【ES対策】ESが見れるサイトはここ!通過するESのポイントも紹介

【ES対策】ESが見れるサイトはここ!通過するESのポイントも紹介

2022年10月14日更新

はじめに

就職活動の最初の関門と言えば、エントリーシート(ES)を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。1次選考前に、多くの企業がESを課しています。

 

しかし、

「何度も書き直しているのになかなかESが通過しない…」

「ESの書き方が分からない」

「ESが通過したり、しなかったりする…」

など、悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、

  • ESの何を人事は見ている?
  • 通過率が高いESのポイントは?
  • ESを参照できるおすすめサイト

について、解説していきます。

 

それでは早速、通過率が高いESについて詳しく見ていきましょう!

1.ESの参考例は確認できる!

さて、皆さんはこれまでESを書く際に、何を参考にしていたでしょうか?

大学の学生課で得た資料や、ゼミやサークルの先輩のESを活用していたという人、もしくは就活生同士で内容をシェアしていたという人もいるでしょう。

 

しかし、実際に確認したいESの内容は、自身が志望する企業のESかつ、すでに選考を通過している人のESではないでしょうか。

 

実はそのESは、ネット上で確認することが可能です。

すでに選考を通過した人のESには、ヒントがたくさん詰まっています。そのため、参考にしない手はないと言えるでしょう。

次の項目でESの例が閲覧できるサイトをご紹介します!

2.ESの回答例が掲載されているサイト

では、実際にESの回答例が掲載されているサイトをご紹介しましょう。

あくまでも参考情報として、どのような内容が通過しているのかではなく、どのようなポイントを抑えたESが多いのかを確認することが大切です。

 

リクナビ

最も代表的なサイトは「リクナビ」です。企業名は伏せられているものの、業界に応じたESを確認することが可能です。

あらゆる人のESを見ることができるのではなく、あくまでもその業界に進んだ人のESに限定されているため、同じ業界を志望する場合には非常に参考になるでしょう。

 

ただし、社名が具体化されていないため、特定企業のESを確認したい人には不向きかもしれません。

 

また、リクナビは「Open ES」のサービスを展開しています。

Open ESは個社に合わせたESではなく、あらゆる企業に対応したESです。

企業によってはOpen ESの提出を許可している場合があるため、ESを書く練習を兼ねて準備してみるのも良いでしょう。

また、リクナビ会員限定ではあるものの、ESを書くコツなども記載されています。ぜひ合わせて活用するのがおすすめです。

(参考:https://job.rikunabi.com/2023/contents/useful/

 

ONE CAREER

近年利用者が増えている「ONE CARRER」でも、ESを確認することが可能です。

 

ONE CARRERの最大の特徴は、企業名はもちろんどのポジションで選考を受けた際のESなのかも一目で分かる点です。

企業だけではなく、同じ職種を志望している人のESを確認することができます。

また、企業名だけではなく卒業年度や内定者か否かなど、あらゆる項目で検索をすることが可能です。ESを書く際には必需品とも言えるサイトになっています。

 

さらに、ESに限らず選考ステップを確認することができるため、今後どのような流れで選考が進んでいくのかを知るのに非常に便利です。

全文閲覧には会員登録が必須ではあるものの、登録しておいて損はないでしょう。

(参考:https://www.onecareer.jp/experiences

 

unistyle

総合商社や外資系企業など、難関企業に挑戦したい人におすすめなのが「unistyle」です。

内定者や選考通過者のESが69,152枚掲載されているほか(2022/6/9時点)、業界や企業名のみならず、ESのキーワードで検索することも可能です。

そのため同じ企業を受けている人はもちろん、似たような経験をしている人がどのような内容を書いているのかを知ることができます。

 

また、ESだけではなく選考レポートや内定者インタビューなど、そのバリエーションは多岐に渡ります。志望する企業がある場合には、一度確認しておくと選考に安心して臨めるかもしれません。

 

なお、コンテンツの全文閲覧には会員登録が必要です。

(参考:https://unistyleinc.com/categories

 

就活会議

幅広い業界・企業の情報を知るためには、「就活会議」がおすすめです。

なんと84,000枚以上のESが掲載されており(2022/10時点)、志望する会社のESが必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。

 

また、業界ごとに個社名を表示しているため、ESだけではなく企業研究や、企業探しにも有効活用できます。

あらゆる企業の情報を調べながら、様々なESを確認することで、自分自身に適した表現を見つけることもできるかもしれません。

 

なお、全文閲覧には会員登録が必要です。

(参考:https://syukatsu-kaigi.jp/entry_sheets/summary

 

dodaキャンパス

過去の先輩方の例ではなく、あくまでも例文を知りたいと考える時におすすめなのが「dodaキャンパス」です。書き方はもちろん、よくある質問に対する例文が記載されています。

 

転職サイトには履歴書や職務経歴書のサンプルや、例文が多数掲載されている一方で、新卒のサイトでは例文記載は多くありません。

例文を掲載することで、同様の文章が掲載されることを懸念している場合が多いものの、どのようなトーンで文章を作成するべきなのか、悩む人も多いでしょう。

そんな時、dodaキャンパスは活用しやすいのではないでしょうか。

 

例文や書き方は。会員登録しなくても閲覧できるのも便利です。

 

(参考:https://campus.doda.jp/career/job/000354.html

3.人事はESで何を見ている?

