就活でTOEICをとるべき業界・企業は?スコア別勉強法も解説

就活でTOEICをとるべき業界・企業は?スコア別勉強法も解説

2024/10/12更新

はじめに

ESや面接で自分の英語力をアピールするために「TOEIC」を受けようと考えている学生も多いのではないでしょうか。

しかし、TOEICがあれば有利になるかどうかは業界や職種によっても異なります。

また、目標別の勉強法が分かっていれば就活の時間を無駄にせず効率的にTOEICの勉強ができるでしょう。

本記事ではTOEICがあると有利になる業界・職種・企業を解説します。

以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

対象
  • TOEICの勉強方法が分からない
  • TOEICがあると有利になる業界や職種が知りたい

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TOEICとは?

TOEIC自体は有名なので誰しもご存じのはず。

しかし、その概要や試験内容などの詳細については知らない方もいらっしゃるかもしれません。

そこでまずは、そもそもTOEICとは一体どのようなテストなのか解説します。

概要

TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を評価するためのテストです。

主にビジネスや国際的な場面での英語力を測ることを目的としており、企業や教育機関で採用や評価の基準として広く利用されています。

日本の年間受験者数は200万人以上、世界では160ヶ国で年間700万を超える人々が受検しています。

種類

TOEICには3種類のテストがあります。

3種類のテストの概要について正しく理解すれば、それぞれの特徴にあった対策を練ることができます。

どのような内容が出題されるのか、レベルはどれくらいかをチェックしてみてください。

 

Listening & Reading  (L&R) テスト

一般的なTOEICテストと言われているのは、このL&Rテストです。

リスニングとリーディングがセットになったテストで、どちらかのみを受検することはできません。

Speaking & Writing (S&W)テスト

スピーキングとライティングがセットになったテストです。

L&Rと異なり、スピーキングテストだけを受検することもできます。

TOEIC Bridge

L&RテストとS&Wテストにおいて、英語初級~中級者向けの日常生活を題材にした英語の基礎力を問うテストです。

スコアごとの英語能力

就活を有利に進めたいならTOEICは必須

以上の解説のとおり、英語力をアピールしたい方は就活においてTOEIC取得が必須です。

続いて、実際にどのくらいの企業がTOEICを重視しているのかについて解説します。

約半数の企業がTOEICの点数を重視している

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の調査によると、新卒採用を行う半数の企業がTOEICのスコアを重視していることが分かりました。

TOEICが就活で必要かどうかは企業によって温度差があり、仕事の関係で英語を使うような業種や職種であれば当然、英語力が要求されますので、TOEICのスコアがあれば「英語力を証明する客観的なものさし」になるわけです。

ただ、すべての企業で英語を本格的に用いる仕事があるわけでなく、英語が得意な社員がいたほうが頼もしいぐらいの感覚の会社もあります。

また、内定が決まってから勉強してくれればいいと考えている企業もありますし、入社してから会社が準備する英語プログラムに参加して上達を期待する企業があるなど、会社によって学生に求める英語力は千差万別です。

英語力を重視している企業は8割以上

同調査によると今後は社会人に重要なスキルとして英語力を挙げている企業は全体の約83%と、最も重視されているスキルとなっています。

商社や外資系企業、業界トップのメーカーなどでは、海外拠点への出張や転勤が普通に行われますので、仕事の関係上、英語力が必要となります。

そういった企業ではTOEICのスコアで足切りを行ったり、ほとんど必須に近いようなケースもあります。

では、どのような業種や職種でTOEICなどの英語力が求められるのか、次の章で具体的に見ていきましょう。

TOEICが評価される業種

それではTOEICが評価される業種と企業について見てみましょう。

TOEICが評価される業種

商社

「商社に英語は必要だ」ということは比較的イメージがつきやすいと思います。

商社はグローバルな取引が多く、取引先と英語で交渉する場面が頻繁に起こります。

海外出張や海外駐在の機会も多く、商談や契約も英語で対応しますので、要求される英語力も当然高くなるわけです。

メーカー

プラザ合意以降円高ドル安の基調が続き、日本の製造業はコスト抑制のため、安い人件費を求めて、海外に製造の拠点を移していきました。

したがって、そのような会社では海外の子会社に責任者として本社から出向させられたり、工場立ち上げのために応援で海外出張があり、英語力が求められるので「TOEICなどの英語力がある学生は歓迎」という位置づけになるわけです。

