【自己分析】自己分析サイトとは?活用方法やおすすめを紹介

【自己分析】自己分析サイトとは?活用方法やおすすめを紹介

2022年10月17日更新

はじめに

就活が始まると、まず自己分析が大事だと言われるけど、

 

「そもそも自己分析ツールを使わなければならないのか?」

「どうやって自己分析をすればいいのかわからない」

「自己分析をするのにオススメなサイトはあるのか?」

「無料の自己分析サイトでも良いのか?」

などと色々な疑問を持つ就活生もいるでしょう。

 

今回は、就活で自己分析を始めたい方や自己分析をしてみたけど、いまいち自分の特徴がよく分からないという方に向けて、自己分析サイトについて紹介していきます。

 

自己分析は就活をする上で非常に大事になってくるので、時間をかけて自分を見つめ直してみましょう。

 

また、本記事でオススメしている自己分析サイトを組み合わせて利用することで、広い視野で自分の特徴を知ることができます。

 

1.そもそも自己分析サイトとは何?

そもそも、「自己分析サイトとは何?」と疑問に思う方もいると思います。

 

自己分析サイトとは、用意された質問に答えることで、自分の性格・行動・価値観の傾向や適性のある業界、職種などを診断してもらえるサイトです。

最近は、スマホのアプリで診断できるものも増えてきており、隙間時間に手軽で簡単に自己分析をすることができ便利です。

 

自己分析サイトには無料のものと有料のものがあります。どちらが良いかは後ほど紹介します。

2.自己分析サイトで分かることは何?

既に自分で自己分析をしている方からしたら、「なぜ自己分析サイトを使うのか?」と思うかもしれません。

 

確かに自己分析を自分の力で行うことはとても大事ですし、その方法でも問題ありませんが、データを使った自己分析結果を知ることで、客観的に自己分析ができるというメリットもあります。

具体的に自己分析サイトで分かる内容は下記です。

 

  • 自分の強み、弱み
  • 自分の行動特性
  • 自分の性格特性
  • 自分の価値観の傾向
  • 自分が向いている業界や職種
  • 自分の得意なこと、苦手なこと

 

自己分析サイトによって診断結果の項目が違うので、色々な自己分析サイトを試してみるのも良いかもしれません。

 

自分で行った自己分析と、自己分析サイトを使って出てきた診断結果を見比べ、どこに違いがあるのか見て自分を客観的に見ることも大切です。

 

自己分析サイトを使う際の注意点

無料・有料どちらの自己分析サイトにも共通して言えることは、自己分析サイトで自己分析をしたからといって満足してはいけないということです。

 

自己分析サイトの診断を受けただけで、自己分析が完了することはありません。あくまでも自己分析をより深めるための手段の1つに過ぎないと考えましょう。

 

自己分析はまずは、自分で過去のエピソードや経験などから自分で長所・短所などを分析をします。その後、補助ツールとして自己分析サイトで自分の特徴を確認するというイメージです。

 

就活の自己分析サイトは無料と有料どちらを使うべきか

 

結論、就活の自己分析サイトは、無料のものでも有料のものでもどちらでも問題ありません。

 

無料の自己分析サイトと有料の自己分析サイトの違いを挙げるとしたら、より詳しい分析ができるかどうかです。

3.自己分析サイトの結果は信用できる?

自己分析サイトで色々な結果が出ているけど、本当に自分の性格と合っているのか?と疑問に思った方もいるでしょう。

基本は、自分でしっかりと過去を振り返り、分析することが必要ですが、自己分析サイトを使ってより信頼性の高いデータを得るためには、下記ポイントをおさえることが必要です。

 

  • 質問数が多いツール
  • 選択式だけでなく記述式のツール
  • 多くのユーザーが利用しているツール
  • 口コミが良いツール

 

また、大手の就職情報サイトが運営している自己分析サイトは、蓄積されているデータも多いため、信頼性は高いと思います。

4.無料オススメ自己分析サイト

キャリアチケットスカウト

レバレジーズ株式会社が運営するサイトです。

一番の特徴は、記述形式をさせることで価値観ベースに企業とマッチングすることができるため、本当に自分に合った企業に効率よく出会えます。

 

