【26卒】就活イベントの選び方とは?おすすめイベントも紹介
2024/9/24更新
はじめに
就職活動の一斉解禁の概念がなくなり、学年に関係なく積極的に就活に取り組む学生が増えています。
また、時期に関係なくさまざまな就活イベントが開催されるようになり、学生側は就活イベントを選ぶことができる時代になりました。
しかし、その種類はあまりにも多く、どのイベントが自分にとって最適なのか、分からないと感じる人は少なくありません。
そこで今回は、就活イベントの種類やおすすめのイベントについて解説します。
以下のような悩みを抱える就活生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- そもそも就活イベントってどんなもの?
- どの就活イベントに参加すればいいの?
- 就活イベントに参加するときのポイントは?
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
そもそも就活イベントとは
就活イベントは、学生と企業を結ぶ重要な機会です。
主に合同企業説明会や就活セミナーなどが含まれます。
学生にとっては、多くの企業情報を一度に収集できる貴重な場となるでしょう。
企業側も自社の魅力をアピールし、優秀な人材との出会いを期待しているのです。
イベントの形式はさまざまで、大規模な合同説明会から少人数制のセミナーまであります。
業界研究や自己分析のヒントを得られる機会も多く用意されています。
オンラインでの開催も増え、参加のハードルが下がっているのが特徴です。
就活イベントは、学生が将来のキャリアを考える上で重要な役割を果たしています。
企業との直接対話を通じて、働くイメージを具体化できるのも大きな魅力でしょう。
就活イベントの種類
まず初めに、就活イベントの種類をご紹介します。
「就活イベント」と一言に言っても、さまざまなタイプのイベントがあります。
そのため、自分の目的に合わせてイベントを選択する必要があるのです。
ここでは代表的な2種類をご紹介しましょう。
本選考用
最もイメージが付きやすいのは、こちらの本選考用の就活イベントではないでしょうか。
本選考とは、採用に直結する選考を指します。
いわゆる就活イベントは、本選考用である場合がほとんどです。
ただし、「本選考のため」という目的は同じでも、そのあとの選考フローは企業によって異なります。
就活イベント時に選考まで兼ねており、通過すなわち1次選考通過である場合や、説明会のみ実施しエントリーを募る企業など、その形態はさまざまです。
したがって本線紅葉のイベントであっても、どのような形式で開催されているのか、またどのようなスタンスの企業が参加するのか、事前確認は必須です。
インターンシップ用
近年増えているのが、インターンシップ用の就活イベントです。
インターンシップへの参加導線をつくることを目的に、さまざまな企業が参加します。
近年就活において、インターンシップは非常に重要な役割を担っているのです。
企業にとっては早期に優秀な学生との接点をつくることができるというメリットがありますが、学生側にも大きなメリットがあります。
インターンシップに参加することで、企業内部の空気感を実際に感じることができるほか、早期内定を獲得できる可能性があります。
しかし、インターンシップは全ての企業で実施していないため、就活生はインターンシップ実施企業を探すのも一苦労です。
そんな中、インターンシップ用のイベントに参加すると、一気に多くの企業を見つけることが可能なため、近年人気イベントとして定着しています。
就活イベントの開催形式
では、続いて就活イベントの開催形式を見ていきましょう。
さまざまな開催形式があるため、それぞれの形式を理解した上で自分に最適なイベントを見つけることが大切です。
今回は代表的な3つをご紹介します。
合同説明会型
多くの企業が集まり、企業説明会を実施するのが合同説明会です。
大手就活サイトが主催している場合が多く、大企業や有名企業を中心に多くの会社が集まります。
名前を聞いたことがある有名企業をはじめ、これまで全く知らなかった企業に出会うことができるのが合同説明会の魅力です。
また、人気企業は説明会用の上限人数にすぐ到達してしまうため、どのような企業が人気なのかを肌で感じることもできるでしょう。
また、数百社を超えるようなイベントから、数十社程度のイベントなど、さまざまな規模で実施されます。
「いきなり数百社もあると、見たい企業の検討がつかない…」という場合には、小規模なイベントから参加してみるのがおすすめです。
また、近年はオンライン・オフライン共に実施されるケースが増えています。
オフラインでは企業の印象をつかみやすく、オンラインではオフライン以上に多くの会社の説明を聞くことができるでしょう。
いずれもメリットがあるため、自分の状況に応じて最適な参加方法を選択するのがおすすめです。
セミナー・選考一体型
就活生向けのセミナーと、選考が一緒に開催されるパターンです。
就活における必要知識を身に着けられるだけではなく、選考も合わせて受けることができるため、就活生にとっては非常に有難い開催形式ではないでしょうか。
セミナーテーマとして多いのは、就活に関する知識を伝授するテーマや、業界や業種を深掘りするための内容です。
