消費者の私たちが、パナソニックに抱く印象は家電メーカーではないでしょうか?

しかし、BtoB領域でのパナソニックは、さらに大きな存在感を示します。

「実はパナソニック製品」というものが多く存在するからです。

例えば、クレジットカード決済で必要不可欠なICカードリーダー・高速道路出入口にあるETCシステム・セキュリティカメラです。

このうち、パナソニックの住宅設備・建材部門は、キッチン・バスルーム・洗面化粧台などを提供しています。住まいに関わる設備のほとんどの商品が、法人対象です。

【業務用電気設備・機器】

業務用電気設備・機器
  • パナソニック(照明器具)
  • ダイキン(法人のお客様)
  • 三菱電機(暮らしと設備-空調・換気・衛生)
  • 三菱電機(暮らしと設備の業務支援サイトWIN2K)
  • 三菱電機照明

パナソニックグループの照明器具部門です。照明器具は住宅用だけではありません。パナソニックでは、施設用・店舗用・屋外用・演出用と幅広く取り扱っています。

パナソニックグループは、全世界で約24万人、日本地域のグループ社員は約6万人です。そのうち、男性社員が8割を占めています。

1対1の教育と研修を実施し、社員一人ひとりの成長をサポート。

2021年度には、女性の99.6%が育児休業を取得しました。

時短勤務・フレックス勤務・リモートワーク制度により、柔軟な働き方を実現できるでしょう。

【ドキュメントソリューション】

ドキュメントソリューション
  • キヤノン(法人のお客さま)
  • リコー(オフィスプロダクツ)
  • 富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)
  • セイコーエプソン(ビジネス用)
  • ブラザー工業(オフィス向け)

ドキュメントソリューションとは、紙文書のデジタル化のことです。

複合機の大手企業であるキヤノンは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社とグローバル企業としてのキヤノン株式会社があります。

事業構成は、次の4つです。

事業構成
  • プリンティング:オフィス複合機・レーザープリンター・インクジェットプリンター・商業印刷機
  • イメージング:レンズ交換式デジタルカメラ・ネットワークカメラ
  • メディカル:CT・超音波新案装置・MRI
  • インダストリアルその他:露光装置・産業機器

どの事業においても、世界シェア1位の製品を有しています。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社では、社員の席が固定されていません。

スマートフォンとパソコンさえあれば、好きな場所で仕事ができるオフィス環境です。

2020年の実績において、平均残業時間は、月6.9時間。初代社長が医師であったことから、労働者の健康面を重視した結果が現れているのでしょう。

【情報システム】

情報システム
  • 富士通(業種/業務)
  • IBM(業種・業界別ソリューション)
  • NEC(ソリューション・サービス)
  • NTTデータ
  • 大塚商会(ソリューション・製品)

富士通は、総合エレクトロニクスメーカーです。

1935年に設立され、約13万人の社員が世界180か国でサービスを提供。

業種・業務別にさまざまな分野で富士通の技術が生かされています。

富士通グループ各社へのエントリー方法は、1社単独でのエントリーのほか、グループ合同エントリーも可能です。

各社特徴が異なるため、ホームページの紹介動画などを参考に、あなたに合ったグループ会社を見つけてください。

【医療用医薬品】

医療用医薬品
  • 第一三共(医療関係者の皆さまのための医薬品情報 Medical Library
  • 武田薬品工業(医療関係者向け情報 Takeda Medical site
  • ファイザー(医療関係者のための情報サイトPfizerPRO
  • アステラス製薬(医療従事者向け情報サイト Astellas Medical Net
  • MSD(医療関係者向け情報サイトMSD Connect

製薬大手各社は、医師・薬剤師などの医療関係者を対象に医薬品情報提供サイトを設けています。上位5社のうち、外資系製薬会社はファイザー製薬のみです。

製薬会社の職種と言えば、MR(医薬情報担当者)が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?

ITテクノロジーの導入により、2019年の春採用では製薬会社の6割がMRの新卒採用を見合わせました。

とはいえ、製薬会社には研究開発職や事務職などもあります。

一般的に製薬会社の平均年収は高めであり、福利厚生も手厚いことが魅力とえるでしょう。

【計測機器】

計測機器
  • 横河電機/横河ソリューションサービス
  • 島津製作所
  • ミツトヨ
  • アジレント・テクノロジー
  • 堀場製作所

1915年創業の横河電機株式会社の主力事業は、制御事業です。総合的なソリューションサービスを行うために、2013年には横河ソリューションサービスが設立されました。

この会社は、計測・制御・情報をテーマとして掲げてきた横河電機のノウハウが生かされた会社です。

世界的に調査を行う専門機関から「働きがいがある会社」として認定されるなど、業務効率向上と社員の豊かさを創り上げています。

また、仕事と家庭の両立を支援し、女性の活躍も推し進めている企業です。

【通信・ネットワーク・システム運用】

通信・ネットワーク・システム運用
  • NTTコミュニケーションズ(法人のお客さま)
  • NTTドコモ(法人のお客さま)
  • NTT東日本(法人のお客さま)
  • KDDI(法人のお客さま)
  • 富士通Japan