物流

「物流で英語力は必要なの?」と頭をかしげたくなるかもしれませんが、普通に海外まで顧客の荷物を運ぶことは想像できますよね。

特に顧客がメーカーや商社になると、海外輸送が頻繁に行われますので、意外と高い英語力が求められます。

特に商社を志望している就活生が物流を併願するケースが多いので、TOEICで高得点を叩き出しているライバルが出現する確率も高くなります。

したがって、物流業界も英語力はあなどれないですね。

旅行

旅行業界で英語を使うシーンが多いのはイメージできると思います。

海外へのアテンドや現地手配など、英語を必ず使いますので、TOEICのスコアが高いのは得はあっても絶対に損はないです。

航空

国際便に携われば、英語力が求められるのは容易に想像がつくでしょう。

よりBtoCに近いため、実践的な会話力が求められます。

したがって、TOEICではL/R(Listening/Reading)よりも、WS(Writing/Speaking)で高得点をとったほうが実利があります。

金融

外国企業への投資や為替を管理する点では、金融業界でも英語力は求められます。

ただ、企業側からすると「英語力があれば尚可」ぐらいの位置づけなので、単に英語力だけではアドバンテージはとれないので要注意です。

高い英語力を活かしたいのなら、外資系金融機関を狙うのはアリです。

小売

特に外資系小売の場合は、高い英語力を求められます。

顧客との接客はもちろんのこと、本社とやりとりをする場合でも円滑にコミュニケートできるビジネスレベルの英語力が必要になってきます。

上記の業種以外でも、

  1. 外資系企業
  2. 海外に拠点を持っている企業
  3. 海外と取引のある企業

は採用時に英語力を求められる可能性があるため、TOEICのスコアが優位にはたらく場合があります。

志望する企業が英語力の必要な会社なのか、事前にリサーチしたうえで、必要な場合は事前にTOEICの対策準備を行っておきましょう。

TOEICが評価される職種

以下では、TOEICが評価される職種について解説します。

TOEICが評価される職種
  • 通関士・入国審査
  • ツアーコンダクター
  • 外資系金融
  • 貿易事務
  • 外資系商社の総合職
  • ファンドマネージャー
  • 通訳・翻訳

通関士・入国審査

通関士や入国審査は国際的な物流や人の移動に関わる仕事で、輸出入の手続きや交渉に紛争があります。

海外からの文書や会話を理解する必要があり、英語の資料や規制に対応するため、TOEICで培った先に・リーディング能力が役に立ちます。

また国際貿易や旅行者とのやりとりでは正確な英語力が求められるため、円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは海外旅行者をサポートし、現地での案内やトラブル対応を行います。

