【企業の売上の調べ方】無料で業績を調べる5つの方法+おすすめツール比較表【2026年版】

2026/3/25更新

はじめに

就職活動を進めるうえで、企業の特徴や強みを研究することは欠かせないステップです。「志望企業がどれくらいの売上をあげているのか」「市場シェアはどの程度なのか」を把握することで、事業の安定性や将来性を客観的に判断できます。

この記事では、企業の売上の調べ方がわからないと悩む就活生に向けて、無料で業績をチェックする5つの方法やおすすめツールの比較表、さらには検索が難しい非上場企業の情報の見つけ方まで徹底解説します。

企業の売上を調べる「財務諸表」の見方

企業の売上や経営状況を正確に把握するためには、企業が公開している「財務諸表」を確認することが欠かせません。財務諸表とは、企業が1年間の活動でどれだけの利益を出し、どのような資産を持っているかをまとめた成績表のようなものです。

ここでは、就職活動の企業研究において特に優先すべき「財務三表」と呼ばれる資料の基本的な見方と、チェックすべきポイントを解説します。数字の意味を理解することで、企業分析の質が大幅に向上するでしょう。

売上高や利益がわかる「損益計算書(P/L)」

損益計算書は、その企業が1年間でどれくらい稼ぎ、いくら費用を使い、最終的にいくら手元に残ったかを示す資料です。英語の「Profit & LossStatement」の頭文字を取り、P/Lとも呼ばれます。

ここで優先すべきチェック項目は、本業の儲けを示す「営業利益」です。売上高だけが高くても、経費がかさみ営業利益が少なければ、効率よく稼げていないと判断できます。売上高に対して営業利益がどのくらいの割合を占めるかを示す「売上高営業利益率」を計算し、同業他社と比較することが企業研究における成功の秘訣と言えます。

企業の安定性を示す「貸借対照表(B/S)」

貸借対照表は、決算日時点において企業がどのような資産を持ち、どれだけの借金を抱えているかを示す一覧表です。英語の「Balance Sheet」からB/Sと表記されます。

左側に資産、右側に負債と純資産が記載され、左右の合計額が必ず一致する仕組みになっています。

就活生が注目すべきポイントは、返済義務のない自己資本が全体の中でどれくらいあるかを示す「自己資本比率」です。この比率が高いほど借金に頼らない経営をしており、倒産リスクが低い安定した企業であると判断できます。

お金の流れを把握する「キャッシュフロー計算書」

キャッシュフロー計算書は、企業の現金の出入りを「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つの区分で表した資料です。損益計算書上で利益が出ていても、手元に現金がなければ企業は倒産してしまうため、実際のお金の流れを確認することが欠かせません。

特に注目すべきなのは「営業活動によるキャッシュフロー」の項目です。この数値がプラスであれば、本業からしっかりと現金を生み出せている証拠となります。マイナスが続いている場合は事業に課題があると推測できるため、注意深く分析を進めてみてください。

\“数字が語る企業のリアル”を読み解ければ、ESの説得力が変わる!/


企業研究の第一歩として、財務諸表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)を確認することは非常に有効です。

売上や利益の推移、自己資本比率、投資への積極性などを把握することで、企業の安定性や成長性を客観的に評価できます。

こうした数字をもとに志望動機や将来のビジョンを語れれば、一歩先を行くエントリーシートになります。

さらに、選考通過した先輩たちのES20社分と解説をまとめた《通過ES集》も無料公開中!

企業分析+実例で、自分の強みを効果的に伝えられるESを書き上げましょう。

無料で上場企業の業績を調べる5つの方法

無料で上場企業の業績を調べる方法は以下の5つです。

  • 企業のホームページで「IR情報」を確認する
  • 金融庁のシステム「EDINET」を活用する
  • 「決算短信」でいち早く最新の業績を把握する
  • 「会社四季報」で客観的なデータを得る
  • 「業界地図」で競合他社と売上規模を比較する

ここでは、企業の売上検索に役立つ5つの代表的な方法を解説します。それぞれの情報源が持つ特徴を理解し、目的に応じて使い分けることで、効率よく企業情報を集めることができるでしょう。

企業のホームページで「IR情報」を確認する

最も手軽で確実な方法は、志望企業の公式ホームページにある「IR(投資家向け広報)情報」のページを確認することです。上場企業の多くは、株主や投資家に向けて決算説明会の資料や売上推移のグラフを公開しています。

専門的な財務諸表だけでなく、図解を用いた分かりやすいプレゼン資料が掲載されていることも多く、就活生にとっても大いに役立つでしょう。

企業の将来の目標や注力事業なども記載されているため、面接の志望動機を作成する際にも役立つ貴重な情報源となります。

金融庁のシステム「EDINET」を活用する

EDINET(エディネット)」とは、金融庁が運営している電子開示システムのことです。すべての上場企業に対して提出が義務付けられている「有価証券報告書」を、無料で検索・閲覧できます。

有価証券報告書には、売上高だけでなく、事業の抱えるリスクや従業員の平均年収、平均勤続年数など、就活生が知りたい詳細なデータが記載されています。

企業のリアルな姿を把握し、ミスマッチを防ぐための情報収集ツールとして、EDINETを積極的に活用すると良いでしょう。

「決算短信」でいち早く最新の業績を把握する

決算短信とは、企業が決算発表を行う際に作成する速報版の資料です。有価証券報告書が提出されるよりも早く、決算から12ヶ月程度で公表されるため、企業の「今」の業績をスピーディーに把握できます。

公式ホームページのIR情報ページからアクセスできることが大半です。速報とはいえ精度が高く、売上高や各利益の目標達成率などがまとめられています。面接直前に最新の動向をチェックしておけば、面接官へのアピール材料として活用できるはずです。