就活を始めたばかりの頃は、つい自分が知っている業種や企業に目を向けがちです。
さらに視野を広げたい場合には、気軽にさまざまな企業を知ることができます。
講師は人事が担当する場合や、イベント会社や就活支援会社のキャリアアドバイザーなどが務めることもあり、さまざまな視点から就活について知ることができます。
また、ただ就活について知るだけではなく、選考がセットになっています。
そのため、自分が行きたいと思えるような新たな会社を見つけたり、面接の練習としても活かすことができるかもしれません。
就活初期はもちろん、行きたいと思う企業が開催している場合は、積極的に参加することをおすすめします。
説明・選考一体型
説明会と、選考が一緒に開催されるパターンです。
気になる企業は説明と合わせて選考を受けることができるため、感覚としては1次面接をショートカットしたような形になるでしょう。
説明会と選考会が一緒に開催されるため、説明会で気になった企業に対して新たに時間を確保することなく、そのまま選考に進むことができます。
ただし、言い換えれば選考を受けることが必須となるため、説明会の段階で「この会社合わないかも…」と思っても、最後まで参加する必要があります。
その点では、時間を無駄に感じる人がいるかもしれません。
選考は面接のパターンもあれば、グループワークなどを行う企業も多いです。
そのためたくさんの会社の選考に参加することで、グループワークを鍛えることにもつながるかもしれません。
気になる会社が開催している場合は、参加して損はないでしょう。
参加する就活イベントの選び方
さまざまな形式や参加方法があることを理解した上で、自分はどのようなイベントに相応しいのか?と考える人は多いのではないでしょうか。
そこで、いくつかのポイントとともに参加イベントの選び方をご紹介します。
文系・理系などの制限はあるか
イベントによっては、文系・理系の制限がある場合があります。
「理系限定イベント」といった形で、イベントのタイトル付近に明示されているため、自分は該当するのかを事前にきちんと確認しましょう。
制限があるイベントに参加している企業は、条件を満たす学生を積極的に採用したいと考えている場合がほとんどです。
そのため、広く間口が広かれたイベントよりも、採用に至る可能性が高くなるかもしれません。
自分に合致する条件のイベントを見つけた際は、積極的に参加するのがおすすめです。
何を目的に参加するのか
イベント参加にあたって、何を目的とするのかは事前にきちんと定めておきましょう。
「たくさんの業界に触れてみる」「自分が知らない企業を調べたい」など、考えられる目的はさまざまですが、事前に定めておくことが大切です。
企業数が限られているイベントを除き、自分で企業を選べる場合には、目的がなければたまたま席が空いている企業の説明しか聞けない可能性があります。
そのため、目的を持って参加することがとても重要なのです。
得たい結果は何か
イベントに参加した結果、何を得たいのかも事前にきちんと考えておきましょう。
選考へ進む権利が欲しいのか、1次面接を突破したことにしたいのか、そうではなく企業の情報を得ることができればそれでいいのかなど、何をゴールとするのかを事前に決めておく必要があります。
それによって、参加するイベントの形式が変わるだけではなく、自分自身のモチベーションも変化するでしょう。
まずは自分自身で、どのような結果を得ることができれば満足なのかを整理することが大切です。
企業の何を知りたいのか
企業の何を知りたいのかという点も、就活イベントに参加する上で重要な視点です。
企業の雰囲気だけを知りたい場合には、オンラインではなくオフラインのイベントを選択した方が良いかもしれません。
企業の業務内容などをきちんと知りたい場合には、丁寧に説明してくれる説明会への参加が必須と言えるでしょう。
イベント参加の目的、ゴール、そして企業について知りたい情報まで整理することができていれば、積極的に人事へ質問することなども可能です。
ぜひイベント参加前にきちんと考えておきましょう。
26卒向けおすすめの就活イベント
では最後に、おすすめの就活イベントについてご紹介しましょう。
今後イベントへ参加する際の参考にしてください。
リクナビ主催イベント
採用ナビサイトを運営するリクナビでは、本選考はもちろん、インターンシップ用のイベントが多数開催されています。
さらに、選考準備をスムーズにできるよう、選考準備の生配信や、面接のコツを伝える生配信なども実施しています。
生配信のイベントは、自分の疑問をリアルタイムで質問できるため、疑問を解消したい人にぴったりです。
また、就活に精通したプロがさまざまな情報を伝授してくれるため、就活生であれば何らかのイベントに一度参加してみるのがおすすめです。
現在はオンライン・オフラインは問わず、イベントごとに形式が決められているほか、全国各地で開催もしているため、細かく情報をチェックしておくのが良いでしょう。
マイナビ主催イベント
同じく採用ナビサイトを運営するマイナビでも、本選考のみならずインターンシップや仕事研究につながるイベントを多数開催しています。
マイナビは、文系・理系を限定するなど、条件を付けたイベントも多数開催しているため、特徴的な肩書を持つ就活生はぜひチェックしておくのがおすすめです。