海外でのガイドや各種手続きの場面で英語が要な仕事のため、TOEICでの英語力は大きな強みとなるでしょう。

当事者や現地スタッフとのスムーズなコミュニケーションが求められるため、TOEICでハイスコアが取れれば信頼されるガイドとして評価されやすくなります。

外資系金融

外資系金融の仕事では、英語を使った契約書、国際会議での議論など、日常的に英語が必要です。

海外の投資家と取引先とのコミュニケーションが多いため、英語でのビジネススキルが必須の仕事と言えます。

貿易事務

貿易事務は輸出入に関連する書類の作成、海外の取引先との取引を担当します。

業務の多くは英語の契約書や注文書、輸送書類などを扱うため、英語でのメールや電話対応も必要です。

TOEICスコアが高ければ即戦力として国際的な業務に対応できる能力をアピールでき、採用時に有利となります。

外資系商社の総合職

外資系商社の総合職は、海外の取引先との商談や交渉、契約管理、マーケティング戦略などをグローバルに展開します。

英語でのプレゼンテーションや会議が日常的に行われるため、TOEICスコアが高いことをビジネスの場で英語力を証明できるでしょう。

国際取引や交渉に必要なスキルを持つとみなされ、採用や昇進の場面でも有利になりやすいです。

ファンドマネージャー

ファンドマネージャーは海外の投資案件や市場を分析し、資金を運用します。

外資系の顧客や国際的な投資情報にアクセスする際、英語力が求められます。

TOEICの高スコアは、英語での調査や交渉力を示して国際的な情報収集や投資家とのコミュニケーションで信頼を得やすくなります。

通訳・翻訳

通訳・翻訳は、国際会議や文書の翻訳などで正確な英語スキルが要ります。

多岐にわたる業界で専門的な翻訳や通訳を行うため、英語力だけでなく、業務に関連する知識が必要な仕事でもあります。

その他にもTOEICで培った英語力を活かせる職業を確認したい方は以下の記事も参考にしてください。

TOEICを重視する企業の特徴

TOEICが評価されやすい業種や職種について紹介してきましたが、これらには実はある共通点があります。

以下では、TOEICを重視する企業の特徴を解説します。

ぜひ就活での企業選びの参考にしてみてください。

仕事で英語を使うことがある

海外との取引やグローバルなプロジェクトが多い企業では、業務上英語を使う機会が頻繁にあります。

そのため学生のTOEICのスコアがあれば、ビジネス英語の基礎力を持つ即戦力の人材だと判断できるのです。

積極的に外国人を雇用している

多国籍な人材が働く企業では、社内コミュニケーションに英語が使えることが多く、新卒採用でもTOEICスコアが重要視されます。

英語力が高い人材を採用することで、業務効率や職場環境の向上を図っているのでしょう。

企業がTOEICを重視する理由

そもそも、なぜ企業がTOEICを重視するのか気になるところですよね。

そこで以下では、企業がTOEICを重視する4つの理由を紹介します。

TOEICを重視する企業の特徴を理解して、企業研究に役立ててください。

企業がTOEICを重視する理由

業務上で英語力が必要だから

グローバル化が進む現代では、海外取引や外国人とのコミュニケーションが増加しています。

 特に国際市場で事業展開を行う企業では、英語を使ったメール、会議、資料作成などが日常業務の一部となります。

TOEICスコアを基準に英語力を確認することで、即戦力として活躍できる人材を見極め、業務効率やグローバル競争力を強化することができるのです。

外国語の試験の中でも認知度が高いから

TOEICは日本やアジアを中心に非常に高い認知度を誇り、企業にとって信頼性のある指標です。

多くの企業が採用や昇進の判断材料としてTOEICスコアを活用しているため、ほかの試験よりも扱いやすく、企業全体で指標化されています。

だからこそ、TOEICは多くの新卒採用を実施する企業で導入されているのです。

英語のレベルが詳細にわかるから

TOEICは先行とリーディングを中心としたスコア方式で、10点から990点までの細かな点数によって受験者の英語力を詳細に評価できます。

これにより、企業は候補者の実際の英語運用スキルを見ることができるのです。

英語の基礎から応用まで幅広くカバーしている内容のため、信頼性の高い評価指標として利用できます。

勤勉さが分かるから

TOEICの取得は、勉強熱心であることをアピールできる手段のひとつです。

TOEICは継続的な努力と準備が必要な試験であるため、スコアが高ければ高いほど企業に対して目標のために計画的に努力できることをアピールできるでしょう。

努力を惜しまない姿勢はどの企業でも評価されやすく、昇進の際にも有利になりやすいです。

就活で必要なTOEICスコアレベル

「TOEICが必要な業種はわかりました。じゃ、どのくらいのスコアだったら評価されるんですか?」

結論からいうと、

  • 普通の学生は600点以上
  • 英語を使う職種の場合は700点以上
  • 外資を目指す場合は800点以上

あれば、一定の評価がもらえます。

以下がTOEICのスコア別のコミュニケーション能力レベルです。

まず英語力をそんなに必要としていない企業の場合はTOEICのスコアが600点以上あると一定の評価をもらえます。

その理由はまず、新入社員に期待するTOEIC(L&R)のスコアの中心値が535点になっていますので、600点以上あれば上位に入り込むことができます。

また、TOEICの毎回のテストは平均点が580~590点になるように出題されていること、TOEICの受験生が一定のスコアを求められるビジネスパーソンであったり、英語を勉強している現役学生が主であることより、平均点より少し上であれば評価されるからです。