質問内容は4つあり、「ガクチカ、自己の強み、就活の軸、自己PR」です。また、大体20分程度で回答終了し、自己分析結果を公開すると、大手企業や優良企業からのスカウトが届くことがあります。

 

ポイント

  • 企業からスカウトが届く
  • 就活生の価値観と企業の価値観を比べるため、本当に自分に合った企業を見つけることができる
  • 用意された4つの質問に答えるだけで自己分析ができる
  • 1分で登録でき、無料で自己分析できる

 

キミスカ適性検査

診断時間が5分~10分と短く、忙しい就活生におすすめの自己分析サイトです。

150問の簡単な質問に答えるだけで自己分析(自分にどんな傾向があるか)結果が出ます。

 

また、他の自己分析サイトに比べて、150問という多くの質問が用意されているため、より細かい部分まで診断ができるのが特徴です。

キミスカ適性検査では下記9つの観点で自己分析ができます。

 

  • 性格の傾向
  • 意欲の傾向
  • 思考力の傾向
  • ストレス耐性
  • 価値観の傾向
  • ネガティブ傾向
  • 職務適性
  • 戦闘力
  • 虚偽回答の傾向

 

また、その他にも人物像及び人材活用に関するコメントももらえます。

 

ポイント

  • 自己分析結果を見た企業からオファーがもらえる
  • 回答は5分~15分ででき、時間をかけずに自己分析できる
  • 結果がグラフで見やすい

 

Lognavi

Lognaviは性格面の自己分析だけでなく、知的テストと性格テスト両方を受けられるのが特徴です。

 

また、他の自己分析サイトと違い、適性テストの結果は偉人をモチーフにしたイラストで表示されます。自分がどんな人かを偉人に例えてより想像しやすくなっています。

性格テストについては、何度も受けることが可能です。

 

自分の適性結果をもとに、自分と相性の良い企業を探しやすくするため、5段階の星が表示されます。

 

ポイント

  • 適性テストの結果は偉人に例えて分かりやすく表示される
  • 適性テストには性格テストと知的テストがある
  • 星の数で自分に合う企業を探せる

 

リクナビ診断

リクナビ診断は、就職情報サイト「リクナビ」上で使用できる自己分析ツールです。

 

主に、自分の価値観や向いている職業を知ることができます。質問内容はすべて4択で、110問ほどあります。

大体5分~15分程度で回答が終わるでしょう。

 

特に難しいことを質問されるのではなく、生活していく中で大切にしていることや、会社・仕事に求めるものなどを質問され、自分の人生や会社、仕事に対する価値観を明確にすることができます。

 

具体的な回答方法としては、質問に対して「あてはまる」「あてはまらない」のどちらに近いかを回答していくだけなので、とても簡単です。

 

また、診断結果には「仕事探しのアドバイス」という項目もあり、自分の価値観と合う、自分に向いている仕事のタイプを3つ紹介してもらえます。

 

ポイント

  • 4択の質問で答えやすい
  • 自分に向いている仕事のタイプを3つ紹介してもらえる
  • 人としてどのような特性を持っているのか分かりやすく結果が出る
  • リクナビをインストールしている人は新たなアプリを入れず、リクナビ上で簡単に診断ができる

 

Future Finder

Future Finderは、株式会社ジェイックが運営する特性マッチング求人サイトです。

心理学統計に基づいた151問の質問に回答します。その診断結果から自分の行動特性や性格特性が分かります。

そして、自分の強みを活かすことができる企業を紹介してくれるのです。

また、診断結果から、自分が仕事をする上で適した役割を16個のタイプから選び、教えてくれます。

 

ポイント

  • 診断結果から自分にマッチした企業を紹介してもらえる
  • 自分の価値観に合った優良企業からオファーが来る
  • 登録者限定のイベントに参加できる

 

COLOR INSIDE YOURSELF「CIY」

2018年にサービスが開始された無料自己分析サイトです。

他の自己分析サイトとは少し違い、生年月日を入力すると自分のキャラクターが作られます。

質問数は108問で、大体10分程度で終わる内容です。

診断結果から、仕事におけるアドバイスや、向いている職場環境や理想の職場環境などが分かります。

 