また、オンライン・オフラインを問わず開催しているばかりでなく、条件付きのイベントも全国各地で開催しています。
定期的にチェックをして、地元で開催されるタイミングを逃さないようにしましょう。
ONECARRER主催イベント
日系大手企業のみならず、外資系企業に興味があるという就活生におすすめなのが、ONECARRERが主催するイベントです。
名だたる有名企業から内定を獲得する学生を多数輩出しており、ゆえに参加企業も豪華なラインナップとなっています。
合同説明会のようなイベントよりも、企業が個社で開催しているイベント情報を多数開催しているのが特徴です。
既に志望企業が決まっている方であれば、参加イベントの選びがいがあるのではないでしょうか。
あさがくナビ主催イベント
あさがくナビでは、日本各地の中小企業との出会いを積極的に果たすことができます。
大手企業ではない企業に目を向けたいと考える場合に、最適なイベントが多いです。
あさがくナビが主催するイベントはもちろん、公的機関が主催するイベント情報も多数掲載されていることから、地元に根差した会社や、公的要素を多く持つ会社との出会いを期待することも可能です。
イベントに参加しても満足いく企業に出会えていない場合、あさがくナビが主催、もしくは掲載しているイベントへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
キャリタス就活 業界フェス
キャリタス就活が主催する、業界に特化したイベントです。
IT、メーカー、商社など、特定の業界にフォーカスしたフェスが定期的に開催されます。
業界のトップ企業が多数参加し、その業界ならではの魅力や課題について深く理解できます。
業界を絞って就活を進めたい学生にとって、とても有益な情報が得られるでしょう。
就活イベントに参加するときの注意点
就活イベントは、学生にとって貴重な情報収集と企業との接点の場です。
しかし、ただ参加するだけでは十分な成果を得られません。
効果的に活用するためには、いくつかの重要な注意点があります。
以下に、就活イベントに参加する際に心がけるべきポイントをまとめました。
これらを意識することで、イベントをより有意義なものにできるでしょう。
事前準備の重要性
就活イベントに参加する前の準備は非常に大切です。
参加企業の情報を事前に調べておくことが肝心です。
企業の事業内容や最近のニュースなどを把握しておくと、当日の質問や会話がスムーズになります。
また、自己分析も怠らないようにしましょう。
自分の強みや志望動機を整理しておくことで、企業の担当者との対話がより深まります。
適切な服装と身だしなみ
第一印象は非常に重要です。
清潔感のあるビジネスカジュアルな服装が一般的です。
派手すぎる色や柄は避け、シンプルでフォーマルな印象を心がけましょう。
髪型や爪、靴なども整えておくことが大切です。
身だしなみを整えることで、自信を持って臨むことができます。
積極的なコミュニケーション
就活イベントでは、積極的に企業の担当者と話すことが重要です。
質問を準備しておくと、スムーズに会話を始めることができるでしょう。
ただし、一方的に話すのではなく、相手の話もしっかりと聞くことが大切です。
メモを取りながら聞くことで、後で振り返る際にも役立ちます。
時間管理の徹底
イベント会場では多くの企業ブースがあり、時間が足りなくなりがちです。
事前にタイムスケジュールを立てておくと効率的に回ることができます。
特に興味のある企業には多めに時間を割り当てるなど、優先順位をつけておくとよいでしょう。
遅刻は厳禁です。
余裕を持って会場に到着するよう心がけましょう。
名刺・資料の管理
企業担当者から名刺をいただいた際は、丁寧に扱うことが大切です。
名刺入れを用意しておくと、スマートに対応できます。
また、もらった資料はしっかりと整理しておきましょう。
後で見返す際に役立つよう、メモを添えておくのもよいでしょう。
フォローアップの実施
イベント参加後のフォローアップも重要です。
興味を持った企業には、お礼のメールを送るなどして関係性を維持しましょう。
イベントで得た情報を整理し、次のステップに活かすことが大切です。
自分の印象に残った点や疑問点をまとめておくと、今後の就活に役立ちます。
さいごに
就活イベントは、26卒の学生にとって貴重な情報収集と企業との接点の場となります。
効果的に活用するためには、事前準備や当日の心構え、そして参加後のフォローアップが重要です。
適切な服装や積極的なコミュニケーション、時間管理などに注意を払うことで、イベントをより有意義なものにできるでしょう。
さまざまな主催者による多彩なイベントが用意されており、学生は自分のニーズに合わせて選択できます。
業界研究フェアや合同説明会、オンラインセミナーなど、形式も内容も多岐にわたります。
これらのイベントに参加することで、業界や企業への理解を深め、自己分析や面接対策にも役立てられるのです。
ただし、闇雲にすべてのイベントに参加する必要はありません。
自分の興味や志望業界に合わせて、効果的なイベントを選択することが大切です。
参加後は必ず振り返りを行い、得た情報を整理し、今後の就活に活かしていくことをおすすめします。
このように、就活イベントを戦略的に活用することで、より充実した就職活動を展開できるはずです。