実際に600点以上を求める企業も多く、中には下記のような大手企業も含まれています。

次に英語を使う職種であれば、最低でも700点は欲しいところです。

多くの企業ではTOEICのコミュニケーション能力レベルを参考にしていて、700点あれば「限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる」レベルなので、そこそこ英語を使った仕事でも任せられると判断されるからです。

したがって、700点以上あれば、面接官の目を引くことは可能です。

ちなみに、700点以上で下記のようなレベルの企業が狙えます。

さらに、800点以上となると誰でも狙えるスコアではないので、外資をはじめ大手企業など、下記のとおり選択の幅が格段に広がります。

目標スコア別の学習のコツ

「目標スコアは決まったけど、どうやって学習すればいいんだろう?」

という人のためにTOEICの学習のコツを紹介していきます。

目標スコア毎に課題が異なりますので、あなたが狙うスコアのコツを参考にしてみてください。

600点を目指す場合の学習法

TOEICの試験は「Listening」と「Reading」に分かれており、Part1〜Part7の7つのセクションがあります。

全問題が選択式で、引っかけ問題が少ないのが特徴です。

したがって、ある程度の基礎さえシッカリしていれば、不正解を見分けることができるので、消去法で正解を導き出すのは比較的余裕です。

では、英語の基礎とは何かというと、それは「単語」と「文法」です。

優先順位としては、「単語>文法」ですね。

いくら文法を知っていても、単語を知らないと意味がわからないからです。

逆に文法がわからなくても、単語さえ知っていれば、単語をつなぐだけで何となく文の意味を推測できますね。

「じゃ、600点とるのに何単語ぐらい覚えればいいですか?」

600点獲得に必要な単語数は3,000〜6,000単語といわれています。

これらの単語は一気に覚えられるものではないので、まずはTOEIC対策用の単語帳を1冊買って、毎日何単語と決めて記憶するようにしましょう。

700点を場合の学習法

700点を目指すなら、「Reading」の強化が欠かせません。

TOEICの平均スコアは「Listeningが336点」「Readingが282点」で、Readingの得点が低いのが見て取れます。

したがって、スコアを上げるためには「Reading」の点数を上げていかなければなりません。

Reading力を強化する際に妨げとなるのが音読です。

Listening力を強化するときには音読は効果的です。それは、喋ることができない英語は聞き取れないからです。

ところが、長文を読むReadingでは、素早く内容を把握する必要があり、音読のスピードでは間に合わないのが実態です。

そのために、重要な単語だけを抜き取って文脈を理解するスキミング能力が必要になります。

これは日々の訓練で身に付けるスキルなので、その文章の重要な部分とそうでない部分を、素早くキャッチできるように意識して日頃から問題を解いていきましょう。

800点を目指す場合の学習法

TOEICは全200問ですが、1,000点満点ではなく990点満点です。

なぜなら、TOEICの採点方法には統計処理が加えられているからです。正答率が極端に低い問題に関しては採点除外となることもあります。

したがって、800点以上を獲得するとなると、正答率に目を向ける必要が出てくるわけです。

800点以上になる正答数は、およそ164問、正答率82%程度といわれています。

私自身、800点に到達するのに一苦労しましたが、正答率を上げるには、まず「Listening」と「Reading」で、どちらのスコアが取れていないかを把握して、自分の苦手な分野の学習に注力することが肝要です。