ポイント

  • ゲーム感覚で自己分析ができる
  • 自己の特性だけでなく、向いている職場環境などがわかる
  • 診断結果から3つの自己PR文が自動で作られる

 

dodaキャンパス「適性検査」

dodaキャンパスの適正検査(GPS)はベネッセコーポレーションが作成したwebテストです。

 

質問は23問あり、自分の強みや弱みなどの特性が分かります。

診断結果は、「レジリエンス(適応力)」「リーダーシップ」「協調性」の3つの項目で表れ、ランクで表示され見やすいです。また、大きな特徴として、診断結果を企業が見てオファーをもらえることもあります。

 

ポイント

  • 質問数が少なく手軽に簡単に受けられる
  • 診断結果が見やすい
  • 診断結果を見た価値観の合う企業からオファーをもらえる

 

5.自己分析サイトを活用した自己分析方法

色々な自己分析サイトがあることは分かったと思いますが、自己分析サイトを活用して具体的にどのように自己分析を進めていけばよいか分からない人もいると思います。

 

ここでは自己分析サイトを活用した自己分析の方法について紹介していきます。

 

2:自己分析サイトで長所・短所を確認する

まず、自己分析サイトで自分の長所や強み、短所や苦手なことを見つけましょう。

業界や企業を探すときに、自分の長所や短所をよく理解しておくと、企業が求めている人材に自分がマッチするかどうかが分かりやすくなり、効率よく就活を進められます。

 

仮に、自分が思っていた長所や短所と、自己分析サイトで出てきた長所や短所が違った場合でも、あまり気にすることはありません。

 

自覚していない結果が客観的に出てくることもあるため、先入観や否定的な考え方を持たず、幅広い視点で分析しましょう。

 

2:自分の過去の経験を書き出す

自己分析サイトで自分の強みや短所を見つけることができたら、自分の過去の経験を洗い出してみましょう。

小学校から高校、大学まで年代別に自分の過去を振り返り、紙に書き出してみる方法が良いです。

 

紙に書き出すことで視覚的に過去の自分を見つめ直すことができるので、自分では知らなかった、自覚していなかった強みや価値観を見つけやすくなります。

 

振り返る内容は、大小どのようなものでも構いません。

自分が活躍した出来事、成功した出来事、失敗した出来事、印象に残っている出来事など何でも良いので思い出してみてください。

 

 

3:自己分析サイトの強みと過去の経験を見比べ整理する

ある程度、自分の長所や短所が見えてきたら、次は、その長所や短所と洗い出した過去の経験を照らし合わせてみましょう。

一つ一つ照らし合わせ、整理をすることで、共通点を見つけることができたり、自分の長所や短所が明確になります。

 

自分の特徴と過去の経験が一致すると、エントリーシートを書く際や面接の際に、過去のエピソードを自分の長所・短所を絡めて説明することができるので、より説得力があり、面接官にも納得してもらえます。

 

4:他己分析をする

自分なりに自己分析をした結果が、まわりの人から見て一致しているかどうかを判断するために、他己分析をしましょう。

他己分析してもらう対象者としては、家族や自分を良く知っている友人が良いです。

 

自分が思っている自分と他者が思っている自分が違うこともあるので、客観的な生の意見も聞いてみましょう。まだ自覚していない自分の特徴を知ることで、視野も広がります。

 

 

ここまでやれば、自己分析は十分です。

あとは、エントリーシートや面接で、しっかりと行った自己分析結果を実際の過去の経験エピソードと絡めて説明しましょう。

 

また、細かく自己・他己分析を行い、自分に本当に合った企業を見つけることで、入社後、ミスマッチやギャップを感じる可能性も低くなります。

6.まとめ

今回は、就活における自己分析サイトの活用方法やおすすめ自己分析サイトの紹介をしました。

 

就活の初めの一歩は自己分析と言っても過言ではありません。

就活の軸や業界、業種を決める大事な取り組みなので、時間をかけてじっくり自己分析をすることをおすすめします。

 

色々な自己分析サイトがあり、どれを使えばよいか迷うかもしれませんが、それぞれの特徴を見て自分に合った自己分析サイトを使っていきましょう。

 

自己分析サイトは1つだけを利用するのではなく、いくつか複数組み合わせて利用するとより色々な見方を学ぶことができ、自己分析の質が上がります。

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就活ハンドブック編集部

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