「会社四季報」で客観的なデータを得る

東洋経済新報社が発行する「会社四季報」は、上場企業の業績や財務状況、特色などをコンパクトにまとめた情報誌です。

企業が自ら発信する情報とは異なり、専門の記者が客観的な視点で分析したコメントが掲載されている点が大きな魅力と言えます。

過去数年分の売上推移や、来期以降の売上予測も記載されており、企業の成長性を判断する材料になります。多くの大学図書館に所蔵されているほか、就職情報サイト経由で無料で閲覧できるサービスもあるため、ぜひ探してみてください。

「業界地図」で競合他社と売上規模を比較する

志望企業の売上が業界内でどの程度の規模なのかを知るためには、「業界地図」の活用も効果的です。業界地図は、業界ごとの市場規模や主要企業の売上高ランキング、企業間の提携関係などを図解で分かりやすくまとめています。

1社の売上高を見るだけでは、その数字が優れているのか判断に迷うことも少なくありません。業界全体を見渡し、競合他社と比較することで、志望企業が市場でどのような立ち位置にあるのかを的確に把握できるでしょう。

効率的に企業分析ができる!おすすめツール比較表

ここでは、就活生でも使いやすい「バフェットコード」「Ullet(ユーレット)」「EDINET」の3つのツールの特徴や無料範囲を比較表にまとめました。自身の使い勝手に合ったツールを見つけて、企業研究に役立ててください。

ツール名 特徴と使い勝手 利用の範囲
バフェットコード 企業の業績推移を美しいグラフで表示し、視覚的な理解を助けます。他社との比較機能も優れており、初心者にも直感的に扱いやすい点が魅力です。 ほぼすべての基本機能を無料で利用可能
Ullet

(ユーレット)

売上高や利益などの財務データを細かく検索・ランキング化できるツールです。業界内の売上順位を調べたい時に役立ちます。 無料で利用可能
EDINET 金融庁が提供する公式データベースです。生の有価証券報告書を読めるため情報の正確性は随一ですが、専門用語が多く読み解くには少し慣れが必要です。 完全無料

検索しても出ない?非上場企業の売上を調べる方法

上場企業のデータは簡単に手に入りますが、就活生が志望する企業の中には「ベンチャー企業」や「優良な中小企業」など、株式を公開していない非上場企業も数多く存在します。

非上場企業の情報を調べるには、『会社四季報未上場会社版』や官報を活用しましょう。東洋経済新報社が有力な非上場企業の情報をまとめたもので、大学の図書館などで閲覧できることが大半です。

また、国立印刷局の「官報情報検索サービス」を利用し、過去の決算公告を検索する方法も有効と言えます。国立国会図書館の端末からであれば無料で利用可能です。

これらのアナログな手法も組み合わせることで、競合他社に差をつける深い企業研究が実現するはずです。

\企業研究は“数字”から始めよう!非上場企業でも調べ方はある/


「企業情報が少なくて不安…」そんなときこそ、売上や利益といった客観的な数値で会社を判断することが重要です。

非上場企業でも、帝国データバンクや東京商工リサーチ、就活サイトの情報などを活用すれば、ある程度の売上規模や業績傾向はつかめます。

こうした情報をもとに企業理解を深めれば、ESや面接でも説得力のある志望動機を語れるようになります。

さらに、実際に通過したエントリーシート20社分とそのポイント解説がまとまった《通過ES集》を活用すれば、企業理解 × 自己PRの精度が一気にアップします。

まとめ|企業の売上の調べ方をマスターして就活を有利に進めよう

企業の売上や財務状況を調べることは、企業が安定しているか、将来性があるかを見極めるための欠かせないプロセスです。この記事では、財務諸表の基本的な見方から、無料で使える5つの検索方法、おすすめの分析ツール、非上場企業へのアプローチまで詳しく解説しました。

お伝えした情報を踏まえ、志望企業の有価証券報告書やIR情報を実際に検索し、競合他社と売上高を比較する作業に取り組んでみてください。

一つの数字だけでなく、年別の推移や業界内の立ち位置を多角的に分析することで、面接官を納得させる質の高い志望動機が完成します。便利なツールを賢く活用し、自信を持って就職活動を進めていきましょう。

業界も職種も迷ったら!
30秒で適職タイプを診断

「どんな業界が合っているのか分からない」
「自分の強みって何だろう」
そんな迷いを抱えていませんか?

多くの就活生が活用している適職診断では、わずか30秒であなたの仕事タイプがわかります。
性格や価値観にマッチした職業タイプや具体的な職業がわかるため、自己分析の第一歩として非常に好評です。

就活の軸が曖昧なままだと、エントリー先選びや面接で一貫性のない回答になりがちで、選考に不利になることもあります。
迷っている今こそ最初の一歩を踏み出して、差をつけましょう!

すでに60,000人以上が利用中!

LINEで「適職診断」してみる
(無料)

※公式LINEに参加後、30秒で無料受取できます

<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $post_title in <b>/home/jokatsu/jo-katsu.com/public_html/release/wordpress/wp-content/themes/jo-katsu/parts/campus/single/corner.php</b> on line <b>159</b><br />

この記事の監修者印出実生(キャリアアドバイザー チーフ)

現在は株式会社ナイモノのキャリアアドバイザーとして、ショーカツ・スタキャリなどの就活支援サービスを担当。社会人1年目で最年少MVP獲得、新卒採用プロジェクトに抜擢されるなど高い評価を得ている。自身の就活経験を活かし、業界・仕事・企業探しから逆算した年内スケジュールの組み立て方まで、二人三脚で就活生に寄り添ったサポートを心がけている。 

  • line シェアする
  • X ポストする