たとえば、ReadingのPart7の正答率が悪いとなれば、そこに特化した対策が必要になります。

Part7の長文問題は時間が足りなくなるので、出題されるテーマのパターンをつかんで効率的に解法していくスキルを鍛えていくというようなやり方が功を奏します。

自己PRでTOEICを上手にアピールするための3STEP

TOEICで高得点を取ったとしても、それを面接の場で上手にアピールできなければ意味がありません。

そこで以下では、面接の場で口頭でTOEICを上手にアピールするための手順を解説します。

面接に苦手意識がある人はぜひ参考にしてください。

自己PRでTOEICを上手にアピールするための3STEP

TOEICを受けることにした目的や目標を伝える

自己PRの最初のステップとして、TOEICを受けた理由や目標を具体的に伝えることが重要です。

例えば「英語を使った業務に挑戦したい」「グローバルな職場で活躍するため」といった動機を示すことで、自分の成長とキャリアビジョンが明確になります。

目標達成まで努力したことを伝える

次にTOEICの目標スコア達成に向けた努力や工夫を具体的に説明します。

どのように日々の学習を続けたのかを説明すれば計画的な学習習慣や努力の継続性をアピールしやすいでしょう。

TOEICで養った英語力をどのように活かすかをアピールする

最後にTOEICで培った英語力を今後どのように仕事に活かすのかを具体的にアピールします。

このステップで、実践的な英語運用能力を持っていることを強調し、自分が企業的に貢献できるポイントを明確にしてください。

就活でTOEICをアピールするときの注意点

就活でTOEICをアピールするときの注意点は以下の2つです。

聞く力と話す力の両方があることを伝える

ただ単にTOEICスコアを伝えるだけではなく、読む力で相手の意図を正確に理解できることや、英語での会話やプレゼンテーションにも対応できることを具体的にアピールしましょう。

聞く力と話す力の両方があることを伝えられれば、実際の業務で必要なコミュニケーション能力をバランスよく持っていることを印象づけられます。

コミュニケーションスキルがあることも伝える

企業が重視するのは単純な言語能力だけではなく、コミュニケーションスキルです。

自分の意見をわかりやすく伝える力や相手の考えを汲み取る力があるかどうかを見極めるための質問でもあります。

そのため、TOEICで得た英語力を基盤に、さまざまなバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションをとれる姿勢をアピールすることが大切です。

就活でTOEICを受ける際のよくある質問

それでは、最後にTOEICに関するさまざまな疑問を払拭するためにQ&A形式でお答えしていきます。

試験に関する疑問や悩みを解消すれば万全な状態で対策に臨めるため、しっかりチェックしておきましょう。

Q1:TOEICはいつまでに受けるべき?

A1:企業エントリーの1か月前まで

テスト結果は郵送の場合30日以内、ネットでは17日後に確認できるので、就活のエントリーが始まる時期の1か月前までに受けるのが望ましいです。

たとえば、4年生直前の3月1日までに結果を知りたいのであれば、最低でも2月1日までには受験しておく必要があります。

また最近では、3年生のサマーインターンシップのESでTOEICのスコアの記載を求める企業もあるので、その場合は逆算して早めに受験しておくことが必要ですね。

Q2:TOEICのスコアの有効期限は?

A2:TOEICの有効期限はありません。

TOEICの公式サイトに記載されていますが、TOEICのスコアは車の免許のように期限が過ぎると使用できないというものではありません。

ときどき「有効期限1年」といったデマが流れていますが、理論的には何年前のものでも履歴書に記載できます。

一般的にはTOEICの公式認定証の再発行期限である2年が目安になります。

Q3:TOEICのL&RとS&Wはどちらが役に立つの?

A3:採用ではL&Rのほうが主流です。

航空や外資系企業ではS&W(Speaking&Writing)のようなアウトプット能力の受けがいいですが、一般企業の場合はL&R(Listening&Reading)を採用の尺度にしています。

Q4:TOEICでなく、TOEFLや英検じゃダメなの?

A4:企業にはTOEICのほうが響きます。

ビジネスでは採用や昇進、海外赴任などの英語の資格要件として、多くの企業が「TOEIC」を使用しています。

TOEFLや英検を尺度にしている企業は、かなりレアです。

英検であれば、1級とか準1級はレベルが高いという感覚値はありますが、TOEFLとなると「何点がハイレベルなの?」というぐらい人事にも馴染みがありません。

企業側はTOEICを基準に何事も動いているため、TOEICのスコアでアピールしたほうが響くというわけですね。

さいごに

本記事ではTOEICが就活に有利にはたらく業種や職種、スコアアップのコツなどを解説してきました。

大事なことは、TOEICはあくまでも加点要素ということ。

逆に本体の見た目や話し方、話す内容などの基幹スキルが低レベルだと、1次選考も通りません。なので、TOEICのスコアは評価の一部だと考えて、内定に直結する基幹スキルを磨くことを優先させてください。

ただ、英語力がないと業務に支障が出る業種や職種の場合、一定の英語力が生命線となりますので、スコアを1点でも高く上げておく努力が実を結びます。

あなたの志望する業種や職種によって、TOEICの対策に温度差が出てきますが、本記事が何らかの参考になれば幸いです。

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