国内電気通信事業・国際通信事業・ソリューション事業などを展開するNTTコミュニケーションズ。

70か国以上にある拠点を通じ、190か国を超えるネットワークサービスを提供しています。

2022年1月にドコモの子会社となり、新ドコモグループとなりました。

そのため今後は、NTTドコモ・NTTコミュニケーションズ両者による新しい採用プロセスを踏むことになります。

2023年度入社の新卒採用において、法人ソリューション事業を希望する場合、NTTドコモの社員として入社します。

その後、NTTコミュニケーションズに配属される流れです。

【エネルギー・環境ソリューション】

エネルギー・環境ソリューション
  • パナソニック(太陽光発電・蓄電システム)
  • 京セラ(太陽光発電・蓄電池)
  • シャープ(産業用太陽光発電システム)
  • 東芝エネルギーシステムズ
  • 日立製作所(エネルギー)

パナソニックグループの太陽光発電・蓄電部門。具体的な商品は、太陽電池モジュール・リチウムイオン蓄電システムなどです。

住宅用だけでなく、公共・産業用にも多くの製品が提供されています。

e-block(イーブロック)は、電気を持ち運んでシェアできる次世代バッテリーです。

多様な働き方が求められる時代であるため、e-blockは今後多くの企業で導入されていくのではないでしょうか。

【化学製品・材料】

化学製品・材料
  • 三菱ケミカル
  • 旭化成
  • 昭和電工
  • 東レ
  • 住友化学

三菱ケミカル株式会社は、三菱ケミカルグループ株式会社のグループ会社である総合化学メーカーです。

三菱ケミカルグループ株式会社には、製薬会社の田辺三菱製薬も含まれます。

科学の力でさまざまな産業を支えており、私たちが日常生活で使用する多くの製品に活用されています。例えば、以下のような製品です。

  •  コロナウィルス感染対策でも使用されたアクリル樹脂板
  • 食品保存に用いる食品包装材
  • スマートフォンに使用される植物由来プラスチック

社会課題に対応した事業を日本だけでなく、欧米やアジア、中東などグローバルに展開しています。関係会社数は、2024年3月現在で552社。

フレックスタイム制度・テレワーク制度・裁量労働制度を導入しているため、柔軟性のある働き方ができるでしょう。

【医療機器】

医療機器
  • テルモ(医療関係の皆様向け情報)
  • オムロン(健康医療機器・サービス)
  • ニプロ(医療関係者向け情報)
  • 富士フイルム(医療関係の皆さま)
  • フクダ電子(医療関係の皆さまへ

テルモは100年の歴史を持ち、現在、世界160か国以上の国と地域で事業を展開する日本医療機器メーカーです。

1921年にテルモの前身となる赤線検温器株式会社が設立されました。

発起人は、北里柴三郎博士をはじめとする医師たちです。

テルモの原点は、安全で質の高い国産体温計を日本に広めたこと。

使い切り注射針や血液バッグなども、テルモが日本で初めて発売しました。

選考時は、開発技術・企画営業・SEと3コースに分かれ、希望する各職種をもとに入社時の初期配属を決定します。

しかし、その後も職種を越えてさまざまなキャリアを構築できるよう環境が整えられているとのこと。

結婚・出産・介護などの理由により、退職を余儀なくされた社員を再雇用するキャリアリターン制度も設けています。

テルモで経験を積んだ人材を大切にしているとえるのではないでしょうか。

【セキュリティソリューション】

セキュリティソリューション
  • NEC(セキュリティソリューション)
  • セコム(法人向けサービス)
  • 富士通(セキュリティ)
  • ALSOK 綜合警備保障(法人向け商品)
  • 日立製作所(セキュリティ)

NEC、日本電気株式会社は、住友グループの企業です。全世界で約12万人の社員を有し、50か国以上の国において世界289拠点でビジネスを展開しています。

主要事業は、社会公共・社会基盤・エンタープライズ・ネットワークサービス・グローバルです。

女性の活躍を推進し、女性が働きやすい職場づくりに力を入れているため、育児休職後の復帰率は、99.0%を誇ります。

洗練されたオフィス環境は、多くの就活生が憧れる職場空間と感じるはずです。

【法人向けクラウドサービス】

 

SaaS・ITサービスの比較サイト『kyozon』は、株式会社コミクスが運営する法人向けクラウドサービスで、SaaS・ITサービスの比較や資料請求ができるプラットフォームです。

セキュリティに興味がある方は以下のサイトからインプットするといいでしょう!

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まとめ

BtoBであったメーカーが消費者へ直接販売を始めるなど、BtoB企業が他のビジネスモデルを取り入れ始めています。

また、BtoB業界はこれまで対面営業が基本でしたが、顧客と直接会わずに営業を行うオンライン化の流れがあります。

インターネットの急速な普及・デジタル化・コロナ禍によって、オンライン上でのミーティングや商談が一般的になっていくでしょう。

さらにBtoB EC(コマース)という流れが強まりる傾向にあります。

インターネット上で商品やサービスを売買するというビジネススタイルです。

企業・法人取引をインターネットやECサイトで行うことができます。

今後のBtoB業界は多用なビジネスモデルを取り入れ、デジタル化に対応し、販路の拡大や業務効率を図る企業が増えていくでしょう。

知名度が低いというだけで、BtoB企業には多くのメリットがあります。

BtoB企業を探すときは、大企業だけでなく、中小企業も探すようにしましょう。

中小企業でも世界的シェアがあり、技術力・年収・事業安定性・福利厚生という面で優れている企業は数多く存在します。

有名企業や人気企業に惑わされることなく、あなたに合った企業を見つけることが就活、そして社会人生活の成功へと繋がるでしょう。

 

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