実際に通過率が高いESを見ていく前に、人事が確認するESのポイントを見ていきましょう。

人事がES上で見るポイントを知ることができれば、ESの書きやすさも圧倒的に変わります。特にポイントとなる3点をご紹介します。

 

自分の言葉で書けている

まず大切なのは、自分自身の言葉で表現することです。

 

ESのエピソードを抽出する際には、「他の人とエピソードがかぶってしまったらどうしよう…」と心配する人がたくさんいます。

確かに「サークルの代表」「留学」「アルバイト」など、キーワードだけを切り取るとすべて同じように見えるかもしれません。

 

しかし、それぞれに付随するエピソードは同じであるはずがなく、自分自身の言葉で表現すれば全くの別物になります。

 

どのような内容で、自分はどのように感じたのか、自分の言葉できちんと表現するようにしましょう。

 

個性が伝わる内容である

エントリーシートを通じて人事は、就活生がいつ、どのような場面で何を感じるのかを見ています。

言い換えれば強みや弱みは何か、モチベーションの源泉は何かを確認しているのです。

 

「数字を書くとESは通る」といったアドバイスがよく聞かれるのは、目標に対してどのようなアプローチで、何をモチベーションに行動していくのかを確認しやすいためです。

したがって、数字が高ければ高いほど良いということではありません。

自分はどのような人間なのか、どんな時に最も頑張ることができるのかを伝えるために、強みや弱みがきちんと伝わる内容にしておくことが大切です。

 

行動に対する再現性

過去の経験がESでよく聞かれるのは、行動に対する再現性を確認するためです。

行動に対する結果が良い・悪いを問わず、なぜそのような結果になったのか、同じような結果にするためには何が必要なのか、もしくは同じような結果にならないために何を変えるべきなのか、きちんと説明できるかを見ています。

 

例えば、インターン経験1つにしても、「○○を運用しました!」と記述するだけでは具体的に何を行って、その結果どうなったのか全く伝わりません。

 

「最初はこの数値だったものを、こういったアプローチをしていったことで、この数値まで変化させました。」「こういった要因があり、こう変化させることで結果が出ました。」

と、自分が行った行動とその結果が読み手に一目でわかるように記述しましょう。

 

仕事をする上でも、もちろん失敗することはあるでしょう。

しかし失敗は繰り返すのではなく、失敗から学び、同じ失敗をしない工夫が必要です。その素質があるのかを見るために、行動に対する再現性を確認しているのです。

 

もちろん社会人と学生では、同じように通用しないことも多いでしょう。そのことは理解した上で、参考情報としてESの内容は存在するのです。

4.通過率が高いESのポイント

人事がESに対して見ているポイントが分かった上で、通過率が高いESのポイントを確認しましょう。人事が見ている要素を抑えることに加え、ポイントを抑えることも大切です。

 

内容が具体的か

内容が漠然としたものではなく、具体的なものであるかがまずは最も重要です。なぜなら具体的であるほど、より知りたいポイントを読み手が見つけることができるからです。

 

ESは、いわば面接前のアピールタイムです。より自分の魅力が伝わる内容になっているのか、きちんと確認しておく必要があります。

 

言い換えれば、自分自身がより具体的に話すことができる内容をESに書くのが良いでしょう。

 

就活生によっては、つい「このネタの方がすごいと思われるのではないか」という基準でエピソードを選んでしまいます。

しかし、いざ質問されたときに適切な回答ができないケースは少なくありません。そのため、どのような質問が来ても自分自身がしっかり答えられるエピソードにしましょう。

 

誤字・脱字が無いか

ESの最も基礎的なこととして、誤字・脱字がないかという観点は非常に重要です。

誤字や脱字があることで、見直しをしていない可能性や、志望度が高くない可能性を懸念されてしまいます。

 

どれだけ自分で完璧だと思っても、何度か内容を見直す時間の余裕を持ちましょう。

 

また、自分だけでは気付かない可能性もあるため、身近な人に最終チェックを依頼するのもおすすめです。

 

5.よくある質問

では、最後にESに関するよくある質問を見ていきましょう。

 

Q:「頑張ったこと」は大学生活中の内容だけ?

A:大学生活中の内容は望ましくはあるものの、必ずしも大学生活に限らなくて良いでしょう。高校生活中の部活動や留学を記載する人も少なくありません。

 

しかし、少し視点を変えてみると、大学生活中にも「頑張ったこと」はたくさんあるのではないでしょうか。勉強やアルバイト、サークル活動など、日々の生活の中で様々な工夫をしてきているはずです。

 

自分にとっては当たり前にしてきたことが、他の人にとっては当たり前ではないかもしれません。

一見華やかに見える経験だけに目を向けるのではなく、自分自身の本質が見えるエピソードを探すのがおすすめです。

 

Q:全くESに通らない…

A:ESに通らない理由の多くは、エピソードがよくないのではなく、なぜそのような結果になったのかという根拠が明確でない場合が多いです。

もしくは、そもそも結果に当たる部分の記載がない可能性があります。

 

「楽しかった」「嬉しかった」といった感情に紐づく結果ではなく、結果によってどのような影響が周囲もしくは自分にあったのか、きちんと明言できるエピソードであることが大切です。

 

改めて自身のエントリーシートを見直し、自分のパーソナリティが全く分からない人にも通じる内容になっているのか、今一度確認してみましょう。

 

6:おわりに

いかがでしたか?

 

「何度も書き直しているのになかなかESが通過しない…」

「ESの書き方が分からない」

「ESが通過したり、しなかったりする…」

といった悩みを抱えていた人も、この記事を読む前よりはESの書き方がイメージできるようになったのではないでしょうか。

 

ESの書き方に正解はありません。あくまでも、あなた自身のキャラクターがしっかりと伝わることが大切です。

自分自身を良く見せるのではなく、自分の特徴が引き立つエピソードを見つけ出すことで、ありのままの自分を受け入れてくれる企業を見つけてくださいね。

 

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就活ハンドブック編集部

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